アパート近くの散策と久しぶりの自炊
アパートメントの支払いを済ませ鍵をもらい、ひと安心したので手ぶらで散歩にでてみる。
まずは旧市街を海まで抜ける目抜き通り、ランブラス通りへ。
やっぱり地中海沿岸は光が違うなあ。この光、大好きだ。
海に向かって歩いてみる。
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アパートメントの支払いを済ませ鍵をもらい、ひと安心したので手ぶらで散歩にでてみる。
まずは旧市街を海まで抜ける目抜き通り、ランブラス通りへ。
やっぱり地中海沿岸は光が違うなあ。この光、大好きだ。
海に向かって歩いてみる。
モンセラットに行くにはカタルニア鉄道とケーブルカーかロープウェイを使って行くのがポピュラーみたいだけど、スペイン国鉄サンツ駅に隣接する国際バスターミナルからでるバスでも行けるらしいので時間とお金の節約のためバスにしてみました。バスは片道5ユーロくらい、鉄道とロープウェイのセットチケットは往復27ユーロくらい。バスは9時過ぎにサンツを出て帰りは夕方、の1往復だけらしい。バスに揺られること1時間。
モンセラット到着。
じゅうぶん高いわー。
モンセラート修道院で黒いマリアやエスコラニア少年合唱団を見るというのがこれまた一般的みたいだけど、とりあえず素通りしてここから更に山を登ります。
山歩きを終え修道院へ。
それにしてもすごいインパクトのある場所だな。キリスト教の聖地なのだそうだ。
モンセラートMontserratとは「ギザギザな山(のこぎり山)」という意味らしい。
ガウディのサグラダファミリアのイメージはここから来てるらしいと読んだけど、たしかに似ているね。
修道院入口の中庭のファサード。
十二使徒が彫られてますね。
バルセロナでの旅の計画中、サグラダファミリア行く?って聞いたら、当たり前でしょ!世界遺産だし、と即答されましたので、そりゃそうだ、と行くことになりました。ガウディが嫌いというわけではないのですが、何となく。
並ばずに入るにはインターネット予約がおすすめだそうで、日本からインターネット予約しようとしたら学割は窓口のみとのこと。折角ぼくらは大学生なので列にならんで学割で入ることにした。
それにしても面白い形してるなー。
まー、それにしてもいい陽射し。
more...... "サグラダ・ファミリア Temple Expiatori de la Sagrada Família" »
サグラダ・ファミリアから散策しながらカサミラの外観だけ見て行こうかなーとふらふら。光の美しさに歩いているだけで気持ちがいいです。
変わった建物が多いね、バルセロナ。
一応、ガイドブックに載ってた建築散策マップを見ながらオリエンテーションみたいに歩きました。あの建物かなー?くらいなゆるいものです。
店はキレイで、つまみは美味しいし、リーズナブル。
滞在中、もう一回来てもいいなと思ったけど一度しか行けなかったセルベッセリア・カタラナCerveceria Catalana。
まずは生ビール。
独禁法違反なんじゃないの、ってくらいにどこに行ってもEstrella Dammエストレージャ・ダム。スーパーでもエストレージャ・ダムを買ってアパートで飲んでたからいったい何リットル飲んだんだろ。
日本人好みのピルスナーでスッキリサッパリほんのりフルーティ。
スペイン全土に支店をもつ大きな銀行La caixaラ・カイシャによる文化施設で、プッチ・イ・カダファルク設計の繊維工場だった建物を改築して作られたものだそうです。
複数あるギャラリーのうちの1つの企画展、ル・コルビジェの"Le Corbusier. Un atlas de paisajes modernos"を見ることができました。しかも入場無料という。
ぃよっ!太っ腹銀行。翌日、この銀行のATMでお金引き出しました。
手数料は入場料の代わりに取っときな。ふふ。
このエントランス周りは磯崎新デザインなのだそうだ。
見学時間前に着いちゃったのでベンチでオレンジたべながら待つのこと。
そう、旅行中、僕のバッグにはいつもオレンジが入ってる。
開いたー。
通称 Barcelona Pavilionバルセロナパビリオンらしいけど元ドイツパビリオン。
ガウディもいいけど、こっちのほうが脳がドキドキしているよ。
いやー、かっこいい。っていうか、どうやって立ってるんですかね、これ。
モンジュイックの丘にあるカタルニア美術館、丘の下から見上げながら近づくからより大きく見えるなぁ。
中世から近代、現代までのカタルニアの美術を中心としたコレクション。
モンジュイックの丘にあるカタルニア美術館から歩いてミロ美術館へ。
近代以降の美術ファンにはオススメの美術館。
撮影禁止なので写真は取れませんでしたが、思った以上にコンテンポラリーな美術館で、ミロコレクション以外の展示もそれだけで現代美術館の常設として成立する作品数とコンセプチュアルな展示方法を取っていておもしろいです。
そもそもここはミロの構想から生まれた美術館で開館時ミロは役員の一人となり、建物の設計はコルビジェの下にいたホセ・ルイ・セルトが無償で請け負い、初代館長はミロの親友で写真家でもあるジョアキン・ゴミス、14000点を越えるというミロコレクションは自身からの寄贈であり、また若い現代美術作家への実験の場を提供したいという想いからEspai13というスペースも作られた。ミロの死後、たくさんの作家から彼に捧げられ美術館に寄贈されたというTribute to Joan Miróという展示もある。増築により講堂と図書館も作られている。
カタルニア美術館のあとに来たので閉館まで1時間ちょとしか時間がなかったのが残念だった。作品を見るのが割りと早い僕でも2、3時間は時間を取りたい美術館だったと思う。
ミロのデッサンやタブローから現代美術に入るという流れがとてもナチュラルで心地よくもあった。もし、また機会があれば、天気のいい昼にゆっくりと時間を取って来たい美術館。
朝早く目が覚めちゃったのでエイャッ!とベッドから飛び出し外に出てミニ温室の解体をはじめました。天気がいいとはいえ朝7時はまだ寒いです。
5年前に作ったミニ温室は端材を使っているので、痛みが早いところは木がもうボロボロ。柱にした木材は知り合いの大工さんが置いて行ってくれた何処かの家のヒノキの端材。さすがヒノキ、地面に接していたのにしっかりしている。
シンプソン金物はまだ使えそうだから全部外して、木材はあとで刻んで薪ストーブの焚き付けにしよう。
ようやく暖かい陽が射してきて、庭先の沈丁花の芳香が一層強くなる。
砂浜ですな。
海のない山に暮らしているからたまに海を見るととても嬉しいです。
ちょっとだけ。
靴と靴下を脱いで、足だけ海に入ってみる。
いやぁ、この濡れた砂の感触・・・つ、つめたい。
トイレがまんしてたので、もう無理。
バルセロナのカテドラル前の広場に面してあるピカソの壁画。
この建物は「カタルーニャ地方およびバレアレス諸島建築家協会」の建物で壁画はカタルーニャ地方の民族舞踊サルダーナの様子が描かれているとのこと。
建物は何やら工事中ですね。
カテドラル前の広場ではカタルーニャ地方の伝統的生産者によるマーケットがひらかれていました。
真っ黒くて小さくカットされたリコリスキャンディみたいなの買いました。
ナチュラルとミントの2種類があってミント味を購入。目が覚める苦さでした。
アサヒペンの超耐久屋外用ニススプレーを買ってみました。
いわゆるウレタンニスなのですが、超耐久性という部分よりもスプレーというところに惹かれまして。
とはいえ、今まで使っていた屋外用ウレタンニスが900円くらいで、超耐久というこれがamazonで1246円、たまにしか使わないものだし、そのくらいの違いなら、と思うわけです。どのくらい超耐久なのかはこれからのお楽しみ。
この看板を作ったのは2007年9月、6年半前の仕上げに一度、あと3年前にもう一度、屋外用ウレタンニスを塗ってこの劣化です。ちなみにこの面は南向き。
なに描いてあるのか分からなくなっても使うつもりですけど、それも手入れしながらのこと。とはいえ、ニスの刷毛塗りは何かのついでがないと面倒なので、スプレー式なら手軽にメンテナンス出来るのではないかと。ニス塗ったあとの刷毛洗いは面倒だから捨てちゃいたくなるし。。
では、プシューーっとな。
バルセロナで借りたアパートメントのオーナーおすすめの店、Restaurante Salamancaサラマンカ。
彼曰く、地元の人なら誰でも知ってるそうだ。他の店は工場で作ったのを出したりするけど、ここは違う、安くて美味しい、とのこと。
海のすぐ近く。なるほど人気の店らしくランチタイムを過ぎようという時間なのにほぼ満席。でも待たずに座れてラッキー。
歩いて1分くらいの場所に2号店もあるらしい。
ここ1号店で作った料理が通りを挟んだ2号店に運ばれて行く。
みんなスゴい忙しそう。
僕らは1杯引っ掛けたあとなのでビールとシーフードパエージャだけ注文しました。ちなみにパエージャは2人前から。
ゴシック地区をブラブラ。
やっぱりカテドラルには行っときますか!ということで、ピカソの壁画を見て産直市で買ったおやつを舐めながらカテドラルへ。
中に入ったときの厳粛な空気は外観からの想像以上のものですね。
店のアプローチ横にウッドデッキを作ろうと思い、数は足りないけど買い置きの沓石を並べサイズを考えながらふと思う。
畑にするときに埋めた角材はまだ使えるんだろうか、と。
さっきまでは、この畑をそのままにして上にデッキを作ってしまおうと思ったのだけど、使えるんなら勿体ないなあ。
衝動的に木枠を掘り起こしてみる。
鎹で止めてあるのでなかなか持ち上がらず、ゥウォォオオ〜〜!という叫び声と共に引き起こしてみる。脳内ヒュージャックマン。
木枠の下からレンガが見えた。
そうだ、以前敷いたレンガもデッキの下敷きじゃもったいないじゃないか。
あとで掘り起こそう。
木枠にしていた木を掘り出すと土に埋もれていた部分はアリが巣くっていた。それでもまだ強度はあるから土留めくらいなら使えそうだ。
木枠が無くなると、盛り上がった黒土も勿体なく思えてきた。
働いたお金で買った土だしな。
縦横無尽3Dに伸びた雑草の根とミミズの大群を含んだ黒土をまた屋根に載せるのもいいけど.....そういえばうちにはいつまで待っても草の生えない緑化駐車場があったではないか。
ということで、土を掘り一輪車に載せ駐車場に撒いてみた。
この駐車場に敷いたプラスチックのマットを雑草除けと思っている人がいるが、本当の目的は草を生やすために草の根をタイヤから守るために敷いたものなのだ。
マットの下に敷いた砕石と砂がいけなかったのか一向に草が生えない。
たまに、残土歓迎、という看板をみるけど、うちも立てようかと思ったこともある。
雑草除けと思っている人にとっては乱心の沙汰だろうが、この根っこたっぷりの黒土を撒いてしまおう。えーーい。
ゴシック地区の路地を歩いていたら店から客が溢れている飲み屋があった。
見ていたマップには自家製カヴァの店と一言書いてあった。カウンター周りに立ち飲みの人影が見えた。立ち飲み出来るということは席がない代わりに、席がないからお帰り下さいと言われることもないということだ。
どれどれ、混んでるけど入ってみよ〜っと、と人の隙間から、パルドン、パルドン、と入り込んだ。
カウンターに辿り着き、カヴァを2つ下さい、と言った。
2種類あるらしい。
どっちにするか聞かれたから一瞬考えると、カウンターで立ち飲みしている人たちが、チャンバイエだ、チャンバイエだ、とぼくに言う。じゃ、チャンバイエ2つ!と注文した。
冷蔵後から取り出したガラス瓶から酒がグラスに注がれているあいだ男のうちの1人が教えてくれたことには、背の高いグラスに注がれるあっちのカヴァは普通のカヴァで、背の低いこのグラスに注がれるチャンバイエはこの店でしか呑めないと教えてくれた。
ぼくが飲もうとしていたのはまさにそれじゃないか。ムイビエン!ありがとう、と言った。
注がれたグラスを取ってひと口飲む。
ライトな微炭酸白ワインという感じでとてもスッキリしたものだった。
カウンターの中から何か食べるか?と聞かれたので、ガラスケースに入っていたハモンとチョリソーのタパスを、指差しながら、コレと、コレ下さい、言った。
どこで食べると聞かれたから、近くにあった冷蔵庫の上を指差して、あそこいい?と聞いたら、ニコリとされた。
2人だからか2個ずつきた。美味しい。
フランスのバゲットに比べて歯切れにいいスペインのバゲットは立ち飲みに向いてると思った。イタリアのバーカロで飲んでるような気分だ。
気分がいいからお替わりしよう。
那須もようやく桜の季節。
昨年の那須ショートフィルムフェスティバルの抽選で入場券をもらったので自転車に乗ってりんどう湖へ。りんどう湖畔にもたくさんの桜が咲いているのだ。
コンビニでビール買って、ルアンでパン買って、チリン、チリーン。
りんどう湖ファミリー牧場内にある通称りんどう湖は人工池で、農業、主に灌漑用の溜池なのだそうだ。溜池を利用して小さなスイス的なレジャー施設やホテルを作り、ボートにも乗れるし、こうしてお花見もできるという。
通常は入場料が必要なので気楽には来られないけど、ベンチやトイレが多いし平日はのんびり出来ていい感じ。ヨロレイッホー。
ほろ酔いだし、散策しますかねー。
アヒルと鯉。
クェ、クェ。パク、パク。
りんどう湖って水キレイじゃないね、なんて言っちゃーいけない。
ここはキレイな溜池なのだ。
バルセロナ、ゴシック地区にローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの神殿の柱4本のみが残っているというので見に行きました。
かつてのローマ属州ヒスパニアの頃。個人的には初代皇帝アウグストゥスよりも共和制ローマを帝政に導き若きアウグストゥスを後継者に選んだカエサルに魅力を感じるけれど、これは内戦の頃よりもパクスロマーナの街の記憶ということですね。
込み入った路地を進み、あそこかな。
仕事で使うために購入したHUROM SLOW JUICER HU-300W ヒューロム スロージューサー、韓国製の低速圧搾ジューサーなのだ。
これから暖かくなると野菜やフルーツでフレッシュカクテルを作る機会が増えるのだけど、ウォッカとフレッシュトマトでブラッディマリーを作るときなどは、ブレンダーで作ったフレッシュトマトジュースだと時間とともに食物繊維と水分が上下に分離してしまうことがある。これはカクテルに限らずジュースでも同じこと。売られているトマトジュースのように加熱すれば分離しないのだけどね。
カクテルは見た目も大切なので、フレッシュとはいえ分離したドリンクというのはどうもよろしくない。
この低速圧搾ジューサーはブレンダー(ミキサー)のようにカットするのではなく、臼引きのように潰しメッシュで漉す構造になっていて、酵素も壊れないから体ににいいという触れ込みなのだけど、分離しないというメリットもあるというので購入してみたのだ。
バルセロナの海岸沿いに変な木が生えていた。
たくさん実をつけたその木の肌といい形といい、なんだか妙な形をしている。灰色の木肌にはトゲがあり、下のほうがぷっくりと太い。実が爆ぜると中には綿のようなものぎっしり詰まり種が入っている。
日本に帰ってから調べてみると、この木は南アメリカ中部が原産で日本語名は、トックリキワタというらしい。
ぼくはオレンジジュースには、砂糖入れない派です。
バルセロナ、朝のカフェにて。
玄関前の小さな畑だったところから出てきたレンガを少し使って、玄関アプローチからウッドデッキへのアプローチ。
土や草に埋もれてる間にアンティークレンガみたいになっていた。
デッキは少し高くすることにしたので、このレンガの先は木材でスロープかステップを作ろう、かな。
小さいスペースなのでそんなにカチッとしてなくていいかなと思い、レンガを敷く部分はフリーハンドで何となく均して、足で体重かけて踏み踏み踏み踏み。軽く砂を敷き、レンガを並べて目地に詰まるように乾いたままのインスタントセメントを撒いてからジョウロで水を掛けただけ。
一番手前はセメントが流れ出さないように木材を置いてみた。それなりだね。
旧市街のピカソ美術館、たくさんの作品が見られますが、何といってもピカソの上手すぎる幼少期の作品が多数見られる美術館です。
なかは撮影禁止なので見に行くしかないのですが、残念なのは一部展示室が見られなかったこと。その代わりといっては何ですが、と、料金もディスカウントされ、入口で今日はこの部屋は見られないので料金はこの価格になります、という説明がありました。
ふむふむ、と聞いた後で、学生証を出したら、なーんだって顔されて無料だと言われました。
普通に入ると14ユーロ、見られない部屋があるからと半額くらいになって、学生は無料とな。
あとで分かったのですが、見られないのはこの美術館の目玉でもあるピカソのキュビズムベラスケスシリーズでした。まぁ、しょうがないねー。
美術館や博物館の学割には年齢制限のあるところがあり、フランスでは国際学生証を持っていても26歳以上はあまり使えませんが、バルセロナは殆どの場所で学割してもらいました。特に公示されてなくても、取りあえず見えてみたら安くなっちゃったみたいな。
雑草好きにはたまらない本なのだ。
べつに見たことないようなマニアックな雑草が載っているわけではない。
いつも僕らの傍にいながら、害にも栄養にもならないから名前を調べるほどには気にならず雑草と呼ばれることのある植物を含め、都市部のアスファルトや石垣、コンクリートの隙間という場所に根を下ろす植物たちが、写真付きで季節に分けられオールカラーで載っている。
都市部では隙間かもしれないけれど、うちの庭では主役とまではいかないでも僕にとってはグランドカバーとして楽しませてくれている植物たちでもあるのだ。
本によれば、この紫色の花を咲かせているのはヒメオドリコソウ、隣りの小さく白い花はタネツケソウらしい。
どちらもあちこちに群生しているよく見る植物で、タネツケソウは前から気になっていた植物の1つでもある。
スモモの花が咲きました。白い花と若葉が瑞々しいです。
毎年、こんなに咲いても実がならないのは勿体ないことだとしたら、受粉しそうな木を何か植えてみようかな。
この木の品種は大石早生。大石というのは福島県の大石さんが作った品種なのでその名前がついているのだそうだ。知らなかったな、福島生まれだから那須でも元気に育ってるのかな。