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2012年03月 ARCHIVES

2012年03月01日

コッレール博物館 Museo Correr

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サンマルコ広場の一翼、コッレール博物館。
写真撮影禁止だったので中の写真はないのですが、この時は企画展はなく、またけっこうな数の作品が貸し出し中で目立った作品のレンタル先は日本......あぁ、そういえば江戸東京博物館のヴェネツィア展ではコッレール所蔵の作品をよく見た......という感じもあってか今ひとつ楽しめなかったのだ。
エントランスの階段のあるスペースの壁面は石像のレリーフに見立てた「だまし絵」で出来ている。これが微妙に上手くない、と感じるのは僕だけなんだろうか。うーむ。

壁や天井にこういったトロンプ・ルイユの1つを取り入れた教会は少なくないけど、この程度のものをここまで全面にやられるとトリックアートのミュージアムに来たみたいで有り難くないと思うのは、木目プリントの壁紙や、レンガ風サイディングに嫌悪感を持つ僕のアレルギー反応なのかもしれない。
遠近法とアナモルフォーシスを駆使した教会に感動することはあるし、先日書いたサン・ザッカリア教会のジョヴァンニ・ベリーニの「玉座の聖母と諸聖人」でも、壁に実際にある柱と同じものが絵の中にも描かれ、その絵の奥が実在する空間かのように描かれていて、これらは素晴らしいと思うのだけれど.....。

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2012年03月02日

銀座画廊巡りと刺身盛りから乗り遅れ

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久しぶりに銀座界隈のギャラリー巡り、京橋から新橋まで。
ギャラリーゴトウでの佐藤陽香展をメインに、ギャラリー羅針盤、b.TOKYO、南天子画廊、椿画廊、ギャラリーなつか、藍画廊、Oギャラリー、ギャラリー小柳、コバヤシ画廊、ガレリアグラフィカ、シロタ画廊などなど....20箇所くらい。たまたま知人の展示も見つけたりすると変な感じ。
でも何だろう。満たされた、という感覚がギャラリー巡りで得られる確率は高くない気がするから最近はギャラリーを回るよりも目当ての展示だけを見に行くことが多い。好みの画廊の展示はやっぱり良かったりする。だけど時間がなかったり体力が落ちたらそれ以外の細かい部分は拾えない。むしろ、うんと歳を取って時間に余裕ができたら散歩にギャラリー巡りは良いのかもしれない。

新橋まで歩いたから、ちょっと一杯引っ掛けようかと。
魚金本店の前には開店待ちの列が出来ていた。
あと5分くらいでオープンだから並んじゃおっかな。
入店して直ぐに予約を含め満席。すごいね。並んだから勢いづいたのか、それとも周りの活気に押されたのか、調子こんで刺身盛り合わせを注文したらスゴい量だった。
カワハギなんて久しぶり♡
刺身は美味しかったんだけど、見事に高速バスの最終に乗り遅れてしまった。
あぁ、またやっちまったな。

仕方がないので各駅停車黒磯行きに乗ってみる。
黒磯の手前、西那須野で電車を降りて、車を止めている千本松牧場まで。歩くと2時間越えるというので半分くらいだけタクシーに乗って、残り半分は歩くことに。この道をずっと道なりに行くと牧場まで行くから、と運転手さんに教えてもらい、インターを越え、杉並木を通る。牧場の肥やしの匂い。
杉の木立の間から見えるおぼろ月がきれい。でも顔が冷たい。
あの灯りが駐車場だな。
真っ暗な並木道の先の灯りを目指して朝に止めた車まで。
雪が降らなくて良かったよ。

2012年03月04日

プンタ・デッラ・ドガーナPunta della Dogana

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自分たちが仕事を休むとしたら1月か2月。ヴェネツィア・ビエンナーレは11月までだからなかなか行かれそうにない。
ビエンナーレの期間以外でヴェネツィアで現代美術を見るなら、まずは2009年にオープンしたここ、プンタ・デッラ・ドガーナPunta della Doganaなんだろう。ここはフランスの実業家であり世界でトップクラスのアートコレクター、フランソワ・ピノー氏Francois Pinaultのコレクションによる現代美術館。パラッツォ・グラッシPalazzo Grassiも彼の所有で、ヴェネツィアでは2箇所で彼の現代美術コレクションが展示されているのだ。
もともとピノー氏はヴェネツィアではなく、パリ、セーヌ川に浮かぶセガン島のルノー工場跡地を買い安藤忠雄設計で彼の膨大なコレクションの保管場所を建築するつもりだったのだそうだ。それがフランスの行政の遅れから計画は遅延となり待っていられなくなったピノー氏はパラッツォ・グラッシを買い取り、次はこのプンタ・デッラ・ドガーナをグッゲンハイム財団との入札争いの末、勝ち取った(というかグッゲンハイムが降りたような形なのかな)のだという。まあ、スゴイ話だな。かつて海の税関倉庫だったこの建物のリメイクも安藤忠雄によるもの。
ピノー氏はグッチやイブサンローランを抱えるPPRグループの会長で、アートオークションのクリスティーヌも彼の所有、フランスワインのシャトー・グリエ、シャトー・ラトゥール、ドメーヌ・デュージェニーも所有しているのそうだ。
このプンタ・デッラ・ドガーナ、現代美術館としてレベルが高く、内容も充実している。ビエンナーレ期間外であっても、ピノー氏によってヴェネツィアはヴェネツィア共和国の文化芸術だけでなく現代の最新の美術も見られる島になったんだな。美術や建築を見てると思うけど.....お金持ちってすごいねー。

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中は撮影禁止だったので写真はないんですが、この日、展示されていた作家は、アフリカンアメリカンフラッグのDavid Hammons、ひと目で分かるDonald Judd、Paul Mccarthy、Thomas Houseago、Ronihorn、最近NYのグッゲンハイムの吹き抜けに展示したイタリア人美術作家Maurizio Cattelan 、Subodh Gupta、直島のベネッセでも見ることができるBruce Nauman、Adel Abdessemed、Felix Gonzalez-Torres、Thomas Schutte、Sigmar Polke、などなどなどなど。元倉庫だけあって空間が広く、ゆったり見られます。

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2012年03月10日

ヴェネツィアの酒屋さんの自家製ワイン

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ヴェネツィアでの夜、細い路地沿いにあった酒屋さんの窓ガラスに自家製ワインの貼紙があった。イタリア語と英語で。
ミネラルウォーターのペットボトルに移し替えて1.5リットルで5ユーロ。
店の中に入ってみる。
オジさんが2人、カウンターの中と外とで話をしていた。イタリア語で挨拶してから英語で注文すると、店のオジさんは、何言ってんだ?って顔になった。イタリア語で注文し直したら、オー!シー、シー、と言い、入れものはプラスチックだぞ、と確認してきた。どうやら、あの貼紙を書いたのはオジさんではないらしい。
店の中の棚の上には横になったワイン樽があり、丸い底面にはコックが付いていた。その樽の隣りにペットボトルに移された赤ワインが1本、オジさんはそれを手取り、5ユーロだという。僕もピッタリ用意していたからカウンターに置き、ペットボトルを受け取り、挨拶して店を出た。
ホテルに帰りさっそく飲んでみた。
予想していたよりもしっかりとした色、後味はスッキリとして雑味や酸化防止剤の味も感じない。こりゃぁいいや。

2012年03月13日

Peggy Guggenheim Collectionペギー・グッゲンハイム・コレクション

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世界各地に美術館を設置しつつあるソロモン・R・グッゲンハイム財団の運営する美術館。Peggy Guggenheimペギー・グッゲンハイムはソロモン・R・グッゲンハイムの姪でマックス・エルンストの元妻、その美術コレクションは、キュビズム、シュールレアリスム、未来派、形而上絵画、ヨーロッパやアメリカの抽象絵画、彫刻などなど。生前から自宅であるここを美術館としてコレクションを公開し、彼女の死後、作品の寄贈と運営はソロモン・R・グッゲンハイム財団となっているのだそうだ。
ピカソ、ブラック、カンディンスキー、クレー、ミロ、モディリアーニなどなど辺りからの時代の作品が沢山見ることが出来るけど、エルンストの「花嫁の衣装」は、ここで見られてよかったな、と思う。
ヴェネツィアの、建物の隙間が道路といった感じの狭く密集したエリアの印象とは違い、この辺りには画廊も多く比較的静かな場所。敷地内には彫刻作品の点在するガーデンもあり居心地のいい広さでゆったりとしている。
ここも館内撮影禁止だったので外観だけ。

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2012年03月16日

ワインと読書と温泉と

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確定申告が終わったら那須の温泉でゆっくりしようと買っておいた宿泊クーポンを持って那須八幡の絶景一望閣へ。
さすが標高1000mともなると雪の量がちがうなー。
車が通る部分はキレイに除雪されててよかったぁ。
フレンチと和食を合わせた食事はもちろん美味しいのだけど、何と言ってもソムリエセレクトのワインがとても美味しくご機嫌で2本飲んでしまった。。カリフォルニアワインにはまりそうだ。
自家源泉を持つ一望閣の温泉は単純泉で刺激もなく、このところ肌にアレルギーが出てたからちょうど良かったみたい、夜、何回か温泉に浸かって朝にはかなり回復。
さーて、もう梅も咲いたらしいから春はすぐそこ、今日からまたガンバルぞー。

2012年03月21日

ヴェネツィア島巡り/サン・ジョルジョ・マッジョーレ

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ヴェネツィアは思ったよりも小さな島だったから、行きたい場所のほとんどには歩いて行けた。ただ本島周りや離れたところにある島には船でないと辿り着けない。
水上バスのチケットは時間内乗り放題で、1時間からはじまり、半日、1日、1週間、という感じで区切られている。この日は一日島巡りをしようと思い、半日券を買った。まずはヴェネツィア本島からも良く見える場所にあるサン・ジョルジョ・マッジョーレへ向かう。この島のほとんどはパッラーディオ設計の教会で占められている小さな島、海に浮かぶ教会の写真で見た時からここには必ず行きたいと思っていたんだ。
サンザッカーリアの停留所から水上バスに乗った。
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近いからあっという間に島に着いた、というよりも対岸に渡ったという感じ。
船着き場から本島を見る。サンマルコの鐘楼もよく見える。
サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会にも鐘楼があり登ることができる。サンマルコの鐘楼は混んでるし料金も少し高かったので、ここの鐘楼に登るつもりでもいるのだ。

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2012年03月23日

ヒューゴの不思議な発明と3Dメガネ

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休日の夜、那須塩原の映画館で「ヒューゴの不思議な発明」の3Dを見た。
この日、日中は吹き替えだけで字幕は夜8時40分からのみ。この映画は吹替えじゃないほうがいいという噂だったので夜に見た。おかげで人も少なくゆったり見られた。
映画館の受付で3D用のメガネがレンタルから販売に変わったことを知った。
仕事が休みの木曜日はカップルデーだそうで1人1000円、3Dはプラス300円。3Dメガネの販売は100円で、次回はまた持ってくれば買わなくて良いということだ。このメガネ、家に貯まっちゃう人もいそうだなぁ。
映画「ヒューゴの不思議な発明」は何と言っても3D化されたパリの風景が素晴らしかった。そして監督はマーティン・スコセッシなのに見終わったあとに心温まるだなんて。。原作「ユゴーの不思議な発明」にもあるように、これは映画創世期にあってSFXの創始者とも言えるジョルジュ・メリエスの実話に基づいたエピソードがメインだ。映画のなかではそのメリエスの映像資料が3Dで見られるのだから、やはりこれは映画館で見るべきものなのだろう。

うちは映画館に見に行くのは3Dばかり。2Dっていうのかな、通常の映画はDVD化されるのを待って家で見ているからだ。うちの奥さんは映画が好きだから週に4本くらい映画を見る。そのうち僕は2本くらいを一緒にみる。少しでも安く楽しもうとすると半額の日にまとめて借りたりネットレンタルを使ったりということになるのだけれど、こればかりは映画館でという妻のリクエストでもあった。

2012年03月25日

ヴェネツィア島巡り/ジュデッカ

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サン・ジョルジョ・マッジョーレから隣りの島、ジュデッカ島へ。
割りと大きな島だけど、ここではパラーディオ設計のレデントーレ教会を見ただけ。教会前はすぐ運河なのでやはり引きが取れない。。
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スキアヴォーニ信徒会のあの梁の間隔のイージーさと比べると素晴らしく等間隔。いい意味でバラックの多いヴェネツィアはとても魅力的なのだけど、そこにこの美しさは対照的だなあ。

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2012年03月30日

車の雨漏りがひどいのでコーキング、そして入院。

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うちの車、雨漏りするなぁ、と気づいたのは買って間もない頃だったけど、それほど気にすることでもないと思っていた。
昨年末、ガソリンスタンドで洗車のプリペイドカードの安売りをしていて、ノルマでもあるのかお願いします!とまで言われ思わず買ってしまったことがある。すぐには使わず、ちょっとしてから洗車することにしてみた。ミラーをたたみ、ワイパーをテープで固定して女性の声のするゴツい洗車機に入った。洗車がはじまるとフロントガラスとルーフの隙間から水が落ちて来た。うわっ!うわっ!と声を出し滴を避けながら、ただただ行ったり来たりする嵐が過ぎるのを待った。
普段の雨なら車内を雨が伝う程度だけど、これじゃプリペイドカードを使い切ろうという気がしない。
ホームセンターでシリコンシーライトを買ってきた。
家の窓みたいにコーキングしてみようと思った。マスキングテープがなかったからビニールテープでコーキングしてシリコンを流し、ヘラで撫でて一気にテープを剥がした。
ある程度上手くいったけど、手前のほうの段になった部分を手で均そうしたら余計汚くなってしまった。ま、いいか。

駐車場でそんなことしていたら、うちがお世話になっている車の修理工場屋さんがやってきた。頼んでおいた車の名義変更が済んだのだという。
長いこと払っていたこの車のローンが終わったので、ディーラー名義から自分名義に変えたんだった。これでようやくうちの車になったわけだ。
そういえば最近ハンドルがすごく重くなるんですよ、と言ったことがあって、それも気になって近くの用事のついでに寄ってくれたらしい。
ハンドルを回すのが重くなると戻すのにも力がいるから困っていたんだ。
オイル交換の時期も過ぎてたし、ワイパーのゴムがベロ〜ンと垂れているのも見て、このまま工場持って行っていいですか?と聞かれ、修理屋さんが乗って来たパジェロミニが代車として残され、うちのスマートはそのまま入院となった。
このコーキング今やったんだですよ、って言ったら、暫く黙っていたけど雨漏りのことを思い出したようで、あー、なるほど、分かりました、触りませんよ、と言ってくれた。
早く良くなって帰ってくるんだよ。

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