バラマーケットBorough Marketに行って来ました。
牛の形のマップ、可愛い。
肉、魚、野菜、果物、ワイン、パン、スイーツ、、何でも売ってるマーケット。ヴィクトリア調(かな?)の趣あるアーケードになっていて雨が降っても安心ですね。地元の人と同じくらい観光客が多かったな。
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サザークにあるセント・トーマス・ホスピタル旧手術室博物館&ハーブ・ギャレットに行って来ました。
セントトーマス教会の屋根裏部屋に発見されたというハーブギャレットとイギリス国内最古の手術室の小さな博物館です。
セントトーマス病院は13世紀に創られアウグスティノ会の修道士修道女両用の修道院で貧しい人達に宿泊と疾病の手当をしていたそうです。以前は手術も病棟でしていたのが、女性病棟の隣りのこのハーブギャレット(ハーブを保管する屋根裏部屋)があり、これを改装して女性専用の手術室にしたのが、ここ旧手術室なのだそうです。後に、あのナイチンゲールが院内に看護学校を設立し、彼女のアドバイスにより病院は新しい場所に引っ越し。この手術室は閉鎖されました。
聞いた話では、この屋根裏部屋の閉鎖は板か何かで物理的にも閉鎖されたそうで、人々の記憶からも消え去り、建物の取り壊しの話があった際に偶然屋根裏部屋が見つかり、今に至るのだという。そりゃ、13世紀の話ですもんね。そういや、あの部屋どうなった?なんて話せる人もいなくなりますわ。
全体的にオタクな香り......そっち系の人の好みそうな展示が随所に.......売店もそっち系の.......実のところ、私はあまり.......。
ネコだニャー。
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ロンドン滞在は、ちょうどロンドンアートフェアの最中。
国内でも大きな規模のアートフェアで、100を超えるギャラリーがBusiness Design Centreデザインビジネスセンターに集まっています。
売り出し中の現代美術作家や、ウォーホルや、様々なジャンルの作品がギャラリーごとにブース分けされて展示されています。展示と言ってもこれはアートフェアなので、作品を買う場所。入場には名前、住所、職業を記載の上、入場料の支払いが必要です。
一度見てみたいと思っていたので、日本からオンラインでチケット購入しようと思ったんですが、住所が日本の郵便番号では.......で、当日、手書きで渡し入場しました。
会場の向こうに隣接しているのはホテルのヒルトン。
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昨秋はここで草間弥生展があったVictoria Miro Galleryヴィクトリアミロギャラリー。
随時、現代のアートの企画展が複数展示されているようです。
ロンドンの中でモダンやコンテンポラリーアートが集まっている(というか東京もそうだけど地価の安いエリアに移動して広いスペースを確保している)ように見えるイーストエンドエリアにあります。
内部はホワイトミニマルで広く天井も高い。
この日の展示は壁面を持て余しているように見えたな。
上の階も見たし、見終わったのかな、折角だから外のテラスにも.......と、出ると閉め出されたようにオートロックが掛かり、あわわわわ、と、寒さのなか見つけた他のドアを開けると違う企画展示室に入れました。これが正当な順路なのか分かりませんが。。
最後は倉庫の小さなドアみたいなのから通りに出ました。これもオートロック。
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以前、MyPlaceでナロウボートのエントリーを見た。
イギリスに行くから見られるといいなと思ってみたけど、街中ばかり歩いてちゃ無理かもしれないと思っていた。ロンドンのイーストエンド、ビジネスデザインセンターからヴィクトリアミロギャラリーまで歩く途中、細い運河を渡る時にナローボートを見ることが出来た。
それにしてもKai-Wai 散策のmasaさんの自然に溢れた美しいナローボートの景色とは随分違う。護岸に囲まれた運河のナローポート。
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ギャラリーからの帰り道、寄り道してTHE BREE LOUISEというパブに。
やっとエールにありつけた♪
ここは自家製パイが美味しいと聞いたので注文するつもりでいたんだけど、種類がいくかあったので、オススメを聞いてみた。チキンとマッシュルームとホワイトワインのパイがいいよ、と言われたので素直に、オーケー!それにするよ、と注文した。
このパブの中は明るかった。立ち飲みの人が半分以上、テーブル席は満席だった。もっともテーブル席が空いていても立ち飲みする人は多く、テーブル席といっても長テーブルにスツールが乱雑に置かれて、みんな相席している。
料理の注文をした時、お約束のように、何処に座るんだ?って聞かれた。
これから探すよ、って言ったら、ニコって笑って、オーケー、見つけて持って行くよ、って言ってくれた。
出口近くに空いてるスツールを見つけたので座ってパイを待った。
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もうすっかり暗くなっちゃったけどハイドパークの中にあるSerpentine Galleryサーペンタインギャラリーに行って来ました。
ここもとてもいいギャラリーだった。もっと早い時間だったらハイドパーク内に4点配置されたアニッシュ・カプーアの企画展示を散策しながら見られたんだけど、今回それは残念。
この日はPhilippeParrenoフィリップ・パレノの映像作品による個展の開催中だった。館内のスペースにそれぞれスクリーンが設置され、1スペース1作品、それが同時にではなく順番に上映される。その順番は誰かが教えてくれるでもなく、音がする場所に人が寄せられるようして集まり作品を見る。画面の緊張感とスピーカーからの音、振動、そのバランスも良かった。公式サイト内の説明によれば、昼間は公園や通りの音なども室内に漏れてきて、それも作品の一部となりいろんな印象を与えるように書いてあったけど、夜は静かなもので完全に映像に集中できた。
記憶に残ったのが"June 8, 1968"という作品。
美しい風景の中に人が静かに立ってこっちを見ている。風景、人の配置、目で感じる美しさだけで目奪われる。自分は列車に乗りながら彼らを見る、彼らが視界から過ぎるとシーンが変わる。それが淡々と続くんだ。
すぐに、これは自分が見ているんじゃなくて、見られている事に気がつく。彼らの表情に笑みはない。怒りもない。列車は自分の意志で止められそうにもない。彼らはただ悲しみに似た表情で自分が送られていくのを眺めている。一体自分は何なんだ、と思った。
後で調べてみて分かった。"June 8, 1968"とう日付は、暗殺された第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディの実弟であるロバート・F・ケネディが、兄の暗殺後、ニューヨーク州の上院議員選に立候補し当選、その5年後の1968年6月6日に暗殺され、その遺体がニューヨークからワシントンDCへ運ばれたのが1968年6月8日なのだそうだ。
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もうすっかり夜なんだけど、金曜日はなんと22時まで開いてるVictoria and Albert Museumヴィクトリア&アルバート博物館。連日、朝から晩まで歩き続けで、かなーり疲れてきちゃったので、休憩目的で博物館に寄ることに。カフェでゆっくりお茶でもしようかと。
うーむ、迫力のある外観だなぁ。
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ノッティングヒルのPortobelloMarketポートベローマーケットに行って来ました。
ヒューグラントとジュリアロバーツが共演した映画「ノッティングヒルの恋人」で有名になったのだそうですね。僕もこの映画で知りました。このポートベローロードのマーケット、アンティークマーケットとして世界最大とホームページに書かれてます。パンやナチョス、フルーツなどもあったので朝食にパンを買いました。
屋内の共同店舗みたいな広いスペースもあるので、雨が降ってもいろいろ見られるようにはなってます。アンティークも何か買おうかな、と思ったけど結局何も買いませんでした(^^;
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中庭のような場所に建つWhite Space Galleryの直ぐ近く、と言うか、表通り(デュークストリート・セント・ジェームス)と中庭とに入口のある小さなパブ、The Chequers Tavernチェッカーズタバーン。
お昼時だったのでフードも頼んだ。ブリティッシュビーフソーセージ&マッシュポテト、グレービーソースたっぷりはお約束ですね。フードが特に美味しいという訳でもないのだけど、このパブはとても居心地のいい店だった。何せ小さくて席数が少ない。小さいので座る以外に立ち飲みのスペースが殆どないので、賑やかになりにくく音楽もないのでとても静かなんだ。この日は年配の1人客が多かったのもあるのかもしれない。オーナーらしきパブマンはニコやかで落ち着いていて感じがいいし、ビールが美味い。この店の裏にあるギャラリーに行くなら、ここは外せないと思った。
White Space Galleryは日本語のガイドブックではホワイトキューブと書いてあった。現在、ホワイトキューブはイーストエンドに移動している。
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この頃のロンドンの気温は東京と同じくらい。
一月下旬だというのに、ごじんまりとした居心地のいい中庭の桜に花が咲いていました。
日本だったらベンチで宴会はじまってるね。
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ロンドンの中心からやや北に位置する大きな公園、ハムステッドヒースの中にあるケンウッドハウスに行こうと思った。公園と言ったけど、ガチガチに整備された公園じゃない。最低限の手入れはされているけれど、自然のままの姿を残したとても素敵な場所だった。
ケンウッドハウスとは、ビネスビール創始者の曾孫エドワード・セシル・ギネスによって集められたコレクションを彼の亡くなった1927年にEnglish Heritageに寄贈し、翌年から一般公開されている小さな美術館のようなところ。そのコレクションはフェルメール、レンブラント、ハルス、フラゴナールなどの名画があるのだという。
ケンウッドハウスの直ぐ近くまでバスが走っているのだけど、僕らが乗ったバスの終点はケンウッドハウスから公園の反対側にあるハムステッド駅だった。やっちまったな。
僕らは公園の中を歩く事にした。しかしこのハムステッドヒース、かなり広く、標識など1つもないので初めての人はかなり高い確率で迷子になるらしい。
僕は、人とすれ違う度に道を聞きながら進むことにした。
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ロンドンに来てからまだフィッシュ&チップスを食べてないことに気がついた。いかん、いかん。ちょっと裏道に入った所にあるThe Ship Tavernには2階席があって、1階はパブ、2階はレストラン(ダイニングルーム)になっていた。今日はフィッシュ&チップスを食べようと思ったから、僕らは階段を上ってレストランのスペースに入ってみた。
賑やかなパブとは違って落ち着いた雰囲気、店内には暖炉もあり、その前のソファとコーヒーテーブルには予約席のプレートが置かれていた。レストランでコーヒーテーブル?と思ったけど、他のソファには若いグループがいて食事無しのドリンクだけみたいだったから常連なら食事無しでもゆっくり出来るのかもしれない。ただパブスペースと違ってサービス料が掛かると思うけど。
以前、厨房長が本を見ながら作ったことのあるポッテドプローンと、フィッシュ&チップルを注文した。シェアしてもいいかな、と聞いたら快諾、ポッテドプローンはスターターだけど一緒に持ってくるわね、と言われ、もちろんOKした。プローンは思ったより好きじゃなかったけど、フィッシュはスゴく美味しかった。衣はサクッとしていて身はふっくら。しかもこの半身丸々というボリューム。とっても満足なのだった。
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地震でバタバタしていたからロンドンのエントリーを止めてしまった。でも残りをまたちょっとずつアップしようと思っています。時間が経っちゃったけど、こういう復習をしないとなかなか頭の中にきちんと残らないもので....。
入場無料の美術館が多いロンドンの中で、ここCourtauld Galleryコートールド協会美術館は大人1人5ポンドの入場料が掛かるのだけれど、月曜の午後2時までは入場無料ということで2人で10ポンド程節約してしまった。
実業家のサミュエル・コートールドのコレクションを元に設立されたコートールドギャラリーは、さまざまな政府関連機関、芸術・教育関連機関の入っているサマセットハウスの中にある。厳密にはロンドン大学附属コートールド美術研究所 (Courtauld Institute of Art) の美術館なのだそうだ。冬になると中庭はスケートリンクになるのだけど、1月下旬のこの日はスケートリンクの解体作業がはじまった所だった。
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ロンドンのレスタースクエアの北、劇場と中華街の賑やかな路地の中にあるノートルダム・ド・フランス教会。ここに、ジャン・コクトーの壁画があるというので見に行きました。
この時、周辺のちょっとした中華街では旧正月前の賑やかな飾り付けがされていたけど、教会の中はそれが嘘のように静か。白い壁が美しく円形に近い内部の正面にはとても美しいマリアのタペストリーが掲げられた可愛らしい教会。ノートルダムといえばパリのノートルダム大聖堂が有名だけれど、ノートルダムとはフランス語で「我らが貴婦人」という意味なのだそうで、聖母マリアのことを差しているのだそうだ。
Notre Dame de France
http://www.ndfchurch.org/
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去年の写真を整理していたらロンドンの写真が出てきた。
ロンドン滞在中2回行ったトラファルガー広場にある美術館、ナショナルギャラリー。
美術館の規模としてはニューヨークのメトロポリタンやパリのルーブルに比べれば小さいかもしれないけれど、コレクションのほとんどは絵画で、レオナルド・ダ・ヴィンチの「岩窟の聖母」「聖アンナと聖母子」や、ヤン・ファン・エイクの「アルノルフィーニ夫妻像」、ベリーニ、ボッティチェリ、ラファエロなどのルネサンスから、ゴッホ、ルソー、セザンヌと印象派まで、これが入場無料で見ることができる。ここのレオナルドの作品を見るためだけでも何度来てもいいと思った。このレオナルドの作品のうちのこの2点はパリのルーブルにもある。ルーブルで見た「聖アンナと聖母子」は優しさを感じる柔らかな印象だったけど、ナショナルにあるデッサンは違う。
あの深い黒と力強さは何なんだろう。
インターネット上のどの写真を見ても同じ感動は得られないし、違う絵を見ているような気持ちになる。
パリとロンドンとにある作品を図像として見比べるのは美術館にいなくても楽しめて、また面白い。
wikipediaにあった画像を拝借して並べて見てみよう。
(コピペに問題ありましたら削除します)
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