2月8日の朝8時にフィレンツェのホテルを出てイタリア国鉄でローマへ。
ローマのティブルティーナ駅で乗り継ぎフィウミチーノ空港に着いたのが12時。
深夜のドバイ経由の乗り継ぎで成田に着いたのが9日の夜6時。
高速バスで宇都宮のバス発着所 柳田車庫の駐車場に止めてある車に着いたのが夜9時半。
イタリアとの時差8時間を引くとだいたい30時間の移動かー、長かったなー。
さて、那須まで運転して帰るか!と車にスーツケースを積んで駐車場を出ようと思ったらセルがキュル、しか言わず、エンジンが掛からない。
そういえばバッテリーそろそろ寿命だったな、と思い出す。
ちょっと押し掛けしてみるか!と駐車場をグルッとしてみたけどウンともスンとも。
いやぁ、久しぶりのいい運動になったよ、いい汗かいた。
.......そろそろヤバイと思ったのが夜10時。
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ローマ往復の航空チケットを探しているときヨーロッパ系の航空会社がみんな高かったので、今回は、一度乗ってみたいと思っていたエミレーツ航空にしてみました。このお帽子が素敵ですよね。ドバイ国際空港経由です。
テロの報道の影響があるのか否か、座席には空席が目立ちました。
行きが、成田からドバイまで12時間、ドバイからローマが6時間。直行便ならドバイまでの時間でヨーロッパに着いちゃいそうですが、今回は価格と好奇心から遠回りです。
たしかに座席はゆとりがあって狭苦しくなく、機内食も普通に美味しくいただき、お酒はスピリッツやリキュールも無料、見られる映画もたっぷりですので、評判通りの快適な移動です。
この空港かなり広く、乗り換えは行きも帰りもターミナル移動で、エレベーターに乗りトラムに乗って移動しますから、それなりに乗り継ぎの時間が必要かもしれませんが解りやすいです。
免税でポルシェ売ってたり、空港の時計は全てロレックスだったりしますが、全体的に普通に清潔感のある空港でした。
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ローマではテルミニ駅のバスターミナルから歩いてちょっとのところにあるオペラ座の隣のホテルを取りました。空港からテルミニに着き、そのままホテルへ。2時過ぎにチェックインし、まずは30時間ぶりのシャワーを浴びてリフレッシュ。
真冬のこの時のローマは東京よりちょっと暖かいくらいでしょうか。
薄暗くなってきたローマの街を散策に出た。
ヨーロッパは日本の都市部に比べて街灯が少ないところが好きだ。
最寄りの大きな教会、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂の裏手が見えた。
裏手の広場から正面の広場へ。
どちらの広場にもオベリスクが立っていた。
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ローマはモザイク好きにもたまらない場所なのでしょう。
この教会はとても小さく地味だけどその一つのようで、4世紀に創建されたというからキリスト教初期の頃。全体的に、その後、増築や改装もされているでしょうから何となく古代、中世、近世がミックスされたような印象があります。
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昨日まで那須では那須温泉映画祭という5日間のイベントがあり、僕もボランティアスタッフとして参加しておりました。踊りながらインド映画を見たり、露天風呂に入りながら映画を見たり、大広間で布団に入りながら映画を見たり......と、妄想をそのまま形にしたような、何ともおかしな映画祭です。アイデアそのままを形にできてしまうといのは素晴らしい力だと思います。
また何か違った形で、おかしな映画祭が那須高原であるかもしれません。
お時間合いましたら、その際はぜひご参加ください。
さて、徐々に日常を取り戻しつつ、確定申告の準備とイタリアの回想でも。
ドムスアウレアに向かう途中、高架の上で何かの撮影隊。
あばあちゃんと孫が手を繋ぎながら楽しそうに橋を渡ってきます。
ベタな感じだからドラマでしょうか。
その背景にはコロッセオ。
これまたベタでいいですね.....というベタなことを書きながら日常を取り戻しなう。
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コロッセオの北東の丘にあるコッレ・オッピオ公園内に、ローマ帝国第5代皇帝ネロが建てた黄金宮殿・ドムスアウレアの一部が残っています。
ドムスアウレアは、紀元64年のローマ大火後、コッレ・オッピオの丘を含むエスクィリーノの丘に建てたれた広大な宮殿で、南の窪地には大きな人工池も作られました。
密集した住居に暮らしていたローマ市民にとっては大顰蹙だったらしいです。68年のネロの自死後の104年に宮殿は火災に遭い、疎ましく思っていた時の皇帝などによって宮殿は次々に壊され、地下は土砂に埋められ、敷地は公共の浴場などの建築用地に転用されたそうです。コロッセオもその人工池跡の窪地に建てられました。この辺り、アースダイバーにはご馳走でざいましょう。現在、比較的まとまって見られるこの部分はトラヤヌス浴場を建設する際に埋められた部分の一部だそうです。
16世紀のルネッサンス期、多くの人がドムスアウレアのお宝を探しに地下に穴を掘り潜り込んだりするなか、ラファエロも潜り込んだ宮殿地下のヴォオルトに描かれた装飾を見て、ヴァチカンの内装に取り入れました。これが「グロッタ(grotto)で発見された古代美術」ということで後にいわゆる「グロテスク」装飾と呼ばれることになったそうです。そして現在ヴァチカンにあるラオコーンもここから発掘され、当時、ミケランジェロに大きな影響を与えたそうです。
ガイド付き見学のみの完全予約制とあったから日本からオンラインチケットを購入、見学の時間は決まっていて回によって、イタリア語、英語、スペイン語と分かれています。ちなみに、こちらのサイトから予約と決済ができ、プリントアウトして時間前にこのゲートに持っていけばチケットに交換してもらえます。
12時の英語ガイドツアーを予約、ちょっと前にゲート前に到着。
たぶん、オフシーズンであれば、ここで、次の回空いてます?と聞けば入れそうな気もしますが、団体のツアー予約もありそうなのでやはり事前予約が確実かと。
スタート時間前に集合してヘルメット装着。レッツらドン。
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