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2013年03月 ARCHIVES

2013年03月01日

ピナコテーク・ド・パリ(パリ絵画館) Pinacothèque de Paris

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マドレーヌ広場近くのショッピングなどで賑わうエリアにあるパリ絵画館、ピナコテーク・ド・パリ。2007年に開館し、2011年にはすぐ近くにピナコテーク2も開設。どちらかだけ見ることもできるけど、セットのチケットを学割で購入。ここは常設よりも企画展が魅力の美術館で、面白そうだから是非来てみたいと思っていた美術館の1つ。この日はピナコテーク1では「VAN GOGH-Rêves de Japon ファンゴッホ・日本の夢」展、ピナコテーク2では「HIROSHIGE-L'art du voyage 広重・旅の芸術」展が催されていました。たまたま日本に関連のある企画なのかな、と思ったら、割りと日本贔屓の美術館でいらっしゃるようで、ありがたいことですねぇ。
オルセーやルーブルなどでの常設展は観光客が多いけれど、こういった企画展は地元の人のほうが多いみたい。作品の見方もじっくりゆっくり見る感じ。

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2013年03月02日

夕暮れのコンコルド広場

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広場に観覧車ができていた。
ゆっくりゆっくり回ってる。

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2013年03月04日

グラン・パレに予約しないで行ってみたけど....。

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夕方、エドワード・ホッパー展をやっているグラン・パレへ。
あれ?正面玄関が閉まってる.....と思ったら、ホッパー展の入り口はグルッと回ったグラン・パレ側面だった。あー、ビックリした。休みかと思ったー。

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2013年03月06日

Bistrot Victoires

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パレロワイヤルの近くにある気軽に入りやすいビストロでした。
どれもボリュームがあって人気があるらしい。料理は大体1皿10ユーロくらい。
これは肉しか見えないけどサラダで、砂肝のコンフィとプロシュートとフォアグラのパテが載ってました。なんだろうこのコンフィ、美味しい。

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2013年03月07日

ラ・クロズリ・デ・リラとヘミングウェイとグロッグ

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ヘミングウェイの短編集「移動祝祭日」には、ヘミングウェイが売れる前の時代の最初の奥さんであるハドリーや息子バンビくんと一緒に過ごすパリでの暮らしが描かれている。この本の中で、アパートに書斎のないヘミングウェイはいつもカフェで仕事(執筆)をしている。カフェには創作に必要なもの全てが揃っているのだという。本のなかでヘミングウェイが仕事場としてお気に入りだというクロズリ・デ・リラに行ってみた。
店に着いてみると想像していたのと違い、夕食時の入口だったせいもあるのかカフェというよりレストランみたいだと思った。せっかく来たんだから入ってみよう。
中に入り、ドリンクだけでもいいですか?と聞くと、左手奥にあるバースペースを指し、どうぞ、と言われた。

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2013年03月08日

HOPPER/グラン・パレ国立ギャラリーGaleries nationales du Grand-Palais

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夜来たときに、朝何時から開くのか聞いておき大体その時間に合わせて来てみた。すでに50人程度並んでいたけど、やはり朝のほうが列の進みが早かった。それでも小雨の降るなか1時間近くは列に並んで待っていたように思う。さすがパリでも評判の高かったホッパー展、マドリッドにあるティッセン=ボルネミッサ美術館とここグラン・パレの2カ所巡回だったそうで、本来ならばこの日が会期最終日前日だったのだけど、グラン・パレでは1週間延長したうえ開館時間は夜11時までとなったのだそうだ。
ラッキーだったのは、パリのこういった国立の施設には無料のwifiが飛んでいるので、メールの返信やfacebook、翌日に乗るニース行きの飛行機のインターネットチェックインも済ますことができたこと。並んでいる時間は苦もなく過ぎた。

玄関前、円の手前に並ぶ列が予約していない人達で、円の向こうはオンライン予約した人達の列。予約してもあれだけ並ぶというのがよく分からないのだけど.......意外なのは、みんな文句も言わずに楽しそうにお喋りしながら並んでいることで、これが日本だったら、まだかしら、まだかしら、一体何やってるんだ、責任者はどこだ、と言う人が居そうなものだけど、そんな怒りを見せる人が少なかったこと。

入場制限しているだけあって、会場に入るとゆっくりと作品を見ることができた。1906年から1914年のイラストレーション、パリ時代、アメリカ初期のテーマ、1915年から1928年のエッチング、1923年から1930年の水彩、1924年から彼が亡くなる前年1966年までの油彩と分けられて展示されている。作品数は多く内容の充実した素晴らしい展示でした。

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2013年03月09日

パリでの晴れ間

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朝から降っていた小雨と風から一転、青空が広がった。

そういえば、パリで陽射しを浴びるのは初めてかもしれない。

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2013年03月10日

Le Trumilou

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セーヌ川沿いの家庭的な雰囲気のビストロようなレストランでランチ。
お店の人が自然な感じにフレンドリーで明るく、また親切で居心地のいいお店でした。
遅い時間のランチで空いてたけど、夜は満席になるらしいです。

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2013年03月11日

Mouette

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2013年03月12日

Glace

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真冬のパリではあるけれど、晴れたから調子こいてショコラのアイスも食べました。
美味しかったです。

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2013年03月13日

Centre Pompidou ポンピドューセンター

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パリ滞在の最終日、日曜の午後。
シテ島からぶらぶら歩きながらポンピドューセンターへ。
パリ市庁舎前の特設のスケートリンクを横目に、大きなシャボン玉を作るおじさん、スチールギターを美しく弾くイケメンに群がる人達、少し離れたところでアコーディオンでシャンソンを弾くおじさん、飛ぶカモメ、回るメリーゴーランド、転び泣きわめく子供、白いオープンカーに乗った中国系の新郎新婦とそれに続く高そうなベンツに乗った何台もの中国系の人達、ボブディランを歌うアコギ弾き、絵に描いたようなパリの恋人たち、甘い匂いのポップコーン。心地よくもあるこの日曜の午後の賑やかさ。
歩いている時っていうのは、頭の中では何か考えていることが多くて、例えばこの時の場合、古代のものを残しつつ現代までの堆積を並べるということは複雑な眺めを生むことで、この先、時代の堆積に比例して今よりもっと複雑なものになるのかもしれないよね。より複雑な芸術表現と、それに抗うようにシンプルに表現しようとするこの2つはどちらも現代的な表現で、現代美術や現代音楽に触れて、なんじゃこりゃ、と思うこともあるけど、このくらいじゃないと現代では癒されないし、現代は表現できないということもあるでしょう。作ってる方はそんなこと考えてなくても鑑賞者は求めているかもしれない。
なんてことを考えながらポンピドューセンターに着いた。

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2013年03月15日

パリからニースへ

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パリのオルリー空港から南仏のコート・ダジュール空港へ。
はじめは列車で移動しようと思ったんだけど飛行機のほうが早くて安かったのでエールフランスのサイトからチケットを購入。運賃に税金と燃油併せても1人5000円もしなかった。
ニースの鉄道駅と海との中間あたりで路面電車トラムの停留所からも近いホテルを日本からインターネット予約しておいた。僕らの主なる目的はあちこちの美術館を見ることなので海に近いことよりも交通の便を優先。きれいなホテルなのにオフシーズンの連泊ということで、朝食にフルホットビュッフェが付いて2人で一泊6000円は安かったなー。
ウェルカムドリンクがあったり、バスルームに置かれた石けんやシャンプーがFragonardだったのも、うちの奥さんには好評だった。
取りあえずチェックインを済ませ海を見に行こうと思った。
泳ぐわけじゃないけれど、エコールドパリの芸術家たちが見せられ住みついた南フランスの海をまだ明るいうちに見たくて気が急いだ。

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もうすぐ日没。
この写真では伝わらないと思うけど、冬の夕陽のなかでもコート・ダジュール(紺碧海岸)というだけあって青い。海の中から光っているような青さだった。

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2013年03月16日

ファルスとソッカとロゼワイン

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小腹が空いたのでニース旧市街を歩き つまみ食い。
ガラスケースに並んだ惣菜から野菜とキノコの肉詰め盛り合わせと、はじめて食べるソッカ。ソッカはひよこ豆の粉で作ったクレープで、ここのは作ってから時間が経っていたし薄かったけど、別の店で食べた作り立てはふっくらしてアツアツで、それなりに印象の異なるものだった。
南フランスではロゼワインが好まれるらしく酒屋さんの在庫も一番多いのはロゼだった。
飾り気のない露店のようなこの雰囲気はヴェネツィアにも似た、海の街って感じだな。
味がどうこうというよりも、この感じが嫌いじゃない。
今思えば、このファルスとソッカとロゼというのは、考えなしに選んだにしてはいかにもニースな組み合わせだったと思う。ニースで最初のつまみ食い。

2013年03月17日

ニース旧市街の市場

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朝、ニース旧市街にある市場の花市とアンティーク市へ。
それにしても、真冬なのに陽射しが眩しい。さすが南仏だね。
2つの「市」は直線上に並んでいるので併せて1つって感じ。アンティーク市はスタートが遅いようで、花市と呼ばれる花や野菜やフルーツ、お菓子、オリーブオイルなどなど売られている辺りへ。ちなみに午後来た時は花市の辺りは終わっていてアンティーク市だけやってました。

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2013年03月19日

ニースの城跡公園 Parc de la Colline du Chateau

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滞在先のホテルのレセプションのムッシュおすすめの公園で、行ってみたら言ってた通りのナイスビュー。旧市街と海を一望出来る絶景ポイントなのでした。

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2013年03月20日

ニース近代・現代美術館 Musee d'Art Moderne et d'Art Contemporain

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旧市街から近い場所にあるニース近代・現代美術館。ありがたいことに入場無料。
モダンとコンテンポラリーという名の通りのコレクションで、クリスト、ラウシェンバーグ、ギルバート&ジョージ、ステラ、などなどが少しずつ、そしてニース出身ということでイヴ・クラインとニキ・ド・サンファルは大きなブースに多くの作品が年表付きで展示されていました。こういう地元に縁の作家のコレクションを展示するのは地方都市に多いですけど、コンテンポラリーでは珍しいですね。
美術館のサイトを見ると企画展もあるみたいだけど、僕が行った時は常設のみでした。

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2013年03月21日

Socca

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ニース旧市街のあちこちで売られているソッカ。
ここは行列が出来ているからきっと美味いに違いない、と思い込みながら順番待ち。
パニーニやカットピザも売られてましたけど、ソッカ待ち。

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大きな丸いトレイにオイルを引き生地を流したものがオーブンで焼かれ、焼けたら取り出して金属のヘラでザックリと取り分ける。これが休みなく繰り返されていた。順番がきたのでレジで注文し支払いを済ませ、隣りで切り分けている男性からブラックペッパーを掛けるか聞かれたので掛けてもらった。ひよこ豆のペーストだからダイエット中の人やベジタリアンにも人気らしい。

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2013年03月22日

ニース美術館 Musée des Beaux-Arts de Nice

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少し離れた静かな住宅地にあるMusée des Beaux-Artsは観光の中心地からポツンと離れているからか観光客が少ないらしい。でもいい美術館だと思う。ここもありがたいことに入場無料。
ルネッサンスから19世紀までと幅広いコレクションが程好い間隔で展示されてました。
年代は幅広いけれど、コレクションは1人の纏まったものがあったり、ちょっとマニアックな感じがあって、個人的にはそこが魅力的だったりもする。
知らなかったんですが、ヴァン・ルーというフランス宮廷画家の一族のコレクションがあったり。ポスターで有名なジュール・シェレのコレクションも多く、ここはかつてはジュール・シェレ美術館という名前だったらしい。また、ひと部屋まるごとラウル・デュフィだったり、ギュスターヴ=アドルフ・モッサだったり。何れもニース出身などの絡みのコレクションなんだろうけど、質も高く、イタリアを想わせる建物の重厚で開放的な空間で見る心地よさはなかなかのものかと。

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2013年03月23日

近所のイタリアンでニース風サラダ

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滞在先の最寄りの飲食店には飲みに行く、というマーキングに似たことを心がけておりまして、今回のお店はイタリアンでした。さすが、ニース風サラダ "Salade niçoiseサラド・ニソワーズ" はイタリアンでもあるんですね。
ニース風の定義は、ゆで玉子、アンチョビかツナ もしくは両方、ブラックオリーブ、トマト、インゲンなどの豆、ジャガイモなどを載せてヴィネグレットソースというものらしいです。

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2013年03月25日

ニースから鉄道とバスでの移動

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コートダジュールでの移動の拠点に選んだニース。
ニースから出るバスはいろんな路線があり、また料金も安い。コートダジュールに点在する「鷹の巣村」と呼ばれる岩山の上のある小さな村に行くにもニースからのバスが便利で、1回1ユーロの路線だと、隣りのバス停で降りても、長い距離乗って山の上の村まで行っても同じ1ユーロ、路面電車も含む乗り放題チケットもあるから使い方によってはとてもお得なのだと思う。路線と時刻表は現地のバス停に貼ってあるものと同じものがインターネットで見られる
海岸に沿って横方向に移動する場合はフランス国鉄SNCFの方がやはり早い。今回行ったモナコ、マントン、カップマルタン、カンヌなどは鉄道で移動した。鉄道は途中下車できると聞いたので、ニースからイタリア国境近くのマントンまでのチケットを買い、モナコとカップマルタンで途中下車して散策。念のため、チケットは窓口で買い、途中下車できるのか聞いてから乗りましたが。
世界的な観光都市は公共の交通機関が充実している上に安いね。僕の住んでいる那須高原ももう少し公共の交通機関が充実するといいな。

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2013年03月26日

10年経つとあれこれ...って言うよね

家を建てはじめてから10年。
飲食店だからということで町から義務づけされた貯水槽のポンプが故障。
水を使わなくても空転し続け、蛇口から水が爆発する。
寿命とのことで新しいのに交換することに。
取り付けも含め10万円以上もするらしい。痛いね。
何でもポンプは動かし続けているとかなり電気を使うそうだから、プラグを抜いて水は使わないことにしてした。トイレ用にはお風呂に水貯めて。お風呂は温泉に行けばいいしね。2年前の地震以来だな。
町も厄介で高価で格好悪いものを義務づけしたものだ。

新しいポンプの到着まで2、3日待つことになるらしい。
それまで店は休み。
どうせだから、その間、店の気になっていた部分を作り直そう。
開店から、思うように機能していなかった小さいカウンターを壁から外して、本棚付きのスタンディングカウンターにしようと思う。
出費が嵩むけど、とりあえずカードで払っておこう。
まだ材料もないのに、2、3日で出来るかどうか。
ま、やってみよう。

モナコのガルニエとミモザ

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コートダジュールの一画にある世界で2番目に小さい国、モナコ公国。
折角だから途中下車して、シャルル・ガルニエ設計のカジノの外観でも見つつ、その小さい国をぶらっとしてみよう。一度見ていればモナコグランプリを見る時に(テレビ見ないからほとんど見たことないけど)映像を肴にひと晩おいしく酒を呑めるんじゃないか、くらいに思ってみる。
駅は山の斜面にあり、プラットフォームはトンネルのなか。裸電球を使っただけのシンプルな素材なのにゴージャスにみえる。
駅を出ると坂を下る。海までずっと斜面になっていて、その斜面にはブティックや邸宅、マンション、ホテルが所狭しと立ち並んでいる。この国の住人の80%くらいは外国からのお金持ちらしい。個人に所得税を課さないというこの国のルールが彼らを招いているんだろうか。港にはクルーザーがぎっしりと泊まり、カジノ前には高級車が止まっていた。

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ゴミが落ちてないし、落書きもない。
物価は高いが犯罪が少なく夜でも安全なのだそうだ。

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2013年03月27日

コルビジェのカップマルタンの休暇小屋を見に

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コルビジェの休暇小屋を見ようと思い無人駅のカップマルタンで途中下車。
休暇小屋の内部は週2日のロクブリュヌ・カップマルタンのガイドツアーに参加しないと見られないけれど、外部は自由に見られる、と日本で買ったばかりのガイドブックに書いてあった。ガイドツアーは苦手なので外部だけ見られればいいや、と思っていたら、そうでもなかったし、通り過ぎてしまって随分遠回りもした。
まぁ、そんなこともあるさ、ということでコルビジェの休暇小屋の場所までの散策風景。

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誰もいない。ホントに無人駅。

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2013年03月28日

マントン市庁舎・コクトー婚礼の間 Salle des Mariages de l'Hôtel de ville, Menton

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イタリアとの国境近くの町、マントンに着いた。
公園、街路樹、あちこちにオレンジが実っている。
オレンジといえば食べものじゃないか。街のあちこちに食べものがぶら下がっている。
それだけでなんて豊かなんだろう、と思ってしまう。

マントンにはジャン・コクトーを見に来た。
ここにはコクトーの美術館が2つと、市庁舎内にコクトーの手掛けた"婚礼の間Salle des Mariages"がある。まずは市庁舎へ行こう。

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市庁舎は2時まで昼休み、着いたのは2時ちょうどだった。

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棚から本棚付きスタンディングカウンターへ

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貯水槽の水道ポンプの故障のため、2、3日店を休むことになったので、ボケーっと休んでいても生産的ではないから、急遽、前から気になっていた所を、作り直すことにしました。開店時に、カウンターの端材でスタンディングカウンターのつもりで作った部分が、奥行きが少なかったためにすっかり棚として定着。まあ、木っ端で作ったんだから仕方ないし、棚なら棚でいいか、と思っていたけど、本棚の収納スペースが足りなくなったこともあり、この休みを使って本棚を兼ねた実用的なスタンディングカウンターにしようと思う。
まずは、ホームセンターで集成材と2×6材を購入。

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2013年03月29日

本棚付きスタンディングカウンター

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こんな感じになりました。
外した棚のビス跡はパテしてから壁と同じ白ペンキで塗りました。
ちょうど壁面のギャラリーの展示替えがあるので壁も全部塗りました。
天板のワックスのノリが悪かったので、近いうちにもう一回塗ろうかな。
まだ本が疎らですが、きっとまたいっぱいになっちゃうんでしょう。

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塗装はいつものオスモカラーのワンコートオンリー。うちの窓の木製サッシ、ドア、棚、カウンター、全てオスモです。窓枠と玄関ドアはスカンジナビアレッドですが、棚や室内ドアなどはローズウッド。今回も含め、カウンターの天板だけはローズウッドの上に黒いエボニーを塗ってからオスモのクリアワックスで仕上げました。
木製サッシにオスモが使われているのはアイランドプロファイル社の仕様であり、またその窓がハーフビルドしやすいBe-h@usの窓のデフォルトだったので統一したのですが、それ以来使い続けています。

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2013年03月30日

サン・ミシェル教会 Basilique Saint-Michel-Archange

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マントンのコクトー美術館の近くにあるサンミシェル教会が午後3時から5時半だけ見学出来るというので行ってみました。マントンという街は絵になりますね。
この街は冬でも最低気温は6度以上あって1年のうち300日以上は晴れているらしい。そういう気候でなければレモンやオレンジは育ちにくいんだそうで、フランスにおけるレモン生産量の7割はここマントンなのだそうだ。町の中心部ではこの何週間か後に開かれるレモン祭りの準備が進められていた。

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2013年03月31日

コクトー美術館・Le Bastion城塞美術館

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眩しいくらいの陽射しを浴びる海岸沿いの遊歩道、プロムナード・ドュ・ソレイユ(太陽の散歩道)の先にコクトー美術館がある。17世紀に建てられ廃墟の様になっていた海辺の要塞を、コクトー自身が市長と交渉し、細部に至るまで指示し作られたという彼自身の美術館"Le Bastion"、通称、城塞美術館。
美術館と表記されているし、僕もそう書いたけど、コクトーは美術家という訳ではないと思っている。まず彼は詩人であって、劇作家、小説家、映画監督、評論家、画家でもある彼の表現は全て詩的であり、彼の作ったものは全て ひとつの詩のようだ。この建物のハード、ソフトとも彼の表現であり、この建物が存在することさえ詩的なことに思える。

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