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2010年07月 ARCHIVES

2010年07月01日

ショートフィルムフェスティバル那須2010・シネマバー/殻々工房

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ショートフィルフェスティバル那須2010のシネマバーとして殻々工房での上映が無事終わりました。事故もなく朗らかな雰囲気のなかで上映会で行われたことがバーとしては何よりも嬉しいです。2本目の上映中、外に出たら蛍が飛んでいました。
どの会場でも、上映の始まりと終わりにスタッフからの連絡と注意事項が話されます。
シネマバーの場合、お酒も入っているし地元率が高いのもありますが、映画の始まりと終わりの挨拶で拍手が起こるのが、映画館とは違ったみんなの上映会という雰囲気でいいな、と思いました。今年も参加させて頂いて本当に良かったと思っています。
映画祭は7月4日(日)まで。まだまだ那須のいろんな会場で上映されていますので機会が合いましたら是非足をお運び下さい。
今日はボランティアスタッフとしてメイン会場のある南ヶ丘牧場の受付に行って来ました。夜はこれからウェルネスの森の上映会の駐車場係に行って来まーす!
今日も蛍が飛びそうな風のないモワッとした天気。見られるといいなぁ。

2010年07月05日

ホタルのランデヴー

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今年はホタルによく会います。
玄関を出た辺りでは1匹がふらふら飛んでいる程度だけど、家から30mくらい歩いて小川まで行くと10匹くらいのホタルがゆらーりゆらゆら飛び交っていたりする。
カメラを持ってホタルの場所まで行ってみた。
カッ.............シャ、という長いシャッターが閉じるまでの時間。ランデヴー中の2匹のホタルの軌跡が写真として残りました。瞬間を切り取るのではなく時間を閉じ込めたような。

2010年07月06日

那須にもあの鳥が来た

裏の雑木林の中から、去年まであまり聞かなかった鳥の鳴き声が聞こえる。
どこかで聞いたような..........思い出した、外来生物法で特定外来生物に指定されている画眉鳥(ガビチョウ)だ。
MADCONNECTIONで名前を知ってYouTubeで鳴き声を聞いていたのを思い出した。
声が大きい。濁声ではないけど鳴き始めるとしつこい。
まだ鳴いている場所が一カ所だから一羽が鳴いているように思えるけど、一羽だけな筈はないよな。ついに、うちの近所にも来たか。

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2010年07月09日

YouTube Play/グッゲンハイム+YouTube

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ニューヨーク・グッゲンハイム美術館のグッゲンハイム財団YouTubeが共同で動画を一般募集している。YouTube上のページに動画をアップするだけで誰でも応募することが出来るという企画。その名も「YouTube Playユーチューブプレイ」。動画作品はグッゲンハイム美術館で公開されるのだそうだ。
YouTube上の概要を説明する動画には以前MyPlaceで紹介された"BLU"の動画も含まれている。クリエーター達が作品を公開するコミュニティでもあるYouTubeと世界分館構想を拡げているグッゲンハイム財団とのコラボレーション。
グッゲンハイムの主任学芸員、ナンシー・スペクター氏の言葉「私たちが求めているのは『今』ではなく、『次』に来るものだ」

YouTube Play/YouTube
http://www.youtube.com/play

グッゲンハイム美術館がユーチューブ動画作品を展示へ/CNN.co.jp
http://www.cnn.co.jp/showbiz/AIC201007090007.html

2010年07月10日

GRIFFIN Power Jolt SE

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ポストの中に八王子方面から包みが届いていた。
何となくというレベルではなく、僕は、確実にその中身を知っていた。包みの中はiPhone用の車載電源コードだ。
送り主である秋山さんのaki's STOCKTAKINGでは幾度となくコストコの魅力が紹介されている。もしコストコが近所にあったなら、僕は何度もその物欲を押さえる事は出来なかっただろう。最近ではSoftbankの出店があってiPhoneまで売られているという。いくらコストコでもiPhone3台セットなんて無理とは思うが、そのアクセサリーの販売については流石コストコと思わされる。
ブログというインターネットツールを介して、今までコストコの魅力をシェアさせていただいたわけだ。先日、秋山さんから、君んちの車にはiPhoneの電源コードはあるのかい?という電話を戴き、今また、こうして実際にiPhoneアクセサリー3点セットのうちの1つをシェアさせて頂いている。車載用電源ケーブルのGRIFFIN Power Jolt SE
ワーーイ、ワーーイヽ( ̄▽ ̄)ノなのだ。

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2010年07月12日

iPhone3Gから2年....

iPhone3Gを手に入れてちょうど2年が経った。
映画祭も終わり、やっと安心してOSをアップデートしたところ、魅力的な新機能の殆どは3G対応にはなっていないことにようやく気づいた。重ねて、アプリの反応が遅くなっている......。Appleのサイトを見ると、iPhoneのラインナップから3Gが消え、3Gは既に過去のものとなっていた。
予約しても直ぐには手に入らないiPhone4は16Gなら実質本体価格0円。これはもう新しいのに替えなさい、って言っているんだよね。先月、新品に交換してもらった3Gはうちの奥さんにiPodとして使って頂く事にしよう(^_^;
でもまだ3G本体のローンが終わってないわけで、さっきソフトバンクに行って確認。8月末にめでたく完了となるので、9月1日以降に購入すれば課金されることはないのだそうだ。実質本体価格0円はキャンペーンじゃないから9月になってからでも大丈夫とのこと。
これは9月までお預けだなぁ〜。早く夏が終わらないかなぁ〜。

2010年07月17日

うなぎと暑中お見舞い

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何だか暑いし、土用の丑は混みそうだし、前倒し。
芦野、丁字屋さんにて、うなぎです。
うなるさなか、ブレーカー2度ほど落ちまして、
止まるエアコン、黙るテレビ。
じんわり寄せる壁からの熱気。
遠くから聞こえる蝉の声と、また電気落ちてるわよと叫ぶ声。
全然構いませんよ。
結露した麦ジュースでさえ美味しく感じる。
嗚呼、夏だ。

那須も梅雨が明けたそうで、
これより彼岸までひと月ちょっと、
無理せず、のんびり、のらりくらり。

皆さま、どうぞご自愛下さい。

2010年07月19日

瀬戸内国際芸術祭2010・アートと海を巡る百日間の冒険

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今日から瀬戸内国際芸術祭がスタートしました。
会場は瀬戸内海に浮かぶ7つの島、直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島と高松。18の国と地域から75組のアーティスト、プロジェクト、16のイベントが参加しています。
総合プロデューサーは直島福武美術館の福武總一郎氏、総合ディレクターは越後妻有や水と土の芸術祭などの北川フラム氏。
このアートイベントはとても魅力的。その理由の第一はアーティストや作品よりも、この瀬戸内のロケーションにあると思う。
何年か前に直島のベネッセミュージアム(現・直島福武美術館)の開館何周年記念だったかで「スタンダード展」を見に行った事がある。広島での友人の結婚式を理由に直島に寄って1泊し、直島をぐるぐる周り、スタンプラリーも完成させた。あの海を渡り、海に囲まれた島の香りと美しさは僕の日常とはかけ離れたもので、また質の高いコンテンポラリーアートとの組み合わせに、これまでにない満足感を得たのを覚えている。あれ以降、遠いからなかなか行けないけど、また一度行ってみたい場所ではある。
今回、楽しみにしているものの中に「ファスナー型の船」がある。海を走ることで、海のファスナーを開いているように見えるというもので、行けなくても映像だけでも見たいと思っている。特殊な形のため、現在、接岸や乗降方法について調整中とのこと、開会式の今日もまだ運行していないそうだ。
この瀬戸内国際芸術祭は海の日の今日から、10月31日(日)まで。
もし、近くに行く機会のある方は、ぜひ。

瀬戸内国際芸術祭「アートと海を巡る百日間の冒険」
2010年7月19日(海の日)ー10月31日(日)
http://setouchi-artfest.jp/

2010年07月21日

Be-windowの隙間埋め

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Be-h@usのスタンダードの窓は木製ペアガラス。
一番大きなサイズは2mのスライディングで、店と住居部分とに入っている。これがとても気に入っているのではあるが、ちょいと難あり。
うちだけなのかもしれないけれど、夏、網戸にすると割と広い隙間が出来て虫が入ってくるのだ。
Be-h@usに住みはじめて早いもので今年で7年。蚊取り線香とかゆみ止めの対応から、ようやく対策に動いてみた。

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2010年07月25日

ジョゼフ・コーネル×高橋睦郎 箱宇宙を讃えて/川村記念美術館

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千葉県佐倉市の川村記念美術館で、ジョゼフ・コーネル×高橋睦郎「箱宇宙を讃えて」を見て来ました。7月19日で終わってしまいましたが、なんとかギリギリ最終週に滑り込み。朝6時に家を出て、高速バスに乗り、京成線に乗り、成田の手前。美術館に付いたのが11時30分。それだけしても見ておきたい展覧会の1つでした。
コーネルの箱の作品と詩人の高橋睦郎氏とのコラボレーション。1つの作品に対して詩が1つ。暗い展示室内はそのペアごとにガラスで仕切られ、細いピンスポットで作品と詩の書かれた紙面だけが暗闇に浮かぶように照らし出されている。その部屋自体がコーネルの箱のように。
今回展示された作品は16。ジョセフ・コーネルは両手で持てる大きさの箱のなかに、雑誌や図鑑や写真の切り抜き、楽譜などのコラージュ、グラス、コルク、標本、貝、などをレイアウトして作品を作ったアメリカの美術作家。シュールレアリスムに影響を受け、自宅の地下室で独学で箱の制作を続けたのだという。自分の気に入ったものを地下室に集め、そこに蘢り、内向的に作品を作る。その宝箱のような箱の中の物たちは、それぞれが詩のように意味をもち、リズムを奏でる。以前から詩的であると言われている作家だけに、高橋睦郎氏のコーネルの作品に寄せた詩とのコラボレーションは、展覧会の企画として見事にははまったものでした。
1ペアずつ仕切られている作品ブースは1人入るのが丁度良い広さで、自然と鑑賞者も誰も居ないブースから見るように、1ブース1人という心地よさを皆が崩さないようにしているのがまた心地よかった。かすかに流れるBGMも美術館の演出としては珍しいのかもしれないけど、周りの音や会話に耳を取られないようにするための仕切りの1つのように思えた。

Joseph Cornell
http://en.wikipedia.org/w/index.php?title=Joseph_Cornell&oldid=373746994

2010年07月26日

殻々工房への未成年者のご同伴はご遠慮頂きたく、ご協力をお願い致します。

今月に入ってからメニュー黒板の下に貼紙をしてあります。
今月末から未成年者のご同伴をご遠慮頂きたく、ご協力頂きたい、という内容の貼紙。
これは貸切パーティやギャラリータイムを除く通常営業時のもの。

殻々工房は大人がお酒や時間を楽しむための「バー」と「ギャラリー」を共有した空間でありたいと想っているのだけれど、子連れに方にも条件付きでご入店頂いてきました。

静かに出来る、子供を一人で歩かせない、大きな声やガマンが出来なくなったらデッキや外に出ていただく。

大人よりも静かな子供だって何人かいる。この子たちが成長する姿をカウンター越しに見るのは個人的に楽しみな事でもある。そのご家族のためにも子供の同伴を断らないようにしてきたのだけれど、そろそろ無理みたいです。そのご家族には本当に申し訳ないと思っています。

あの歳の子が大丈夫ならうちの子も連れてくるわね、という方が少なくない。
条件をお伝えして大丈夫と言われても大丈夫じゃないことが多い。

大丈夫じゃない場合は、静かにして頂くよう子供に直接注意をするのだけれど、騒ぎたいし、早く移動したい子供に、大人の都合で注意するのは心苦しく、僕自身、理不尽な大人を代表しているようで正直辛く、他のお客様からいろいろ苦言をいただく事もある。
ご理解いただけたら幸いです。

酒場は大人になってから。
その子たちがお酒が飲めるようになり、ご両親とカラカラのパイントやカクテルで乾杯していただけるのなら、こんなに嬉しいことはありません。


※この貼紙のことを知らずにお見えになった、静かな子連れの常連の方に限り、次回よりという形でご説明し、ご入店いただけたらと考えております。

ザ・コレクション・ヴィンタートゥール/宇都宮美術館

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宇都宮美術館で「ザ・コレクション・ヴィンタートゥール」を見て来ました。
この企画展は宇都宮美術館→世田谷美術館→兵庫県立美術館→長崎県美術館の順に来春まで国内4カ所を巡回します。宇都宮美術館での展示は、昨日25日まで、次の世田谷美術館は8月7日から。
今回、ヴィンタートゥール美術館というのを初めて知った。スイスのヴィンタートゥールにある美術館で、フランス人画家の作品を中心に蒐集した個人コレクター所蔵の作品の大半がここに寄贈されたそうで、印象派以降の作品が多いのだそうだ。
今回の企画ではドラクロワ、コロー、モネ、ピサロ、ルノワール、ゴッホ、ルドンなどの19世紀フランス絵画と、同時代のスイス、ドイツの作家、ナビ派、20世紀絵画のルソー、ピカソ、ブラックや、カンディンスキー、クレーなどなど......教科書のような名画の数々の上、今回の展示作品90点は全て、日本初公開なのだそうだ。こりゃ見とかないとね。スイスにも行ってみたいけど。。

Kunstmuseum Winterthur
http://www.kmw.ch/

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2010年07月27日

夏だから玄関を網戸にしてみました。

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この夏ったら、なかなか暑い。
と、いうことで、玄関を網戸にしてみました。
エアコンのない店ですが、窓と玄関を網戸にしたことで夜はかなーり涼しくなりました。
デッキから扇風機で外気をガンガン取込むと深夜には少し肌寒いくらい(^_^;

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2010年07月30日

イノセンス-いのちに向き合うアート/栃木県立美術館

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宇都宮の栃木県立美術館で「イノセンス-いのちに向き合うアート」を見て来ました。
ジャン・デュビュッフェのアール・ブリュット(後のアウトサイダーアート)から始まった美術のあり方は、日本でも盛んに取り上げられ、かなり根付いているように思う。昨年の夏に行った烏山の「もうひとつの美術館」も、障害を持った人の表現に対象を絞っていたように思うけれど、そういったものの1つだと思う。
今回の栃木県立美術館の企画はタイトルからもアウトサイダーアートというよりもアールブリュットにイメージが近い。美術教育を受けた経歴も持つ現代美術作家(今回のテーマに沿った作家をセレクト)と、独学で表現を確立させた作家、障害を持ちながらも美術表現をする作家、それぞれが全く同じステージ(壁面)に並べられている。
作品を知っているから、あ、草間弥生だ、とか長重之だ、イケムラレイコだ、と分かったけれど、もし知らなければ、僕はそのバックボーンの違いには気がつかないかもしれない。この際、そんな違いはどうでもいいということかもしれない。
表現に於ける技術ではない表現者の内側の強さ、表現する必要性や意味、を見る展覧会なのだと思う。

会場入口では佐藤真監督のドキュメンタリー「まひるのほし」と「花子」を見る事が出来ます。僕らは時間が無くなってしまって見られませんでしたが。。

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