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2016年06月 ARCHIVES

2016年06月12日

ベルギービール研修という名の飲み歩き08/La Fleur en Papier Dore 

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この日はランチをしてから飲み歩き、カフェ・ラ・フルール・アン・パピエ・ドレ La Fleur en Papier Doreへ。

ベルギーシュルリアリズムの頃の雰囲気を残したビアカフェで、当時マグリットたちの溜まり場になっていたそうだ。メセンス、ユーゴー・クラウス、ジャン・デュビュフェ、アルシンスキーなども良く訪れていたらしいです。

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このカーテンのすぐ裏にドアがあります。
入りにくいけど、開けたらすぐ客室なので外気が入らないように風除室の代わりですかね。

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店内ほぼ満席。
2人だけど、、って言ったら、店の若い男性が、奥が空いてるよ、と教えてくれました。
メニューを見ながら、どれがオンタップ?って聞いたら4種類くらいあったので、その中から選びました。ラトラッペ La TrappeとドゥラセーヌBrasserie de la Senne。ナッツは無料。
何処から来たの?と聞かれたので、日本だと答えたら、すごい!日本に行きたいんだ!と言っていました。何でなのかは分からずビールを飲んでいたら、彼がiphoneを持って帰って来て、iPhoneの自動音声曰く「ワタシハ、フジサンニ、ノボリタインデス」と。
おお、素晴らしい!是非来てね。

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さすが趣きのある店内です。
通路を挟んだ向かいの席にいた、孫を連れたおじさんから話しかけられました。
何処から来たんだ?というから、日本、と。
おー、うんうん、と良くわからないけど好意的なリアクション。
何を飲んでる?と。
ラトラッペとドゥラセーヌです。
ラ・トラッペはおじさんも飲んでいたみたいで、このトラピストビールは素晴らしいと言っていました。オランダの修道院で作られているんだ、と。
あれ?ベルギーじゃないの?と思いましたが、オランダで作っているトラピスト会認定のトラピストビールなんですね。
今では修道士の高齢化による人手不足でオランダの民間企業と契約して作ってるみたいです。

孫を連れたおじさん、というか、ビールを飲むおじさんに付き合ってる孫、という感じでした。
孫の隣に座ってきたカップルが徐にチュパチュパし始めたので少し困惑気味の様子でもありました(笑

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壁には絵が一杯です。
ベルギーシュルリアリスムを想わせる妄想タイム。

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狭い店内にお客さんがいっぱい。
でもこの時は比較的静かでした。

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ベルギービール研修という名の飲み歩き09/デリリウムカフェ

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この日は何軒かはしごして〆のデリリウムカフェ。
このタップの数は圧巻ですね。
お客さんの年齢層は低めで店内も賑やか。
いつもなのかは分からないけど、カウンターの中でスタッフのみんながショットグラスでウォッカを煽ってました。
イエーィ(^o^)/って感じで盛り上がってる〜♪

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ここ他にも席があって店内は結構広いです。

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落ち着かないので、窪まった狭い場所に陣取りました(笑

飲むのはもちろんオンタップのデリリウムですよね。
ノクトゥルムとアルゲンタムにしました。

メリーのショコラショー

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ブリュッセルでのホテル近くの大きなショッピングアーケード、ギャルリー・サンテュベールの中で寄ったメリー。
初代王室御用達だそうです。

チョコはみんな少しお高めだったんですけど、
鍋で保温しているショコラショーがあったので無性に飲みたくなって買ってみました。

とてもシンプルで上品なショコラショーでした。
じつは僕はショコラショーが大好きなんですよね。
ここのショコラショーは今までで一番美味しかったなぁ。
しかも4ユーロ、お安い♪

2016年06月13日

ブリュッセルのダンドアで焼きたてワッフルお持ち帰り。

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ブリュッセルのダンドアに寄ってワッフルでも食べようかと。
じつはこの直前に、街のあちこちにある1ユーロワッフルを立ち食いしたばかりですが。
(ストロベリーアイスとかトッピングしちゃったから全然1ユーロじゃなかったけど・笑)

なぜ中で食べずに持ち帰るかというと、うちの奥さんは甘いものが好きじゃないのでね。
テイクアウェイなら食べやすいし、割安だし。

ここは四角いブリュッセルワッフルと、丸いリエージュワッフルがあるというので、
リエージュには行かないからリエージュワッフルを食べておこうかと。

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普通に美味しかったです。

店内の雰囲気が落ち着いてていいね。

'T Kelderke テゥ・ケルデルク

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グランプラスに面した地下のお店。
じつは熱を出しちゃったので直前までホテルで寝てました。
寝起きのビールは格別です。

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窓のない地下の雰囲気はいいですね。
ちょっとクリプトを思い出しちゃうけど。

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ここはクラシカルなベルギー料理が美味しいという評判でした。
ベルギーといえばカルボナードだというので、食べてみたかったんです。
日本語で言えば、牛肉のビール煮だそうです。
写真はもう真っ黒になっちゃったように見えますけど、実物も真っ黒でした。
ソースだけかなり煮込んでるんですね。
お肉は柔らかくて、味はかなりしっかりしていて、これは美味い。
付け合せの野菜入りクタクタマッシュポテトはさっぱりしていて、これも美味しかったです。
いやぁ、熱出しても来て良かった。

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これもベルギー料理、ワーテルゾーイ。
魚のワーテルゾーイが元祖なのだそうですが、これはチキンのワーテルゾーイにしました。
さっぱりしていて非常に食べやすい、すごいシンプルな料理ですね。
さっぱりしているけど、若鶏半身が入っているので味に奥行きがありました。

思ったよりもシンプルな田舎料理って感じで美味しいな、ベルギー。

フリットランドFritland

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フライドポテトってベルギー発祥の食べものなんですよね。

ベルギーでの呼び名はフリッツ。
細切りのカットポテトに何種類もソースがあって好みのソースで食べるそうで。

以前、フランスとベルギーの国境近くの街ランスにあるルーブル美術館の別館に行った時に、駅前の店でビール飲んでた時のこと。
フリッテリアと書いてあったし、おすすめはフリッツだとメニューにあったので注文してみたらすごく美味しくてビックリしたのです。
その時覚えたのがサムライソース。
ライムジュース入りピリ辛マヨネーズでこれが店の男の子のオススメでした。

今回は熱があるのでプレーンにしときました。
熱出してても揚げ物食べられるのは僕の特技です。

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雨降ってる中、テラス席でフリッツ食べる病人。
いや、それでも美味いよ。
外はカリッと、中はふっくら、ポテトの甘みもしっかりあって。

この店はブリュッセルで美味しいフリッツが食べられる店として有名らしいです。
Fritlandフリットランドと言って、フリッツをバケットに挟んだフリッツサンドも人気らしいです。.....炭水化物に炭水化物.......焼きそばパンとかマカロニサンド、みたいな。

この国にいたらビールとフリッツで間違いなく太る。

ベルギービール研修という名の飲み歩き10/À la Bécasseア・ラ・ベカス

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ブリュッセルはビール好きにはたまりませんね。
この日の飲み歩き、次は、ア・ラ・べカス。
お、行列ができている、と思ったらお隣のお店でした。
ベカスは通りから奥に入ったところにありました。

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タイル貼りの細い通路。
ちょっと不安になりますが、ベカス(ヤマシギ)の絵があるので誘い込まれますね。

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通路の突き当たりがベカスでした。
日本でもこういう細い通路を潜った先にあるバーってありますよね。
飲み屋としては好きなロケーションだなぁ。

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玄関の前にメニューがあります。

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ほぼ満席でしたが座れました。ラッキー。
ここはブリュッセルにしかないランビックの飲める数少ない店のひとつです。
奥で欠伸している店員さんは修道士の格好をしています。

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4種飲み比べプレートを注文しました!

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ティママン醸造所で作られているランビックから3種類。
奥からランビックに黒砂糖を加えたティママン・ドゥ ランビックTIMMERMANS Doux Lambicus、右に移動してホワイトランビックのティママン・ブランシュ ランビックTIMMERMANS Blanche Lambicus、手前がさくらんぼを加えたティママン・クリーク ランビックTIMMERMANS Kriek Lambicus。
そして左側にある、ティママン醸造所と同じくジョンマーティンス傘下で、ティママンのランビックにブラウンエールをブレンドしてオーク樽熟成させたBourgogne des Flangres、の4種類です。
トレーの紙に書いてあるからわかりやすいですね(^_^
飲む順番も書いてあります。

カンティヨンのランビックが飲みにくい人もこの4種類なら飲みやすいと思います。

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ベルギービール研修という名の飲み歩き11/部屋飲み05

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ホテルに帰るときは必ずスーパーでビールを仕入れてから。

左からレフブロンド。
定番のアビィです。
日本でもお馴染みで、今はアサヒビールがインポーターですね。
フランスではレストランのオンタップで良く見掛けます。

真ん中がセント・ベルナルデュス アブト12。
こちらもアビィ。しっかりとしたトースト香と、苦味とレーズンのような甘み。
度数が高めなのでグッと飲むと喉が少し温かくなりました。

右がヘレケート。「地獄の釜」という意味だそうです。予想外にフルーティで甘い香りと後味。
もっとどろっとした凄い味を勝手に想像してました。
やっぱり見た目で判断しちゃダメね。

ブリュッセル最終日、次はゲントを経由したブルージュへ向かいます。

小便小僧はやっぱり小さかった。

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ブリュッセルといえば小便小僧なのだそうで。
見た人は口を揃えて、小さかった、小さかったと........うん、小さいね。

2016年06月16日

「KARAKARA No.7 pastis」というハーブティを作ってみたのだ。

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19世紀、フランスの芸術家たちに愛されたアブサンというお酒がありました。

そのお酒には幻覚作用があるためフランスでは製造販売が禁止となり、アブサンに似せてハーブ(薬草)のお酒が作られました。それが、パスティスPastis、ペルノpernodなどと言った日本では薬草系とかアニス系に分類されるリキュールの幾つかです。パスティスには「似せる、まがい物」という意味があり、ペルノは「似せたもの、代用品」という意味を持つ造語でもあります。

日本のバーでも定番のアイテムですが、アニスやフェンネルの強い独特な香りを持つこれらのお酒は日本人には馴染みがないので爆発的な人気を博することもなく、ある意味ニッチなリキュールと呼べるでしょう。

現在では、アブサンも世界保健機関 (WHO) によるツジョン残存許容量が10ppm以下ならばと定めた基準内で製造が許されておりたくさんの種類のアブサンが作られています。
パスティスにはアブサンのような妖しげな魅力はありませんが、もっと日常的なお酒として今ではアブサンよりもパスティスやアニス酒のほうが多く飲まれています。

ヨーロッパでは、アニスの香りのキャンディもポピュラーですが、やはり日本での反応はいまいち。お土産に買ってくると大好きになる人もいれば罰ゲームアイテムとなることもあります(笑
喉に優しいリコリスキャンディもその類です。

僕はパスティスも、アニスキャンディも大好きです。

「そうだ!アブサンに似せてパスティスができたように、パスティスに似せてハーブティを作ろう!」

今年の初め、僕は1本のアニス酒を持って、那須で自家ハーブ園を持ち多くの飲食店にオリジナルハーブティを卸されているハーブ農家さんの那須高原HERB'sさんを訪れました。

持って行ったお酒は「ペルノpernod」、そして福西英三氏の銘著「リキュールブック」。コンセプトを聞いていただき「このお酒と同じ味のハーブティを作ってください」とお願いしました。
参考文献として本をお預けして、持ってきたペルノの封を開け、テーブルでペルノを水で割り一緒に味見していただき、残りはどうぞ存分にお楽しみください、と置いてきました。

HERB'sさんは丁寧に試作を重ねてくださり、高い再現力でハーブティによるパスティスが完成しました。アニスとフェンネル、シナモンの香り、リキュールを想わせる甘みもハーブで再現されています。

使用したハーブとスパイスが7種類だったので名前は、KARAKARA「No.7」。

原料の種類が増えると価格も上がりますよ、と言われましたが、まずはコンセプトありき、幾つでもとお願いしました。8種類使えば「No.8」にしようと決めていました。
HERB'sさんでパック詰めまでしていただき、タグはカラカラで作りました。
裏面には法で定められた、原料、原産国、賞味期限、製造、販売などの記載。
表面には「似せる、まがい物」と見られそうなシンプルなHelvetica。

ここだけの話、最初は"pastis"ではなく"pernod"にしようと思ったんですが、ペルノーリカールジャパンに問い合わせたところ丁寧に優しくNGでした。商品名ですからね。

価格はナンダカンダで900円です。
カラカラ店頭で販売しております。
カラカラは夜と日曜の昼しかやってないので、那須街道(県道17号)沿いの「遊クラフト」さんでもお取り扱いいただくことになりました。
ありがたや、ありがたや。

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カラカラに今あるアブサンやパスティス系のお酒は20種類ちょっと。
それぞれに味わいが異なる個性派集団です。
機会がありましたらこちらもどうぞ。

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2016年06月20日

「那須温泉アートアパートメント 」× 「押入れ改造計画」コンペティション

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建築家・秋山東一氏の「aki's STOCKTAKING」にて紹介された「押入れ改造計画」。
Facebookの中に【押入れ改造計画】として非公開グループが立ち上げられ、押入れをお父さんの秘密基地にしたり、シェルターだったら、など、それぞれに妄想を重ね、押入れ改造に役立ちそうな情報交換の場にもなっております。

私も事務局として参加して準備を進めている那須八幡の温泉旅館・絶景 一望閣での「那須温泉アートアパートメント」には、一人の作家が部屋全体を作品にする客室が8つと、複数の作家がルームシェアして作品を展示するラボラトリー客室が2つ。
その他の客室や、廊下、階段など、宿泊棟全体がギャラリーのように現代の作家の作品が展示される予定です。

そこで、ラボラトリーのうちの1つの押入れを「那須温泉アートアパートメント × 押入れ改造計画・コンペティション」でグランプリを決めて実際に押入れを改造してみよう!という企画が立ち上がりました。

まずは広く改造プランを募集します。

集まったプランの中から秋山東一氏を中心に審査しグランプリを決めさせていただきます。

そして、グランプリとなった方には自腹で客室の押入れを改造していただきます。
(このアートアパートメントの展示と制作に掛かる全ての費用は作家持ちなのです。)

改造が終わり、客室に宿泊があった場合、宿泊料金の一部が作家に支払われます。
一部とは予約方法により異なりますがマックス20%です。
ラボは複数の作家がルームシェアしているので基本的には展示作家全員で均等にシェアとなりますが、宿泊予約時にどの作家の紹介か提示があった場合は、その作家にのみ支払われます。
基本的な展示期間は3年間です。
押入れの前には、秋山東一氏の「SUPER POD 3.8」......の予定です。

建築、設計のプロは勿論、セルフビルダー、DIY系、美術系、インスタレーション、プロアマも問いません。ただ、自作外注問わず実現可能であること、そして「那須温泉アートアパートメント」を面白そうと思ってくださり、楽しんでいただけることが条件です。
コンペ応募の期限は8月末日とさせていただきます。

まずは、押入れ改造計画のFacebookグループにご参加ください。

【押入れ改造計画】
https://www.facebook.com/groups/197795223701027/?fref=ts

もしくは那須温泉アートアパートメント事務局・担当 野澤までメールでご応募ください。
email: nasuonsenartapartment@gmail.com

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2016年06月21日

朝食の鮭はテラスで焼くのだ。

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暑くなってくると厨房にウィンドウクーラーをつけるので、涼しくはなるけど風通しが良くないのです。
魚なんか焼こうものなら、焼き魚と自分の燻製ができあがり。

じゃ、外で焼くか。

冬に鍋やるとき、最近はIHばかり使ってたけど、
地震のあと停電ばかりの時に買ったカセットコンロを出してみた。
使うの久しぶり、そして、あら快適。

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2016年06月22日

プラネットショコラ Planète Chocolat

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日本への出店はないショコラティエだそうで、ブリュッセルの小便小僧の近くにありました。
店の奥にある工房で作られているそうで、週末には体験やセミナーなども開催されているそうです。

プラリネをアソートで2箱やカカオニブやオランジェットなどいろいろ買ったら、アソートを一箱おまけしてくれました。

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新鮮な素材にこだわっているように説明がありました。
全体的に、素朴でレトロな印象、落ち着く感じが良かったです。

Planète Chocolat
http://www.planetechocolat.com/fr/

2016年06月25日

ブリュッセルからブルージュへ、ゲントで途中下車。

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1週間滞在したブリュッセルから移動します。
ゲントで「神秘の子羊」と美術館も見たいのですが、一泊するのも面倒なので途中下車することにして、次の宿はブルージュへ。
ブルージュで何泊かしたら次はアントワープに向かいますが、その時もゲントで途中下車する予定です。
まずは、中央駅のチケット売り場で、ゲントで降りられるチケットを購入しました。

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ゲント到着。
オランダ語圏なので発音はヘントなんですね。
ちなみにブルージュはブルッへ。

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ヘントの駅には大きなスーツケースを入れられるコインロッカーがあります。
僕のスーツケースは結構大きいのですが、妻のスーツケースとリュックも一緒に入りました。
コインロッカーは他言語対応で日本語もあり。

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駅前からトラムに乗って中心地へ向かいます。

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ちょっと乗り過ごしてフランドル伯居城の近くで降りました。
この日は風が強くて寒かったです。

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カチッとして綺麗な街並みですね。

さて、聖バーフ大聖堂までお散歩しますか!(ホントは熱出してるしメチャクチャ寒くって歩きたくないけど・笑)

聖バーフ大聖堂の神秘の子羊

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ゲント(ヘント)での途中下車の目的は聖バーフ大聖堂にあるフーベルト・ファン・エイクとヤン・ファン・エイクの兄弟による「ヘントの祭壇画」を見るため。

今回のベルギーの目的はフランドル絵画とビール。
ブリュッセルではオルタ美術館が休館ということもあって王立美術館しか見られていませんのですっかりビールメインになってしまいましたが(笑

聖バーフ大聖堂はファサード改修工事中でしたが中は通常通り見られました。
撮影禁止なので、写真はありません......ということでwikipediaより拝借。

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ゲント出身のカール5世が洗礼を受けたこのバーフ大聖堂は12世紀から16世紀まで掛かって建てられた教会です。
何と言ってもこの12枚のパネルで構成されている多翼祭壇画の「ヘントの祭壇画」が有名で、その中央のパネルに描かれている「神秘の子羊」を観に多くの人が訪れます。
聖堂内の見学は無料ですが、祭壇画のみ有料で4ユーロ(音声ガイド付)です。
日本語音声もあるのでじっくり解説を聞きながら見ることができました。

12枚のうちの両端にある8枚が畳めるようになっていて裏面にも絵画が描かれています。
2012年からパネル毎に修復が行われていますので、2017年までは完全な形で見ることはできません。修復中のパネルは白黒で描かれたものが嵌められています。

余談ですが、この修復作業中の作品は駅から歩いていける距離にあるゲント美術館で見ることができます。
時間があれば1日に両方見てしまうのも可能です。
僕らはこの後ブルージュに行ってからアントワープに向かうので、この日はじっくりここで過ごし、アントワープに向かう途中でゲントで下車してゲント美術館に行くことにしました。

話を戻して祭壇画を今一度見直します。
フーベルトは1426年に死去とありますから、そのあと祭壇画が公開された1432年5月まではヤンが描いたことになります。初期フランドル派絵画を代表する作品でもあり代表する作家でもあるフーベルトですが、単独で描かれた作品は殆どなくこれはフーベルトを見るという意味でも貴重な一枚です。
またどこをフーベルトが描いて、どこがヤンが描いたのかというところも議論の分かれるところだそうです。

内部のパネル12枚、中央上部には中央にイエス、左にマリア、右にヨハネが描かれています。
マリアとヨハネはわかりますが、言わずもがな、イエスがっぽくない。
これがイエスなのかどうかは議論の分かれるところで、いかにも伝統的なデイシスですからまずはイエスと思いますが、この姿が三位一体とする説もあれば、あの冠はローマ教皇のものとする解釈もあるようです。
マリアの左には合唱の天使、ヨハネの右には奏楽の天使。
形式的に伝統的な形ですが、羽根が描かれていない天使たちで、また合唱する8人の天使はそれぞれに表情豊かで皆んそれぞれに違うパートを歌っているように見え、ある意味現代的なように見えますね。
上部、左右両端にはアダムとイブ。
ヤンによるこの絵画の公開が1432年、フィレンツェのブランカッチ礼拝堂にあるマザッチォのアダムとイブも1420年代というからほぼ同年代。感情を豊かに表したマザッチォに対し、静かに受け止めているような表情を描くエイク、そしてエイクの卓越した写実表現と言うものがこの祭壇画から見て取れますね。
そして何と言っても見入ってしまうのは中央下部の主題、神秘の子羊です。
ヨハネによる福音書に記述がある神の子羊の礼拝が描かれています。
この絵の細密描写がまた凄い。特に近景の植物や人物の描写の細かさはびっくり人間レベルじゃないですかね。
これは家に置いてずっと見ていても飽きないでしょう。いかにもヤンファンエイクと思われる精密な科学的写実表現です。
内容は祭壇の乗せられた凛々しい生贄の子羊と胸の傷から行儀良く流れる血と受け止める杯。
取り囲む14人の天使。それをまた取り囲む人々は幾つかの集団に分かれていて、これは旧約聖書と新約聖書との関係で位置が決められているのだそうです。聖書の内容となると僕にはまだちと分からない。。
子羊の手前には生命の噴水があり、そこにも集団があります。
僕らはこの集団越しに子羊の礼拝を眺めていることになり、まるでこの礼拝に参加した目撃者のような構図を持っている。なんということだ。

聖書の内容にもっと詳しければ、もっと深く楽しめるものなのでしょう。
ちょっと書き疲れちゃったし、今回はここまで。。

ちなみに、扉の裏面には受胎告知や制作依頼主のヨドクス夫妻の姿が描かれていました。

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2016年06月26日

ZEROLL アイスクリームスクープ

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冷凍庫で硬くなったアイスもスルスル掬えるアイスクリームスプーンなのです。
アメリカ・ZEROLL社のTHE ORIGINAL SCOOP。

秘密は内部にあり。
ハンドル内に封入された解凍液が手の温度に反応し、スクープの内側を暖め固いアイスクリームでも離れやすくするのだそうです。優れものだわ。

アイスをよく提供するお店には御馴染みなのでしょうが、今までは握ると金属がカチャカチャとアイスをスプーンから剥がしとるジッシャーを使い、力任せにアイスを装っておりました。
よく手を痛めたものです。
最近、カラカラでイタリアンジェラートを提供しているので購入してみたのです。
飲食店経営者の皆さん、労働環境の改善にいかがですか!

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2016年06月28日

ワイン樽をスタンディングテーブルにしてみたのだ。

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カラカラに入って直ぐ、カウンター手前に置いてあるワイン樽をスタンディングテーブルにしてみました。

ホームセンターで丸い集成材を購入。
メタルの薄いL金物で固定しました。
仕上げはオスモのワンコートオンリーを塗っただけです。

前からある奥のカウンターは、オスモの上にウレタンニスを塗りましたが、これはとりあえずこのまま使ってみようかと。ニス塗ってないとやっぱり手触りが良いんですよね〜。
ただニスを塗らないとグラスを置いた後の輪ジミができやすい。
ちょっと様子見て、気になるようならニス仕上げにしようかな。

カウンター用のスツールを使ってもらっても構わなくってよ。
ビールのパイントグラスを置くにはなかなか良い高さです。

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2016年06月29日

ニッコウキスゲじゃなくてすみません。

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3月に植えたユリの球根の花が咲きました。
アムステルダム空港で買った球根、パッケージには、赤、黄、白、ピンクの花が咲いてましたが咲いてみたら全部オレンジでした。なんででしょうね(笑

先日、県外の方が見えまして、
あれがニッコウキスゲっていうやつ!?
と嬉しそうに聞かれました。
そういえば、時期的に合ってるし似てなくはないかも。

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