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2010年06月 ARCHIVES

2010年06月01日

林を抜けて那珂川へ

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天気がいいから仕事前にちょっと那珂川へ。
細い林道を抜け、四駆なら行けそうな道だけどsmartじゃ無理そうだから車を停めて木漏れ日の中を歩き、林を抜けるとぽっかりと広がる川原に出る場所がある。

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2010年06月02日

那珂川とテトラパックコーヒー

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この時季にこう天気が良くっては川に行かないわけにいかないでしょ。
家から車で5分、最寄りの那珂川です。滝が目印。
アクセスが良すぎてあまり釣れる場所じゃないけれど、今日の水量は丁度いい感じ。
虫もハッチしてるし、きっと早朝やイブニングは魚が跳ねてるんだろうなあ。

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2010年06月04日

後ろ手を組んで家を眺める

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住宅地の日曜の朝、通りを歩くと道端で後ろ手を組んで自分の家を眺めるおじさんを目にしたことがある。それも1度だけじゃないし、一人だけでもない。
家を眺めながら何を考えているんだろう、とか、何が楽しいんだろう、と思ったものだ。
気がつくと自分もこうして家を眺めていたりする。はじめは何も無かった敷地に家が建ち、新しさが消え、植物の加速度的に進む成長や、家のメンテナンスの必要があるかないかを考えていたりする。
これがなかなか飽きることがない。
なんなら一杯やりながら眺めても良いくらいだ。
小さかったグミの木も屋根の高さを超え、グミの花が終わると、オオデマリが白くなりはじめ、次はモッコウバラが咲き溢れる。
庭木はあまり面倒を見なくても年々大きくなるし、毎年花や実を付けてくれるから見ていて楽しい。
うちの本棚にヘッセの「庭仕事の愉しみ」という本があったように思う。たしか、何年か前に友人からもらったんだったように思う。まだ1ページも開いてないまま仕舞い込んだ本を、今度探し出して読んでみようかな。

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2010年06月08日

InsomniaX

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とうとう自力では立ち上がれなくなりメールソフトも開けなくなった仕事場のMacminiの跡継ぎにMacbook proを購入。引き継ぎも無事終了。個展のDM作りもサクサク.....iTunesの収納力もアップ.....これはかなりのアップグレード。でもMacbookってパタンと閉じるとスリープ状態になるからiTunesも止まっちゃう。音楽を聞いている間じゅうノートが閉じられないのは不便だなあ、と思って検索してみると、やっぱり多くの人が同じ考えを。
そこで、無料アプリケーションの"InsomniaX"をダウンロードしてみた。「Insomnia」とは不眠症という意味なのだそうだ。それにしても........寝不足なのは分かるけど酷い顔したアイコンだな(^_^;

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All that happened in a moment.佐藤陽香/殻々工房

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殻々工房で佐藤陽香さんによる個展"All that happened in a moment."が始まりました。
佐藤陽香さんはつくば市在住の現代美術作家です。初めて佐藤さんの作品を見た時の画面の張りと強さは10年以上前に見たものだったけど今でも覚えている。佐藤さんの作品の魅力はなんといっても茫洋とした輪郭の滲みによる色彩の美しさなんだと思う。作品に表れる一環したモチーフとして「花」があるけれど、それは浮かびあがるシルエットであって、目の前にあるのは瑞々しい色彩を持った画面なんだと気づく。それは以前に拝見した作品よりもより抽象的になることでストレートに色彩と対峙することになっているように思える。重なる色の滲みは絵画的な遠近感を創り出し、霧の中に吸い込まれそうな奥行きや、表層から溢れ出るような色の輝きも見ることが出来ます。

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2010年06月09日

没後10年 小倉遊亀展/宇都宮美術館

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仕事場のMacの入れ替えで何故かスキャナーがうまく接続しないので、今まで美術館のメモは半券をスキャンしていたんだけど、暫くはこれもiPhopneで。実際、iPhoneの方がラクチンだし。
なんてしている間にすっかり終わってしまった小倉遊亀展ですが、良い企画展だったな。
実は今まで小倉遊亀の絵は幾つか見たことがあったけど、よく知らなかった。女性だということも知らなかった。纏めて作品を見て、映像も見て、急に距離が縮まった感じ。しかし、100歳を過ぎても創作意欲があるというのは凄いんじゃないかと思う。
親交があったという越路吹雪をモデルに描いた「コーちゃんの休日」良かったな。

2010年06月10日

カイガのカイキ/足利市立美術館

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足利市立美術館で「カイガのカイキ」展と同時開催の「THE LIBRARY ASHIKAGA」を見てきました。カイガのカイキ=絵画の回帰。今や絵画というジャンルのなかで多様化する表現手法のなかで純粋に描くという行為に思いを込めていると思われる作家7人を集められた企画展のようで、内海聖史さんが選ばれておりました。岡田真宏さんと平原辰夫さんの作品が良かったな。初めて行った足利市立美術館、「カイガのカイキ」の展示室は2つあって、小さい方のスペースは壁面に障害が多くて展示が難しそうだった。そんな中での内海聖史さんの展示は場に合わせて見せ方を考えられた展示だったように思う。
同時開催の「THE LIBRARY ASHIKAGA」は45名もの作家が「本」というお題で小作品を作り、展示室を図書館(ライブラリー)にするという企画。こういう美術大喜利は楽しくて好きです。
この企画展は13日(日)まで。

2010年06月11日

知られざる濱田庄司/栃木県立美術館

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栃木県立美術館で「知られざる濱田庄司」展を見てきました。
これだけ陶芸作品だけを見るのは初めてだったかな。
よく現代美術や抽象絵画を分からない、で、済ませてしまうケースがあるけど、僕も器に対してそういう部分があったように思う。使ってみなくちゃ分からないな、とかね。順路を進むうちに見え方が変わって来て、こうやって目は鍛えるものなんだな、と思う。
見て楽しむものと使って楽しむものが陶芸にはあるのだと思うけど、展示してあったものは使ってみたいと思うものが多かった。
職業柄か酒器はイマジネーション膨らむなぁ(^_^;
土が良すぎてもダメなんですよ、という言葉が印象的だった。
この企画展は27日(日)まで。

2010年06月13日

マネとモダン・パリ/三菱一号館美術館

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今年4月に丸の内に開館した三菱一号館美術館に行ってきました。
東京駅と有楽町駅から歩いて直ぐという好立地に建つ煉瓦造りの洋館を改装した美術館。東京によくある現代的な美術館やギャラリーのようにミニマルではなく、かといって庭園美術館ほどのプライベート感もない。居心地がいい、と同時に、財閥、を感じるな(^_^; ニューヨークのフリックコレクションのようなチケットルームとクロークの規模もセンスいいな。窓から見えるガーデンのバラもス・テ・キ♡と、いうわけで、マダム率、非常に高し。

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2010年06月15日

久しぶりにギャラリー回り

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見たいギャラリー展示が重なったので久しぶりに東京のギャラリーを回って来ました。
まずは朝イチで丸の内の三菱一号館美術館のマネを見たあと、八重洲の不忍画廊で柳ヨシカズ展。柳さんは5年前に殻々工房で個展して下さったシンメトリーの画面を作り続けておられる作家さん。パステルカラーのシンメトリーの画面は健在なのだ。
東京は暑いなぁ、と思いながら、熱い街頭演説も横目に東京駅から日暮里へ。SCAI THE BATHHOUSEでのアニッシュ・カプーア展。谷中墓地って涼しい。
日暮里に戻って清澄白河へ。小山登美夫ギャラリーでの奈良美智展、SHUGOARTSの戸谷茂雄展。倉庫街とギャラリーに美術系っぽくないギャルが多い........さすが、奈良美智展の影響力だろうな。セラミックいいなぁ。壷1個ほしい、と思ったけどもちろん買えない。ギャルが戸谷茂雄のミニマルバロック見て、気持ち悪ーい、って言ってた。そう見えるんだな。
神楽坂に移動してOshima Fine Artでの榎倉康二「予兆としての"絵画"」展。小冊子を予約。神楽坂名物栗あんぱん完売、そのまま高速バス発着の新宿へ。ちょっと時間が残ったので居酒屋天狗で打ち上げビール。1時間でジョッキ5杯。お腹いっぱい。

2010年06月16日

木製看板のニス塗りメンテナンス

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そういや店の看板を作ったのが2007年11月だから、もう2年半が経つ。表面のウレタンニスはとっくに剥がれて、ペンキで描いた絵もボロボロになってきた。ホームセンターで売られているウレタンニスには、紫外線に強いタイプと、普通のが売っていたっけ。うちのは普通の。1年くらい経った辺りでペンキが剥がれ出したような気がするなぁ。かなーりやれたけど、この上にまたウレタンニスを塗って、やれた感じのまま保護しよう。2年前のニスが残ってるからまたそれを使おう。

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2010年06月19日

沼原湿原2010

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今週末から仕事や映画祭や何やらかにやら、7月上旬までスケジュール過密なので、その前に英気を得るため沼原に行って来ました。車でちょっと走れば行ける距離にこんな別世界があるのはとても嬉しい。この日は天気もよく新緑を思わせる眩しさでした。

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2010年06月20日

アイスバーグ

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3年前に苗で買った白いバラ、アイスバーグ。
苗を買った翌年は花が幾つも咲いたんだけど、周りに植えてあったイチジクやコデマリの苗が予想以上に大きくなったので、一昨年、植え替えをしたら去年は花をつけず、今年ようやく3つ花が咲きました。
ツルバラなのでパーゴラに這わせるつもり。
綿ロープでパーゴラまで誘引しようと思います。
白いバラって美しいな。気品っていうのかな。独特な空気を持ってる。
この美しさを構成する要素を分解して再構築すると、また美しいものになるんだろうか。
それを絵画的に試してみるのも楽しい趣味かもしれないな。

2010年06月22日

暗闇バール@殻々工房・2010夏至

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昨日は夏至。殻々工房が暗闇バールとして100万人のキャンドルナイトに参加するのもこれで13回目です。
昼に降った豪雨のせいか、夜はキャンドルを点けても窓からの風が涼しいくらい。
例年、冬至よりも夏至の方が静かなキャンドルナイト。今回も客席は疎らで、時折、林を抜ける風の音を聞きながら、一年で一番短い夜を、ゆっくり過ごすことが出来ました。
これから、一日一日夜が長くなっていきますね。

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2010年06月25日

いよいよ明日から映画祭です!

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いよいよ、明日26日(土)から那須での国際短編映画祭、ショートフィルムフェスティバル那須2010がはじまります!
昨日は休みだったので、やっとメイン会場の南ヶ丘牧場バイカルの会場準備に参加出来ました(^_^)/
今年は各会場にこの米倉万美さんデザイン、ロイヤルのママフラッグが掲げられています。今日、殻々工房にも無事設置。iPhoneで最近購入したアプリケーション"ロープの結び方"を見ながら......辿々しくも、もやい結びと張り綱結びで....最近ロープ結びが楽しいんですよね....(^_^;
明日は朝10時30分から南ヶ丘牧場でオープニングセレモニーがあります!僕もボランティアで参加します。
お時間合いましたら、ぜひ南ヶ丘牧場にお越し下さいm(_ _)m
初回上映の先着50名にはプレゼントがあるそーですよぉ。

殻々工房が会場になるシネマバーは30日(水)の1日のみです。
予約席は満席となりましたが、自由席もありますので、よろしかったら足をお運び下さいm(_ _)m

2010年06月27日

ショートフィルムフェスティバル那須2010/南ヶ丘牧場

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ショートフィルムフェスティバル那須2010のオープニングセレモニーがメイン会場の南ヶ丘牧場で行われました。縄文笛の演奏と、実行委員長と那須町町長による、挨拶と動物たち(ロバとミニ馬)とのテープカット!盛況な初日を迎えることが出来ました(^_^)
ロバの黒丸くんは今年で19歳、昨年のテープカットも黒丸くんだったので、もうベテランですね。

南ヶ丘牧場・バイカル2Fでの連日上映と併せて、いろいろなイベント会場でも上映が催されます。僕も買い出しのない日の午前中は全てボランティアに行くつもりです!
やっぱり、カラカラ的な山場は30日(水)のシネマバーですね。うまく行くといいなぁ。

今日、27日は殻々工房1:00-5:00のギャラリータイム営業。ワールドカップもあるし、ボランティアもあるし、ここはひとつ、自分をごまかしごまかし頑張りまっす!

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