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ART ARCHIVES

March 21, 2007

なんだこりゃ!DEBUT!展/ 宇都宮の中心街

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先日、宇都宮で「なんだこりゃ!DEBUT!展」を見てきました。
いやぁ....立派な.......

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March 22, 2007

シャガール、その愛のかけら展/ 宇都宮美術館

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宇都宮美術館でシャガールを見てきました。
確定申告の準備などで事務仕事に耽っていると"美しい絵画が見たい!"という衝動に駆られます。なぜか大体いつもそうです。グッドタイミングで宇都宮のシャガール。今回の宇都宮美術館の企画、開館10周年記念企画なのだそうです。ポスターやパンフレットはこのように可愛らしい♡型です。うふ(←不気味だ)。たくさんの版画作品と油絵の大作も幾つか。休日の午後、ゆっくり楽しめる企画展でした。(家を出だすのが遅れて軽く早足で回りましたが...)
この企画は4月8日(日)までです。

March 23, 2007

レオナルド・ダ・ヴィンチー天才の実像/ 東京国立博物館

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上野の東京国立博物館でダ・ヴィンチを見てきました。
平日だというのにかなりの人出。ダ・ヴィンチってやっぱり人気あるんだなぁ。
展示は今回の企画の目玉とも言える国内初お目見えの「受胎告知」のみが展示されている第一会場と、資料や作品、模型などが多く展示された第2会場とに分かれています。第一会場の入り口では手荷物チェックとブーブー枠くぐり(←空港にあるウルトラクイズみたいなやつ)も有りました。列に並び蛇行しながら進むこと約15分で最前列へ、休日はもっと凄いんだろうな。

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March 24, 2007

VOCA展2007/ 上野の森美術館

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今年のVOCAには友人の小林達也さんが入選!いやぁ、めでたい、めでたい。
と、いうわけで上野の美術館に行ってきました。VOCA展は3月30日(金)まで。

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March 25, 2007

shiseido art egg・内海聖史/ 資生堂ギャラリー

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"shiseido art egg シセイドウアートエッグ"に選ばれた内海聖史さんの展示が資生堂ギャラリーで始まっています。行って来ました♪
いつもどおり京橋から新橋へギャラリー巡りもして来たのですが内海展の作品は、ずば抜けて良かったなぁ、ちょっと感動。ひとりでも多くの人に体感してもらいたい展示だと思います。会期は4月1日(日)まで。ぜひ。

April 9, 2007

3D La Primavera

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先日、ミュージアムショップで購入したボッティチェッリの"ラ・プリマヴェーラ"の3Dビューア。以前にAkiさんのエントリーで見ていたので「お、これは!」と飛びつきました。窓を除くとトリミングされた"三美神"と奥の林が立体的に見えて来ます。"三美神"を覗き見するなんて・・・いけない事をしているような気にさせてくれます。

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April 22, 2007

野沢二郎展・Shape of Grass草の輪郭/ ART WORKS GALLERY・水戸

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4月24日(火)から水戸のART WORKS GALLEYで野沢二郎展がはじまります。展覧会名にある"Shape of Grass/ 草の輪郭"という名の通り、今回は具体的な植物の形が描かれた作品が多くあるのだと思いますが、左にある、この黒いコンテで書かれた作品は、つくば美術館での"ドローイング展"で見た時から、魅力的な作品だなぁ、と思っていました。

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April 27, 2007

夏への扉・マイクロポップの時代/ 水戸芸術館現代美術ギャラリー

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水戸芸術館で"夏への扉・マイクロポップの時代"展を見て来ました・・・。
"マイクロポップ"という概念のもとの集められた作品・・・。
もちろん、良いな、と思う作品も少しありますが・・・。
あぁ、少し、胃が重い・・・。

ポップ・アート1960's→2000's/ 茨城県近代美術館

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水戸の千波湖の畔にある茨城県近代美術館で"ポップ・アート1960's→2000's"展を見て来ました。リキテンスタイン、ウォーホル、エドワード・ルッシェからはじまって、キース・へリング、バスキア、そして最近の作家の作品まで、43作家131点。作品の隣りのキャプションに作家の説明があったりしてとても親切で敷居が低く、お年寄りや子供でも取っ付き易い展示かなぁ。ポップアートとその流れについての教科書を読んでる感じで、昼下がりにカップルでのんびり回ると楽しい美術展だと思います。5月20日(日)までだそうです。

April 29, 2007

中村彝アトリエ/ 茨城県近代美術館

20070426002.jpg茨城県近代美術館隣りに、開館時に新築復元された、水戸出身の画家"中村彝"のアトリエがあります。af_blogで見た時に良いなぁと思っていたのでポップアートの際に寄ってみました。入場無料。アトリエ内には係のおばさまが2人並んで座っていらして「ビデオ見ていきません?」とお誘い頂き、一緒に並んで中村彝のビデオを拝見してきました。のんびりとした午後でした。アトリエはfuRuさんのエントリーにあるものの方がやはり雰囲気がありますね。やはりレプリカには人の住んだ空気のようなものがありません。しかし、こじんまりとしていて愛着の湧きそうな建物でした。

尺八とギター@中村彝アトリエ/ af_blog
http://af-site.sub.jp/blog/2007/03/post_689.html

中村彝(つね)アトリエ保存会
http://blog.so-net.ne.jp/tsune-atelier/

May 14, 2007

Marlene Dumasマルレーネ・デュマスーBrokenWhiteー/ 東京都現代美術館

20070512001.jpg木場の東京都現代美術館マルレーネ・デュマスを見てきました。ヴェニス・ビエンナーレやドクメンタで高い評価を得ているという南アフリカ出身の画家デュマス、今回が日本では初の大きな展覧会になります。彼女の作品のインパクトったら強いです。そしてAnton Corbijnの撮ったデュマスも、かなり強そうです。
写真に収められた人物を見て作品を作っているデュマスが、今回、荒木経惟の撮影したモノクロ写真作品から製作した新作"ブロークン・ホワイト"が展覧会タイトルになっています。"エロス"や"死"といったテーマが多く社会批判的メーセージも強く感じますが、こういう骨太の絵画表現を見て、まだまだ絵画の可能性を感じる今日のこの頃です。この展示は7月1日(日)まで。

「いま私たちの怒りや悲しみ、死や愛といった感情をリアルに表現してくれるのは写真や映画になってしまった。かつては絵画が担っていたそのテーマをもういちど絵画の中に取り戻したい」ーマルレーネ・デュマスー

May 15, 2007

Chocolate/ 21_21 DESIGN SIGHT

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六本木のミッドタウン内にオープンした"21_21 DESIGN SIGHT"(トゥーワン・トゥーワン・デザインサイト)に行って来ました。ここはデザイナーによるデザインのための美術館で、日本では初のデザインミュージアム。ディレクターと呼ばれる3人のデザイナー(三宅一生、佐藤 卓、深澤直人)と1人のアソシエイトディレクター(デザインジャーナリストの川上典李子)によって定期的に持ち回りで夫々がディレクトした企画展が催されるそうです。隣りに聳えるミッドタウンタワー(なーんだ、思ったよりちっちゃいなー)とは対照的に地上1階地下1階、折り紙で作ったようなコンクリートの建物でした。
20070514002.jpg今催されているのは第1回目の企画、深澤直人ディレクション「Chocolateチョコレート」です。約30組のクリエイターによるチョコレートをお題にした作品約70点。ひとつひとつじっくり見るというよりは雑誌をめくるように軽快に見られる展示で楽しいです。入り口でチョコレートも貰えます。クランベリー味でした。この企画は7月29日(日)まで。

May 16, 2007

MONET 大回顧展モネ/ 国立新美術館

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六本木、東京ミッドタウン近くにオープンした国立新美術館大回顧展モネを見てきました。けっこうな作品量です。"日傘の女性""かささぎ""積みわら""ルーアン大聖堂""サン=ラザール駅""睡蓮"などなど、世界各地の美術館から集められた代表作が展示されています・・・オルセー美術館からもたくさん来ていて、この時期にオルセーに行ったら、ちょっとガッカリしちゃうかもなぁ。生涯を通して残した名画の数といい技術といい、あらためてモネの凄さを感じました。個人的に、モネといえば女性に人気、というイメージがあったのですが、それも実感。六本木ということもあってか、昼前後は奥様が多かったです。かなりの人手で、係の方に聞いたところ平日でもお昼前後は混み合っていて、夕方になると割りとゆっくり見られるそうです。もともと東京都美術館常連の公募団体の展示スペース拡大の目的から始まったこの国立新美術館は、作品を所蔵しないことからミュージアムではなくアートセンターという括りでもあるからか展示室内は少し無機質、極端にいうと美術館で名画を鑑賞しているというより倉庫で作品を見ている感じだったかな。
余談ですがここの3Fレストラン、ポール・ボキューズの出店と言うことで、す、す、凄い行列、横目で通り過ぎてまいりました(一 一 ;)・・さすがに都美館の食堂とは随分違うなぁ。

June 15, 2007

シュルレアリスムと美術/宇都宮美術館

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宇都宮美術館で終了直前の"シュルレアリスムと美術"展を見てきました。
新緑の宇都宮美術館は気持ちが良いですね。この日は天気も良くフラナガンウサギも気持ち良さそうに芝の上を飛んでました。

June 22, 2007

うきぐも/川口市立アートギャラリー・アトリア

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川口にあるアートギャラリー・アトリアで「うきぐも」展を見てきました。
メイン会場をアトリア、サブ会場をmasuii R.D.R galleryとして2箇所での展示。この企画は川口及び川口近隣在住で抽象絵画を制作する若手作家4人を紹介するもののようで、そのなかの1人が先日まで殻々工房で個展をして下さった永瀬恭一さんです。アトリアに行ったのはこれが初めて。横長の大きな空間を間仕切りしたような造りなのですが天井が高くかなり大きな作品も展示出来そうな箱でした。コンクリートの多い無機質な公園の中にあり、アリオという名前のシネコンとイトーヨーカドーをミックスしたようなのが隣りにあったりして、買い物帰りの奥様やカップル、公園で遊ぶ子供達も気軽に入れそうな環境(はじめ、ヨーカドーの一部なのかと思ってしまいました)が作られていて、市民に親しまれることを考えた敷居のない開放的なギャラリーでした。
余談ですが川口って東京と比べても緑の少ない所ですねぇ....この日は蒸し暑かったから余計にそう感じたのかな。
この日はちょっとドライブ気分、途中、蓮田の"もちもちの木"でラーメンも食べたりしてね。あいかわらずの、あつあつ、ザラザラ、でありました。

July 27, 2007

内海聖史展/GALERIE ANDO

20070727001.jpg内海聖史展を見に渋谷のGALERIE ANDOギャラリエ・アンドウに行って来ました。渋谷ハチ公前のお祭り騒ぎを抜けて109から東急Bunkamuraを過ぎたところ、喧噪から少し離れた所にギャラリーはありました。大きな新作が1点と小作品を何点が見る事が出来ます。新作は大きいサイズにも関わらず筆は使わずに綿棒を使用とのこと。もっと大きな壁面で展示された作品と比べれば、作品のサイズとドットのサイズの比率にそれほどの違いは無いのかもしれないけれども、やはり単なるミニチュアにはならないものですね。
綿棒でのドットは画面にマチエールを作っていて、そのマチエールは当然ドットのサイズからすれば大きなものだから、キャンバスの白地とのコントラストを強くしている部分はそれをより強調するものになったりして、やっぱり道具によって随分と触感が変わるもんだなぁ、と眺めておりました。
今回の作品はいろんな表情を持っていました。今までの綿棒の小作品に少なかったハーフトンがドットでがない部分にあって、色を置いただけでなく作ったような色彩にも幅もあり、なーんとなく、彼の学生の頃の作品が頭に浮かんで来たり、なーんつって。これからも楽しみです。

July 28, 2007

ル・コルビジェ展/森美術館

20070728001.jpgル・コルビュジエ展を見に森美術館に行って来ました。
美術館内には、パリのアトリエや、集合住宅のマルセイユ・ユニテのメゾネットタイプ(2階建てアパートの内部)、カップ・マルタンの休暇小屋、の内部が実寸大で再現されていておりました。カップ・マルタンの休暇小屋では小さなベッドの枕元にカーテン仕切りのトイレがあるように見えたけど....変わってるなぁ....ヘッドレストのように見えたあれってオットマンなのかなぁ。この休暇小屋、とても心惹かれるものでした。
絵画、彫刻、住宅建築、宗教建築、公共施設、都市計画などなどセクション別に展示されていて、映像も多く全て見ていたらけっこう時間が掛かりました。建築の勉強をしていない私には、近代建築の5原則、ドミノ住宅、モノル型住宅、シトロアン型住宅など、その原理の解説を見ることが出来たのが良かったです。

July 29, 2007

アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌/国立近代美術館

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アンリ・カルティエ=ブレッソン展を見に国立近代美術館に行って来ました。カフェの本棚などでもたまにお目にかかるアンリ・カルティエ=ブレッソン(以降:HCB)ですが、ヨーロッパ以外での巡回展はこれが初めてで、今回、国立近代美術館のみの展示だそうです。マグナム・フォト創設メンバーのひとりでもあるHCBが画家を志した時代の油絵や生涯続けたデッサンも展示されています。もちろん、ガンジー暗殺、中国共産党政権の成立などといった歴史的な場所に居合わせたジャーナリストとしての作品や、抽象的で美しい風景写真、マティスやジャコメッティなどの有名人のポートレートなどなど、見応えのある展示でした。HCBの出演している映像ブースもありました。延べで1時間くらいのものだそうです....私は残念ながら帰りのバスの都合で途中までしか見られませんでしたが....この展示、8月12日(日)まで。

July 30, 2007

MAGNUM PHOTOS 世界を変える写真家たち

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竹橋でのアンリ・カルティエ=ブレッソン展で見つけたチラシで、今冬、恵比寿ガーデンプレイス内の東京都写真美術館ホールにてマグナムフォトのドキュメンタリー映画が上映されることを知りました。
まだ夏の走りですから鬼が笑っちゃうかもしれませんが...チケット発売中だそうです。

August 28, 2007

北欧モダン・デザイン&クラフト/宇都宮美術館

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宇都宮美術館で"北欧モダン デザイン&クラフト ムーミンをはぐくんだ自然と文化の生活"を見てきました。
エントランスに入ると、夏休みの終わりということもあり宿題を終えた余裕ありげな小学生が多数、肘付きの北欧家具に深々と座り、夏の終わりを惜しんでいるようでした。
デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドのそれぞれの個性とデザインに見る共通認識から、北欧の人たちが生活を豊かにする為のデザイン、長い冬を明るく過ごすための色やデザインが見えてきます。
ちょっと心残りなのは、展示ではなく関連企画としてのレストランでの会期限定ランチ 『フィンランドのお昼ごはん』があるのを知らなかったこと。"ムーミンのお話の中で「おいしいもの好き」たちのお腹を満たしたお料理を「ムーミンママのお料理の本」を参考に再現した企画展"なのだそうだ。どんなだったんだろう.....おむすびとシナモンロールではないようだな。
展示もランチも9月2日(日)までだそーです。

September 15, 2007

オランダの光

20070907001.jpgオランダの光

2003年・オランダ映画
製作・監督/ピーターリム・デ・クローン
脚本/マールテン・デ・クローン+ヘリット・ウィレムス
撮影監督/パウル・ファン・デン・ボス
編集/アンドレ・デ・ヨング+シール・ミュラー
出演/ジェームズ・タレル(米現代美術家)他

学生時代の記憶が正しければ、ルネッサンス以前のヨーロッパでは自然を愛でて風景画を描くという感覚はなく、森の中の暗闇には悪魔が棲むとして木を切り光を入れ、どんどん森を開き街を作っていたような。イタリアでルネッンスが起こり背景としての自然が描かれるようになり、その絵画の流れがドイツやフランスに影響を与えたのが16世紀、そして17世紀のオランダ絵画から初めて"風景画"が美術史に登場する訳で、"Landscape"の語源であるドイツ語の"Landschaft"には当時、風景という意味は含まれていなく、オランダ語の"Landschap"(ランスハップ)が絵画用語として"風景"という意味を持たせたのが、風景画のはじまりなことからも頷けること。
なぜ、オランダ人(フランドル)の画家はそれまでの人物中心の絵画から風景に目を向けたのか。その絵画は豊かな光に満ちている。それは19世紀に入り"オランダの光"伝説として世界に広まり、ヨーロッパやアメリカの画家達はそのフランドル絵画に描かれた光を求めてオランダの地を訪れたのだそうだ。
20世紀のドイツの現代美術作家、ヨーゼフ・ボイスの言葉を基に、光の捜索、実験、検証が行なわれる。それはエイセル湖の開拓によって"オランダの光"は失われた、というもの。果たしてエイセル湖はオランダの光にどのような影響を与えていたのだろうか。
DVDが発売された時に見たかったのだけれど、購入を躊躇っているうちに忘れてしまって、先日TSUTAYAで見つけて借りてきたのでした。
ジェームズ・タレルの最大の作品でありライフワークの"ローデン・クレーター"の映像もみられます。
映像は美しく、時間がたっぷりある午後にコーヒー飲みながらゆっくり見たいDVDです。

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October 9, 2007

心象/空+六角堂展

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今年も銀座コバヤシ画廊で野沢二郎さんの個展「心象/空」がはじまりました。僕は木曜日に行く予定。13日(土)までです。

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そしてこの秋、天心記念五浦美術館10周年を記念したイベントの1つとして、五浦美術館での講演会、天心邸での茶会とならび、六角堂で野沢二郎さんによる六角堂展があります。
久しぶりに五浦美術館にも行ってみようかな。
こちらは10月21日(日)〜11月18日(日)まで。

October 13, 2007

安斎重男の”私・写・録”1970-2006/国立新美術館 企画展示室2F

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安斎重男の”私(パーソナル)・写(フォト)・録(アーカイブス)”1970-2006を見に六本木の国立新美術館2F企画展示室に行って来ました。
安斎重男は1970年からの現代美術作品、美術展、制作の現場、パフォーマンス、イベント、そして作家自身を撮影、記録し続けている写真家です。ウォーホル、ボイス、パイク、イサム・ノグチなどなどなどなど夥しい数の作家のポートレートと、音楽や演劇等しくパフォーマンスやインスタレーションといったその時間にしか存在しないアートの記録がたくさん展示されています。
1970年からというと僕が生まれてからの時間とほぼ等しく、入口から年代順に並べられたポートレートを見ながら歩くことは、自分が生まれてからのアートの時間を歩くことでした。また、それは時系列でもあり、これからのアートを予測させるものでもあるように思えます。この展示は22日(月)までです。

October 14, 2007

フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展/国立新美術館

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国立新美術館で"フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展"も見て来ました。
先月「オランダの光」を見たばかりだからもあって惹かれたのですが展覧会のタイトル通り、オランダの絵画を通して当時のオランダ風俗を知る、というものと、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」という2つの展示、風景画はありませんでした。フェルメールの「牛乳を注ぐ女」はもちろん素晴しいのだけれど、見せ方がちょっと大袈裟な気がしちゃったのは僕だけなのかなぁ....。全体的に思っていたよりすんなり見終わっちゃいました。こちらは12月17日(月)まで。

セザンヌ・4つの魅力/ブリギストン美術館

20071011400.jpg銀座のギャラリーを回ってから高速バス乗り場の東京駅八重州口まで歩く途中、東京駅前のブリジストン美術館でセザンヌも見てきました。
家を出る前、時間があったらブリジストンにも寄れそうだと思っていたので、予めホームページから割引券をプリントアウトしておいたのでした。
今回、国立新美術館のフェルメールもプリントアウトで100円引き、安斎重男も100円引きのプリントアウトをしたのですがフェルメールチケットを持っていたから200円引き、そしてブリジストンで100円引き。2(100+200+100)=800だから、2人で800円も浮いていました。おまけに東京駅構内のビアレストランではなんと2時間1000円飲み放題。
なんてお得な一日だったのでしょう( ̄ー ̄)ニコリ。

November 3, 2007

「三つの絵画」野沢二郎/茨城大学五浦美術文化研究所・六角堂

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天心記念五浦美術館十周年の企画の一環として茨城大学五浦美術文化研究所内で催されている「三つの絵画・野沢二郎/六角堂展」を見てきました。五浦の行くのも約10年振り。あちらこちらに浜菊がとても可愛らしく咲いていました。

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November 9, 2007

ノリタケデザイン100年の歴史/宇都宮美術館

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宇都宮美術館で"ノリタケデザイン100年の歴史・オールドノリタケからディナーウェアまで"を見てきました。それほど興味があった訳ではないのですが見てみると思っていたよりも面白かったです。展示された古いデザイン画の多くは花などの植物なのですが、実際には立体になる筈の壷のシルエットが枠として紙の上に抜かれ、そのなかに精密なボタニカルアートのような描写がありました。奥行きも豊か、装飾というよりもそれは絵画で、僕には立体と平面の妙なアンバランスがあるように感じてそれが面白かったです。帝国ホテルのフランク・ロイド・ライトデザインのカップ&ソーサーもいいですね。値段も手頃だし、ほしいなぁ。

December 2, 2007

佐藤陽香展 Rainbow cloud/Takashi Saitoh Gallery

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佐藤陽香さんの個展はいつまでだったっけ!? と、ご自身のブログを覗いてみたら終わってしまったところだった。
つくばにまだakuakuがあった頃に会った以来だから随分ご無沙汰してしまい、ぜひにと思っていたのだけれど、残念。つぎの機会。

December 3, 2007

遠くの森の、遠くに森がある・小林達也/フタバ画廊

20071201002.jpg銀座1丁目のフタバ画廊で小林達也くんの個展が12月3日(月)〜9日(日)まで開かれます。
今年VOCAにも入選した若手注目作家の1人と言っても良いんじゃないでしょうか。
しかし、
今週は予定がなぁ、
行けるかなぁ、
来週なら東京にいるんだけどなぉ......

「遠くの森の、遠くに森がある」小林達也

2007念12月3日(月)〜9日(日)
11:00〜19:00(最終日は16:00まで)
フタバ画廊
銀座1-5-6福神ビルB1
http://www.futabagallery.com/

December 14, 2007

ムンク展/国立西洋美術館

20071213001.jpgムンクを見に上野の国立西洋美術館に行ってきました。
まだ暗いうちに家を出て高速バスの始発に乗り最終のバスで帰る早割21(3週間前予約で3割引き)日帰り3010円コース。外は寒く薄暗いなか林を抜けてバスに乗りムンクを見に行くなんて、まるで北欧気分です....しかし、寝不足が辛い。
今回の展示のキーワードの1つには"フリーズ"というものがあります。それは僕の良く知るフリーズではなくて"西洋の古典様式建築の柱列の上方にある横長の帯状装飾部分"を指すのだそうです。「生命のフリーズ」と呼ばれる一連の作品は、ムンク自身のアトリエで実験的に装飾性のある展示をされていたそうで、美術館ではその様子を再現するように展示されていました。
ムンクの描く"死"や"愛"に伴う"恐怖"や"不安"に満ちた濃い空間でした。
他にも、マックス・リンデ邸に展示された「リンデ・フリーズ」、ベルリン小劇場での「ラインハルト・フリーズ」、フレイア・チョコレート工場での「フレイア・フリーズ」、オスロ市庁舎の壁画プロジェクト「労働者フリーズ」や、オスロ大学講堂の壁画の習作を含むシリーズなどの再現です。高校の時の教科書にあった「思春期」も見たかったんだけどなぁ、残念。

December 15, 2007

フィラデルフィア美術館展/東京都美術館

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ムンクの次は東京都美術館のフィラデルフィア美術館展、上野公園内でノルウェーからアメリカにハシゴです。先週であれば上野の森美術館のシャガールもハシゴできたかも....だったですが。
しかし、フォラデルフィア美術館展がこれまた作品数が多い。今回は、もうこの2つで、お腹いっぱい。今回は画廊巡りは出来ません。。
ヨーロッパで印象派と呼ばれる流れが起きた頃の近代美術作品をリアルタイムに購入し作家を育てたと言っても良いフィラデルフィア美術館。その22万点の所蔵作品の中から皆んなが知ってるポピュラーな作品72点が来ています。
でも、フォラデルフィア美術館って、ロッキーのロードワークで階段を駆け上って最後にガッツポーズする場所としての方が知名度が高いのかな。

January 19, 2008

宇都宮の美術の現在展/宇都宮美術館

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宇都宮美術館で、宇都宮の美術の現在展を見てきました。今回で3回目なのだそうですが、私は初めて。なるほどなるほどぉ、宇都宮の美術の現在はこんな感じですか.....宇都宮美術館のコレクション展も見られますから無料という訳にはいかないのでしょうが......マグリットの作品も貸し出し中ですし.....もうちょっとだけディスカウントということも.....同展は27日(日)までです。

February 8, 2008

MixJamは見た19/古河街角美術館

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今年も茨城県古河市にある古河街角美術館・市民ギャラリーでグループ展"MixJamは見た"が開催されます。なんと今回で19回目、またしても僕は出品しませんでした (^^; 
木曜日の午後は会場で受付係をする予定。よろしかったら是非御立ち寄り下さい。お茶、お入れします。おちゃけ、とはいきません。

MixJamは見た19
2008年2月11日(月) - 2月17日(日)
9:00-17:00(火曜休館・初日は12:00から、最終日は15:00まで)
茨城県古河街角美術館
茨城県古河市中央町2-6-60 Tel.0280-22-5911

February 17, 2008

茨城県古河街角美術館

20080214001.jpgMixJamは見た19が開かれている古河街角美術館。同じ通りに並ぶ篆刻美術館同様、外壁は昔古河に多かった赤煉瓦作りの蔵や壁をイメージした造りとなっている。写真では大きな建物に見えるが実はそれほど大きくはない(^^; 幼い頃の記憶だが、実家の周りは古河城の城下町だったため一見行き止まりのような細い一方通行の路地が多く、周りには赤煉瓦でできた蔵も多かった。古河市の直ぐ隣り、野木町にあり地元で"レンガ場(れんがば)"と呼ばれる"ホフマン式輪窯"で煉瓦が製造されていたためレンガ造りが多かったのだろうか。路地はその雰囲気を残した所も無くはないが、赤煉瓦の蔵は次々と取り壊され今はもう少ない。
Mixjamは見た展は今日17日(日)まで。

February 27, 2008

HOPPER'S PLACE

20080220100.jpg"漂泊のブロガー2"で紹介されていた"HOPPER'S PLACE"を見て欲しくなり、amazonに注文しておいた本が届いた。amazonには高いのと安いのがあったから安い方を選んで注文....いのうえさんのと表紙が違うみたいだなぁ(^^;
エドワード・ホッパーの描いた風景と同じ場所で撮影された写真が見開きで載っているから見比べられる。本を開いて直ぐにこの本が好きになってしまった。ホッパーがその場で何を見たのか、何を伝えようとしたのか、それが解り易く伝わってくる。もちろん、どの作品も写真より美しい。絵画ってこういうものなんだよね、って言いたくなる。美術の学生に見せてあげたい本だ。いのうえさん、ありがとう!!

March 11, 2008

川俣正と鳥の巣とセルフビルド

東京都現代美術館川俣正の「通路」展を見てきました。川俣作品の多くはアースワークとも呼べるインスタレーションであり、美術館内での展示の場合はそのプロジェクトの記録や模型を展示するのが多かったように思う。もちろん他にもフランスのサン=ルイ教会でのパリ中の教会の椅子を集め積み立てたとても美しい作品「椅子の回廊」などもある。今回の現代美術館での展示は、記録や模型の展示もあるが美術館内に大量のコンパネ衝立てをレイアウトして「通路」を作ったものだ。これは観客が通路を移動している観客を見る、という、人の動きだけが存在する作品となっており美術館というものを再解釈しようというもののようだ。

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March 15, 2008

ロートレック展/サントリー美術館

もう先週のことですが、東京ミッドタウン内に入った新・サントリー美術館でのロートレック展を見てきました。日本美術のイメージが強かったサントリー美術館でロートレック.....今年秋にはピカソ展もあるらしい。今回のロートレック展、作品だけでなく、そのモチーフとなった人物の資料も展示されていた事に強く惹かれた。描かれた人物の多くは、毎夜乱痴気騒ぎが繰り広げられたというムーランルージュなどの演者であるダンサーや道化師などパフォーマーや娼婦だ。そのモチーフをロートレックの眼以外からも見る事で、よりロートレックを知る事になるし、ムーランルージュの喧噪に触れた感触が楽しめる。僕は当時のパフォーマーの写真や動画をこれだけ沢山見たのは初めて。この演者がとても魅力的なのだ。僕もその時代、その近くにいたとしたら、恐い思いをしながらもムーランルージュで泥酔することを楽しんでいたかもしれない。

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May 20, 2008

ウルビーノのヴィーナス展/国立西洋美術館

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国立西洋美術館でのウルビーノのヴィーナス展、最終日の前日に滑り込みセーフ。開館時間よりちょっと早く着いたのに門の前には入場待ちの列が出来ていた。開館後も入口では館内の混乱を避ける為に入場制限を行っていた。
この日、上野公園には学校の旅行らしき制服を着た学生が多かった。グレーの制服を着た小学校低学年らしき女の子がティッツィアーノのヴィーナスのポスターを指差しながら「デブだ!デブだ!」と叫びながらニコニコキャッキャッと走り去った。
君たちにはまだ解るまいなぁ...........
入場待ちの列の中には中学生らしき短髪の男子学生3人組もいた。
彼らならもう理解出来るだろう。もし、彼らの鼻から血液が垂れるようなトラブルが生じれば、僕は、さっき駅でもらったパチンコ屋のティッシュを差し出そうと思う。
僕らもエントランスを通り会場に入った。予想外にもそのトラブルはこの僕に........そんな訳ないでしょ。

May 23, 2008

モディリアーニ展/国立新美術館

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もう一軒行けそうだ。渋谷に行く前に六本木の国立新美術館でモディリアーニ展。
そういえば、家の本棚にも何年か前のモディリアーニ展のカタログがあった。会場は東武美術館。ちょっと懐かしい。当時、池袋には百貨店系美術館が2つあった。西武のセゾン美術館と東武美術館だ。先にセゾン(1989〜1999、前身は西武美術館として1975〜)が閉館し、間もなく東武(1992〜2000)も閉館。
同じ頃、新宿にあった百貨店系美術館の3つ、三越美術館(1991〜1999)、伊勢丹美術館(1979〜2002)、小田急美術館(1992〜2001、前身は小田急グランドギャラリーとして1967〜)も閉館。
その多くは1990年頃に"○○ギャラリー"や"展示室"から名称を変え美術館として開館し、全ては2000年頃、地震の後の高波に攫われたように閉館している。
現存する百貨店系美術館は、渋谷・東急Bunkamuraと、大丸ミュージアムくらいですかね。

May 30, 2008

時差ボケ東京/村田賢比古

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時差ボケ東京」が届いた。これはmasaさんこと写真家・村田賢比古さんの作品集だ。
この写真集に収められている作品たちは、東京という圧倒的な数の人間が交差する場で、写真家が目を向けた群衆の中から切り抜かれた人や空間にだけ焦点を合わされている。それはどれも移動する人たちだ。
人の移動するスピードはその人の時間や生活リズムの一部であり、その個々のリズムが複雑に混在する東京だからこそ、この作品は面白い。僕が東京に行って疲れるのはそのいろんな生活リズムに自分の体内時計が順応しないから疲れるんだと気づく。そう、これも「時差ボケ」なんだ。
作家は巧みに移動するモチーフだけを切り取り、それ以外を暈して「時」の違いを表現している。シャッターが開いてから閉じるまでの時間を2次元に閉じ込めるのが写真であり、時間を表現するために写真家は自らが生み出した独自の撮影技法を駆使したのだと思う。これがもし、画像処理ソフトでの暈しであっては「時」を切り取ったことにならないからだ。
切り取られた景色の中に、切り取られた時間があり、それを東京の灯が静かに彩る、美しい写真集だ。殻々工房に置いときますからご自由にご覧下さい。

「時差ボケ東京」取り扱い店
LOVEGARDEN/京島
ブック・ダイバー/神保町

June 7, 2008

米倉万美展/殻々工房

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殻々工房で那須在住のイラストレーター・米倉万美さんの個展が始まりました。前回の殻々工房での個展でメインとなるシリーズは軽トラ。ロイヤルリゾートとも呼ばれ別荘の数も少なくない那須ではあるけれど、那須には軽トラが良く似合う。工具や材木を運ぶ大工さんの軽トラや、野菜やイネを運ぶ農家の軽トラ、薪を運ぶ軽トラ、その家の犬が気持ち良さそうに風に吹かれ荷台を特等席にしていたりもする。軽トラは、そんな那須に住む人達の生活スタイルや季節を運んでいるのだ。米倉さんの作品はそんな素朴な那須の良さを、浮観図からいつも温かく見つめているのだ。
今回の展示の目玉は、何と行っても「バーロイヤルのママ」シリーズだろう。今月、那須で催されるショートショートフィルムフェスティバルのポスターに2年連続マスコットキャラクター的に登場しているキャンペーンママでもある。そのベールに閉ざされたドラマチックな半生が絵巻物的に明かされているのだ。そこには感動の.....が描かれている。今回のDMの作品にもなっているマーヤシリーズも見逃せない。密度の濃い、米倉ワールドをお楽しみ頂きたい。

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July 17, 2008

パスキン、エコール・ド・パリの「リベルタン」/宇都宮美術館

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パスキン、エコール・ド・パリの「リベルタン」を見に宇都宮美術館に行ってきました。
パスキンを見るのは、たぶん版画科に通ってた時以来だし、これだけたくさんのパスキン作品を一度に見るのは初めてな気がするなぁ。やっぱり、パスキンって巧い。
向かいの展示室では河口龍夫の「無限への立ち位置−河口龍夫の1970年代」が展示されていた。奥の展示室には「関係―エネルギー」も展開している。河口龍夫の個展を見ると毎回、いつのまにか頭をフル回転させられている。僕の生まれた年に作られた「関係ーエネルギー」は36年経っても僕に御題を与えているようだ。
河口作品に耽っていると会場が俄に騒がしくなった。館長の作品説明を聞きながら足早に作品を見ている人がいる.......あ、見たことあるぞ、あの人......

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August 5, 2008

けんしろう展/殻々工房

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那須塩原市在住のイラストレーター 赤坂建史朗さんの個展、けんしろう展が殻々工房で始まりました!穏やかで微笑ましい動物たちの世界、お近くにお越しの際は、ぜひ、御高覧下さい。
8月10日(日)と9月21日(日)はギャラリータイムとして1時〜5時もOPENしています。

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August 10, 2008

フェルメール展/東京都美術館

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東京都美術館で"フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち"を見てきました。2008年が日蘭修好通商条約締結150周年、2009年が徳川家康により日蘭貿易が開始されてから400周年ということから今年と来年は日本オランダ年になっているのだそうで....その関係もあるんでしょうが、このところ作品数が少なくて有名なフェルメール....最近、よく見られるなぁ(^_^;)
今回、出展予定だった「絵画芸術(アトリエの画家)」が、貸し出し元のウィーン美術史美術館の「温湿度の変化に伴い、保存状態の悪化が懸念されるという事由」による出品中止がチョッとした話題になったようですね。まぁ、ちょっと前にも都美館に来てたし、そんなにしょっちゅう動かす事はないです。僕がそっちに行きますよ....な〜んて、言うだけならタダです(^_^) あー、行ってみたい。
カレル・ファブリティウスの作品を纏めて見られたのが嬉しかったのでした。

August 12, 2008

パラレル・ワールド もうひとつの世界/東京都現代美術館

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清澄白河で幾つかギャラリーを見てから東京都現代美術館へ。ユーグ・レプ がキュレーションした"パラレル・ワールドもうひとつの世界"を見てきました。明らかに、となりのジブリ、のほうが大人気......ジブリを見るとなんとパラレルワールドの入場料は半額になってしまうという、これまたパラレル、パラレル.....
ユーモアで不気味ななかにも暖かみのあるユーグ・レプの世界と共振する作家10人の展示。SFとかが苦手な方は見ないほうが良いのかもしれませんが......いつの間にか、その世界に気持ちよく浸っているのが不思議なんだなぁ。

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August 14, 2008

夏の邸宅・舟越桂/東京都庭園美術館

20080813001.jpg目黒駅を下りると暑さが肌に貼付くようだった。庭園前の高架下の日陰で赤信号一個分の休憩、庭園横、街路樹のトンネルを抜けて門まで着いた。アブラゼミのシャワシャワいう音は僕を油揚げにしているみたいだ。門の横の事務所窓口でチケットを買う。チケットと釣り銭を受け取ろうと伸ばした手が窓口に近づき、指先だけ急に涼しくなった。アブラゼミとツクツクボウシの音を聞きながら門から玄関へのアプローチを進む。現れる洋館に足を踏み入れると、そこは静かで、とても涼しかった。と、同時に、入り口手前の薄暗い一室には、入場前から早くも舟越桂のスヒィンクスが待ち構えていた。なんなんだ、このシチュエーションは。僕はこの時点で早くもやられてしまっていた。まるで炎天下にイタリアを歩き回り、ひんやりとした石造りの教会に入った途端、中世の絵画が待ち構えているような、そんな造りだと思った。

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August 19, 2008

四位置・内海聖史/藝術倉庫

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那須の藝術倉庫で内海聖史「四位置」展を見てきました。「四位置」と書いて「よいち」と読む.....那須の.....よいち...
内海聖史作品を初めて見る人には勿論、これまで彼の個展を見て来た人達にも楽しめる内容ではないだろうか、と、勝手に思う。
彼の個展を幾つか見せてもらっているが、個展の場合は鑑賞者の作品の見方に必然的な制限が設けらえるような展示方法だったように思う。銀座の小さな画廊の一面を埋める作品は後壁に引いても視界に収まらなかったし、藍画廊での個展に於いては小さな空間を作品で斜めに仕切り三角のスペースで作品を間近に見るから展示の意図は明確なのだけど、そこに作品があるのにその全体像を見るのは困難で鑑賞者側の自由度は低かった。同時に、下北沢のMACAや資生堂ギャラリーのような大きなスペースで壁一面を埋める大きな作品は、天井、床、両壁が作品との境界となり、スペースの一面を作品世界に解放したようなダイナミズムを感じ、どこまでも続く景色を大きくトリミングしてような無限の広がりを感じることも出来る。その会場に合わせた制作と展示による空間演出でもあるのだと思った。
レントゲンでの三千世界は沢山の小さな同じサイズの作品を均等に配置する事で壁面を埋めたものだから資生堂ギャラリーに場を移した時などのように空間を移動したり作品を入れ替えても、展示から与えるイメージやコンセプトはそれほど変わらずにいられて空間を移動することへの自由度が高くなったように感じる。
今回の藝術倉庫での個展では、小さなスペースで全体像を見る事の出来なかった作品が、広い芸術倉庫の壁面とのバランスから四角いキャンバスに描かれた絵画として鑑賞することになる。視界に収まらない絵画はその平面のなかで視線が泳ぎ続けて留まる事がないのだけれど、四角いキャンバスとして目が捉えると、頭の中にある絵画の概念が作品を取り込み、作品の内側にベクトルが生まれ、全体の構造を目が捉える。こうなっていたのか、という事もある。この展示は今月の24日(日)まで。

NEWS: Roentgenwerke AG
http://blog.livedoor.jp/roentgenwerke/archives/50615191.html

August 22, 2008

トレース・エレメンツ/東京オペラシティアートギャラリー

20080813002.jpgもう2週間も前の事だけど初台の東京オペラシティアートギャラリーでトレース・エレメンツ-日豪の写真メディアにおける精神と記憶-を見た。
いつも、見に行った展覧会を忘れないように幾つかだけエントリーするつもりでいるんだけど、一気にエントリーしなかったものだからこんなに遅れてしまった(^_^;)
この展覧会は、日本とオーストラリアのキュレーター1人ずつの2人と、10人の作家によって構成されている。見ている時よりも今の方が何となく心に引っ掛かりがあるということで、自分にとって良い展覧会だったのかな、と思っている。
会場に入った時は、全体的に何だか.........と思っていたんだけど、ダムタイプの故・古橋悌二のソロ作品"LOVERS"は、10年くらい前に見た以来、久しぶりに見たのに、作品の印象が全く色褪せていないことに驚いた。あの頃に比べてメディアアートは技術的に随分と進歩しているんだと思う。そんなジャンルの作品でも古臭くならない作品を見ると、とても嬉しい。
ガラッと変わって、アレックス・デイヴィスの作品も面白かったな。
同展は10月13日(月)まで。

August 28, 2008

山のシューレ/二期倶楽部(アートビオトープ那須)

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8月29日(金)からの3日間、那須の二期倶楽部アートビオトープ那須による「山のシューレ」と称したサマーオープンカレッジが開かれます。多彩な講師陣......あ、李 禹煥が来るんだぁ、聞いてみたいなぁ......1講座4000円かぁ。
二期倶楽部では同時に日本オランダ年に合わせたオランダ・アウトサイダーアート展が催されており、作品の展示販売が行なわれています。11月16日(日)まで。こちらの割引チケットは殻々工房にも置いてありますのでご自由にお持ち下さいm(_ _)m
二期倶楽部というハードの魅力を、この機会に。

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September 28, 2008

高原の美術展2008・那須作家協会/木の蔵

20080926001.jpgこの週末、那須の作家協会による「高原の美術展」が那須で催されている。会場は穐葉アンティークジュウリー美術館2Fの展示室と、湯本の足湯の隣りのギャラリー・木の蔵、ハトヤの3箇所。木の蔵の展示が統一性があって良い気がしたなぁ....と、いっても28日(日)までですので今日まで....ですね。しかし、今日で終わらないのが、木の蔵から那須街道を少し上った所、観光協会と温泉神社の前にある県営駐車場の中にある蕎麦屋"青木屋"さんの隣りにオープンした、ショートショートフィルムテェスティバル那須やフィルムコミッションの事務所兼、スタッフによるカフェ"茶奏"なのだ。それぞれ別々の仕事を持つスタッフが、カウンター内に日替わりで入るカフェで、誰も時間が取れない日はCLOSEとなる。ちょっと覗いて開いていれば是非寄って頂きたい。お昼のディッシュプレートも、売り切れていなければオススメですよ。

October 15, 2008

ミヤザキケンスケ個展ーGiftー/殻々工房

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殻々工房でミヤザキケンスケ個展-Gift-がはじまりました!
殻々工房のHPでもあるブログに記事をエントリーしようと思っていたんですが、このところSeeSaaブログでのファイルのアップロードの反応がとても重たくストレスが.....で、業を煮やし、まずはこのブログから。
ミヤザキケンスケさんは佐賀県出身、現在NHKの熱中時間の番組セットとしてのペインティングもされているアーティストで、学生の頃から単身スケッチ旅行に出たり、彼方此方で壁画制作をしたり、とてもエネルギッシュな制作を続けてらっしゃいます。

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October 26, 2008

野沢二郎展・雨後/コバヤシ画廊

20081024001.jpg銀座、コバヤシ画廊で野沢二郎さんの個展「雨後 After Rain」を見た。
これがとても良かった。
いつものテーマというかタイトルは自然を構成する何かが用いられていることに変わりはない。これまで拝見した作品を振り返ってみると、個展に際して、技法というか画材は、変形キャンバスにアクリル絵の具を使用した頃から、油絵具に代わり、筆の代わりに指や掌を使うようになり、今ではシルクスクリーンなどで使うスキージを使用されるようになっている。それは、画面の上で格闘しながら制作する上では絵具が乾くまでの時間が必要なのと、わざとらしい器用仕事は必要じゃないから手先が記憶してしまった癖を疎ましく思っているように思えた。
もちろん、表現にある程度の技術は必要だし、これは技術を持っている作家ならではことで、技術を伴わない表現を見せられるのは迷惑な事もある。あ、話が逸れた。
作品の色味が変わってもそれは模様替えみたいなもので画面や絵具の質はそれほど変わらないことは良くある。
今回の作品の大きな変化にマチエールがある。何かが画面の上を滑らかに滑る。その滑らかな表面には引き摺られた絵具が景色となって現れ、現れた絵具の透明度によってはその直下の絵具も現れて層となる。
水面とは水と空気という異なる2つ世界が出合い、お互いの世界が映し出されるドラマチックな部分だ。それと今回の水をテーマにした作品の絵肌がピタリと合う。この表面に手を加えすぎるとそのリアルな景色は消えてしまうのだろう。だからこそ余計なものを加えずに見せてくれているのが心地よく、技術の高さを感じるのでした。
ぜひ、多くの方に見て頂きたい......といっても、会期は昨日まででした。エントリー遅し。

October 28, 2008

大琳派展/東京国立博物館

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上野の東京国立博物館で「大琳派展ー継承と変奏ー」を見た。僕は美術工芸にあまり興味はない。しかし見てみると、凄いもんだと感心する。
作品の量も凄い。国宝や重要文化財を含めた作品の数々を見ていると、ここは日本で僕は日本人だ.....と当たり前の事を感じる。
作品の中に書かれた書などは達筆で僕には殆ど読めないし、日本語なのに解説がないと意味も分からない。だけど、屏風絵を見るとそれが広い屋敷の静かでひんやりとした板間にピタリと収まった図が脳裏に浮かぶ。表現は抵抗無く自分のなかに染込んでくるし、江戸時代に描かれたそれらの動植物に物珍しいものもなく、モチーフと自分の中の季節感とが一致する感覚は、僕と彼らの共通した環境を示すものだ。イタリアのクリエーターが「自分の中にはダヴィンチの遺伝子がある」というのを聞いた時の感覚が少し理解できる気がした。

琳派とは、本阿弥光悦、俵屋宗達、尾形光琳、尾形乾山、酒井抱一、鈴木其一らの仕事を差すものだが、それらは師弟関係で繋がっているものではない。今風にいえば、「宗達の雷神、ちょーやばいから、おれ、まじレスペクトしてるし、カヴァーしてみてみたくねぇ」と言って光琳、続いて抱一、そして其一らが、同じテーマをカヴァーしたようなもの....かと思う。
大琳派展は6つの期間に分けられ、それぞれに作品の入れ替えが行われている。今日、28日から4期目となり後半に入る。僕が見に行った3期までは宗達の「風神雷神図屏風」 は展示されておらず今日からの展示となる。宗達、光琳、抱一、其一の風神雷神図を見比べる事が出来る訳だ。興味のある方は、これから行かれるのが宜しいかと。会期は11月16日(日)まで。

December 7, 2008

明治百話/theatre iwato

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神楽坂のtheatre iwatoで、話題の「明治百話」を観てきました。
タイトルからも分かるように原作には百の話があるようだけど、舞台上ではオムニバスでなく1本のストーリーに構成され進行する。オムニバスを観たり読んだりした後で頭に湧いてくるテーマの感じ方よりも表現としては具体的なものになるが、明治という変動する時代を軸にピックアップされた幾つかのエッセンスを調合しているからこそ、ストーリーはより複雑に膨らみを増し、奥行きのあるラブストリーになっていたのだろう。原作を読んでみたくなったから家に帰ってからamazonで「明治百話」の上下巻を注文した。
写真は舞台が終わってからiwatoの外観を撮ろうと思っていたのに撮るのを忘れてしまったので、はじまる前に最前列の僕の席からiPhoneで撮った写真なのだ(^_^;)

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December 8, 2008

明日の神話・岡本太郎/渋谷駅

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東京都現代美術館からJR渋谷駅西口と京王井の頭線改札とを繋ぐ連絡通路に移動した岡本太郎の「明日の神話」、どんな感じになったのかなぁ〜と寄ってみた。暫し眺めたあとiPhoneで写真を撮ろうとしていたら、近くにいた御夫妻に記念写真のシャッターを押して欲しいと頼まれた。快く受け入れFujiのデジタルカメラを預かり構図を決めようとしゃがんだり立ったりしてみた。ご夫妻の身長と作品の関係からちょっとしゃがんだ位がベストだと思った。しかし左右はどうやったって作品の全体が収まらない。どうしようか、少し迷ったのだが、たぶんポージングを続けるのが照れくさかったのだろう、御夫妻から「どうでも...良いんですよぉ...」と言われたので二人の頭と骸骨が正三角形を成すように撮ってみた。カメラを返し挨拶を交わし、落ち着いて自分のiPhoneを取り出した。あ、そうか、このパノラマで撮ってあげれば良かったかな、とちょっとだけ思ったけど....間違いなく断られただろうな。
(画像は2枚パノラマ。クリックすると3枚パノラマになります)

December 9, 2008

柳ヨシカズ in Bunkamura Art Show2008/Bunkamura Gallery

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渋谷Bunkamuraの1階ロビーフロアにあるBunkamura Galleryで催されていたBunkamura Art Show2008に柳ヨシカズさんが出品されているというので見に行って来た。シンメトリーの世界は健在なのだぁ。

柳ヨシカズ・インタビュー/Bunkamura
http://www.bunkamura.co.jp/gallery/081129bas08/yanagi.html

December 11, 2008

アンドリュー・ワイエス/Bunkamura ザ・ミュージアム

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渋谷のBunkamuraで"アンドリュー・ワイエスー創造への道程ー"を見てきました。作品が完成するまでに試される幾つかの技法、ドローイング、水彩、テンペラなどが一箇所に展示され、対象に対する想いが、どの技法で表現するのが最も適しているのか、というワイエスの思惑が伝わる、いのうえさん仰る通りのコンセプチュアルな良い展示でした(^_^)
現在95歳にして創作意欲の衰えないワイエス、いつまでも元気でいて頂きたいと思う。

僕が高校生の頃だから20年くらい前、茨城の田舎から世田谷美術館で催されていたワイエス親子3代を展示したワイエス展を見たくて学校を休んで電車に乗ったことがある。当時の僕にとって世田谷美術館って遠かった。手にしたチラシの最寄りの下車がバス停だったからバスにも乗った。着いてみたら休館日だった......手の中で小さくなったチラシにも確かにそう書いてあった。
その後のワイエス展も見逃していたから、今回、観られてとても嬉しいのでした。

アンドリュー・ワイエス/Wikipedia

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December 12, 2008

巨匠ピカソ・魂のポートレート/サントリー美術館

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パリの国立ピカソ美術館が改修工事中のため、世界を巡回しているピカソ作品。
サントリー美術館でも国立新美術館との同時開催でピカソ....名作が来てました。このところ雑誌などでもあちこちピカソだったな。ちょっとピカソ疲れしちゃったので今回の国立新美術館のはパスしました。

http://www.musee-picasso.fr/index.html
改修工事、いつ終わるのかな....

December 30, 2008

ドイツ・ポスター1890▷1933/宇都宮美術館

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終了間際の「ドイツ・ポスター1890▷1933」を宇都宮美術館で見てきました。19世紀末の絵画的ポスターとザッハプラカートの美しさから、第一次世界大戦の影響の色濃いプロパガンダの重苦しいポスターへの変遷には見ていて苦しいものがありますね。表現の力と使い方についても考えさせられます。バウハウス開校(1919年)以降のモダングラフィックに救われました(^_^;)
宇都宮美術館の次回の展示は1月25日からの「バウハウス・デッサウ展」、なるほど、ここに繋がるんですね。「バウハウス・デッサウ展」は、宇都宮に来るのを知っていたので上野で見ないでおいた展覧会、楽しみだな。

January 10, 2009

モネ「印象 日の出」が名古屋市美術館に....

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印象派の名の由来となったという印象派を語るに欠かせないモネの代表作「印象 日の出」が現在、名古屋市美術館2月8日まで見る事が出来る。その名も"モネ「印象 日の出」展"。モネの「印象 日の出」といえば、世界最大級のモネコレクションを持つマルモッタン美術館の所蔵のなかでも目玉の作品......そう、今月末、僕らはマルモッタンに行くのだった......オゲェ〜〜ヽ(´Д`)ノ ま、そんなこともあるわいな。

February 2, 2009

PARIS MUSEUM PASS

20090122200.jpgパリには沢山の美術館や博物館、史跡などがあり、その主要スポット60カ所を期限内無制限に入場出来るパスポートがこの「PARIS MUSEUM PASSパリミュージアムパス」だ。2日間、4日間、6日間の3種類がある。親指で押さえているのがそのパスでこれは6日間のタイプ。
日本語のオフィフャルサイトもあり日本からでも購入出来るが、いつのレートなのか、表示価格が妙に高いのと、僕らが欲しい6日間のパスは取り扱いすらない。パリではこのパスポートが使える施設の窓口などで販売されている(小さな施設や、オンシーズンは在庫切れで無い場合があるらしい)から、初日の最初に見に行ったアンヴァリッドで購入した。価格は2日のパスが32ユーロ、4日間が48ユーロ、6日間が64ユーロ。
ひとつずつビニールでパッケージされているので、パッケージを外し、自分で裏面にある日付の欄に使用開始日、氏名欄には自分の名前を記入すれば使い始められる。施設に入る時は記入面を見せ、係員が記入された日付から見てその日が期限内かどうかを確認するだけだ。
例えばルーブルのような人気の美術館では入場待ちの可能性もある。そんな時、このミュージアムパスを持っていればチケット購入で並ばなくても良いし、購入窓口のない入口からも入る事が出来るから便利ですね(^_^)
ちなみに、個人的な印象ですが、モンマルトル周辺と、モンパルナス周辺にはミュージアムパスが使えない施設が多いような気がするなぁ......この辺り、計画的に日程を組むとかなりお得なパスポートだと思う。

February 5, 2009

Le musée Rodinロダン美術館

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アンヴァリッドの東、通りを挟んだ所に"Le musée Rodinロダン美術館"がある。ここもミュージアムパスで入れる美術館の1つだ。ストリートビューでは入り口に行列が出来ているが、この日はとても空いていた。パリの美術館を回るにはオフシーズンが良さそうだ。美しい庭園に囲まれたこのロココ建築の建物は18世紀に建てられたもので、以降、幾人も所有者が変わるなかでフランス衛兵隊の総司令官ビロン将軍の名を借り「ビロン館」と呼ばれているのだそうだ。詩人リルケの誘いでこの屋敷に住むようになったロダンの他にも、コクトーやマティスもここに住んでいたという。これまでロダンの作品を纏めてたくさん見る機会が無かった。上野の国立西洋美術館にある「地獄の門」と「考える人」を見て、迫力と力強さは感じても美しさはあまり感じなかった。でもここにあるロダンの作品はとても官能的で美しいものが多い。粗い仕上げの作品の中にロダンの彫刻の質の高さを見る。ここに来てロダンが好きになる。

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February 7, 2009

Musee Maillol マイヨール美術館

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ロダン美術館から歩いて10分くらい、閑静な路地のワイン屋さんの並びに、ロダンやブールデルと共に近代ヨーロッパを代表するとされる彫刻家アリスティド・マイヨールの美術館があった。ここはマイヨールのモデルを15歳の時からつとめたディナ・ヴィエルニーが1995年にオープンしたディナ・ヴィエルニー財団による美術館なのだそうだ。歴史ある建物の内装がキレイに整えられていて居心地の良い美術館だった。マイヨール作品のコレクションは勿論だけど、マティスやピカソの他、ロシアなど、たくさんの作家の作品が楽しめた。

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February 9, 2009

Musée national Eugène-Delacroix ドラクロワ記念館

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サン・ジェルマン・デ・プレ教会の北東、歩いて直ぐの所にフランスに於けるロマン主義を代表する画家ウジェーヌ・ドラクロワが生前アトリエ兼住居として使っていた部屋を公開したMusée national Eugène-Delacroixドラクロワ記念館があった。細い路地を入り小さなパティオに面した静かな場所だ。入り口をくぐると直ぐに階段になっていてその建物の2階部分に作品やドラクロワの使ったものなどが展示されていた。展示室内にはライブラリーに繋がる外階段に出る扉があり、そこからとても清楚で可愛らしい中庭に出ることもできる。
この日は、ドラクロワが撮影したモノクロの写真と、その写真とそっくりに書かれた沢山のデッサンや作品が一緒に並べられた企画展示もあった。

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February 11, 2009

Musée d'Orsay オルセー美術館

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1900年のパリ万国博覧会開催に合わせて、オルレアン鉄道によって建設されたオルセー駅の鉄道駅舎兼ホテルだったのを美術館にしたのがこの"Musée d'Orsayオルセー美術館"なのだそうだ。パリにある大きな美術館の幾つかは週に1、2度、夜遅くまで開館している日がある。オルセー美術館にもあって、通常は18:00閉館のところ木曜日だけは21:45閉館だった。オルセー美術館に着いたのは薄暗くなった5時過ぎだったけど、まだ4時間は裕に見られる。早朝に空港に着いてから歩き詰めでそろそろ体力的には限界に近い気もしたけどミュージアムパスを持っているから何度でも入れるし、見られる所まで見てみようと思った。
美術館に入ってみて思った。これは唯事じゃない。硝子と鉄骨で組まれた美しさと重厚感のある石造りが融合したこの大きな空間にはとんでもない数の名画と立体作品が展示されている。原則的にここには1848年から1914年までの作品が展示されているという。それ以前の作品はルーブル美術館に、それ以降の作品はポンピドューセンターに振り分けられているのだそうだ。
写真は美術館中央にある通路のような空間で彫刻作品がゆったりと点在している。その両側に展示室があり、3階構造(3階部分の展示室は片側だけ)になっている。

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February 13, 2009

Musée du Louvre ルーブル美術館

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パリに着いて2日目、この日僕らは1日中"Musée du Louvreルーブル美術館"にいました。水曜と金曜のルーブルは通常18時閉館のところ22時まで開いている。この日は金曜で夜遅くまで美術館に居られるから、どっぷりとルーブルに浸ることにしました。1日では回りきれないと思っていたけど、閉館時間まで目一杯歩き回ることでなんと1日で全てのブースを見て回ることが出来ました。ただ最後の方は足は痛く、見終わった時には放心状態でしたが。。「"コ"の字型」になっているルーブルの窓から見える広場とピラミッドは時間と共に表情を替えて、それを見ているだけも楽しいくらい。そんな1日をエントリーしてみようと思ったら削ったつもりでも凄い量の写真になっちゃいました。予め回るルートを考えていなかったので、効率良く回れたとは思えませんが、ざっと記録しておこうと思います。
まずは朝、メトロの駅から地下で繋がっている逆さピラミッドのある通路入口に着いたのが開館の9時5分前。開場待ちの列が出来てました。でもこの列はチケットを持っていない人用の列で、僕らは前日にミュージアムパスを買っておいたからこの列には並ばず、チケットを持っている人用の列へ行くと人は数える程度。ラッキー!
ルーブルはリシュリュー翼、ドノン翼、シュリー翼の3辺の「"コ"の字」になっていて、ドノンは地下、1階、2階まで、それ以外は地下から3階までが展示室になっています。「先ずはモナリザだろう!」と、ドノン翼2階を目指しました。

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February 15, 2009

オペラ・ガルニエ

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ロワシーバスでパリに降りたのがこのオペラ座(オペラ・ガルニエ)の横だったっけ。
何度も映画化されたガストン・ルルーの怪奇小説「オペラ座の怪人」の舞台になったのも、ここオペラ・ガルニエだ。オペラの上演はオペラバスティーユがメインの会場になり、回数は少なくなったようだけど、ここでもまだオペラが観られるようだ。オペラも観てみたいけど今回は見学だけ(^_^;)
開館時間まで時間があったので辺りをぶら〜り散歩していると、誰か話しかけてるよ!と厨房長が言う。振り返ればおばさんがこっちを向きながら地面を指さして何か話しかけている。なんだ?と聞くと、おばさんはナプキンリングのような金色の大きな指輪を拾い上げて、あんたが落としたんじゃないか?と言う。落としてないよ、僕のじゃない、と言っても、これはゴールドだ、あなたはラッキーだ、持って行きなよ、といってリングを僕に手渡した。いらない、と言っても、これはラッキーだから、と言って押し付けて来る。わかったよ、ありがとう、と言ってリングを受け取り、歩き始めるとまた近寄ってきた。お腹が空いているからサンドイッチを食べる金をくれ、と言っているようだ。なんだ、そういうことか。お金は持ってないからこれでどうぞ、と、リングを返した。リングはおばさんの商売道具だった。
この辺りは観光客が多いから.....と思いながらも、あれじゃ稼げないだろうなぁ.....。
さて、気を取り直して、ガルニエ見学の入口へ向かった。

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February 16, 2009

Galerie nationale du Jeu de Paume ジュ・ド・ポーム

200901240022.jpgルーブル美術館やオランジュリー美術館と同じチェイルリー公園内にある"Galerie nationale du Jeu de Paume ジュ・ド・ポーム"。
現在は現代写真と映像作品専門のギャラリーだけど、Wikiによればオルセー美術館が出来る前までは印象派の作品を所蔵していたようで旧印象派美術館とも呼ばれるようだ。
現代写真の、というだけあって内装は外観の印象とは違い、白を基調にしたシンプルな現代風のギャラリーになっている。企画展示室に入るのは有料だけど、簡単な手荷物チェックだけ受ければ建物の中には入れる。美術系の本や美術雑誌が並ぶスペースと無料の展示ブースは自由に閲覧出来るし、カフェもある。本屋のスペースに立ち寄るだけでも良いかもしれない。
ジュ・ド・ポームって名前は、かつてフランス貴族の間で流行した遊びで手でボールを打ち返し合う現在のテニスの原型と呼べるスポーツのことなのだそうだ。1861年にナポレオン三世によって創られた室内球技場がこの建物で、その事にちなんで今の名前が付けられたらしい。

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February 18, 2009

Musée de l'Orangerie オランジュリー美術館

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もともとチュイルリー宮殿のオレンジ温室だったのを、モネの『睡蓮』の連作を収めるため美術館にしたという"Musée de l'Orangerie オランジュリー美術館"。モネの作品だけでなくポール・ギョームのコレクションも展示されているから結構な作品量で見応えがあった。と、同時に連日の美術館巡りにそろそろ疲れも出て来た感じ(^_^;)
2日目に行ったルーブルで、燃え尽きた感があり、あとはのんびり回ったら良いんじゃないか、くらいのノリでもある(^_^;)

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February 19, 2009

Musee du Quai Branly ケ・ブランリー美術館

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2006年6月に開館したパリでは新しい国立の美術館"Musee du Quai Branly ケブランリー美術館"。僕はここに展示よりもパトリック・ブランの垂直庭園を見たくて来たのでした(^_^) 金沢21世紀美術館にもあるそうですね。
ミュージアムパスも使えるのでジャン・ヌーヴェル設計の建物の中にも入ってみよぉ〜っと。

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February 28, 2009

サン・シュルピス教会でのピアノコンサート

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ドラクロワのフレスコ画「ヤコブと天使の戦い」を見にサン・シュルピス教会に行った。
教会の一部は囲いで覆われていて工事中のようだ。中に入ると人は疎ら、ドラクロワのブースにも殆ど人はいなく、向かい合った2つのフレスコ画の真下にある長椅子に座ってゆっくりと「ヤコブと天使の戦い」を見上げ眺めた。とても静かな時間だった。
教会の中にピアノの音が響いた。そういえば、教会の入口にピアノコンサートのポスターが貼ってあった。この日の夜、ここでピアノコンサートがあるらしい。

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March 7, 2009

モンマルトル散策

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パリの中心地はアスファルトで舗装された道路が多くて、ちょっとオシャレな路地に入ろうものならブランド服のブティックが並んでいたりするから、東京のどこかにいるのとそれほど違わないじゃないの、なんて思ったことがある。その点、たぶんモンマルトルは昔の雰囲気を残した街なんだろうな。見る風景のあちこちが、ユトリロの絵、そのものって感じだった。
かつてたくさんの芸術家が住み、酒を飲み、芸術の生まれた街だ。たくさんの似顔絵描きがいるテアトル広場から、ぶらーり散歩してみた。サティの家の前を通り、ブドウ畑、そして、ピカソ、マティスやモディリアーニ、ドガなどが暮らしていた共同アトリエアトリエ洗濯船跡も通りから眺める。ちょうど100年前、ここで「アヴィニヨンの娘たち」が創られたんだなぁ。ゴッホの家の前にはオーガニック食材屋さんもあったので、ここでもちょっとお買い物(^_^)

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March 10, 2009

Espace Dalí Montmartre エスペス・ダリ・モンマルトル

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モンマルトルにあるダリ美術館"Espace Dalí Montmartreエスペス・ダリ・モンマルトル"。外観からは想像もつかないほど中は現代的なキレイな美術館でした。こちらは撮影禁止なのでここまで(^_^;)
実は、ここに入ったあたりからどうやら熱がある事を自覚してきてまして.....悲しいことにあまり記憶が.....。

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March 19, 2009

バウハウス・デッサウ展/宇都宮美術館

20090312001.jpgもう、かれこれ1年も前のことになるのか......上野に行ったのに、宇都宮に来るのなら、と、あの時、芸大前をスルーしたバウハウス・デッサウ展を観に宇都宮美術館に行って来ました。
浜松、新潟、の巡業の末、やっと、宇都宮に着いたわけですね。忘れずに見られて良かった(^_^;)
我が家では、宇都宮に行くと餃子を食べる習わしになっているのですが、今回は美術館併設のレストランへ。評判が良いので一度行ってみようと思ってたんですよね。
パスタランチはリーズナブル、2000円ちょっと出せばランチコースまで.....ちょっと食堂っぽいのがかえって気軽だし、喧噪のない宇都宮の森のなかというロケーションも良いですねぇ(^_^)

April 6, 2009

「組立」上田和彦 × 永瀬恭一/photographers' gallery

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永瀬恭一さん企画の「組立」を見に、新宿のphotographers' galleryへ行ってきた。
この展覧会のコンセプトは変わっている。下記コンセプトは「組立」のサイトから抜粋。
___________________________________________

展覧会を、思考の組立作業として捉え直す試み。
・異なるものが接点を持った状態を「組立」と呼ぶ。
・交流はされない。交渉がされる。
・同意の捏造はされない。違いの分析がされる。
・組立てられたものは解体される。

___________________________________________

表現には個性がある。このコンセプトの表し方もそのうちの1つだろう。
鑑賞者にとって、作品や展示方法から表現の素となるビジョンやコンセプトが見出せないと、それは禅問答のようになる。それを意図的に行う人達もいる。そういう部分が、リアルタイムな美術にはある。
この企画を組み立てる複数の人が得たものが表現に還元されたものを見たい。

組立
http://d.hatena.ne.jp/nagase001/20090122

April 24, 2009

中島世倫子展/大黒屋サロン

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殻々工房にお越し下さった女性が壁面に作品を展示したいと言って下さった。
聞けば、今、板室温泉の大黒屋サロンで個展をされている作家さんだった。殻々工房の席に座り、空間を気に入って、作家さんから作品を展示したいと言ってもらえるのはとても嬉しいことだ。戴いたDMを見ると大黒屋ギャラリーでの展示は明日、25日まで。今日、慌てて行って来たのでした。
平面的に色面を構成し、その構図から自然の風景を抽象的に表現されている。来年の夏の殻々工房での個展も楽しみなのだ。

April 28, 2009

4STAGIONI #BOSCO/殻々工房

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殻々工房で、テキスタイルデザイナーの遠藤聖香さんと写真家のMONICA HIROMI HOSOKAWAさんによる「4STAGIONI #BOSCO」展がはじまりました。

4STAGIONI #BOSCO/MONICA HIROMI HOSOKAWA+KIYOKA ENDO
2009.4.27mon - 2009.6.14sun
http://karakarakobo.seesaa.net/article/118225300.html

June 6, 2009

マーク・ロスコ 瞑想する絵画/川村記念美術館

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マーク・ロスコを見に、川村記念美術館に行って来ました。那須から佐倉は遠いのぉ..。
古河まで車で行って、駅近くのパーキング(一日最大700円)に駐車、東北本線で上野、京成本線で京成佐倉、川村記念美術館の無料送迎バスで美術館まで、途中、待ち時間も含め、7時30分に家を出て、美術館に着いたのが1時50分だったから.....片道6時間20分ナリ。もうルーベンス見に行くネロの気持ち、パトラッシュ!バウワウ。
前回、川村記念美術館に行ったのは1995年のマーク・ロスコ展だったから、14年ぶりになるのか。あの時は古河から車で行ったんだけど、それでも遠かったもんなぁ。

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June 26, 2009

野沢二郎展「花と心象」/殻々工房

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野沢二郎 素描と油彩展「花と心象」がはじまりました!
今回の展示はタイトルにもあるように素描と油彩。植物のデッサンという具象的な表現と、心象の風景を油彩で描く抽象的な表現が、意図的にひとつの壁の中に並べて展示されています。
素描は大きな油彩のためのものではないのですが、素描作品に見る、自然のなかの形体を具体的に描いた画面とその繋がりの先に見える世界と、画面の中で抽象的に創り上げられていく心象風景の中に入り込んで見る絵画の世界は、この空間の中に居ると、次第と鑑賞者の頭のなかで繋がっていくような感覚があります。
野沢二郎氏によるこの二つの絵画の空間を是非ゆっくりとお楽しみ下さい。

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July 12, 2009

neoteny japan/上野の森美術館

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精神科医であり現在、日本屈指の現代美術コレクターである高橋龍太郎氏のコレクションによる展覧会"neoteny japan"を上野の森美術館で見てきました。実は、高速バスの到着が早くて目当てのギャラリーの開場時間まで間が空いてしまったから....ということでもあって見たのだけれど、思っていたより随分と面白かったから予定の倍くらいの時間を掛けて見ちゃった(^_^;)
個人のコレクターが購入した作品が並ぶってことは、そのコレクターの好みも現れるけど、自腹切る想いがあった作品達だけあって説得力もあるね。"neoteny=幼形成熟"ってのは出品作品に関してだけでなく今の日本美術にも重ねているんだね。
この展示は今月15日(水)まで。

ネオテニー・ジャパン―高橋コレクション
http://www.neoteny.jp/

July 13, 2009

立って歩く・小林達也 作品展/TokyoWonderSite hongo

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トーキョーワンダーサイト本郷で"立って歩く・小林達也 作品展"を見てきました。2年前の個展には行きそびれちゃったのでVOCA展以来。作品数は多いし、充実した内容でした。壁一面を埋める小作品の数々を見ていたら、以前、古河の殻々工房で作品を展示してもらった時のことを思い出した。もう8年くらい前のことになるんだろうか。今回、DMにもなっている大きな作品のような作風はまだなく、クネクネと単調に線を絡めたり、それぞれに技術的繋がりのない作品達の、内向的で協調性を求めないリズムは彼の個性なのだと思った。それより10年前、僕は彼より少し歳をとっているが高校の美術室で彼と同じ時間を過ごした。正統派のテクニシャンという印象がある。大学在学時の文化祭にも作品を見に行ったことがあったけど、そこでは詩的で美しい油絵を見た。その後、彼の表現は抽象化し、より内側に、より感覚的に美術と対し始めるわけだけど、その姿勢は、今の絵のなかの筆跡と似て、自分の速度で、自分の感覚を大切に、自分のリズムで着実に進んでいるように思える。大きな作品の密度の高いものは見ていてとても心地良かった。
そういえば、彼には随分会ってないけど、こうして作品を目の前にしていると、とりあえず、会わなくってもいいな...........くらいに、彼に会った気になるのは不思議なことだ。
この展示は7月26日(日)までです。

July 14, 2009

色彩のこと・内海聖史/スパイラルガーデン

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表参道のスパイラルガーデンで「色彩のこと」内海聖史展を見てきました。
カフェ越しに現代美術、いいですねぇ。
大きな吹き抜けのスペースにあったのは下北沢のMACAギャラリーで見た作品かな。やっぱり展示する場所が変わると印象も変わりますね。特に自然光が降り注ぐ空間だからか、色のイメージがかなり違う気がするなぁ。この展示は12日まで。(←終わっとるがな)

July 15, 2009

内海聖史 展 -千手-/GALERIE ANDO

20090711002.jpg渋谷のギャラリエ・アンドウで「内海聖史 展 -千手-」を見てきました。
そう、この日は内海展同時開催のハシゴです。
神泉のすぐ近くのギャラリエ・アンドウから表参道のスパイラルガーデンまで、歩こうと思えば歩ける距離なんだけど、南中あとの東京の暑さにすっかりやられちゃったので神泉ー表参道は電車で移動しました(^_^;)
この前のギャラリエ・アンドウの個展からはちょうど2年。
今回は見上げる天井の高さにほぼ360度、円環にグラデーションに配列された作品達。前回のアンドウでの展示にあった、ほぼ単色の小作品を色相環のように並べた展示と少し繋がりますね。
シンプルでストレートな見せ方で気持ちの良い展示だったな。やっぱり新作の個展っていうのは良いですね。
前回お邪魔した時もそうだったけど、見ているとオーナーが「こういう作品もあるんですよ」と、奥から違う内海作品を持って来て見せてくれるのが印象的。(←僕にじゃなくて、隣にいらした御婦人にだけどね)
外の暑さに冷たいお茶も、ごちそうさまでしたm(_ _)m

July 18, 2009

7.18. 野沢二郎 × 森英記 in 殻々工房

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8月30日(日)水戸のライブハウス・スーペースラボバブルにて、ジャズグループMelting kissの演奏と野沢二郎さんのライブペインティング「真夏の画家とライブハウス」が催されるのですが、その前哨戦として、18日(土)に現在、野沢二郎さんの個展が開かれている殻々工房で、Melting kissのサックスプレーヤー森英記さんによるライブパフォーマンスがあります!
野沢二郎さんの展示空間からのインスピレーションによる演奏、楽しみです(^_^)
18日の昼はギャラリータイムとしてオープンしてまして14時から、夜の通常営業中にも21時頃からパフォーマンスがあります。ミュージックチャージはありませんので、どうぞ気軽に音楽とアートのコラボレーションをお楽しみください。

音絵楽
http://blog.otoegaku.jp/

July 21, 2009

吉田深満 展ーカフェでまったりー/喫茶店タフドア

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昨年、殻々工房で個展
して下さった吉田深満さんの個展が宇都宮のカフェであります。
7月25日(土)と26日(日)の2日間のみ。
僕は仕事で行かれないのですが(^_^;)
時間の合います方はまたーりされるのもよろしいのではないかと。
餃子も忘れずにね。

25日(土)14:00~21:00
26日(日)12:00~18:00

喫茶店タフドア
宇都宮市中河原町3−4 〒320-0815
phone 0286-33-3983

August 8, 2009

白河ハリストス正教会

20090806100.jpg白河ついでと言っては何だけど、ハリストス正教会を見学してきました。通常、一般開放していないのだけど予約をすれば見学させてくれるとあって、前日に電話予約をしておいたのでした。入口を入って正面、祭壇の背面にはイコンがあり、これは当時のニコライ堂のイコンも描いたイコン画家の山下りんによるものなのだそうだ。正教のイコンは修道僧が描くものであって、一般の画家が描いたものは上手に描けていたとしても教会には掛けられないものなのだそうだ。このあたり、キリスト教における絵画にあっても、西と東の違いがあって面白い。西のカトリックはミケランジェロやラファエロが人情味のある人間的なイエスを描き、東の正教は極めて平面的にイエスを只管に神として描いている。Wikipediaによれば、当の山下りんは「イタリヤ画(ラファエルが描いたような絵)が画きたい」と言っていたというのだから興味深い。

August 23, 2009

糸と糸の間 縫nui project/もうひとつの美術館

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栃木県那珂川町にある「もうひとつの美術館」に行って来た。
ここはよくある美術館とはちょっと違う。廃校した小学校の木造校舎の内装だけリメイクして、春・夏・秋の年3回の企画展を中心にイベントなども開催、そして、展示する作家はみなどこかにハンディキャップを持つ人達。この日、催されていた企画展は鹿児島市にある知的障害者支援施設「しょうぶ学園」から創作刺繍グループによる「nui project(ヌイプロジェクト)」だった。

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August 31, 2009

白樺派の愛した美術/宇都宮美術館

20090827001.jpg宇都宮美術館で「白樺」誕生100年を記念した「白樺派の愛した美術」を見て来ました。
武者小路実篤、志賀直哉を中心とした文芸雑誌「白樺」は、単なる文芸雑誌ではなく、毎号で、ロダン、セザンヌ、ロートレックなど西洋美術を紹介した美術雑誌でもあったのだそうだ。武者小路実篤、志賀直哉、木下利玄、里見弴、柳宗悦、郡虎彦などの上流階級育ちの学生による文芸雑誌は「バカラシ」と、揶揄される事もあったそうだが、今回、宇都宮美術館では、彼ら自身が描いた絵画や、彼らと深く関わった、高村光太郎、岸田劉生、梅原龍三郎の作品も展示されている。こりゃ、どう見てもモネだな、とか、この肖像画の描き方はデューラーだろう、といった、当時のヨーロッパの影響がかなり強く見られるのも面白かった。「白樺」が誕生して100年という事は、日本美術が西洋化しはじめてから100年、とも言えるんだろうな。

白樺派/Wikipedia

September 1, 2009

UNFINISHED ELIXIR・石川結介個展/藝術倉庫

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8月の終わり、那須の藝術倉庫に行ってきた。
2002年、故・小笠原年男氏によってオープンした藝術倉庫は氏のコレクションの現代美術作品を常設しながらのカフェとして那須で異彩を放っておりましたが、4年前の2005年に他界され、現在は、レントゲンヴェルケの池内務氏が運営を受け継がれている。僕は小笠原さんとは一度しかお会いしたことがないのだけれど、ガレージでの作業中ということもあってか、明るく、趣味人といった印象だった。今度、そっちに遊びに行くよ、と言って頂いたが、その後、ホームページ上でリアルタイムに更新されていた闘病記で事を知り、お亡くなりになったのもホームぺージで知ったんだった。
現在、藝術倉庫のオープンは夏期のみ。小笠原コレクションに加え、レントゲン所属のアーティストのよる個展が昨年より催されている。
昨年の内海聖史展に引き続き、今年は石川結介展、那須の静かな林のなかで、瑞々しいアートに触れることが出来る。那須で現代美術を見られるのはとても嬉しいことだ。また来年の夏を楽しみに。今年の夏は短かったなぁ、と思いつつ藝術倉庫を後にした。

October 14, 2009

永瀬恭一個展「ノートの終わり・ノートの始まり」/殻々工房

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殻々工房で2度目となる永瀬恭一さんの個展「ノートの終わり・ノートの始まり」が始まりました。2007年1月以来ですので2年半振りです。
前回は、白いキャンバスに白い油絵具で描かれた実験的と言ってもいい作品でしたが、その後、川口アトリアでの「うきぐも」古河街角美術館の「Mixjamは見た」新宿photographers' galleryでの「組立」、と拝見してきて、永瀬さんの実験はまだまだ続いているんだな、と感じています。絵画という作品を構成する素材自体を見せようとしたり、壁面でなく床置きする作品展示はある意味、美術マニア的なものかもしれませんが、そのような展示をしたことで作家が何かを見つけ、次の次に繋げて行く意欲を感じます。2年前の作品と比べ、画面上での作業が複雑化し絵肌に奥行きを見せているという現時点での変化を同じ空間で見られるというのが、今回の展示を見ての喜びでありました(^_^)
次の作品はまた新たな気持ちで、また充実した作品を、という気持ちを表した今展のタイトルが永瀬さんの制作に対する姿勢なんですね。
今回は年末、12月26日までの展示です。
※11月14日(土)、12月26日(土)はギャラリータイムとして午後1時から5時もOPENします。

October 26, 2009

すごい人気なんだぁ.....皇室の至宝

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友人の結婚パーティーの前に幾つか美術展にも寄ろうと思い、東京に向かう高速バスは始発にしておいた。上野・東京国立博物館で「皇室の至宝」展を見ようかと思ったら、開館前なのにこの長蛇の列。こんなに人気だったんだぁ〜.....年齢層が高めではあるけど。まだチケット販売窓口も開いてないので、売り場前にも列。チケットを持つ人は会場玄関前からこの門まで列。こりゃ、ダメだわ。また木曜日に東京に来る予定があるから、その時また来よう。
来るなら、ローソンかみどりの窓口でチケット買っといたほうが良さそうですね(^^;

October 27, 2009

アイ・ウェイウェイ展・何に因って?/森美術館

20091024800.jpg六本木の森美術館でアイ・ウェイウェイ展を見て来ました。
久しぶりの森美術館。外は雨だし、抱き合わせチケットの展望台分は要らないんだけどなぁ、と思いながらエレベーターから出ると、展望台経由でしか美術館に入れないように仕組まれていた。ハロウィーンシーズンということで、カボチャ持って記念撮影までしてしまった....思う壷。
艾未未(アイ・ウェイウェイ)展は思っていたよりも随分面白かった。艾未未は中国の現代美術家だ。両親共に詩人で、父は艾青。Wikipediaによれば、艾青は文化大革命で非難され、一家で新疆ウイグル自治区の強制収容所に送られ、艾未未も5年間収容所で暮らしたのだそうだ。学生時代は文革後初の前衛芸術のグループ「星星画会」の結成に加わるも、中国当局の圧力で活動は停止させられている。表現の場をアメリカに移した彼は10年余して父の病気のため中国に帰り、中国で社会的、政治的な活動もしつつ表現をしているようだ。
ミニマルな作品の内は社会性に満ちている。僕は中国に行った事がないし、あまり行く機会もないと思う。そして、抑圧を受けていない(感じていない)世代の日本人だから、中国の表現者たちが受け続けている圧力を我が事として感じた事がない。先のウイグル自治区の事件の際、twitterなどのネット上での情報発信が当局から抑えられていたということを報道で知ると、そんな事が本当にあるのか、と思うくらい僕は何も知らずのんびり暮らしている。
艾未未の作品やそれを記録した映像は、作品として好きなものもあれば、受け入れられないものもあった。しかし、それら全ての作品に接したことで、僕には、彼らの立ち位置をリアルに考える機会を持った。
ドクメンタ12での屋外展示作品が大雨に倒れたのを自然の力によるものだからとそのまま展示する事にした映像シーンが印象に残っている。人の力ではどうにもならない「力」が自然の中にはある。それは言われない抑圧や国家の独断で進む開発という人間の「力」とは違う、美しさが自然の中にはあるのだと思った。

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October 30, 2009

エマージング・ディレクターズ・アートフェア・ウルトラ002/スパイラル

20091029001.jpg表参道のスパイラルでエマージング・ディレクターズ・アートフェア「ウルトラ002」を見て来ました。
このアートフェアはギャラリー単位で出展される通常のアートフェアとはちょいと違い、ギャラリーで作家や作品を選定するディレクター個人を出展単位として展開されています。
51人のディレクターのブースには選ばれたアーティストの作品が並び販売されています。
若いディレクターによる若いアーティストの作品がギッシリ....見応えありました。

会場は1Fスパイラルガーデンと3Fスパイラルホール。1Fは無料、3Fは1000円ですがカタログ付きです。このアートフェアは11月3日(火)まで。

October 31, 2009

野沢二郎展 across the water surface/コバヤシ画廊

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銀座・コバヤシ画廊で野沢二郎展 across the water surfaceを見て来ました。
良かった。会期は今日、10月31日(土)まで。
これから銀座界隈に行かれる方、今、アップルストア銀座で物色されている皆さまへ。
マツヤの裏、スタバの先、JTBの左です(^^;

November 2, 2009

皇室の名宝/東京国立博物館

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先週、上野の東京国立博物館で「皇室の名宝」展を見て来ました。
即位20年記念特別展だったのね、そういえば那須街道にも即位20年を祝う看板があちこち建ってたなぁ。
先週末に来た時には開場前の行列に恐れをなしたけど、平日なら大した事ないだろうと読んでみた。一応、上野公園口の改札手前のチケット売り場で予めチケット購入。開場前に博物館に着くも早くも列が.....チケット買っといて良かった♪
入場したら真っ先に伊藤若冲の部屋に行き、比較的ゆっくりと見てから入口に戻って開場を廻りました。若冲の仕事にも驚くけど、この人気のほうがビックリしたなぁ〜。お昼近くに開場を出たけど、入場待ちの行列はまだまだ続いていました(^^;

で、af_blogにあった「もし1点だけ持って帰れるならどれにするか? どこに飾りたいか?」という質問に僕も勝手に答えるとすれば、若沖の「池辺群虫図」を僕のフライタイイングスペースにお願いしますm(_ _)m

November 7, 2009

栄光のルネサンスから華麗なロココ/宇都宮美術館

20091105001.jpg宇都宮美術館で「栄光のルネサンスから華麗なロココ」展を見て来ました。
ルネッサンス、バロック、ロココと展示されており、作者不詳だったり「○○派」といった作者紹介が多く、ヨーロッパの古典美術を資料的に眺めて来ました。
会場係の方に聞いた話では、この企画展、石川県立美術館、宇都宮美術館、尾道市立美術館、熊本県立美術館の4館共同の企画なのだそうで、この宇都宮美術館での展示が巡回の最後なのらしい。
展示を見ていて思ったのは殆どの作品が個人蔵、目玉のレンブラントを含む2作品だけ(...たぶん...)がヨハネパウロ2世美術館蔵となっていた。ヨハネパウロ2世美術館って何処にあるんだ?と思って調べてみたら彼の出生地であるポーランドにあるらしい。そういえばこの企画展、ポーランド共和国大使館後援なのであった。
個人蔵って.......やっぱりポーランドの人なんだろか......レンタルするまでの経緯って.....気になる。

Muzeum Kolekcji Jana Pawła II
http://www.muzeummalarstwa.pl/

November 8, 2009

大正期、再興院展の輝き/栃木県立美術館

20091105003.jpg宇都宮の栃木県立美術館で「大正期、再興院の輝き」展を見て来ました。
年号が明治から大正に変わった頃の話。
日本の美術界では新旧対立のような派閥が乱立していたようで、文部省がそれらを調停するように「文会」が創られた。これって今の「日展」。
日本画界では新旧の新派にあたる「日本美術院」が岡倉天心と横山大観らによって明治31年に創られるも、この文展の影響で活動休止状態となる。天心と共に文展の審査員に選定されていた横山大観は天心の死の翌年大正3年に文展を離れ(外され)日本美術院を再興。再興された院展ということで再興院展と呼ばれているみたい。
正直、僕はこういった派閥ってあまり興味がないのだけど、この日本美術院が再興された後、更に幾つもの美術団体が生まれたらしいから、きっと日本美術界に勢いのあった時代なんだろうな。
今村紫紅の「熱国の巻」と速水御舟の「洛北修学院村」と「比叡山」のスケッチが良かったなぁ。「熱国の巻」は巻物になっていて、今回の展示では「熱国の夕」の部分を見る事が出来たけど、この巻物、広げると全長9mあるらしい。全容を見ることの出来る機会ってあるのだろうか.....見てみたい。

話は逸れるけど、栃木県立美術館の造りって企画と常設の導線がスムーズじゃないからちょっと見づらい。池のある広い中庭も館内からしか出られないから近隣に開かれている感じがしない。喫茶店が昭和の香りでとても可愛い。そう、昭和な感じなんだな。

November 14, 2009

ノルム 第30回展ー最後のノルムー/ART WORKS GALLEY

20091112004.jpg僕がはじめてノルム展を見たのは高校3年生の時だったと思う。自動車免許取りたての友人を誘い、古河を出発し国道50号で茨城県を西から東に横断した。助手席に座りながらも水戸って遠いと思ったのを覚えている。あれから20年近く経っているから、僕はノルム展の2/3近くを観衆として付き合って来たことになる。
ノルムは水戸第一高等学校で同じ時間を過ごした美術仲間によって作られたグループ展だ。同窓生による趣味的お遊び展覧会だったら回を重ねるのは簡単かもしれないけど、4〜6人のグループ展が若干のメンバーの入れ替わりはあれど、それぞれ個々に制作活動を続けながら問題意識を持ちつつ30回も続くというのは凄いことだ。ノルム展は水戸だけでなく つくば美術館や岡倉天心記念五浦美術館でも開催されたこともある。若手アーティストとの対戦形式の"VSノルム"などはマンネリ化しそうになる自分達に外部からの刺激を与えようとしているようにも見えた。今年、30回目を迎えたノルムは、今回を最後にノルム展の歴史に幕を閉じる。僕もその歴史に付き合った一人として水戸のART WORKS GALLEYにて、その最後を確認して来ました。最後だからといって特に派手にすることなく、それぞれの「今」が、静かに展示されていました。
この展示は11月22日(日)まで。ちなみに今日(14日)はクロージングパーティが開かれているそうです。

November 15, 2009

眼をとじてー"見ること"の現在ー/茨城県近代美術館

20091112001.jpg水戸の茨城県近代美術館で「眼をとじてー"見ること"の現在ー」展を見て来ました。この日は入場無料ということで、ラッキー♪
河口龍夫の「闇の中のドローイング」体験は面白かったな。河口龍夫作品と同じように暗闇の中で鉛筆でドローイングしてみるのだ。
線を引いていると鉛筆を握っている指から紙までの距離が分からなくて、今こんな線を引いていると、いう実感がないから何だか不安だった。面を作ってみる。色の濃淡を指先だけで感じながら描いているととてもセクシー。気持ちがいい。点を打ってみる。線に比べると、1回の行為に掛かる責任が少ないだけ気が楽。打撃による振動が指先に作っている実感を与え安心する。点で線を作ってみる。線を引いた時よりも描いているもののイメージが頭に浮かんでくる。イメージは実物と同じではないけど。
紙全面に大きく描かず、チマチマ描いていたけれど、自分の触覚を確認しながらの作業は面白かった。
しかし、この体験のコンセプトは、目に見える自分の描いた線に束縛されずに自由に気持ちよく絵を描くことにあるように思う。でもそれって僕には慣れるまでちょっと辛い作業。それが束縛なのかな。

この展覧会のテーマは以下、HPより抜粋。
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これは「見ること」を問い直す展覧会です。
 私たちの眼は、日ごろ、見えるものにとらわれ過ぎてはいないでしょうか。見えないもの、見ることができないものがあることを意識して見るとき、視覚体験は見るものをこえて豊かに開かれていくことでしょう。それは単純に想像の世界というものでもありません。視覚の束縛をこえて、世界を「見る」ことを追求した12人の近代、現代の作家を紹介します。 
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November 25, 2009

BEUYS IN JAPAN ボイスがいた8日間/水戸芸術館現代美術ギャラリー

20091112002.jpg水戸芸術館で「BEUYS IN JAPAN ボイスがいた8日間」展を見て来ました。(←もう先々週のこと...書き掛けのまま、あっという間に2週間経ってもうた)
僕が高校を卒業して東京で一人暮らしをはじめた頃、ワタリウムでヨーゼフ・ボイス展があった。ワタリウムの展覧会履歴を見ると1991年のことだったらしい。その時、僕は展覧会を見た後、館内の売り場にあったボイスの社会彫刻についての本を買って帰った。正直、自分には理解しきれなかったけど、ワタリウムにあるウォーホル、キースへリング、メープルソープ、ナムジュンパイク、ボイスなどは当時の僕には、とっても格好良く映った。
今回の水戸芸術館の「BEUYS IN JAPAN ボイスがいた8日間」は、1984年、西武美術館での「ヨーゼフ・ボイス」展を記念して来日した8日間に行われた、インタビュー、パフォーマンス、学生との対話集会などの記録と、ボイスと関わった人達のインタビュー、そしてボイスの作品が展示されていました。
僕は昼過ぎに入場したんですが、映像資料が多かったので、そんなにゆっくり見ていたわけじゃないんだけど時間が足らなくなりました(^^;
芸大で行われた学生との対話集会の様子がとても印象的だった。
ボイスはアーティストではあるけれど、政治的な活動家だと思う。社会彫刻という概念は、人間総てが、過去の規範に囚われずに、創造性を持って社会を構築していこうというものだと思う。画家という括りのなかで妙に安心して社会を斜に構えて見たとしても、それ自体が古い型にバッチリ嵌ったものであって、長いことその型に嵌りながら生まれて来た画家の現在を見れば危機感を持たずにいられないだろうとも言っていると思う。自然環境や芸術と経済、諸々に不安を抱える学生達との対話集会をボイスは望んでいたのだろう。
もちろん、ボイスの考えに皆が賛同するとは思えない。
だけど、その場に集まった学生達は、社会に不安や意見を持っているようには見えず、ボイスが話そうとしている事と見当違いなことを批評家のように語っているようにしか思えない。大人と子供.......それ以上の差があったのかもしれない。
ボイスの作品や来日に対する批判めいた意見を意気揚々と語る学生達に僕は気分が悪くなってしまった。
ため息をつくように無言で黒板に向かいチョークを持つボイスの姿が痛々しくもあった。それでも最後は笑顔で学生達と握手をして別れる。やさしい人だったんだなぁ。
この1年半後にボイスは他界している。

作品展示ブースのあと、ボイスに関わった日本人へのインタビューの中で、当時、学生としてその場にいた宮島達男氏の「次元が違った」というコメントに救われた気がした。

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December 21, 2009

杉浦非水の眼と手/宇都宮美術館

20091219400.jpg宇都宮美術館で「<写生>のイマジネーション・杉浦非水の眼と手」展を見てきました。僕ははじめて知ったのですが、杉浦非水という人は日本初のグラフィックデザイナーとも呼ばれているそうで、図案家として日本に於ける「商業デザインの先駆者」なのだそうだ。この展示は、その仕事の数々と、スケッチ(写生)や「非水百花譜」などが展示されていました。展示されている作品の多くは宇都宮美術館所蔵の作品で、ポスターコレクションが豊富と聞く宇都宮美術館ならでは企画展という感じがしますね。
「非水百花譜」が良かったなぁ。「非水百花譜」はこのチケットにもなっている植物の「多色刷り木版」と、植物のシルエットを単色刷りの木版で作品にした「投影写生図」、モチーフとなった植物を非水が撮影した写真と写生場所や日時、植物についての詳細な説明が印刷された「解説」、の3つで構成されています。
会場では「多色刷り木版」と「投影写生図」のみが展示されているように見えたのですが、数えてみたら「多色刷り木版」が100作品あるのに「投影写生図」が98作品、「解説」が2作品しかない.....で会場係の方に聞いてみたら、「投影写生図」の裏面に「解説」が刷られているのだそうで、展示された2つの「解説」の裏に残りの「投影写生図」があるのだそうだ。
どうりで、「投影写生図」の表面には文字をプレスした跡のような凹凸があって気になっていたところだった。
カタログに載っていた非水の言葉が気になったのでメモ。
.................................................
「1つの花を写生するからにはその花即ちその植物本来の生育状態やその習性やを根本的に観察しておく必要がある。でなければ、たとひ写生をしてもそれは花の色々その姿態を識るだけで、自然の生命に触れることは出来ないのである」
..................................................本展カタログより抜粋。

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January 22, 2010

New Museum of Contemporary Art ニューミュージアム

20100120200.jpgマンハッタンに着いたのが夕方の4時。
僕らは早々に宿のチェックインを済ませ、Boweryバワリー地区にある"New Museum of Contemporary Art"、通称、ニューミュージアムに行ってきた。この美術館は現代美術専門の美術館で日本人の建築家ユニット"SANAA"(妹島和世&西沢立衛)による設計なのだそうだ。
妹島和世といえば、東京都現代美術館での「妹島和世による空間デザイン/ コム・デ・ギャルソン」展や、次の建築部門のベネチアビエンナーレのディレクターとして、日本人初、女性としても初の起用をネットのニュースで知っていたので、僕の耳にも新しかった。さっき、wikiで知ったのだけど、僕の実家の近くにある古河総合公園の飲食施設もSANAA設計なのだそうだ....行ったこと無かったなぁ(^_^;
このニューミュージアム、毎週木曜日の19時〜20時まで、通常12ドルの入場料が無料とのこと。ならば是非木曜日に、と、着いて早々繰り出したのでした。
19時まで中のカフェでコーヒーを飲んだり、1階のGlass Galleryの無料展示Nikhil Chopraによる“Yog Raj Chitrakar: Memory Drawing IX”を見たり、ショップを物色したり、外をちょと散歩したり......着いた時には、のんびりしていた館内が19時になると人で一杯になり急に賑わいだしました。

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January 27, 2010

P.S.1 Contemporary Art Center

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地下鉄でマンハッタンからイーストリバーを越えて、クイーンズにあるP.S.1 コンテンポラリーアートセンターに行ってきた。
ここは廃校になった小学校を改装して作られた現代美術専門のアートセンターだ。通称"P.S.1"の"P.S"とは"Public School"の略のようだ。現在、MoMAの別館となっているのだけど、NYのガイドブックではその扱いが小さく、僕はそれほど大きな施設ではないのだと思ってた。
地下鉄の駅を出たら21stの近くだった。地図上では21st沿いのように見えたからそのまま探したけれど、なかなか見つからない。21st沿いにあったイエローキャブの駐車場で聞いたら、知らないなぁ、とも言われた。P.S.1は21stとJackson Aveに面していて、正面はJackson Ave側にあった。21st側はその真後ろで僕は大きな背中を見ながらそれを探していたんだ。それにしてもこんな近くにあるのにタクシーの運転手が知らないなんて....NYのタクシーは施設名よりも通りの名前を言わなきゃだめたとは聞いていたけど、それにしたってアートに興味のない人にとっては知名度の低い美術館なのかもしれない(^_^;
Jackson Ave側からP.S.1に入った。
ここは思っていたよりも大きく、現代美術ファンには外せない充実したアートセンターだった。

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January 29, 2010

MoMA ニューヨーク近代美術館

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マンハッタンのミッドタウンにあるMoMA(The Museum of Modern Art)ニューヨーク近代美術館に行ってきた。MoMAの入場料は近隣の美術館と比べ少し高く20ドルなのだけど、金曜の4時以降は無料なのだぁ♪ わーい、わーい\(^_^)/
それにしても凄い人気.....昨秋からのティムバートン展は更に人気で、見るにはTimed Ticketが必要なのだけど、連日、昼には売り切れてしまうのだそうだ。もちろん、この日もSOLD OUTでした(^_^;
人は多いけどMoMAが広いからなのか嫌な感じはありませんでした。入場もスムーズだったのですが、厚みのあるバックは持ち込めないのでクロークルームに預けなければならず、これに行列が......まぁ、冬はコートを預けてリラックスして見たいしね。15分くらいは並んだかな......ちなみに、僕の吉田カバン・ポーターのブリーフケース程度ならスルーです。さーて、身軽になったところで、レッツらドン!

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February 2, 2010

The Metropolitan Museum of Art メトロポリタン美術館

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The Metropolitan Museum of Art メトロポリタン美術館です。
平日と日曜日は夕方5時30分CLOSE(月曜休館)だけど、毎週、金、土曜日は夜9時まで開いているというので土曜日に行って来ました。それにしてもデカい....夜まで美術漬けの1日の覚悟は出来てます(^_^)v
土曜日はグッゲンハイム美術館が通常CLOSEする5時45分から7時45分まで無料開放するらしい。歩いてすぐのところだし、ちょいと中抜けもする予定なのだ。

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February 4, 2010

Guggenheim Museum グッゲンハイム美術館

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Guggenheim Museum ソロモン・R・グッゲンハイム美術館に行って来ました。
と、いっても、無料開放される土曜の夜、5時45分からですけど(^_^;
やはり、MoMAの無料も人気でしたが、ここグッゲンハイムも通常18ドルが無料となるとかなりの人気......それでも入場制限は特に無かったので割りとすんなり入れました。このすんなり、が良くないのか、中はえらい混雑です(^_^;
あまり広くないので人が多いと窮屈なのと、坂道で作品を鑑賞するのは思ったよりも見づらい......あと、無料開放といっても一部だけで、企画展は見られず、常設も限られていて、螺旋の一回転半ってところかな.......まぁ、それは無料だから仕方ないといえば、それまでだけどね(^_^;

この日はたまたまかもしれないけれど、客層もあまり宜しくなく、詰め込まれている感じで、美術館としては少し残念だったなぁ......。

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February 8, 2010

The Frick Collection フリック・コレクション

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The Frick Collectionフリック・コレクションは、鉄鋼と鉄道で巨万の富を得たという実業家、ヘンリー・フリック氏の個人的な美術コレクションを彼の邸宅で公開している個人美術館とのこと。通常大人一人15ドルのところ、日曜日の11時から1時までは任意の金額で入場出来るとのことで時間に合わせて行って来ました(^_^; 今回は、2人で5ドルで入らせて頂きましたm(_ _)m
生前から美術館として公開されることを願っていたというフリック氏のコレクションは本当に充実していて、また建物が居心地がいい。中央に作られた磨りガラスの天窓が付いた中庭には、ビオトープのような水辺があり、周りを植物が囲い、ベンチに腰掛けていると何ともゆったりとした時間が流れている。少年がひとりベンチに座りながら本を読んでいる。分かるなぁ。任意で入れるし、休日、僕も時間があればここでゆっくり本を読みたくなる。
美術コレクションのペインティングは、ルネッサンスから印象派までと幅広い。フィリッポリッピ、タイタン、ベリーニ、エイク、ラトゥール、グレコ、レンブラント、フェルメール、ターナー、コロー、モネ.......フリック氏の好みを想わせる、人物と風景を中心とした穏やかで品のあるコレクションが各部屋にぎっしり展示されている。そして、そのコレクションの中にはフェルメールが3点もある......これは凄い。
見応えもあるし、日曜の午後をのんびり過ごすのに最適な美術館だなぁ。

February 14, 2010

Whitney Museum of American Art ホイットニー美術館

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日曜の午後、雨のなかWhitney Museum of American Art ホイットニー美術館に行って来ました。
この日はジョージア・オキーフの回顧展"GEORGIA O’KEEFFE: ABSTRACTION"の最終日という事もあり凄い人気。結構、雨が降っていたのでタクシーで向かったんですが、玄関前で降りたのは良かったものの入場制限があってズラッと行列.......バッグからポンチョを取り出し着て列の最後尾に並びました。20分以上は並んだかな.....屋根無しの行列に写真を撮るのも忘れちゃいました(^_^;
金曜の午後6時〜9時までは任意料金で入館できますが、通常は大人一人15ドル。同じ金曜の午後はMoMAが無料だったので、ここは通常料金で入りました。そういえば、今回通常料金で入ったのはココとP.S.1の5ドルだけだったなぁ。
展示室内は撮影禁止なので、これはエントランスの天井です(^_^; いいですね、これ。

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February 19, 2010

No Man’s Land/ 在日フランス大使館・旧庁舎

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と、いうことで、行けないと思っていたアートイベント"No Man’s Land"に間に合いました。最終日(^_^;
フランス大使館の中なんて、そう入る機会がないからと思って行ったんですが、雰囲気的には美大の学園祭に行ったようで懐かしい感じですね。
このイベントは日本とフランスの、学生も含めた若手アーティストによるものだそうです。いかにもその場のノリで.....なものもあれば、これいいかも、なアートもあり。

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February 20, 2010

クイーンズのストリートアート

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これは......屋上からロープでぶら下がって......は、無理だろうから、夜中、ゲリラ的に描いたグラフィティではなさそうですね(^_^;

クイーンズのP.S.1周辺にて

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February 21, 2010

クリストとジャンヌ=クロード展/21_21 DESIGN SIGHT

20100218500.jpg六本木の21_21 DESIGN SIGHTクリストとジャンヌ=クロード展を見て来ました。
昨年11月18日に他界されたジャンヌ=クロードと、クリストが、夫婦でこれまで行なってきたプロジェクトとそのドローイングの展示、そしてドキュメンタリー映画が上映されています。
ドキュメンタリー映画は日替わりで、僕が行ったときは「アンブレラ」が上映されていました。ちょっと見るつもりが引き込まれてしまって最後まで見てしまった(^_^;
ご存知「アンブレラ・プロジェクト」は、アメリカのカリフォルニア州と日本の茨城県常陸太田市から里美村(現・常陸太田市)にかけて同時に、直径8m高さ6mの大きな傘を無数に立て、開かせるプロジェクトだ。カリフォルニアの砂漠地帯には1760本の黄色い傘、茨城の山間部の水田地帯には1340本の青い傘を数十キロにわたり点在させ花のように開かせた。
このプロジェクトは、3週間という短い展示期間のために、構想から許可、資金繰りも含めて15年もの準備期間を掛けている。クリスト夫妻は想像の中で描いた美しい眺めを実際に見たいがため、ただそれだけの為に自分達の時間と財産を注ぎ込んできたという。ドローイングを幾つも描き、それを売ってお金にしてきた。ドローイング作品を購入する側は、もちろんその作品自体魅力的なのだけど、プロジェクトに対する寄附という考えも大きかったのだと思う。ボランティアを含めた沢山の協力者がいてこそのプロジェクトではあるが、この作品はクリスト、そしてジャンヌ=クロードが純粋にそれを見たい、と切望するエネルギーから成り立っていて、クリスト自身「この作品は自分が純粋に見たいから作るものであって作品には意味はない、誰のためのものでもない、クリストによるクリストのためのものだ」という事を言っている。その傘が開こうという時のクリストの自己中心的な言動も気にならないくらいの説得力が彼らの活動にはあるように思った。15年という期間に比べたら傘が開かれるんは夢のように一瞬の出来事だ。
プロジェクトは天候に翻弄され、カリフォルニアでは傘が倒れ観客の1名が死亡。クリストは急遽展示を終了させ、日本では撤去中に落雷により1名が死亡した。とても考えさせられることの多い結果となった。

映画を観終わり、展示室に移動すると、目の前にさっき映像の中にいた人が.......あ!クリストだ!
なんという、ラッキー♪
この日は午後にセミナーとサイン会があるようで、この時は作品の前でインタビューを受けながらの撮影のようでした。

映像のなかでクリストはジャンヌ=クロードの体を気遣うことも忘れなかった。真にプロジェクトの苦しみと喜びを共感出来るただ一人のパートナーだったのだと思う。
ジャンヌ=クロード亡き今、彼女と構想していたプロジェクトを完成させるべく、クリストは2つのプロジェクトを進めている。アラブ首長国連邦でドラム缶を巨大に積み上げるプロジェクト「マスタバ」と、アメリカ・コロラド州アーカンザス川の上を布で覆うプロジェクト「オーバー・ザ・リバー」だ。
「アンブレラ」の時、僕は大学浪人で毎日デッサンと絵の具に塗れていて、プロジェクトを共有する事が出来なかった。アラブとコロラドじゃぁ、ちょっとやそっとじゃ行けそうにないけど、布で覆われたアーカンザス川で、布の下をカヤックで下ったり出来たらどんなに楽しいだろうと想う。
ぜひとも、プロジェクトの実現を祈っています。

February 27, 2010

The Phantom of the Operaオペラ座の怪人/MAJESTIC THEATER

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夜中でも明るいタイムズスクエア。ブロードウェイから44ストリートを少し西に歩いたところに"The Phantom of the Operaオペラ座の怪人"を上演しているMAJESTIC THEATERはありました。さすがはブロードウェイ、この界隈はあっちこっちでミュージカルを上演しているしジャズクラブもあり、その多くが開場時間近いこの時間帯はかなり活気がありますね。お祭りみた〜い♪
オペラ座の怪人の目印はもちろん、あの白い仮面。
チケットは既にインターネットで入手していたので会場15分前くらいに着いたのですが、格安の当日券目当ての人も含めてかなりの人集りでした。

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March 5, 2010

平山泰成「那須の情景」展/殻々工房

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那須塩原市(旧 黒磯)出身の写真家・平山泰成さんによる写真展が殻々工房でスタートしました。
平山さんは冬の茶臼岳に登ったり、満月の夜中に朝日岳の頂上から茶臼を見下ろしたり、あまり人が登らない状況での山の美しさや、那須の自然の断片を写真にして見せてくれます。テクニックを重視した手先だけの撮影じゃない部分が平山さんの写真の良さなんだと僕は思う。
那須を好きな多くの方が共感出来る那須の美しさと、見た事のない那須の一面を見せてくれる展示だと思います。

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March 19, 2010

ニッポンの油絵+三沢厚彦・アニマルズ/栃木県立美術館

20100318001.jpg宇都宮の栃木県立美術館で"魅力再発見!ニッポンの油絵"と同時開催の"三沢厚彦・アニマルズ"を見て来ました。

ニッポンの油絵展は、日本人の油絵による作品をテーマ別に展示されてあり、栃木県出身、在住などの作家の紹介など、とても分かり易い展示でした。

同時開催のアニマルズ、人気もあるけどオススメです。展示の為に白くペイントされた木壁の通路を進むと、壁の上や通路の先で木彫着彩された愛嬌のある動物達と遭遇するように展示されていて、老弱男女問わず、笑顔で作品を楽しめる素敵な展示でした。
アニマルズは展示室内だけには収まらず、常設展示ブースや中庭やワークショップスペース、玄関前の大きな木などにも点在していて、オリエンテーリングのように美術館のあちこちいる動物を探して遊べるようにもなっていました。
作品の動物達は何の動物なのかという説明がなく、それっていいな、と思いました。
ワークショップスペース横では用紙をもらい、そこに今回好きになった作品の動物の絵を書いて、その動物に名前(ニックネーム)をつけよう!という企画がありました。
参加するともれなくピンバッジがもらえます。
僕も描いてゲットして来ました(^_^)v

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March 20, 2010

大原美術館名品展/宇都宮美術館

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宇都宮美術館で"大原美術館名品展"を見て来ました。
大原美術館は岡山県倉敷にあって、1930年開館、本格的な西洋美術を展示する美術館としては日本初だったのだそうだ。そのコレクションの一部が宇都宮で見られる...もちろん、実際に行ってみたい美術館なのだけど...倉敷までの交通費が節約出来ちゃったね♡
開館当初の展示は、大原美術館の創始者、大原孫三郎氏の援助により美術留学のため渡欧していた児島虎次郎がヨーロッパで作品を買い付けたものなのだそうだ。ということは、これは児島虎次郎の好みの反映されたコレクションなんですね。児島虎次郎作品と見比べたりするとモネやピサロ、シニャック、ボナールなど、何となくだけど少し納得する。
この展示は4月4日(日)まで。あ、そうか、春休みまでなんだ。

常設も3期に展示替えされていて、やなぎみわ「夜半の寝覚め」が見られます。これ良いですね。
コレクション展は3月28日(日)まで。企画展よりも一週間早いので要注意です(^_^;

March 21, 2010

360°フォト/ギャラリー悠日

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南宇都宮にあるギャラリー悠日(ゆうじつ)で、那須を拠点に写真を撮られている久野木智浩さんの企画されたグループ展"360°フォト"があるということで行ってきました。日頃、結婚式や成人式といった記念写真やポートレートを撮っている商業写真家の方々、4人による展示です。
このギャラリーは大谷石で出来た大きな蔵をカフェとギャラリーとして再構築されたスペースのようで、イベントなども行なわれるそうです。
そういえば、宇都宮のギャラリーって回ったことが無かったな(^_^;
この展示は24日(水)まで。

June 8, 2010

All that happened in a moment.佐藤陽香/殻々工房

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殻々工房で佐藤陽香さんによる個展"All that happened in a moment."が始まりました。
佐藤陽香さんはつくば市在住の現代美術作家です。初めて佐藤さんの作品を見た時の画面の張りと強さは10年以上前に見たものだったけど今でも覚えている。佐藤さんの作品の魅力はなんといっても茫洋とした輪郭の滲みによる色彩の美しさなんだと思う。作品に表れる一環したモチーフとして「花」があるけれど、それは浮かびあがるシルエットであって、目の前にあるのは瑞々しい色彩を持った画面なんだと気づく。それは以前に拝見した作品よりもより抽象的になることでストレートに色彩と対峙することになっているように思える。重なる色の滲みは絵画的な遠近感を創り出し、霧の中に吸い込まれそうな奥行きや、表層から溢れ出るような色の輝きも見ることが出来ます。

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June 9, 2010

没後10年 小倉遊亀展/宇都宮美術館

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仕事場のMacの入れ替えで何故かスキャナーがうまく接続しないので、今まで美術館のメモは半券をスキャンしていたんだけど、暫くはこれもiPhopneで。実際、iPhoneの方がラクチンだし。
なんてしている間にすっかり終わってしまった小倉遊亀展ですが、良い企画展だったな。
実は今まで小倉遊亀の絵は幾つか見たことがあったけど、よく知らなかった。女性だということも知らなかった。纏めて作品を見て、映像も見て、急に距離が縮まった感じ。しかし、100歳を過ぎても創作意欲があるというのは凄いんじゃないかと思う。
親交があったという越路吹雪をモデルに描いた「コーちゃんの休日」良かったな。

June 10, 2010

カイガのカイキ/足利市立美術館

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足利市立美術館で「カイガのカイキ」展と同時開催の「THE LIBRARY ASHIKAGA」を見てきました。カイガのカイキ=絵画の回帰。今や絵画というジャンルのなかで多様化する表現手法のなかで純粋に描くという行為に思いを込めていると思われる作家7人を集められた企画展のようで、内海聖史さんが選ばれておりました。岡田真宏さんと平原辰夫さんの作品が良かったな。初めて行った足利市立美術館、「カイガのカイキ」の展示室は2つあって、小さい方のスペースは壁面に障害が多くて展示が難しそうだった。そんな中での内海聖史さんの展示は場に合わせて見せ方を考えられた展示だったように思う。
同時開催の「THE LIBRARY ASHIKAGA」は45名もの作家が「本」というお題で小作品を作り、展示室を図書館(ライブラリー)にするという企画。こういう美術大喜利は楽しくて好きです。
この企画展は13日(日)まで。

June 11, 2010

知られざる濱田庄司/栃木県立美術館

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栃木県立美術館で「知られざる濱田庄司」展を見てきました。
これだけ陶芸作品だけを見るのは初めてだったかな。
よく現代美術や抽象絵画を分からない、で、済ませてしまうケースがあるけど、僕も器に対してそういう部分があったように思う。使ってみなくちゃ分からないな、とかね。順路を進むうちに見え方が変わって来て、こうやって目は鍛えるものなんだな、と思う。
見て楽しむものと使って楽しむものが陶芸にはあるのだと思うけど、展示してあったものは使ってみたいと思うものが多かった。
職業柄か酒器はイマジネーション膨らむなぁ(^_^;
土が良すぎてもダメなんですよ、という言葉が印象的だった。
この企画展は27日(日)まで。

June 13, 2010

マネとモダン・パリ/三菱一号館美術館

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今年4月に丸の内に開館した三菱一号館美術館に行ってきました。
東京駅と有楽町駅から歩いて直ぐという好立地に建つ煉瓦造りの洋館を改装した美術館。東京によくある現代的な美術館やギャラリーのようにミニマルではなく、かといって庭園美術館ほどのプライベート感もない。居心地がいい、と同時に、財閥、を感じるな(^_^; ニューヨークのフリックコレクションのようなチケットルームとクロークの規模もセンスいいな。窓から見えるガーデンのバラもス・テ・キ♡と、いうわけで、マダム率、非常に高し。

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June 15, 2010

久しぶりにギャラリー回り

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見たいギャラリー展示が重なったので久しぶりに東京のギャラリーを回って来ました。
まずは朝イチで丸の内の三菱一号館美術館のマネを見たあと、八重洲の不忍画廊で柳ヨシカズ展。柳さんは5年前に殻々工房で個展して下さったシンメトリーの画面を作り続けておられる作家さん。パステルカラーのシンメトリーの画面は健在なのだ。
東京は暑いなぁ、と思いながら、熱い街頭演説も横目に東京駅から日暮里へ。SCAI THE BATHHOUSEでのアニッシュ・カプーア展。谷中墓地って涼しい。
日暮里に戻って清澄白河へ。小山登美夫ギャラリーでの奈良美智展、SHUGOARTSの戸谷茂雄展。倉庫街とギャラリーに美術系っぽくないギャルが多い........さすが、奈良美智展の影響力だろうな。セラミックいいなぁ。壷1個ほしい、と思ったけどもちろん買えない。ギャルが戸谷茂雄のミニマルバロック見て、気持ち悪ーい、って言ってた。そう見えるんだな。
神楽坂に移動してOshima Fine Artでの榎倉康二「予兆としての"絵画"」展。小冊子を予約。神楽坂名物栗あんぱん完売、そのまま高速バス発着の新宿へ。ちょっと時間が残ったので居酒屋天狗で打ち上げビール。1時間でジョッキ5杯。お腹いっぱい。

June 20, 2010

遠藤聖香×久野木智浩/道の駅・友愛の森

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昨年春に殻々工房で二人展をして下さった染色の遠藤聖香さんが、広谷地にある道の駅・友愛の森にて、今度は写真の久野木智浩さんとのコラボレーションディスプレイ中。このディスプレイは今月末までだそうです。

染織アトリエショップ Brillante
http://brillante-nasu.at.webry.info/201006/article_1.html

July 9, 2010

YouTube Play/グッゲンハイム+YouTube

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ニューヨーク・グッゲンハイム美術館のグッゲンハイム財団YouTubeが共同で動画を一般募集している。YouTube上のページに動画をアップするだけで誰でも応募することが出来るという企画。その名も「YouTube Playユーチューブプレイ」。動画作品はグッゲンハイム美術館で公開されるのだそうだ。
YouTube上の概要を説明する動画には以前MyPlaceで紹介された"BLU"の動画も含まれている。クリエーター達が作品を公開するコミュニティでもあるYouTubeと世界分館構想を拡げているグッゲンハイム財団とのコラボレーション。
グッゲンハイムの主任学芸員、ナンシー・スペクター氏の言葉「私たちが求めているのは『今』ではなく、『次』に来るものだ」

YouTube Play/YouTube
http://www.youtube.com/play

グッゲンハイム美術館がユーチューブ動画作品を展示へ/CNN.co.jp
http://www.cnn.co.jp/showbiz/AIC201007090007.html

July 19, 2010

瀬戸内国際芸術祭2010・アートと海を巡る百日間の冒険

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今日から瀬戸内国際芸術祭がスタートしました。
会場は瀬戸内海に浮かぶ7つの島、直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島と高松。18の国と地域から75組のアーティスト、プロジェクト、16のイベントが参加しています。
総合プロデューサーは直島福武美術館の福武總一郎氏、総合ディレクターは越後妻有や水と土の芸術祭などの北川フラム氏。
このアートイベントはとても魅力的。その理由の第一はアーティストや作品よりも、この瀬戸内のロケーションにあると思う。
何年か前に直島のベネッセミュージアム(現・直島福武美術館)の開館何周年記念だったかで「スタンダード展」を見に行った事がある。広島での友人の結婚式を理由に直島に寄って1泊し、直島をぐるぐる周り、スタンプラリーも完成させた。あの海を渡り、海に囲まれた島の香りと美しさは僕の日常とはかけ離れたもので、また質の高いコンテンポラリーアートとの組み合わせに、これまでにない満足感を得たのを覚えている。あれ以降、遠いからなかなか行けないけど、また一度行ってみたい場所ではある。
今回、楽しみにしているものの中に「ファスナー型の船」がある。海を走ることで、海のファスナーを開いているように見えるというもので、行けなくても映像だけでも見たいと思っている。特殊な形のため、現在、接岸や乗降方法について調整中とのこと、開会式の今日もまだ運行していないそうだ。
この瀬戸内国際芸術祭は海の日の今日から、10月31日(日)まで。
もし、近くに行く機会のある方は、ぜひ。

瀬戸内国際芸術祭「アートと海を巡る百日間の冒険」
2010年7月19日(海の日)ー10月31日(日)
http://setouchi-artfest.jp/

July 25, 2010

ジョゼフ・コーネル×高橋睦郎 箱宇宙を讃えて/川村記念美術館

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千葉県佐倉市の川村記念美術館で、ジョゼフ・コーネル×高橋睦郎「箱宇宙を讃えて」を見て来ました。7月19日で終わってしまいましたが、なんとかギリギリ最終週に滑り込み。朝6時に家を出て、高速バスに乗り、京成線に乗り、成田の手前。美術館に付いたのが11時30分。それだけしても見ておきたい展覧会の1つでした。
コーネルの箱の作品と詩人の高橋睦郎氏とのコラボレーション。1つの作品に対して詩が1つ。暗い展示室内はそのペアごとにガラスで仕切られ、細いピンスポットで作品と詩の書かれた紙面だけが暗闇に浮かぶように照らし出されている。その部屋自体がコーネルの箱のように。
今回展示された作品は16。ジョセフ・コーネルは両手で持てる大きさの箱のなかに、雑誌や図鑑や写真の切り抜き、楽譜などのコラージュ、グラス、コルク、標本、貝、などをレイアウトして作品を作ったアメリカの美術作家。シュールレアリスムに影響を受け、自宅の地下室で独学で箱の制作を続けたのだという。自分の気に入ったものを地下室に集め、そこに蘢り、内向的に作品を作る。その宝箱のような箱の中の物たちは、それぞれが詩のように意味をもち、リズムを奏でる。以前から詩的であると言われている作家だけに、高橋睦郎氏のコーネルの作品に寄せた詩とのコラボレーションは、展覧会の企画として見事にははまったものでした。
1ペアずつ仕切られている作品ブースは1人入るのが丁度良い広さで、自然と鑑賞者も誰も居ないブースから見るように、1ブース1人という心地よさを皆が崩さないようにしているのがまた心地よかった。かすかに流れるBGMも美術館の演出としては珍しいのかもしれないけど、周りの音や会話に耳を取られないようにするための仕切りの1つのように思えた。

Joseph Cornell
http://en.wikipedia.org/w/index.php?title=Joseph_Cornell&oldid=373746994

July 26, 2010

ザ・コレクション・ヴィンタートゥール/宇都宮美術館

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宇都宮美術館で「ザ・コレクション・ヴィンタートゥール」を見て来ました。
この企画展は宇都宮美術館→世田谷美術館→兵庫県立美術館→長崎県美術館の順に来春まで国内4カ所を巡回します。宇都宮美術館での展示は、昨日25日まで、次の世田谷美術館は8月7日から。
今回、ヴィンタートゥール美術館というのを初めて知った。スイスのヴィンタートゥールにある美術館で、フランス人画家の作品を中心に蒐集した個人コレクター所蔵の作品の大半がここに寄贈されたそうで、印象派以降の作品が多いのだそうだ。
今回の企画ではドラクロワ、コロー、モネ、ピサロ、ルノワール、ゴッホ、ルドンなどの19世紀フランス絵画と、同時代のスイス、ドイツの作家、ナビ派、20世紀絵画のルソー、ピカソ、ブラックや、カンディンスキー、クレーなどなど......教科書のような名画の数々の上、今回の展示作品90点は全て、日本初公開なのだそうだ。こりゃ見とかないとね。スイスにも行ってみたいけど。。

Kunstmuseum Winterthur
http://www.kmw.ch/

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July 30, 2010

イノセンス-いのちに向き合うアート/栃木県立美術館

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宇都宮の栃木県立美術館で「イノセンス-いのちに向き合うアート」を見て来ました。
ジャン・デュビュッフェのアール・ブリュット(後のアウトサイダーアート)から始まった美術のあり方は、日本でも盛んに取り上げられ、かなり根付いているように思う。昨年の夏に行った烏山の「もうひとつの美術館」も、障害を持った人の表現に対象を絞っていたように思うけれど、そういったものの1つだと思う。
今回の栃木県立美術館の企画はタイトルからもアウトサイダーアートというよりもアールブリュットにイメージが近い。美術教育を受けた経歴も持つ現代美術作家(今回のテーマに沿った作家をセレクト)と、独学で表現を確立させた作家、障害を持ちながらも美術表現をする作家、それぞれが全く同じステージ(壁面)に並べられている。
作品を知っているから、あ、草間弥生だ、とか長重之だ、イケムラレイコだ、と分かったけれど、もし知らなければ、僕はそのバックボーンの違いには気がつかないかもしれない。この際、そんな違いはどうでもいいということかもしれない。
表現に於ける技術ではない表現者の内側の強さ、表現する必要性や意味、を見る展覧会なのだと思う。

会場入口では佐藤真監督のドキュメンタリー「まひるのほし」と「花子」を見る事が出来ます。僕らは時間が無くなってしまって見られませんでしたが。。

August 11, 2010

星空のバールへようこそ 木城圭美 展/殻々工房

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殻々工房で、木城圭美さんによる「星空のバールへようこそ」展が始まりました。
木城さんは現在、栃木県佐野市在住ですが、愛知県立芸術大学を卒業後、第一回板室温泉大黒屋現代アート公募展に入選、最近まで板室にお住まいで那須近隣にいらした作家さんです。
今回の木城さんの作品は、紙やボードやキャンバスに、水彩アクリルやクレヨンを使って描かれています。筆やクレヨンの太さに近い1つずつの単位の様々な色が重なり響き合う作品。これが僕にはどこか飄々としているように見えてくる。これは作家の素朴なタッチにあるのかもしれない、と思う。まるで腕力のない子供が引いたような線と面が、程よい脱力感を与えているように思える。そこに、計算された色彩の重なりの密度と豊かさによって、森や光といった自然界のイメージを咀嚼し平面に起こすという作業は作家ならではものであり、それが美しさにまで昇華するのだと思う。
技術を見せつけるタイプの絵画とは違う、表現することを見つめる絵画。
見る者の心の日常をほぐしてくれるような気がします。

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