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2019年09月 ARCHIVES

2019年09月14日

永瀬恭一 展「少し暗い 木々の下」/ 殻々工房

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殻々工房で8月から開催中の 永瀬恭一 展「少し暗い 木々の下」は28日まで、残り2週間を切りました。


永瀬さんによる那須での個展は4年ぶり、夏の展示は今回がはじめてです。

この何年か那須は、避暑地とは呼びにくい暑さがあったり、また、相変わらずの道路渋滞のなか、多くの方が展示を御高覧くださり、誠にありがとうございました。

永瀬さんの今回の展示について、
ここにメモしようと思いながらも日々の労働に追われ、、考えも纏まらず時間ばかりが過ぎてしまいました。
うまく纏まらない分、個人的には面白い展示というか、これからの永瀬さんに興味を持たせる展示だったと思っています。
纏まらないままにメモ。


今回の展示は、一見、複数の作家による作品のように、タイプの異なる絵画で構成されています。
前回の展示では、画集の中から部分を切り取り、キャンバスの素地を残しながら鮮やかな油絵具を指で乗せた点で描かれた作品で構成されていたのですが、今回はそれと同じ画法の他に、キャンバスの裏地を使用したり、キャンバスの下地の白が透けるくらいに筆で薄く描かれた具体的な人物や、抽象的な風景もあります。

今回の作品の対象の中には画集からピックアップしたものはなく、作家の身近なもの、モチーフは日常の風景なのが、前回の展示からこの何年間か拝見している作品との大きな違いだと思います。

身近な対象を見つめて絵を描くのはよくあること、美術では基本的な部分かもしれません。
永瀬さん曰く、描きたいものが見つかった、とのことですが、搬入作業中に作品のレイアウトを決める際に、ダメだ、これではカッコよく見えてしまう、と言って配置を戻したりしていたことも永瀬さんの今のスタンスを表している気がします。
 
 
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人物7点、風景4点、植物4点。

人物は、1点の自画像を除き、ご子息の肖像だそうです。
このスペースには、これまでの作品と同じ描き方による作品5点。
 
 
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こちらは絵筆でさらりと薄塗りされた人物と風景。
 
 
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風景は作家が住む埼玉にある景色だそうです。
 
 
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こちらは裏キャンを使ったもの。抽象化された植物。
今回の展示の中で個人的に気に入っている作品です。
植物は作家の奥さまが育てた庭の植物だそうです。
 
 
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ずっと作品を拝見している作家なので、これまでの作品とは異なる対象との距離感(特に人物)について、自分なりにもっと具体的な感想を書きたいと思っていたのですが、前述した通りうまく纏まらず、会期も残りあと2週間を切りましたから、時間切れ。

 
作品を拝見してから、展覧会名と展示との関係を心地よく感じています。

木々の下だけ少し暗いという明暗。

喩えて言えば 傘の下。
また言い換えれば 屋根の下。
逆にして言えば 雨雲の下かもしれない。
「 少し暗い 木々の下 」とは、外と内を柔らかく隔て、家族と、その近しい空間との関係を現しているタイトルなのではないか、と勝手に想像しています。

残りあと僅かとなりましたが、機会がありましたら ぜひ足をお運びのうえご高覧いただけたら幸いです。


永瀬恭一 展「少し暗い 木々の下」
2019年8月3日(土)ー 9月28日(土)

2019年09月21日

色々な PRESS MAN 0.9

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殻々工房の設計長 秋山東一氏に1本もらってから愛用しているシャープペンシル PRESS MAN プレスマン 0.9 がカラフルになっていました。

今まで黒いのをケース買いして使っていて、鉛筆じゃないんだか そうそう無くならないと思っていたんだけど最後の1本になって、買い置きしておこうと思ったら全部で6色。
ケース買いはやめて6色ゲットしました。

消しゴムキャップの緩さはそのままだし、
ボディのロゴデザインが変わったくらいなのかな、と思ったら、ノック部分が大きく変わっていました。
今までのカチカチとした感触が、フワフワとしてノックの距離も長くなり、1回のノックで出る芯の長さも長くなったような気がします。


.....派手な色にすれば無くさないのかなぁ。


プラチナ万年筆 プレスマン 6色カラー セット/amazon

2019年09月23日

iPadレジの回転台を作ったのだ。

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だいぶ前の話になりますが、
今年の3月にAirレジのサイトで軽減税率対策補助金なるものを目にしまして、
10月からの消費税増税に際して軽減税率の対象となる中小企業向けの補助金だそうで、
それを使うと10万円するレジとiPadのセットが3万5千円くらいになるという。
それじゃiPad買うのより安いじゃん。
急いで申請すればカードの引き落としまでに補助金下りるんじゃないかという誤解も合わさり、やる気になったのでした。
実際には、補助金は2ヶ月後に下りたので大変な遣り繰りをする羽目になったのですが....そして下りた補助金は6万円でしたけど.....。

こんな補助金を出したり、キャッシュレスポイント還元事業でポスターやチラシも大量に作ったりしてまで増税する必要があるのかどうかは分かりませんが、せっかくだからとお安くゲットしたiPadとレジ。
それまでiPhoneでAirレジ打ってた時よりも仕事しやすくなりました♪


会計金額をお客さまにiPadで提示できるように、回転台も作りました。
用意した材料を重ねるだけのチョー簡単なDIY。


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ホームセンターでテレビ用の回転台を購入。500円くらい。
後日、100円ショップで同じようなサイズのものを発見......それでも良かったかも?
回転台の上に滑り止めマットを載せました。


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ホームセンターで円形集成材を買って、カウンターと同じ塗料で塗り載せました。


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再び、滑り止めマット。
マットはサンドイッチにおけるマヨネーズみたいなものですね。


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iPadにスタンドにもなるカバーを装着。置くだけで完了。

それでは、回してみましょう!


やめてー、やめてー、目がまわるー。

軽減税率対策補助金の申請は9月30日まで。
書類の作成は結構面倒で時間かかるので、これから申請したいという方はお早めに。

2019年09月28日

初秋の大沼園地を散歩してきました。

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久しぶりにとてもいい天気の休日。
昼すぎから家を出て、塩原の大沼園地へ。

駐車場からほとんど高低差のないとても歩きやすい遊歩道。
湿地帯の木道を進み、見晴らしの良さそうなデッキから振り返れば ポッコリとした おむすび形の山。
塩原の富士山、新湯富士です。
今度は ここに おむすび持ってこよう。


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草紅葉が色づいていました。
紅葉が進むと西陽で一面が黄金色に染まる時があるそうです。
この日はたくさんの赤とんぼが木道に止まり、また水面に群生しているヨシの間からはオニヤンマが産卵していました。
誰もいなくとても静かだったので、水面で羽ばたくトンボの音があちこちからきこえました。


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静かだなぁ。
ナラやブナ、モミジも多いので紅葉したら水面に映えてキレイでしょうね。


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駐車場から10分くらいで大沼まで。
東に向かって行って戻る一本道 ですが、戻りは西陽が透けて色づき輝く木の葉が眩しかったです。


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元湯まで移動して温泉に。
ここの温泉は2回、素泊まりで利用していますが、お湯が好みなんです。
機会がありましたら、ぜひ。

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