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2010年03月 ARCHIVES

2010年03月03日

セント・パトリックス教会

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そういえば、もうすぐセント・パトリックスデーだ。
アイルランドにキリスト教を広めた聖人聖パトリックの命日である3月17日はカトリックにおける祭日であり、アイルランドのみならず世界中でパレードやイベントが催されている。きっと今頃日本でもあちこちでイベントが計画されているんだろう。
ニューヨークの5番街にあるセント・パトリックス教会では3月17日、世界で一番大きなパトリックの日のパレードが行われるのだそうだ。高層ビルに挟まれた中世ゴシック様式の建物は存在感が大きいから違和感も半端ではないけど、ガラス張りのビルに反射された西日に染まるパトリックス教会もキレイなものだと思った。
僕らがここに行ったのは1月だからパトリックスデーを想わせるものは何もなかったけれど、華やかな5番街が緑色に染まるのを想像しつつ、教会の中に入ってみた。

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2010年03月05日

平山泰成「那須の情景」展/殻々工房

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那須塩原市(旧 黒磯)出身の写真家・平山泰成さんによる写真展が殻々工房でスタートしました。
平山さんは冬の茶臼岳に登ったり、満月の夜中に朝日岳の頂上から茶臼を見下ろしたり、あまり人が登らない状況での山の美しさや、那須の自然の断片を写真にして見せてくれます。テクニックを重視した手先だけの撮影じゃない部分が平山さんの写真の良さなんだと僕は思う。
那須を好きな多くの方が共感出来る那須の美しさと、見た事のない那須の一面を見せてくれる展示だと思います。

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2010年03月09日

早春の雪

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この何年か、もうそろそろ雪も降らないですかね、なんて言っていると冬に逆戻りしたように雪が降る。これだら4月まではスタットレスが外せないですよね......一昨年は4月1日にこの大雪でしたから(^_^;

今日の雪は明日の朝まで降る予報。
こんな夜は家でゆっくり、鍋の季節を惜しみつつ....ですねぇ。

2010年03月10日

シリアの花嫁

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エラン・リクリス監督「シリアの花嫁」を見た。
舞台はゴラン高原のマジュダルシャムス村。ゴラン高原は、西にイスラエル、東にシリア、北にレバノン、南にヨルダンと接しており、もとはシリアの領土だったのを1967年の第三次中東戦争によりイスラエルに不当に占拠されたのだそうだ。ゴラン高原の住人はもちろんシリア人で、イスラム教の少数派であるドゥルーズ派。彼らはゴラン高原はシリアであり、自分達はシリア人であることを主張し、民族の誇りから占領下に置かれてもイスラム国籍を取得することを拒んだことから国籍を失い、現在も無国籍の状態にあるという。
ドゥルーズ派シリア人は民族間で結婚をする習わしがあるという。しかし、ゴラン高原に住む無国籍の人間が、境界を越えシリアに住む同族と結婚しシリア国籍を取得すると、もうイスラエル占領下のゴラン高原には戻っては来れない。民族の誇りと、イスラエルとシリアをいう、国交が無くお互いの国を承認しようとしない政治的な問題が絡んでいる。同族というだけで話もしたことの無い相手と結婚する花嫁はその結婚が幸せであろうとなかろうと、家族との永遠の別れをすることになる。イスラエルとシリアが国交を回復しない限りは。

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2010年03月14日

インパクトドライバーがまた....

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安物インパクトドライバーだからなのか、使い方が悪いのか、左の3代目インパクトドライバーがまた逝ってしまった(^_^; 
以前のブログのエントリーを見ると買ったのは2年前。ちょっと早かったな。
とりあえず、次のが買えるまで右の安物振動ドリルにビットをつけて使うことにしよう。
使えなくなったのは本体ではなくて充電池と充電器。これって何だか勿体ない。
電化製品や電動工具にコードレスなるものが出てくるまでは、当然だけど電話もアイロンも、テレビに映る演歌歌手が握るマイクにだってコードがついているものだった。いろんなものがコードレスになって、電源まで充電式になって........はじめコードレスは高価だったから充電式のインパクトドライバーが安く買えるようになったことがとても嬉しかった。
確かにコードの煩わしさがないのは作業し易いけれど、電池が減ればパワーが落ちるし、電池の交換と充電はしなくちゃいけないし、充電池は消耗品で買おうものなら本体価格くらいに高かったりする。今、家には使えなくなったインパクトが3セット。これはエコじゃない。
次に買うインパクトは連続使用できるコード式にしようと思う。
と、いうことで、今日もコードを引きずって屋根に登ろう。

2010年03月15日

3月17日はセントパトリックスデー!

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今年ももうすぐセント・パトリックスデーですね。
昨日、都内の何カ所かでは前倒し的にパトリックスデーのパレードが行われたそうですが、殻々工房では今年も3月17日(水)にセントパトリックスデーとしてアイリッシュカラーの緑色のものを身に付けて(バックでも持ち物でもOK)来店の方限定でギネスビールが半額(600円→300円)になります。
グリーンジャイアントになるもよし、キュウリやホウレンソウをポケットに差してでもよし。まぁ、何となくイージーに楽しんで頂けたら(^_^;
冬眠中のアマガエルを頭に載せて来るのは可哀想なので禁止ね。

2010年03月16日

草屋根にコンポストを作るのだ

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飲食店をやってると生ゴミが多い。
幸い残飯はあまりなく、仕込みの時に出る野菜や肉の"くず"が殆どだ。"くず"と言っても切ったばかりは食材の鮮度と変わらないから腐敗していないので汚いものではない。店で使えない部分の葉野菜はたまにリンゴなどと一緒にジューザーで青汁にして飲んでしまうこともあるけれど、それ以外の部分の、野菜や卵の殻、肉のスジや脂、魚の身以外部分などがゴミとなる。これらのゴミは水分が多いので重い。事業ゴミは有料だからゴミは少ないほうが経済的。せめて野菜ゴミだけでも出さなくするとかなりゴミは軽くなるのだ。
うちの屋根は、土を載せて雑草を生やした草屋根にしてあるから、その上にコンポストを作る事にした。去年から、うちの厨房長が屋根の上で野菜くずと土を混ぜている。屋根の上は乾燥が早いから腐敗もしにくいみたいで、雨ざらしの状態だけどそれなりに分解されていたようだ。
しかし、そうやって土を混ぜ返している部分は草が生えない。それは見た目に宜しくないから、通風のある囲いを作って、雨が入らないように屋根を付ければコンポストになるんじゃないか?

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2010年03月19日

ニッポンの油絵+三沢厚彦・アニマルズ/栃木県立美術館

20100318001.jpg宇都宮の栃木県立美術館で"魅力再発見!ニッポンの油絵"と同時開催の"三沢厚彦・アニマルズ"を見て来ました。

ニッポンの油絵展は、日本人の油絵による作品をテーマ別に展示されてあり、栃木県出身、在住などの作家の紹介など、とても分かり易い展示でした。

同時開催のアニマルズ、人気もあるけどオススメです。展示の為に白くペイントされた木壁の通路を進むと、壁の上や通路の先で木彫着彩された愛嬌のある動物達と遭遇するように展示されていて、老弱男女問わず、笑顔で作品を楽しめる素敵な展示でした。
アニマルズは展示室内だけには収まらず、常設展示ブースや中庭やワークショップスペース、玄関前の大きな木などにも点在していて、オリエンテーリングのように美術館のあちこちいる動物を探して遊べるようにもなっていました。
作品の動物達は何の動物なのかという説明がなく、それっていいな、と思いました。
ワークショップスペース横では用紙をもらい、そこに今回好きになった作品の動物の絵を書いて、その動物に名前(ニックネーム)をつけよう!という企画がありました。
参加するともれなくピンバッジがもらえます。
僕も描いてゲットして来ました(^_^)v

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2010年03月20日

大原美術館名品展/宇都宮美術館

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宇都宮美術館で"大原美術館名品展"を見て来ました。
大原美術館は岡山県倉敷にあって、1930年開館、本格的な西洋美術を展示する美術館としては日本初だったのだそうだ。そのコレクションの一部が宇都宮で見られる...もちろん、実際に行ってみたい美術館なのだけど...倉敷までの交通費が節約出来ちゃったね♡
開館当初の展示は、大原美術館の創始者、大原孫三郎氏の援助により美術留学のため渡欧していた児島虎次郎がヨーロッパで作品を買い付けたものなのだそうだ。ということは、これは児島虎次郎の好みの反映されたコレクションなんですね。児島虎次郎作品と見比べたりするとモネやピサロ、シニャック、ボナールなど、何となくだけど少し納得する。
この展示は4月4日(日)まで。あ、そうか、春休みまでなんだ。

常設も3期に展示替えされていて、やなぎみわ「夜半の寝覚め」が見られます。これ良いですね。
コレクション展は3月28日(日)まで。企画展よりも一週間早いので要注意です(^_^;

2010年03月21日

360°フォト/ギャラリー悠日

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南宇都宮にあるギャラリー悠日(ゆうじつ)で、那須を拠点に写真を撮られている久野木智浩さんの企画されたグループ展"360°フォト"があるということで行ってきました。日頃、結婚式や成人式といった記念写真やポートレートを撮っている商業写真家の方々、4人による展示です。
このギャラリーは大谷石で出来た大きな蔵をカフェとギャラリーとして再構築されたスペースのようで、イベントなども行なわれるそうです。
そういえば、宇都宮のギャラリーって回ったことが無かったな(^_^;
この展示は24日(水)まで。

2010年03月22日

アースデイ那須

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先日、非電化工房の藤村御夫妻からお聞きした「アースデイ那須」の公式ホームページが出来ていた。僕も僕なりに、アースデイ那須には参加したいと思っています。
3月28日(日)からアースデイの4月22日(木)までの26日間、那須のあちこちでアースデイに関連した、地球に感謝し地球環境について考えるイベントが催されます。
日本では最も大きなアースデイ東京に於けるイベントもそうですが、その1つ1つは堅苦しいものではなく楽しめるものが多いので、那須ではさらに那須の自然が加わって、きっと心地よく楽しいアースデイになることでしょう。
さーて、どのイベントに行こうかなぁ♪

アースデイ那須公式ホームページ
http://www.earthday-nasu.org/

earthday network(英語)
http://www.earthday.net/

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2010年03月24日

原木を買う or 薪を買う

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薪ストーブを使うようになって6年。今まで薪は原木(丸太)を買ったり貰ったりしたのをチェーンソーで刻み斧で割って薪にしてきたけれど、今回初めて割れている薪を買ってみた。
ここ何年か原木を買っているところでは薪も販売してる。いつもは原木を3万円分、という形で注文している。1トン1万円の計算で3トン、これを4トントラックに載せて運んで来てくれる。うちではこれで丁度ひと冬分なのだ。
今回は3万円分の薪を注文してみた。もちろん薪の方が工具も人件費も掛かっているから高い。薪は2トンで3万円、との事だった。庭に下ろしてもらっただけではピンと来ないので、いつもの薪置きに収めてみた。いつも僕は薪は30cmくらいの長さに刻んでいるんだけど、ここでは40cmとちと長い。それを踏まえても大体半分くらいの量に思える。まぁ、向こうの量り方も目分量だし、それはそれとして胸に納めておこう。

薪を割るのが趣味となれば話は別だが、薪割りを人件費として考えてみよう。
薪屋さんが何時間でこの薪を作るかは分からないが、自分が何時間掛かるかなら想像がつく。休憩しながらのんびり玉切りして割って、1日4時間くらいで小さい薪置きが一杯になるかならないかなので、ざっと4日間で16時間としよう。
原木と薪の差額、1万円を16時間で割ると時給625円となる。もし僕が大病院の外科医や銀座のホステスだったら、これは割ってもらった方がお得だと思う。ところが僕のような小さな飲み屋の経営者は、就業時間の長さもあってか悲しいかなこの時給に及ばない。
原木で買った方がお得かどうかは自分の時給が幾らかによるから一概には言えないけれど、僕の場合は自分で割った方が良いということがこれで分かった。
よほど調子が悪いのでなければ、また原木を買うことにしよう。

2010年03月27日

未来の食卓/フォーラム那須塩原

映画『未来の食卓』

一昨年「いのちの食べかた」上映会を催された那須食卓の会が、4月10日(土)〜16日(金)まで「未来の食卓」の上映会を開催されます。
場所は昨年、那須に新しく出来た映画館、フォーラム那須塩原です。料金はなんと大人1人500円!ちなみに、レディースデイやカップルデイに行っても500円だそうです。(←これ以上負かりまへん)
南フランスのバルジャック村のショーレ村長の子供達の未来を守るため学校給食と高齢者の宅配給食をオーガニックにする、という挑戦。予告編を見ただけですが、美しい南仏の景色と食材だけでも見てみたい。世界遺産のポン・デュ・ガールも映ってるみたいですね。

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2010年03月29日

屋根の上の木っ端敷きアプローチ

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草屋根に昨年作ったアプローチの続き。
前回は簀子状にして南にあるベランダと東にあるテラスドアとを繋いだんだった。今度は土を載せる時にハシゴを掛けている部分と東のテラスドアとを繋ぐアプローチ。
材料は以前ゲットした柱や梁の木っ端を寄せて作ってみた。下地を均さずに置いただけだから凸凹しているけど屋根の上だし、まぁ、いいでしょう。実はこれ、親世帯の庭のアプローチにしようかと考えているので試作でもあるのでした。ちゃんとやればいい感じになるかも。
目地にも土を入れて周りにも土を載せた。載せただけの土は30分もすると乾いてサラサラになり、風が吹くと飛んで行ってしまう。最初はそれも分からずに何百杯かのバケツで運んだ土を沢山飛ばせてしまった。最近は土を載せたら直ぐに庭のあちこちに生えて来る雑草や枯れ草を抜いて載せることにしている。
僕は割りと、他所様から誤解されても特に事件性が無ければ訂正しない。僕の名字は「のざわ」だけど、受付で僕の顔を見ながら「おざわ」さん、とか「おがわ」さん、と呼ばれてもハイハイ....と返事をする。
この日も、雑草を収穫していたらウォーキング中の御夫妻から「あらぁ、精が出ますね」とか「うちも草取りしなくっちゃ」なんて言われた。僕にとっては苗の収穫だんだけど特に訂正せず、いやぁ、と、ニヤけ笑いだけ浮かべておいたりもする。

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