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Septic Tank じょうかそう ARCHIVES

2003年09月17日

浄化システムBio21

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浄化槽が届きました。
都市部の下水道が完備している地域の方には興味のない事かと思いますが、この浄化槽は合併浄化槽ではありません。申請は汲み取り。しかし、汲み取り不要。宅内処理。メンテナンスフリー、そして微生物とお友達になれる浄化システムです。

この浄化システムは日本バイオテクノ株式会社の[Bio-21]という製品です。
これは、生活雑排水とし尿排水を別々に、其々に適した微生物を使って分解。
その分解した水は蒸発散槽で土壌のバクテリアでまた分解したのち、微生物の発酵熱を利用して気化蒸発散させてしまい、蒸発散層の上は花壇にどうぞ。というシステムです。
お風呂の水はろ過してから貯留槽に送り、水洗トイレで再利用してから分解槽に送られます。

ウチのような山には下水道なんか通っていない所が殆んどで、通常、合併浄化槽にするのですが、店舗が絡むと浄化槽のサイズが大きいんですよね~。飲食店の場合は客席の数×いくつ、っていうのが決まっててウチの場合50人槽を入れなきゃいけないって事になってしまうし、那須町は店舗の場合浄化槽に対する助成金も下りないというから・・・見積もりにもビックリ。
何かいい方法は無いものかと探していたら見つけてしまいました厨房長。
山の中の神社やスーパーのトイレなどに使われているようで、飲食店での実績もあるというので少し安心。金額的にも合併浄化槽に比べたら断然コストダウンになるし・・・・というか、これにするしか私達に道はない~!という事で決定。

心配なのは微生物くんの事。
100%微生物によって分解されるシステムなので、彼らを殺してしまってはただの箱。この浄化システムを設置した日から、家庭内の排水はすべて微生物くんのエサという事になります。
下手なもんは流せません。洗剤は自分達のためにもエコなものに・・・でしょう。
そしてエサが無くても微生物くんは生きていけません。
「そんな時は古くなった牛乳を蒸発散槽から撒いてやってください」と日本バイオテクノさん。
こりゃペットだね。長期旅行に行く前日には「明日からお父さんたち行って来るからね~・・・コポコポコポ」です。
合併浄化槽の場合、分解しきれないスラッジを定期的に汲み取らなきゃいけないそうですが、それがない分仲良くしなきゃいけないわけですね。ちなみに彼らが死んじゃった場合は新しい微生物くんが連れられて来ます。もちろん有料。

蒸発散槽の上は砂地で、サイトでは花壇にしてたりしますが、効率よく蒸発散させる為には温度も必要という事で、ウチはビニールハウスにしちゃおうと考えています。

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2003年10月20日

浄化システムの埋設工事です。

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ぼちぼちと浄化槽の工事が始まっている。
まず、(写真左から)し尿の分解槽、並行して雑排水の分解槽、(写真では見えないが)貯留槽を埋める。
この浄化システムの大きな特徴は、汚水を分別する、ということだ。
そうすることで、バクテリアによる分解能力をアップさせ、汚泥を残さない分解処理を可能にする。
貯留槽は風呂の残り湯を一度ここに溜めて、トイレの水洗に再利用する。
ふたつの分解槽の容量は同じだが、一般に汚水は、し尿よりも雑排水の量が多い。そこでこのように雑排水をし尿側に再利用すると、3:7の比率が4:6にまで近付くのだそうだ。
むろんそこには節水という日々の生活態度が関わってくる。
そしてし尿・雑排水それぞれの分解槽に蒸発散槽を繋げ、埋める。
汚水は分解槽でほぼ完全に分解されて透明な水になっているが、とはいえまだ少し汚れは残っている。
蒸発散槽ではその残った汚れを養分として発酵バクテリアが熱を発し、浄化した水を蒸発させてしまうのだ。

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2003年10月25日

浄化槽てんやわんや

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てぇへんだてぇへんだ、このままじゃ浄化槽埋めらんないよッ。
この辺の土地は、粘土層の下に更にコンクリートみたいに固い層があって、掘ると足元20cm下までじわじわと水位が上がって、捌けない。それって湧水地帯ってこと?
それじゃただ普通に浄化槽埋めたんじゃダメなんだそうだ。
あーじゃないこーじゃない、きゃー誰か浄化槽埋めてー!!!

水圧で浄化槽が動いてしまわないように。
蒸発散槽内に地下水が浸入しないように。
そういう施工の問題を解決するため、はるばる京都から日本バイオテクノ株式会社の社長がやって来た。
現場には設計長をはじめ、現場監督、施工する設備屋さんが集まり、私達は緊張していたが、ほどなくして問題は片付いた。
それはすべて社長と設計長の話し合いによって導かれた結果だが、まるで映画のワンシーンを見るようだった。
社長のお顔立ちはロバート・デ・ニーロそっくりで、オールバックを決めてステッキを片手に豪快に話されるダンディ且精悍なその姿は映画セント・オブ・ウーマンに登場するアル・パチーノを彷彿とさせる。設計長は軽いジョークを挿みながら重要な話を進行させる、そこは私達には立ち入れない、大人の領域なのだった・・・・・。
因みにウチの土地は湧水地帯というわけではなく、いわば流水地帯、地下を、山の上からの水が流れているのだそうだ。ということは、土の中は凍るほどには温度が下がらない、マイナス5度で冬眠しちゃうという浄化槽内の微生物くん達も居眠りせずに働いてくれそうだ、土地の傾斜も利用して、浅めに埋設して盛り土しよう、概ねそんな計画で、いよいよ施工開始、である。

2003年11月23日

浄化システムの埋設工事が終わりました。

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設備屋さんの施工により浄化槽の埋設が終わりました。
地下50cmちょっとで水が出てくる流水地帯に蒸発散槽を設置するという事であれこれ心配しておりましたが、土地の傾斜を利用する事と、盛土する事で何とかクリア。
終わってみれば結構スッキリです。
蒸発散槽は見た目、砂場が2個。
近所のちびっ子が、山作って、トンネル掘って、ヤッター!なんて事にならないようにビニールハウスを被せちゃおうと思います。

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2003年12月01日

Bio21バクテリアの投入・し尿用編

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みなさん、こんにちは。
今日はし尿用の浄化槽に入れるバクテリアの仕込み方をお教えします。
正確に申しますと、眠らされているバクテリアにとっての目覚めの良い起こし方です。
材料は牛乳4L、水12L、砂糖1Kg、MBM菌2L、オーレス菌4本と、バケツ2個、スパイラル21(菌床)4L分をご用意ください。

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2003年12月02日

Bio21バクテリアの投入・生活排水編

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みなさん、こんにちは。

バクテリアの起こし方の2回目、生活雑排水用編です。
「バクテリアのミルク仕立て」が初めてという方。
まずはこちらから。

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2003年12月26日

Bio21に栄養補給

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うちの浄化システムBIO21の大きさは店舗の客数を計算に入れたサイズなのです。
だから一般家庭のサイズよりもグンと大きい。
ところが今、我が家には私と厨房長の二人で居るのがほとんど。
私達二人が20人分以上の排水やし尿を流す訳がない。
そうなると、浄化槽にいるバクテリアはお腹が空いてしまう。
並行処理している2つの分解槽にいるバクテリアは、それでも何とか生きていけるらしい。が、しかし。
分解槽でキレイになった水は、其々の蒸発散槽に流れ込む。蒸発散槽のバクテリアは、分解槽でBOD10ppm以下になった僅かな養分を更に分解し、その発酵熱で水を蒸発させるのだが、私達2人分の排水量では、蒸発散槽のバクテリア達が栄養失調になってしまうのである。
そこで、店がOPENするまでは1ヶ月に1回くらいの割合で蒸発散槽に餌を与えなくてはならない。

今日のメニューは牛乳の水割りです。

昨夜降った雪で蒸発散槽は雪に埋もれてしまいました。

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この辺りに蒸発散槽があるはずです。

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2004年02月11日

BIo21の蒸発散槽にビニールハウスその1

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プロ仕様(農業)のビニールハウス(パイプハウスというらしい)を購入してしまった。
ただいま組み立て中。
これは浄化システムについている蒸発散槽に対して、雨除けと温度を上げる事によって処理能力が上がるらしいという話から。
購入先は「農家の店・カクヤス・黒磯店」。もちろん農業資材が格安なのだ。

まずは「カクヤス」にて注文。
「3m×4.5mの大きさのビニールハウスを1つください」と申し出たところ、担当の方が見積もってくれた。なんだかオーダーメイドな雰囲気でウレシイ。
3mという規格がないので3.6mの間口のものを4.5m伸ばす事になった。
真っ直ぐなパイプを手で型にはめて曲げるらしく1週間後に部材が出来上がるとの事。
手仕事だったのか・・・。
部材を取りにいくとキレイに曲げられたパイプ10本、真っ直ぐで5mもあるパイプ12本、パイプのドア1枚、農業用ビニール、接続用の金物、ドア用の金物、ビニールを止めるプラスチック、など、パイプハウス一式が用意されていた。持ち帰るにも5mのパイプは・・・何と「カクヤス」のトラックを格安ではなく無料で貸してくれた。ありがとうございました。
お会計は21,636円でした。
ホントは温室みたいな小屋が欲しかったんだけど、あれはかなり高価な代物でした。

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2004年02月12日

BIo21の蒸発散槽にビニールハウスその2

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2日目。
今日もお昼頃から取り掛かりました。
春なのね~という感じの気持ちのよい天気でした~。
ハウスのツマ面(かまぼこでいえば切り口、ふつう)はパイプを長さに合わせて切断してから金物で固定していく作業。ディスクグラインダーで簡単に切れます。火花が飛びます。たのしいー。

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2004年02月14日

BIo21の蒸発散槽にビニールハウスその3

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完成しました。

せっかくなのでハーブの鉢植えを中に移動してみました。
ガラガラでチョッとさびしい。

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2004年02月16日

BIo21の蒸発散槽のビニールハウス、強風で半壊。

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組み立て完成の翌日、早くも壊れてきました。

昨夜の雨は雪となり、夜更けには強風も加わって。
朝になってみればビニールを止めたプラスチックの部品は突風で庭のアチコチに飛ばされておりました。
今日は隣町に用事があったので、また「農家の店・カクヤス」に行きビニールを止めるプラスチックの部品を買い足してきました。
家に着いたのは夕暮れ。雪と風が強くて寒くて、修理は明日。だいじょうぶかな・・・。

プラスチック部品は「パッカー」と呼ぶものでした。
しかしのこの「パッカー」、那須の山から吹き下ろす強風には耐えられないようです。

2004年07月20日

Bio21の8ヶ月後レポート

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浄化システム「Bio21」を使い始めて8ヶ月が経ちました。
最近、「Bio21」の使い心地について、コメントや電話で幾つか質問を頂いているので、ユーザーとしてチョッと近況報告でも。

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2008年07月07日

ビニールハウスの解体

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半壊したビニールハウスの解体をはじめた。木材を退かすと下からドングリの殻がたくさん出て来た。野ネズミだろうか。そこから1mくらいの所には蛇の抜け殻もあった。
そういえば、先日、扉を開けて中に入ろうとしたら奥の角に直径5cmちょっとの滑らかに光る蛇がいた。でかかった。こちらの物音に気がつき、驚いた様子でもなく、ビニールの下の隙間から、するりと林の薮に消えて行った。あれからしばらく、ハウスの中に入る時は少なからず腰が引けている。
閉店後の店で休んでいた時のこと。窓の外、デッキのグミの木を登る野ネズミを、消し忘れた根元のアップライトが照らし出した。彼らは夜を中心に活動するのだろう。

店の灯りも消えた真っ暗な夜。ハウスのなかで両者が鉢合わせる場面もあったのだろうか。ハウスのなかでそんなスリリングなドラマを妄想した。

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2011年06月08日

浄化システムのアレンジ工事

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うちで使っている日本バイオテクノのBio21は合併ではなく雑排水とし尿を別々に分解するから法律では浄化槽とは呼ばず、処理水は蒸発散させるという宅内処理システムだ。
うちの辺りは地下水位の高い谷地で湿度も高いから、現実的に地下浸透と蒸発散は難しい。Bio21では分解槽と同じくらいの大きさの砂場にバクテリアを入れて蒸発散槽にしているけど、うちの環境ではこれでは蒸発が追いつかないし、雨が降ると水位が増して蒸発散槽に水が入り込み処理水は分解槽に戻り水としてバックする。そうなると分解槽は直ぐに満タンになってしまう。谷地では合併浄化槽でも地下浸透の場合はかなり起こり易いトラブルだそうで、これでは流しやトイレの排水が出来なくなってしまう。
何か対策が必要となった。
単純に蒸発させるスペースを広くする事にした。砂ではなく大きなサイズの砕石を使い表層は普通の砕石にして、その場所は自分たちの駐車場にすることにした。
これで上手くいくかどうかはまだ分からないけど。
日本バイオテクノのシステムとは違う使用になるので、上手く行かなくてもこれは自己責任。

うちが家を建ててる頃、Be-h@usユーザーとしてやセルフビルダーとしての知識共有のような目的もあってブログを更新していたけど、こういう浄化槽関連のネタは建築関係の業者からの面倒なコメントや嫌がらせに近い名乗らない問い合わせ電話が多かった。面倒なネタではある。でももう気にしなーい。それにかまってるほど暇でもなーい。
だけど、あまり細かくも説明もしなーい、ので、写真を見ていただいてセルフビルダーや同じ浄化システムのユーザーのトラブルのヒントにしていただければ幸いです。

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