2月、はじめてのナポリへ。
ローマのメモを細かく書きすぎたのでエントリーが5月になってしまいました。
ローマより南に行くのは今回がはじめて。
治安が悪いと噂のナポリだからビビっていたわけですが、冬ということもあり人も少なく、とても快適に過ごせました。
ナポリの観光は情報が少ないので何かの役に立てればメモ。
朝、ローマのホテルから歩いてテルミニ駅へ。
ちょっと早く着きすぎたので、電光表示板前にあるマクドナルド2Fでホームが決まるまで時間潰しです。
1週間ぶりに氷の入った飲みもの飲んだなー。
チケットはインターネットの国鉄のサイトからEチケットを購入済み。
ナポリまで1時間10分、2等プレミアムシートで1人19ユーロでした。
列車と等級によって料金が変わるわけですが、この席はちょっとお得だったかな。
ドリンクとおやつのサービスあり、Wifiあり。
ローマの次の駅がナポリでした。
はじめてのナポリ、駅についてからがひと仕事です。
駅近くにもホテルはたくさんあったのですが治安がよろしくないというので、安全だというサンタルチア地区にあるホテルを予約しました。
しかしサンタルチアは少し離れているので、ほとんどの人が駅からタクシーにのるらしい。
バスの方が安そうだなぁ、とバス停をスーツケースを転がしながら探してみるも工事中ということもあり見つからず、長距離バスの運転手さんにサンタルチアかサンカルロ劇場までのバス停はどこ?って聞いたら、タクシーだ、と言われまして、おとなしくタクシー乗り場へ。
ナポリ滞在中は何回もバスをあてにしましたが、ナポリのバスはすごく遅れたり来なかったりで何度も裏切られました(笑
ボラれるのやだなー、と思いながら近づくと真っ先に目のあった40代男性といった感じのドライバーが寄ってきて、タクシー?と。
シー、サントルチアまで行ける?(ヴォレイ アンダーレ サンタルチア?)と聞いてみる。カッコ内はあってるかどうか知らないけどその時使ったフレーズです。
シー、シー、とスーツケースを持って運び出す男。
幾ら?(クアント?)と大きな声で聞いてみる。
20ユーロ、だそうだ。
予想通りに高かったので、練習通りに頭を横に振りながら、高いよ〜(エ トロッポ カ〜ロ〜)、と言ってみる。
男がジロッと見るのでポケットに用意していた紙切れを見せてみる。
ナポリにはタクシーの均一料金があると聞いていたので書いておいたのだ。
「Tariffa Predeterminata, Per Favore (タリッファ プレデテルミナータ ペルファヴォーレ)」と大きな字で書いてあるのを見せ、ホテルの名前と住所も書いてあるのを渡してみた。
オーケー、15ユーロだ、とぼくの目を見ながら男は答える。
スーツケース2つ込み?(コン ドュエ バゲージ?)と間髪入れずにスーツケースを指差して言ってみた。
イタリア語でスーツケースのこと何て言うのか分からなかったから英語を混ぜてみた。合ってるとは思えないけどジェスチャーとシチュエーションで分かるだろ、くらいのノリなのだ。
オーケー、オーケー、とスーツケースを車に積んでくれて、やれやれ、笑顔で出発なのだ。
彼は最初に20ユーロって言ったのなんてきっと気にしていない。
海岸線にでたら、あれがカプリだ、とか笑顔で教えてくれました。
値段交渉はだいたい予想通り。
最初から均一料金の紙を見せてもいいんだけど、駅からサンタルチアまでは10ユーロくらいで行けるというのをインターネットで見たことがあり、それにスーツケース2個だといくらかなー、なんて思っていたんだけど、15ユーロより安かったらそっちの方がいいや、と思っていたら20ユーロと言われたので、妥協しての均一料金、という流れなのでした。
ちなみに、最終日のホテルから駅までのタクシーはチェックアウト時にレセプションで呼んでもらいました。レセプションではスペシャルプライスになるから少し高く15ユーロですけどいいですか?聞かれ、2分後にタクシー到着、白髪の60代という男性ドライバーでしたが、降りる時の請求額は14ユーロでした。15ユーロ払うつもりだったので、おつりは取っておいてもらいました。
高級ホテルの並ぶサンタルチア地区でここだけが格安価格だったホテルレックス。
思っていたより部屋も広くキレイで冷蔵庫もあって、朝食もしっかり、高級嗜好でなければおすすめできます。
写真奥の突き当たりに店の並ぶ通りがあり小さめのスーパーも3軒あります、背にしている方向はすぐ海です。