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2011年03月 ARCHIVES

2011年03月01日

ロンドンの中庭の寒桜

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この頃のロンドンの気温は東京と同じくらい。
一月下旬だというのに、ごじんまりとした居心地のいい中庭の桜に花が咲いていました。
日本だったらベンチで宴会はじまってるね。

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2011年03月05日

ハムステッドヒースのケンウッドハウス

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ロンドンの中心からやや北に位置する大きな公園、ハムステッドヒースの中にあるケンウッドハウスに行こうと思った。公園と言ったけど、ガチガチに整備された公園じゃない。最低限の手入れはされているけれど、自然のままの姿を残したとても素敵な場所だった。
ケンウッドハウスとは、ビネスビール創始者の曾孫エドワード・セシル・ギネスによって集められたコレクションを彼の亡くなった1927年にEnglish Heritageに寄贈し、翌年から一般公開されている小さな美術館のようなところ。そのコレクションはフェルメール、レンブラント、ハルス、フラゴナールなどの名画があるのだという。
ケンウッドハウスの直ぐ近くまでバスが走っているのだけど、僕らが乗ったバスの終点はケンウッドハウスから公園の反対側にあるハムステッド駅だった。やっちまったな。
僕らは公園の中を歩く事にした。しかしこのハムステッドヒース、かなり広く、標識など1つもないので初めての人はかなり高い確率で迷子になるらしい。
僕は、人とすれ違う度に道を聞きながら進むことにした。

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2011年03月07日

耳をすまして-美術と音楽の交差点/茨城県近代美術館

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昨日で終わってしまった茨城県近代美術館の「耳をすまして-美術と音楽の交差点」展に会期ギリギリで行って来ました。とてもいい企画展だったと思う。
2室ある展示室を使って2部構成とし、1部では音楽や、それらから受けたインスピレーションを視覚化した作品の展示。2部では音を取り込んだ作品の展示が見られる。
音に関する作品たちが日本全国の美術館から集められているのも素晴らしい。出展作品リストがPDFになってたので添付しておこう。

1部ではマックス・クリンガーによる「ブラームス幻想 作品12」からの版画集など具体的な音楽の視覚化、カンディンスキー、マティス、クレー、国内では恩地孝四郎、難波田龍起、駒井哲郎、堂本尚郎などの作品が並び、具体的な音源があるものに関しては壁掛けされたヘッドフォンから音楽を聴きながら作品を見て行くことができる。
話は逸れるけど、国立近代のカンディンスキーの油彩「全体」、欲しい。

2部ではジョン・ケージの「4分33秒」の紹介と版画作品群からはじまり、藤本由紀夫、八木良太、金沢健一などなど、体験型の展示が多い。藤本由紀夫の剥き出しのオルゴールのゼンマイを巻いてステンレスの回転蓋付きのゴミ箱の蓋の上に載せる作品は、オルゴールが振動で移動してゴミ箱の中にゴトンと落ちて鳴り続ける。その曲が浜崎あゆみだったり流行歌なのがいい。八木良太の氷のレコード「VINYL」は実演もあってタイミング良く聞く事が出来た。プレーヤーに載せられた氷に針を下ろすとノイズの中からドビュッシーの「月の光」が流れてきた。音は数分でノイズだらけになる。他にも八木良太作品が面白かった。「In Secret (Talk / Insect)」は壁に掛けられ回転しているレコードに、虫ピンや釘、ビスなどを押し当てて音を聞く作品。1つは人の声が、1つは虫の音が聞こえてくる。砂時計の砂の落ちる音をイヤホンで聴く「Timer」は砂の落ちる音が血液の流れのように微かに聞こえる。3つあるうちの1つは音が聞こえないらしいのだが会場係の方に教えてもらわなければ分からなかったりする。「机の下の海」はワイヤレスヘッドホンから流れてくる音が机面の上と下とで海の上と中の音に切り替わる。どれも体験の内容を想定出来ていたとしても、実際にやってみると軽い興奮を覚える作品だった。
水戸という場所柄か会場が空いているので、こういった体験型の作品がゆったり楽しめるのは素晴らしい反面、いい企画なのに勿体ないという思いもある。
この企画展の図録には限定400部に特別付録CDが付いている。会期終了間際なのにCDもゲット出来てしまった。嬉しい.....でも複雑。

2011年03月08日

大英博物館

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世界最大規模と言われるThe British Museum大英博物館。
軽ーく午後のお散歩気分で行って来ました。
同じように世界最大規模と言われるルーブル、メトロポリタン、ヴァチカンなどと比べると、自分にとっては絵画が少ない分だけ深入りしないですんなり回れちゃいそうな予感。ぐるっと、観光名所的にポピュラーなものを見て回ろうかな、くらいで。

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2011年03月09日

Pub TOM CRIMB

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週末だからか、すごい人気の店。
店前の工事中のバリケードからは想像もできないけど、
店の中は仕事帰りの人でごった返し。
なんとか、カウンターの端っこをゲットして一杯ずつ。
壁にはボクサーの写真が貼られてました。
賑やかな店って落ち着かないけど、なんかいいね。

Pub Ye Olde Swiss Cottage

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ロンドンで借りたアパートメントから最寄りの駅がスイスコテージ。
その駅の最寄りのパブが大きな一軒家で、魅力的な店構え。
中に入ってみるとゆったりとした作りになっていて、みんなのんびりしているけど、平日だからかそれほど活気はなかったです。
ちょっと小腹が減っていたので、フードも注文。

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フードは、、冷凍食品で美味しいことはないかな(笑
ロンドン滞在の終盤でビールはどこも美味しいんだけど、出来合いの料理にちょっと疲れ気味でした。

外観を撮り忘れたので、翌朝、出かける時に撮りました。

Pub The Ship Tavern

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ロンドンに来てからまだフィッシュ&チップスを食べてないことに気がついた。いかん、いかん。ちょっと裏道に入った所にあるThe Ship Tavernには2階席があって、1階はパブ、2階はレストラン(ダイニングルーム)になっていた。今日はフィッシュ&チップスを食べようと思ったから、僕らは階段を上ってレストランのスペースに入ってみた。
賑やかなパブとは違って落ち着いた雰囲気、店内には暖炉もあり、その前のソファとコーヒーテーブルには予約席のプレートが置かれていた。レストランでコーヒーテーブル?と思ったけど、他のソファには若いグループがいて食事無しのドリンクだけみたいだったから常連なら食事無しでもゆっくり出来るのかもしれない。ただパブスペースと違ってサービス料が掛かると思うけど。
以前、厨房長が本を見ながら作ったことのあるポッテドプローンと、フィッシュ&チップルを注文した。シェアしてもいいかな、と聞いたら快諾、ポッテドプローンはスターターだけど一緒に持ってくるわね、と言われ、もちろんOKした。プローンは思ったより好きじゃなかったけど、フィッシュはスゴく美味しかった。衣はサクッとしていて身はふっくら。しかもこの半身丸々というボリューム。とっても満足なのだった。

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2011年03月13日

大地震のあった日から

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東北太平洋沖を中心とした大地震からまだ2日しかたってない。
あの時、僕は那須街道の器の店"遊クラフト"さんにいた。地震に気がついたけど大したないんだろうと思っていたらあまりに長い。店内の壷や花器が揺れているのが気になったので作家物の高価そうなブースに行って、落ちて来たら受け止めようと思ってスタンバイしていた。そのうち揺れは大きくなって、みんな慌てて外に出た。駐車場では車が大きく揺れ何かに掴まらなくちゃ立っていられないようになった。さっきまでいた店内からパリン、パリンと音が聞こえ、電気が何度も消えたり点いたりした。
あの揺れてた高そうな花瓶を持ってくれば良かった、と後悔しながら、店と家に1人にしてる妻が心配で急いで車に乗り帰った。街道の車はみな路肩に止まっていた。
2、3分で家に着くとワインラックのワインが転がったり、グラスが床に落ちて割れていた。
妻も怯えていたけど無事だった。
それから何度も余震が続き、片付けをしながらその日は店を閉める事にした。またいつ避難しなきゃいけない地震が来るかもしれない時に、人に酒飲ませて酔わせてる場合じゃないな、と思った。
店はグラス類が10個くらい割れた程度で、なんと600本あるお酒は一本も割れてなかった。転落防止の金属棒を付けていたお陰だと思う。
その日は、2人してお互いのMacを抱えてニュースやtwitterを注視した。
余震が怖かった。
近隣では停電や断水の地域があったけど幸い自分の家は無事だった。
実家の両親ともあまり連絡が取れなかったけど夜に無事なことは分かった。電話はどこも繋がらなくてインターネットが頼りだった。
余震というには大きな地震が頻繁で揺れてなくても揺れてるような船酔い状態になってきた。ネット上ではデマ情報もあったり不必要に騒いでいるように感じることもあったから酒を飲んで寝てしまうことにした。とびきり大きいのが来たら酔いも覚めるだろうと思った。妻は朝まで眠れなかったらしい。余震の度に跳ね起きていたのだそうだ。僕は寝ていたらしいけど。
翌日も昼までニュースに見入った。東北の太平洋側の津波の被害を見ながら止まない余震に、これは他人事じゃないと思った。前夜、店のトイレが流れなくなっていたのを修理した。外の埋設配管の蓋が揺れで飛んだみたいで、そのまま凍結、塩ビにはヒビも入っていたから切って繋ぎ修復した。店の水道、電気、排水、という機能が戻ったから余震は続いていたけど僕らは店を開ける事にした。
電気が不足していると聞いたからネオンサインとか装飾的な電気は消すことにした。元々うちは暗い店だし、店を開けなかったとしても薪ストーブを使わない分、同じくらい電気を使う事は前夜に分かった。
殻々工房という存在は僕と厨房長(妻)との表現の1つだから、表現もせずにニュースばかり見て余震に怯えているのが僕にはたまらなく嫌になっていたのもある。お客さんが来なくても開けておこうと思った。
車にはいつでも避難出来るように着替えと軽登山グッズを詰めておいた。
お客さんから原発で爆発があったことを聞いた。那須から直線で100kmか。
今朝、まだ船酔いのような目眩があった。
すっきりしないので野菜の直売所とスーパーまで自転車に乗って行くことにした。いい天気で、汗をかいて、久しぶりに気持ち良かった。農家さんが芝焼きしているのが嬉しかった。鳥がいつものように枝に止まっているのが嬉しかった。木の芽が少し膨らんでいるのが嬉しかった。
2人でデッキで朝食を食べた。車の通りが少ないから静かでいい。
食後、住居部分の地震で散乱した本を眺めてから新しい本棚を作ろうと思い、作業をした。部屋に置いてある木材も倒れている。そもそも自分の部屋に木材があるのはセルフビルダーくらいかもしれない。DIYも僕の表現方法の1つだ。
夕方、いつものように2人でコーヒーを飲んでから店をあけた。
とても暇な店だけど、それは特別に珍しいことではない。
明日から毎日3時間、計画停電するらしいという話を聞いた。
そのうちの1日はしっかり営業時間と重なっていた。
近いうちにまた大きな地震も来るという。
近隣のガソリンスタンドのガソリンはもう在庫切れらしい。
こんなことを書きながらも地面はまた大きく揺れている。

まぁ、こんなこともあるさ。
明日の朝はまた自転車に乗ろう。それからまた作業もしよう。
この非現実的な現実が落ち着いたら、また絵を描こうかな。
今度は美術作家を目指すような不自由な立場じゃなくて、趣味、というセルフビルド的な自由な立場で。


不安はあるけど、
僕らはそれなりに元気です(^_^)v

go-shiyoさん、心配してくれてありがとう。

2011年03月14日

停電ランチ

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計画停電だそうで夜営業できない可能性があるのでランチやってます
業務店だから貯水槽使っているので停電になると水道も止まっちゃうから、店のトイレも使えなくなっちゃうんですよね。
停電する時間が定まってないから営業時間も定まりませんわ。

しばらくは、停電するとかしないとか、その時間帯に翻弄されそうな予感......今日は停電がなくなったそうなので、夜もやりまーす。

しかしまぁ、久しぶりのランチっていうのも楽しいもんだぁ\( ̄▽ ̄)/

16日にパトリックスデー

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殻々工房で16日にパトリックスデーやります。
本来、これってお祭りなので自粛しようかとも思ったんですけど、
随分まえから準備してることでもあるし、
もし気軽にギネスが飲めたら元気が出るし、
こんな時こそパトリックスデーなんじゃないかと。
子供にとってクリスマスがプレゼントをもらう日のように、
大人にとってパトリックスデーはギネスビールが安い日、で良いじゃないかと。
派手なことは何もしませんが、
この日はギネスが半額で飲めます。

2011年03月20日

地震から1週間と停電と暖房

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あの大きな地震から1週間が経った。
那須町は栃木県の発表で福島県からの避難して来た人達の避難の窓口と避難場所になった。たくさんの方が那須で避難されている。那須の温泉や自然が少しでも癒しになるといいな、と思う。
ネックはやはりガソリンで、ボランティアの人達は自力で移動が原則だからガソリンがないからボランティア活動出来ないという人は少なくない。仕事やボランティアに参加することでの忙しさは、災害の恐怖やこの先続く不安から距離を取ってくれているような気がする。
僕らは地震以降、毎日自転車で移動しているのでガソリンは殆ど使わないで済んでいる。これは家の立地条件がラッキーだったというだけのこと。

計画停電が始まったけれどうちの辺りはなかなか停電にならなかった。停電除外地域なんだと確信しはじめた頃に停電は来た。本当にオオカミが来たよ、という感じ。
灯油が手に入らない状態での氷点下に近い那須での停電は優しいものじゃない。薪ストーブがあるけど、そろそろ今年の薪も終わりそう。いつもなら薪ストーブと石油ストーブを併用してそろそろ石油ストーブに切り替えようかという頃。灯油を買いに探すより外構に使おうかと思っていた柱サイズの古い木っ端を刻んで薪にすることにした。これを使い終わったころには夜もそれなりに暖かくなってるといいな。

連日の揺れにはもう慣れた。地震は地球が誕生してからの一部だから仕方ない事だと思う。
地震で壊れる原発の存在のほうが厄介だ。近い将来、日本のどこかに大きな地震がまた来る。そういう場所なんだからしょうがない。また同じことを繰り返す事になるから、できるだけ早く日本中の原発を安全に止めてほしい。そのための停電なら辛抱できる、かもしれない。

近所の建築現場のコンテナに、ボードなどと一緒にたくさんの木材が見えた。産廃として捨てられるのだろう。
我が家の建築の時は、木材の木っ端は全て僕らがもらうことにした。大工は面倒臭いだろうから、自分らが勝手に回収することにした。そもそも木っ端も含めて僕らがお金を出した木材だ。その木っ端の殆どは薪ストーブで燃やして暖をとった。捨てるにはお金が掛かる。燃やせば暖かい。
コンテナの木っ端をもらおうと現場の大工さんに話したら、うちはそういうことはしてない、と言われた。建売物件だったから施主の不動産屋さんに電話したら直ぐに現場監督に連絡してくれて貰えることになった。複数コンテナを置くスペースがあれば分別できるとしても、費用に反映するのだろうから個人宅では難しいのかもしれない。木っ端をペレットにする業者がいて無料回収のボックスも設置してくれれば問題ないんだろうけど。
それまではうちで燃やしてあげても良くってよ。

2011年03月21日

シジュウカラと落花生

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今年も落花生をぶら下げたところシジュウカラに大人気。
スズメもいいけど、シジュウカラのぶら下がりながら突くというパフォーマンスがたまらなく可愛い。
この落花生、最近日持ちしなくなって来た。ぶら下げた翌日の朝には食い散らかされていて、殻はデッキの上に散乱している。シジュウカラの食べ方を見てると、そんなことするように思えないんだけど......やっぱり何か違う奴がやってるんだろうか。
今度、機会があったら早朝にこっそり覗いてみよう。

ズィビレ・ベルゲマン展/栃木県立美術館

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本当なら21日が最終日だった栃木県立美術館のズィビレ・べルケマン展は地震の影響で15日で終了した。僕は地震の前に見たから良かったんだけど、なかなかエントリーしないうちに地震が来て、現在、栃木県立美術館は計画停電の都合もあって閉館中でもある。
僕はこの企画展ではじめてこの写真家を知りました。
旧東ドイツの女性の写真家で、ファッション写真を多く撮っている。
最近、何の理由か分からないけど思考を纏める集中力に欠けているので、ざっくばらんに記憶をメモ。
記念碑シリーズは良かった。マルクスとエンゲルスの記念碑の成立についてのドキュメント。9枚の写真。映画のシーンを見ているよう。そう、モノクロで撮られた作品の多くは、一瞬を切り取ったというのではなく、時間と物語を閉じ込めたような印象を持った。リアルを感じた。その場所そのものというような写実的なリアルではない作家の見たものを確実に閉じ込めたリアル。けっこう多くの作品が微妙に右肩上がりに思えた。
1979年のテュイルリー公園、パリ、は、テュイルリーとルーブルのあるパリ中心の公園で人は誰もいない、その真ん中にただ犬が立っている。淋しさ、静けさ、広さ、あの公園はこんなに静かだったかな、と思うくらいだけど、いい。1999年、シバーム、イエメン、も犬が一匹。こっちはゴツゴツした岩だらけの岩の上で何かに吠える直前、という姿。岩以外に何も無さそうな場所で、犬と写真家以外の何かの存在を感じる。
栃木県立美術館はカタログをあまり作らない代わりに、毎回、無料の冊子を作って配布している。これってスゴイ。でもカタログも欲しい。

2011年03月22日

2世帯仕切壁の補強のための隙間埋め

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2世帯を仕切る壁は厚さ3センチのシナランバーコア。
この壁の向こうは親世帯の吹き抜け部分なのだ。
自分たちの居住スペースは2階のみで、親世帯の居住スペースは吹き抜けを含む1、2階と、なっている。ランバーだけでは流石に音が筒抜け。この写真(左)では見えないかもしれないけれど、隙間から光が見えるくらいだから。
この壁には隙間を埋めてから石膏ボードを貼って、全面に衣類収納と本棚を作る予定。全長6mなのだけど、生活しながらだと一気に作業出来ないので、ちょっとずつ荷物を移動させなが進めて行く事に。
まずはボンドコークでランバーの継ぎ目をコーキングしてみました。
写真に写ってない部分は荷物だらけなので全体は見せられません。ある程度作り終わってから撮るしかないな(^_^;

2011年03月24日

荒井孝展/宇都宮美術館

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地震の前に見た宇都宮美術館の荒井孝展。
宇都宮美術館も栃木県立美術館と同じく現在臨時休館中。
会期は4月3日までだけど..... 期間中の再開は難しいのかもしれないな。

栃木県内の美術館から展覧会開催のお知らせが来ない。
営業時間に融通が利くギャラリーを除いて大きな施設は、この停電がせめて定期的なものにならないとスケジュールが立てられないよなぁ。

2011年03月25日

コートールドギャラリー

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地震でバタバタしていたからロンドンのエントリーを止めてしまった。でも残りをまたちょっとずつアップしようと思っています。時間が経っちゃったけど、こういう復習をしないとなかなか頭の中にきちんと残らないもので....。

入場無料の美術館が多いロンドンの中で、ここCourtauld Galleryコートールド協会美術館は大人1人5ポンドの入場料が掛かるのだけれど、月曜の午後2時までは入場無料ということで2人で10ポンド程節約してしまった。
実業家のサミュエル・コートールドのコレクションを元に設立されたコートールドギャラリーは、さまざまな政府関連機関、芸術・教育関連機関の入っているサマセットハウスの中にある。厳密にはロンドン大学附属コートールド美術研究所 (Courtauld Institute of Art) の美術館なのだそうだ。冬になると中庭はスケートリンクになるのだけど、1月下旬のこの日はスケートリンクの解体作業がはじまった所だった。

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2011年03月26日

直尺と曲尺

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内壁に石膏ボードやベニヤを貼るには定規とカッターを使って、計り、切ることになる。
短い定規しか持っていなかったので1mの直尺と50cmの曲尺(←かねじゃくって読むらしいよ)を新調。うーん、興奮をおぼえる。
売り場には安価で精度の低いアルミ製のものもあったけど、ステンレスなら一生使えるからどちらもシンワのステンレス製にした。
ご年配の親方衆への配慮か文字が大きいのが......ではあるけれど、正確な常規、つや消しのステンレス、そして角厚.....ス・テ・キ♡

2011年03月28日

コーニッシュ・パスティ

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ロンドンの市場で食べたコーニッシュ・パスティ。
日本ではコーニッシュ・パイとも呼ぶけれどパイとは別ものでパスティPastyという食べものなのだそうだ。この餃子のように包まれた中には牛肉、ジャガイモ、カブ、ネギを煮たものが入っている。生地というか外側の皮はしっかりしていて確かにパイではない。
元々は坑夫が坑内に持ち込む昼食だったのだそうだ。有害物質を含む泥まみれになった坑夫がその手でパスティの皮をはいで中身だけ食べたのだという。剥いだ皮は坑内に捨てて鉱山に住む妖精ノッカーの空腹を満たしたと言われる。最古のレシピは1746年というから伝統的なイギリス料理だ。
味は至って素朴。ちょっとぼそぼそした感じ。
日本の肉じゃが が苦手な僕には正直リピートしない食べものだったけど(^_^;これは文化を感じる食べものだと思った。ちなみに、うちの奥さんはとても美味しく食べていました。

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