スコットランドに着いて1件目のパブ。
エジンバラ城から旧市街に下ったGrass Marketグラスマーケットにあるラストドロップに入りました。
通りに掲げられているパブ看板はどう見ても首吊りの縄ですよね。
このパブの前はかつて広場で、絞首刑の処刑場でもあったのだそうです。
ラストドロップが処刑台から滴る最後の血の一滴なのか、
死刑囚から最後に飲むビールの一滴だったかのかはわかりませんが。
簡単に調べてみると、エジンバラには3つの処刑場があったようで、この広場はそのうちの一つのようです。当時は見世物に近い娯楽のような雰囲気もあったようで、死刑執行の日は周りから人が集まって来たようです。魔女狩りで処刑された女性の慰霊碑もエジンバラ城の方にはあるみたい。
今は広場というよりここだけちょっと道が広い、という具合で、
昔からありそうなパブやレストランが多いエリア、といった感じです。
ホテルのレセプションのお兄さんに、地元で個人的に飲みに行くならどこ?って聞いたらこのエリアを薦めれました。
ちょっとお腹も空いていたのでテーブル席へ。
この前日がバーンズナイトだったので、フードメニューにはまだバーンズナイトセットメニューがありました。前菜とメイン、もしくはメインとデザートという簡単なもの。もしくは3つ選んでコースにする、というのもありました。
バーンズナイトセットを1つとステーキサンド&チップスを注文しました。
まずはエールをパイントで。
エディンバラにあるスチュワートブリュワリーの、Jack Back Pale AleジャックバックとHolyrood Pale Aleホーリールード。
ジャックバックはホップが効いていてとても爽やか。度数も低めで飲みやすくグレープフルーツの香り。
ホーリールードの方が少ししっかりとしていますが、こちらもシトラスのフレーバーを持った爽やかなエールでした。
バーンズセットの前菜に選んだ、スコティッシュサーモン。
ポテトサラダとショートブレッド付き。
サーモンは臭みがなくて美味しかったです。
ステーキサンドとチップス。
普通に美味しい。
いや、チップスが美味しい。笑
バーンズセットメインに選んだハギス。
癖がなくてとても食べやすいハギスでした。
手前がマッシュポテト、右が人参とカリフラワーみたいなののクタクタしたもの、奥がハギス。
グレービーソースが添えられているので、たっぷり掛け混ぜながら食べました。
なんか、、、これってほとんど、液体だよね。
割りとお腹に貯まるというか、食べ飽きるというか。笑
Orkney Dark Islandオークニーダークアイランドというダークスコティッシュビールにしました。
ローストしたモルトの香り、カカオ感があり、味はフルーティ。
もう一杯、BrewDog Brewery Punk IPA。
ちょっとトロピカルなフルーツの香り。やっぱりホップが強いのでグレープフルーツのような爽やかさがあります。
エディンバラのパブではどこにでもIPAインディアンペールエールがありました。
いやあ、すっかり夜になって。
旧市街は坂と階段が多くて、細い路地もたくさん。趣がありますね。
あの赤い照明のあたりにホテルがあります。
連日ほろ酔いでお散歩ですわ。