ホタルがとんでナス。
ホントはいっぱい飛んでたんですけどね。いやホントに。
iPhoneで撮ったら1匹しか写ってなくて(笑
那須では今あちこちでホタルが飛んでます。
雨が降っちゃったり、風が吹いてたり、肌寒かったりする夜は飛ばないんですけど。
天気が良ければ、夜に近所の小川を覗いてみるといいですよ。
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ホントはいっぱい飛んでたんですけどね。いやホントに。
iPhoneで撮ったら1匹しか写ってなくて(笑
那須では今あちこちでホタルが飛んでます。
雨が降っちゃったり、風が吹いてたり、肌寒かったりする夜は飛ばないんですけど。
天気が良ければ、夜に近所の小川を覗いてみるといいですよ。
神秘の子羊も見たし、お腹も空いたし、ゲントの街をブラブラ。
店の名前は忘れちゃったんだけど、この近くにあった半地下のビアカフェの店に前に、スープセット4ユーロといいう黒板があったので、そこに入ってみました。
iPhoneで撮ってたらGPSで後からでも分かったのにね。
ここでもオンタップのビールを注文しました。
ケイゼルカーレルというルビーレッドビールです。英語ではチャールズクイント。
どうもゲントの辺りのビールといえばレッドビールなのだそうです。
ほのかなカラメルの香り。
スープセットは具のない野菜のスープと薄切りのパンがついただけのシンプルなもの。
でもこの日は風が強くてメチャクチャ寒かったので、とても嬉しかったです。
トンゲロー。アビィビールです。
キレがあって飲みやすいビールでした。
とても落ち着いた雰囲気だけど、時間帯によっては勢いのありそうな作りの店内。
いいお店でした。
ごちそうさまでした。
ベルギーではごつい実用車がたくさん走ってました。
いかにも石畳対応なごついタイヤを履いて。
おや? パンク修理の自転車屋さんかな?
神秘の子羊も見られたし、ゲント駅に戻りコインロッカーからスーツケースを出してブルージュへ。
駅前には大きなバスターミナルがあって、路線も充実しているようでした。
僕らはマルクト広場から歩いて10分くらいのホテルにしたのですが、スーツケースがあるので出来るだけ歩きたくなく、チケット売り場の女性に聞いて、最寄りのフィスマルクト(魚市場って意味らしい)で止まる路線のバスに乗りました。
ヤンブリトーというホテル。
オフシーズンのディスカウントで屋根裏部屋がとてもお得になってました(笑
ホテルの方もとても親切で、朝食はホットビュッフェで美味しかったな。
まだ外はほんのり明るいので散策に。
何でしょうね、この街は。世界遺産だそうです。
ジョルジュ・ロダンバックの小説「死都ブリュージュ 」を読んでから来たからか暗いイメージがあります。北のヴェネツィアという呼び名もなるほど納得。
しかしヴェネツィアとは違い車が走れるので、水路は生活の中の交通手段というよりは観光に活用されている感じでしょうか。
暗くなってきたからこの写真ではあまり良く見えませんが、
街全体的に石の色をした建物に、赤や緑などワンポイントの色の使い方が巧みな街並みですね。
こりゃ街歩きが楽しそうだ。
ブルージュに着いた日の夜、ホテルのチェックイン時にレセプションでレストランというより飲み屋のオススメとして教えてもらったBierbrasserie Cambrinusブラッスリー・カンブリヌスへ向かうことに。
場所はマルクト広場を北に抜けて直ぐのところ。
この広場がブルージュの中心なんですね。
記事のアップが遅くなってしまったけれど、ここに着いたのが2月。オフシーズンということでしょうけど人は少なかったです。ちなみに、ここから駅までのバスが出ているので帰りのバス停のチェックもしておきました。ヒストリウムの真ん前。
落ち着いたちょっとブリティッシュパブっぽい内装のお店で、ボックスっぽいシートになっていました。居心地いいです。
スタッフの女性にオススメを聞いたら冬限定のデリリウムでした。
チキンのロースト。
ブリュッセルで食べて美味しかったのでまたカルボナード。
2月の頭のブルージュから半年が過ぎてしまった。
もはや情報としては古いけど、冬のブリュッセル、ゲント、そしてブルージュとアントワープはこんな感じという感じのメモ。
オフシーズンだから人が少ないです(笑
もちろん世界遺産の街ですから観光客はいますが、クローズしている美術館があったりするので冬のベルギーは下調べが必要ですね。
北のベネツィア。
水路が印象的ですが、ベネツィアのように水上バスやゴンドラの利用がないのでそれほど運河を活用している感じはないですね。
それにしても綺麗な街です。
滞在中はそれほど寒くもなく、雨は降るけど雪はありませんでした。
なんだか童話の中の世界ですね。
フランドル地方のベギン会修道院群という名称でユネスコ世界遺産に登録されているものの一つ、ブルージュ(ブルッヘ)のベギン会修道院に向かいました。
修道院の敷地の外の水路にはたくさんの鳥たち。
静かな冬のブルージュの中でも一際静かな場所でした。
ブルージュのベギン会修道院は、1245年にフランドル伯爵夫人のマルガレーテの意志のもと設立された、女性のみによって自身で生計を立て、自立的な生活を営む女性たちのための共同生活の場だったのだそうです。
時代は中世、女性が社会で地位を確保するには、結婚するか尼僧になるかしかない時代です。
ベギン会は他の修道会で見られる入会の誓いのようなものがあまりなく、財産の所有や結婚による脱会も認められていて、生計を立てるために外に出て家庭教師をすることも許されていたそうです。
そんな女性の集まりが北西ヨーロッパで増え、13の施設跡が現在、「フランドル地方のベギン会修道院群」として世界遺産に登録されているそうです。
現在はベネディクト会女子修道院として使用されています。
今も修道女の方たちが日々祈りと共に静かに生活されている場のため、静かに見学させていただきます。
教会なども見学無料でしたが、寄付制で他言語による説明が置いてありました。
現在、もしくは過去に、この中で過ごされた修道女の中に日本人の方がいらっしゃるようで、日本語による教会内部の説明もありました。
一枚手に取り、ご解説に対する感謝の気持ちとして寄付させていただきました。
16世紀に創業、19世紀から現在の家族経営が始まり現在ではブルージュ唯一の醸造所だそうです。
レストランを併設していて試飲付きの見学ツアーが人気とのこと。
オフシーズンということもあり、予約はせずに行ってみました。
黒板の右上にブリュワリーツアーと書いてあります。
3ヶ国語対応になっており、オランダ語、英語、フランス語、でのツアーですが、どの回も英語ならオッケーです。
この通路の先、右側に受付があります。
まずはツアーの申し込みと支払いを済ませチケットを受け取ります。
ツアーの最後には試飲があります。
予約をすればランチ付きの見学ツアーもあるそうです。
トイレもレストラン横にあるので、ツアーの前に済ませておきましょう。
時間なので集まってみると3組、6名のみでした。
みなさん英語とのことですんなり始まりました。
ブリュッセルで見学したカンティヨン醸造所に比べるとかなり近代的です。
ランビックとは違い最初は日本のビール工場と少し近いかな、という印象。
見学が進むうちにかつての作り方の説明もあるので、昔はランビックのような冷却槽を使っていたのがわかります。
現在は機械化によって合理的て安定した品質のビールを生産しているようです。
昔ながらの面影と近代化の設備の両方を見られるのがいいですね。
屋上に出ました。
さすが街が世界遺産。外観には近代化があまり見えませんね。
おおお、見晴らしがいいです。
雨が降っていて足元が滑りやすく、風も時折吹くのでちょっと怖いです。
屋根裏スペース。
この蒸留所でも屋根裏でホップの説明を受けました。
more...... "ベルギービール研修という名の飲み歩き14/ハルフマーン醸造所 Brouwerij De Halve Maan" »
夕暮れ、ホテルに戻る前にビールを買いに。
ブルージュのマルクト広場の角にカルフールがある。
このスーパーはヨーロッパのどこに行ってもあるんじゃないかくらいに、主要都市で見ないことがない。品揃えも十分だし、大きめの店舗ではいつも鶏の丸焼きがあって、とりあえずそれを買って帰れば腹にもたまる。
ライトアップされた市庁舎。
地図上でこの広場は、Market Placeと併記してGrote Marktとあります。
Market Placeマルクト広場は、「マルクト」は「市場」だから「市場の広場」。
Grote Marktグロートマルクトは「大きな市場」。
どちらも意味はないですね。
そういえば、ブリュッセルにある世界遺産のグランプラスも同じような意味だし構成も似てますね。
ブルージュの広場にも市庁舎の横にギルドハウスが見られます。
グランプラスほど賑やかではない。
でも無理に派手に見せようとしてない分、グランプラスよりも佇まいが美しいな。
鐘楼と空。
カルフール前から。
景色を愛でているように見えて、気持ちはもうビール、ビール。
ここよりもホテルの近くにBruges Beer Museumというのがありました。
もちろん入ってみました。
種類は多いけどお土産価格で普段使いではないような。
郷に入っては郷に従え、ベルギーに来たならチョコを食え、なのですよね。
ブルージュに来たならデュモンDUMONなのだそうだ。
ショコラティエってブティックみたいなところが多いからはじめはちょっと緊張するけど、一個から売ってくれるから庶民的な店構えだと対面販売の駄菓子屋さんって感じですね。
作りたてが美味しいというプラリネを2つ。
美味しい!
晴れたり、曇ったり、雨降ったり。
ブリュッセルもブルージュも、冬はいつもなのかどうかはわからないけど、1日のうちに何度も天気が変わって、ダウンジャケットが乾いては濡れての繰り返し。
やっぱり天気がいいと気持ちがいいね。
雨が上がると、余分に写真撮っちゃうから意味もなく載せてみる。
初期フランドル絵画が見られる美術館、グルーニング美術館 Groeningemuseumです。
オフシーズンや展示替えなどでブリュッセルとブルージュは見られない美術館が幾つかありました。まさかメムリンク美術館が冬季クローズとは。。(涙
ここはある程度しっかり見られました。フランドル絵画のみならず、600年に渡る南ネーデルランドの絵画を見ることができます。
オランダで準備中の大規模なヒエロニムスボッシュ回顧展にレンタルしている作品以外は....オヨヨ(涙
ヤン・ファン・エイクの「ファン・デル・バールの聖母子」。
いきなりここの目玉です。非常に濃厚な画面の作品です。
細部に至るまでの精緻な描写と遠近法を使った空間構成とその描写。制作年が1434-36年ですからゴシック後期からルネッサンス初期、これほどの精密な描写は群を抜いてますね。
描かれているのは中央が聖母子、
左にブルージュの守護聖人ドナティアヌス、
右端が聖ゲオルギウス、
白い服を着た戴冠を待つおじさんがこの絵の依頼人であるファン・デル・バールだそうです。
この絵を描く前に、フーベルトとヤンが共作した「ヘントの祭壇画」をセットで見られたのはオフシーズンの不幸中の幸い。
ヘントの祭壇画を完成させたヤンの共通した精密な描写を見ることができます。
やっぱりブルージュ(ブルッへ)とゲント(ヘント)はセットで回るべきなのですね。
それにしてもこの時期の絵画を見ると毎回思うのですが、
依頼人が自分を絵の中に描かせるという、クライアントありきの時代とクライアント無き現代。想像だけではなかなか埋まらない環境の違いを感じますね。
メムリンクの「モレール家族の三連画」。
ブルージュで制作を続けたドイツ生まれのメムリンク。美術館はクローズだったけど、とりあえずブルージュで見られて良かったです。ご当地作品ですからね。(笑
キリストを背負う者、聖クリストフォロスがイエスを肩に乗せて川を渡るシーンです。
とても軽々と親戚の子供を肩車しているように見えますが、このあとイエスは物凄く重くなっていくんでしょ?
すごいお話です。
ロヒール・ファン・デル・ウェイデンの「聖母の肖像を描くルカ」
これは本人によるコピーで最初のはボストン美術館にあるそうです。と言ってもここブルージュの作品の方が有名です。
フランドルの画家は複製が多いですよね。
この時2014年に美術館が購入した版画コレクションを含めた展示がありました。
オランダ語、フランス語、ドイツ語、英語、による表記です。
こんなことでも、ベルギーなんだなって感じする。。
存じ上げませんでしたが Jules De Bruycker というゲント出身の版画家だそうです。
かなりテクニカル。
現代の作家の作品展示もありました。
けっこう面白かったです。
ブリューゲルのコピーもあります。
ブルージュでミケランジェロが見られるというので楽しみして来ました。
聖母教会です。
近くまで行けないのね。。
やはり教会の作品鑑賞には双眼鏡が必須です。
僕は持ってないのでうちの奥さんのを借りて見ました。
写真はズームしました。
大理石の聖母子像、ミケランジェロにしてはあまり動きがなく全体的にちょっと硬いですね。
慈悲深い表情、という解説が多かったのですが、遠目だからか僕にはどうしてもイエスの受難を暗示しているのかのような暗い表情と佇まいに見えるんです。
何か引っ掛かるんだけど......とか思いながらも、椅子に座りながらじっくり鑑賞させていただきました。
想像ですけど、これは遠くから見るのではなくて見上げるのがいいんじゃないかと。
もちろんここは美術館ではなく、彼らの祈りの場にあるものですからそう好き勝手言えたものではありませんが。
左がルプルス。
スパークリングワインのようにコルク栓のフルボトルです。
爽やかな香りとホップのキレ、ちょっと冷やしていい感じでした。
ホテルに冷蔵庫があって良かった。
このビール、なんと近所のやまやにもありました。やるな、やまや。
中央がセント・ベルナルデュス アブト12。アビィ。
ベルギーに来てから2本めです。
右が日本でもお馴染みのヴェデット。
ちょっと重いビールに疲れてきたので(笑
でもホワイトでなくブロンドにしてみました。
ホテルの天窓。
冬のブルージュはクローズしている美術館もあって思ったよりものんびり。
まぁ、ブリュッセルで熱出してるので丁度良かったのかも。
事務局として参画させていただいております「那須温泉アートアパートメント」が、いよいよ本格的に(ちょっとずつ)始動します。
マップにある部屋は現在、全て展示前の状態で普通に温泉旅館としてご宿泊を受け付けておりますが、展示作業中は一時的に宿泊不可となり、作業が終わりましたらアートアパート部屋として宿泊受付できるようになります。
作家により一気に完成させる部屋、展示替えをする部屋、何回かに分けて制作し徐々に充実させていく部屋など様々です。
4階にあるラボ2室は複数の作家がルームシェアする大部屋です。
作品の相性や作家の希望で、場所が変わることがありますのでまだ確定ではありません。
ホームページも少し更新されてますのでよろしかったら。
マップから作家紹介をご覧いただけるようになりました。
那須温泉アートアパートメント
http://karakara.pepper.jp/nasuonsenartapartment.html
明日、一望閣は、永瀬恭一さんによる展示作業がはじまり、キオ・グリフィスさんによるWord Of Color - voice recording tourの収録会場となります。
アートアパートメント事務局は、代表 五十嵐 順一 (絶景一望閣取締役)、副代表 米倉万美(イラストレーター)、現場監督として私、のざわかずひろの3人による小さな事務局です。
作家の制作に関して近隣の方の手助けが必要な場合もあるかもしれません。
その際は、ご無理のない範囲でお力をお貸しいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
やっぱり観光客はこれを買わないと。
ショップに入ると、
試食で板チョコゴディバが食べられるのはさすがです。
日本ではアウトレットでもそれなりの値段で売ってる正方形の小さい板チョコです。
庶民はそれだけでもプチ感動。