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2015年08月 ARCHIVES

2015年08月02日

鳥の食べ残しだけど、美味しいねぇ。

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草取りアイテムを手にいれたものですから、
やる気半分、仕方なし半分に草取りをしておりましたところ、
暑さで湯気のように体から抜けていく やる気 を目で追うように顔をあげました視線の先、
何やら赤い玉がぶら下がっているではありませんか。
紫がかった赤い玉ですよ。

プラムじゃーん。

この何年かキレイな白い花がたくさん咲くのになかなか実を見ることのなかった
あの、プラムです。

この春、花のあとに小さく付いた実を無心に啄ばむヒヨドリを目の当たりにし
あれじゃあ僕の分はないわけだ、と諦めておりました、
その、プラムです。

僕にも食べ物に見えるくらいに育っているじゃありませんか。
ヒヨドリよ、
おすそわけなのかい?
それとも、 遠慮のかたまりなのかい?
まさか、憐れみなのかい?

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高いところの実はみんな食べられちゃったみたいだけど、
低い場所だけ5個残ってました。

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感動の瞬間です。
いちばん濃い色をしたのを1個取ってみました。

あまーい!
皮だけ刺激的に酸っぱいのですが、実は完熟でとても甘いのでした。

ヒヨドリよ、
君達の、育てる、という知恵の無さが、
飛べない僕より 唯一 劣っている部分だと思うのだよ。

ん? まさか、幾つか実を残して、
完熟して落ちた実から新芽が出るのを計算してのことだとしたら、、
.........来年は僕という動物の分も計算に入れて、もう少し 食べずに残しておくれ。

鳥の食べ残しだけど、美味しいねぇ。
来年はもっとたくさん食べ残してくれないかねぇ。

2015年08月07日

野ざらしだったステンレスの脚で展示台を作ってみたのだ。

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カラカラの那須での開店準備をしている頃だったから10年以上前にヤフーオークションで買ったステンレスの脚なのだ。
出品者のタイトルには「デザインチェア 長いす ステンレスのベンチ」と書かれていたけど、どーみてもデザインチェアではない。
しっかりしているけど長椅子やベンチにするには、ちと高い。
何かに使えそうで使えないなぁ、と思いながら野晒しの放ったらかしで、
塗装作業するときに立て掛ける台として何度か使ったくらい。
ほとんどタダ同然だったような気もするけど、たしか送料のほうが高かったな。

明日からのカラカラのギャラリー展示はガラス作品で、今ある展示棚だけでは数が少なく充実した展示にするのは展示スペースが必要........あ、これ使ってみよう、ということで10年分の垢を落としてあげたのだ。
10年野晒しにされた恨みも洗い流してくれたかな。

さすがステンレス、錆びてなーい。

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天板に2100mm×500mmの集成材を載せてみました。
あら、いい感じ。
もともとショップとかのディスプレイに使われてたのかもしれないな。

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ステンレスの天板に6つ穴が空いていたので、それを使ってビス止めしました。

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店内のファニチャーなどとの兼ね合いで、オスモカラーのローズウッドで塗りました。

落ち着くべき用途に落ち着いた感じ。

天板を載せてなくても少しグラつくから壁にドン付けで使うようです。

2015年08月14日

カラカラ金貨のビールチケットを作ってみたのだ。

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構想から完成まで2ヶ月近くを費やし完成したカラカラ金貨なのだ。
この忙しい時期に何やってんだ、と呟きながらも進めてきたコイン作成。
前にカラカラ紙幣を作って遊んだとき面白かったので、その進化系とも言えるビールチケットであり、またこの金貨を使ったパーティープラン時にはドリンクチケットになるというものなのだ。

まずはカラカラ金貨の使いかた、システムについてご説明しましょう。

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カラカラ金貨は10枚単位で購入できるのだ。
10枚で5000円、20枚で10000円(税別)なのだ。
この金貨1枚で通常600円の生ビール1杯かギネスビール1杯と交換できるのだ。
100円お得!
カラカラ金貨についての説明書と一緒に、赤いベロア生地の巾着袋に入って手渡されます。
30枚の金貨の入った袋ともなるとかなりズシリときてなかなかの手応え。

この金貨を使ったパーティーブランというのも作ってみたのだ。
まぁ、営業的な詳細はおいおいホームページで公開するとしてざっくり言いますと、
パーティーの予算のドリンク分を幹事さんにコインでお渡しするので、更にお得なコインパーティー専用ドリンクメニューの中から自由に選んで、その都度、ドリンクと金貨を交換、という、残りの予算が目に見えるシステムなのだ。
もちろん、コインはみんなで均等に分けるもよし、残少なくなったら掻き集めてリッチな一杯を楽しむもよし。
余った金貨は、平時のビールチケットとしても使えるし、次のパーティーで使うこともできる。
基本的には、この金貨で酒を飲むと楽しいという人に喜んでもらえれば十分なのだ。

さて、このコインの完成までの流れも情報共有のため説明しましょう。

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2015年08月19日

フィレンツェでルネッサンス美術を見るのにフィレンツェカードを使ってみたのだ。

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この冬の、観光という名のフィレンツェルネッサンス美術漬けスパルタ合宿ではフィレンツェカードを使用したのだ。オス!(←体育会系)

出発前、ルネッサンス美術を見まくるためどこを回れば効率がいいか下調べしていた段で知ったのは、有料の施設がかなり多いこと。美術館はもちろんだけど教会までも。。

これでは遊園地なみにお金が掛かりそうだ、、ということで、フィレンツェカードの購入を決めたのだ。

しかしこれが安くはない、72時間(3日間)有効で72ユーロなのだ。
結果的にはお得だったのだけど、72時間って言ったって、寝てる間は使わないでしょ〜〜、と、庶民には敷居が走高跳びな金額なのだ。

有効期限はカードを買った時ではなく、最初に使った時点から72時間。
この間はトラムやバスは乗り放題、無料Wifiも使える。
ナポリのように待っても来ないバスではなく、待ってれば普通にミニバスがやって来た。
ぼくらが泊まったホテルが中心地から少し離れていたことと天気があまり良くなかったこともあって、バスはかなり乗りました。

しかし、なんと言ってもこのカードもメリットはウフィッツィ美術館などの予約制の施設が予約無しで、しかも並ばずに専用レーンから入れるところじゃないだろか。
他にも、入り口で団体客の人集りの横を抜けて入り口で見せたら並ばずに入れてくれたりもした。
もう得意げにカードを胸ポケットから取り出し、こういうものだ、チラッ、てなものだ。

前にフィレンツェに来た時は2日しかいなかったからあまり見て回れなかった分、今回はこのカードで、とがっついてみた。

フィレンツェカード購入時にカード裏面にサイン、バスチケット、マップとバスルートとフィレンツェカードの使える施設の一覧、そして使える施設の営業時間の一覧、それらを入れるパスケースがもらえるのだ。
各施設入場時にレシートを渡されるのでパスケースに詰めておいたら、回った場所の記録にもなっていた。
数えてみたら20枚。
回ったね。元取ったかね。

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なかなか可愛いカードなのだ。
バスチケットはその都度機会に通していたら印字が真っ黒になってしまった。

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カードが使える施設は入り口にこの赤いのが立ってるので、英語とイタリア語以外の言語圏から来た人が入り口やチケットオフィスを探すのも簡単。

やはりこの街自体がアミューズメントパークのような観光地なのだ。

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2015年08月23日

ウインドウクーラー

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夏に付けていたウィンドウクーラーを取り外しました。

購入したのは3年前、まずは店の厨房に。
暑いのは食材に良くないし、火を使うから労働環境を考えるとね。

その翌年は住居寝室スペース近くに取り付けました。
寝るのが遅いから寝付いてすぐに熱くなっちゃうと睡眠不足になりがちで。

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7月から10月くらいの期間限定でそれ以外の時期は外しておきます。

厨房は窓がなくて、北と南にドアがあるだけ。
それなので北のドアを開け放ち、木材で枠を作ってウィンドウエアコンをはめ込み、他はダンプレート(プラダン?)で塞いでます。

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2015年08月31日

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会

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72時間使えるフィレンツェカード、まずはカードをゲットすべく駅近くにあるサンタ・マリア・ノヴェッラ教会のインフォメーションへ。
インフォメーションは教会の裏手にあり、そのすぐ横にフィレンツェカード用の入口もあったので、この正面からは入れず、出口として出たあとにこの写真も撮りました。

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裏口から入ると、こんな感じ。

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中庭に面した回廊にでます。

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スペイン人の大礼拝堂にあるボナイウートのフレスコ画。


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さて、ここで見たいと思っていた、マザッチョとギルランダイオ、ブルネレスキの作品のある大空間へ移動しましょう。

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おぉ、マザッチオの三位一体。
ルネサンス三昧になるつもりのフィレンツェでまずは初期ルネッサンスを代表する1人マザッチオ、そしてその代表作の1つですね。
彫刻のドナテッロ、建築のブルネレスキなどとの交流がどのくらいあったのかはあまり調べてはいませんが、マザッチオによって絵画にはじめて遠近法が用いられたのはブルネレスキの影響もあったんじゃないかということです。

建築のブルネレスキ、彫刻のドナテッロ、絵画のマザッチオ、ギルランダイオ、フィリッポリッピなどなどから、盛期ルネッサンスのボッティチェリ、レオナルド、ミケランジェロ、ラファエロ、ティッツィアーノなどなどそしてマニエリスムへ、
フィレンツェには彼らの作品がテンコ盛りだと思うと楽しみでもありますし、想像しただけで食べる前からお腹いっぱいになりそうでもあります。

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