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THEATER ARCHIVES

2009年02月15日

オペラ・ガルニエ

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ロワシーバスでパリに降りたのがこのオペラ座(オペラ・ガルニエ)の横だったっけ。
何度も映画化されたガストン・ルルーの怪奇小説「オペラ座の怪人」の舞台になったのも、ここオペラ・ガルニエだ。オペラの上演はオペラバスティーユがメインの会場になり、回数は少なくなったようだけど、ここでもまだオペラが観られるようだ。オペラも観てみたいけど今回は見学だけ(^_^;)
開館時間まで時間があったので辺りをぶら〜り散歩していると、誰か話しかけてるよ!と厨房長が言う。振り返ればおばさんがこっちを向きながら地面を指さして何か話しかけている。なんだ?と聞くと、おばさんはナプキンリングのような金色の大きな指輪を拾い上げて、あんたが落としたんじゃないか?と言う。落としてないよ、僕のじゃない、と言っても、これはゴールドだ、あなたはラッキーだ、持って行きなよ、といってリングを僕に手渡した。いらない、と言っても、これはラッキーだから、と言って押し付けて来る。わかったよ、ありがとう、と言ってリングを受け取り、歩き始めるとまた近寄ってきた。お腹が空いているからサンドイッチを食べる金をくれ、と言っているようだ。なんだ、そういうことか。お金は持ってないからこれでどうぞ、と、リングを返した。リングはおばさんの商売道具だった。
この辺りは観光客が多いから.....と思いながらも、あれじゃ稼げないだろうなぁ.....。
さて、気を取り直して、ガルニエ見学の入口へ向かった。

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2010年02月27日

The Phantom of the Operaオペラ座の怪人/MAJESTIC THEATER

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夜中でも明るいタイムズスクエア。ブロードウェイから44ストリートを少し西に歩いたところに"The Phantom of the Operaオペラ座の怪人"を上演しているMAJESTIC THEATERはありました。さすがはブロードウェイ、この界隈はあっちこっちでミュージカルを上演しているしジャズクラブもあり、その多くが開場時間近いこの時間帯はかなり活気がありますね。お祭りみた〜い♪
オペラ座の怪人の目印はもちろん、あの白い仮面。
チケットは既にインターネットで入手していたので会場15分前くらいに着いたのですが、格安の当日券目当ての人も含めてかなりの人集りでした。

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2012年11月26日

ミラノのスカラにて

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ミラノでオペラを見てみよう、ということで日本からインターネットでスカラでの「ホフマン物語」のチケットをゲット。見て深く理解できるわけではないのだけれど、オペラといより劇場の熱を感じたいというのが主な目的。とはいえ、ホフマン物語のDVDを見てストーリーは予習済み。
チケットは安い席を選んで、2人分手数料込みで5500円くらい。日本と比べたら随分安いね。チケットは1週間も掛からずに、自宅のポストに入っていた。

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雪のなか、遅刻しちゃあいけないと、早く着いたのでスカラの中のカフェで立ち飲み。
基本的に呑んべえなので、メニューに無くても、カフェコレットを注文してしまう。カフェコレットはエスプレッソにグラッパやサンブーカなどのお酒を入れる飲み方で、たまに何を入れるか聞かれたときはグラッパにしている。エスプレッソだけでは大して体は温まらないけど、そこにグラッパなどブランデーが入ると喉からお腹にかけてがほんのり温かくなる。外の冷気を遮るために着ていたコートが、今ではグラッパで温まった熱を外に逃がさないために来ているように思えて来る。グラッパが別添えだったりするとエスプレッソの量より酒の方が多かったりする。嬉しいことに、ここのグラッパは量が多かった。日本じゃグラッパだけで1000円近いのにエスプレッソも付いて600円くらいだから、それだけでも幸せだなあ。チョコまで付いちゃって。この時間はここでもアペリティーボみたいでカウンターの上にフリーのおつまみがあった。盛りが上品で手を出しにくい。だれも気にしないかもしれないけど、ちょっと卑しいかな、という思いから手をのばせなかった。

開場の時間になり玄関に移動。一番安い僕らの席は天井桟敷と呼ばれる席で、通常の入り口とは違うらしいとは聞いていたけど、いちおう、黒いマントを来た係の女性に挨拶をしながらチケットを見せてみた。予想通り、大きな入り口の横にある通用口みたいなドアを指差し階段を上るように言われた。薄暗く螺旋状に登る階段だった。

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2013年04月16日

オペラ座のチケットだと思ったらシャガール美術館だし、前衛だった。

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ニース旧市街にもオペラ座があるので、ここで何か見たいと思っていた。
オペラでもバレエでもコンサートでも何でもいい。劇場の雰囲気が感じられるものなら。
オペラ・ニース・コートダジュールのホームページでスケジュールを見たら滞在中にコンサートが1つだけあった。
コンサートだったらフランス語の心配しなくてもいいからちょうどいいや、とすぐに予約。全席自由だから早めに行こうと思った。
8時開演の1時間前にオペラ座に着いた。
電気は付いているけど玄関はまだ閉まっている。
どこかで軽く一杯やりながら待とうかな、と近くを散策。閉店後のショップのウィンドウを見たりしているうちにあっという間に時間が過ぎた。
開演15分前になっても扉が開かないし、人が集まらない。
これは僕が間違っているに違いない、とチケットを取り出して見たけど、日にちと時間は合っている。
オペラ座に貼り出されたポスターに近づいて見る。幾つかの公演の中にチケットと同じものがあり、指差しながら日付と時間を確認......今日だよなぁ......ん?......ミュゼ、ナシオナル、マルク、シャガール.....(@_@;?
頭の中で、昼に見たシャガール美術館のコンサートホールでの準備の様子と、手に持っているチケットとが繋がった。
予約するときに僕はオペラ座のサイトだから会場もオペラ座なんだろうと思い込んでいたんだ。オンラインチケットにはシャガール美術館のことは書かれてなく連絡先はサイト運営先のオペラ・ニース・コートダジュールになっている。
開演までに間に合わないかもしれないけど、シャガール美術館に行こう。
シャガール美術館は歩いて行ける距離にはなく、バスに乗って少しある。幸い、昼に一度行っているからバス停は分かるし、この日はバスの一日券を買っていたからお金も掛からない。
少し早足で旧市街抜け、トラムの線路を渡り、市街のバス停に着くと、直ぐに同じ路線のバスが来た。それに乗り、乗り越さないように通過するバス停の名前と路線図を確認した。
ミュゼ・シャガール。バス停に着いた。

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2014年03月14日

オペラ・バスティーユとウェルテルと

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今回はオペラ・バスティーユのチケットを取りました。
日本からインターネットで発売日にアクセス。端っこの安い15ユーロの席を購入したのでした。端っこといっても最前列ではあるので乗り出せばいいかぁ、くらいに思って。
実は、オペラ・ガルニエのバレエのチケットも狙っていたんだけど、発売日でもあっという間に安い席は完売。やっぱり人気あるんだなあ。

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バスティーユの中のニキ・ド・サンファル。
コートダジュールの海を思わせる鮮やかな青。

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ステージよりも天井のほうが近い席に座りました。
しかし、ガルニエと違って現代的だなぁ。

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2014年05月03日

リセウ劇場 Gran Teatre del Liceu

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バルセロナでも劇場体験を!ということで、まずはリセウ劇場 Gran Teatre del Liceuのチケットを取ってみました。予約は公式ホームページから。

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一番安い6階席(5F)で1席12ユーロとコミッションが1.9ユーロ、1人13.9ユーロでオペラが見られる。これは安いね。でも劇場体験とはいえ、折角安いんだからもうちょっと良い席でも良かったかな(笑

この日の上演はベッリーニの"La sonnambula 夢遊病の女"でした。
いつも天井桟敷から見る僕がいう話だからあてになりませんが、この劇場のサイズと会場の熱気は心地好いものがありました。

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2014年05月26日

カタルーニャ音楽堂 Palau de la Música Catalana

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サンパウ病院を見学した日の夜、たまたまカタルーニャ音楽堂のチケットも取ってました。
モンタネーの世界遺産はしごです。この日はドメネク・モンタネーデーだわ。
有料で内部見学もできるけど、どうせお金払うんだったら公演をみたい、ということで、チケットの予約は公式ホームページから。
カタルーニャの民族舞踏っぽいのを選んでみました。Esbart Dansaire de RubíのDansa XXI.cat - 90th anniversaryとある。これは理屈抜きに楽しめそうだ。
チケットも1人18ユーロ+コミッション2ユーロとお安い。

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建物の内部も見たいので早めに音楽堂へ。
開場はまだなのでロビーをぶーらぶーら。

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2015年04月22日

ローマのオペラ座でオペラを見るのだ。

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テルミニ駅から歩いてちょっとのところにあるローマのオペラ座。
ここも日本からオンラインチケットを購入。
オペラ座公式サイトのカレンダーで滞在中の公演をチェックしたらオペラは「ウェルテル」、そのイベントページから見に行きたい日を選ぶと、自動的にチケット販売サイトのlisticket.comに飛びます。
このサイトのアカウントを持っていないと支払いできないみたいだったので、先に新規アカウントを作成しました。
それから、座席のランクを選びカラムで人数を指定するとチケット配送のカラムが現れるので、配送の場合はプラス送料、メールをプリントして持って行く場合は無料、のどちらかを選択。
デリバリールールを読んで確認のチェックしてから、カートに追加ボタンをクリックすると、クレジット決済のページに移動します。
あとは言われるままでに入力して、座席を選び、申し込み完了。
チケットはPDFで添付されたメールが来るのでプリントアウトして会場へ。
念のためPDFをiPhoneにも入れて持って行きました。
チケット発売前は公式サイトのイベントページに"BUY"表示が出てないので発売日をチェックしてできるだけ早くにアクセスしたほうが良いかもしれません。
僕らは劇場体験が目的でもあるのでできるだけ正面に近い場所で安い17ユーロの席を2つ取りました。

今回のローマの滞在先はオペラ座のすぐ隣りにあるHOTEL Liricoというホテル。
はじめからローマではオペラを見ようと思ってたので、歩いてすぐのところが良かったのですが、カードキーで外出は気楽だしすぐ近くにはスーパーや気に入ったトラットリアもあって、朝食も充分、部屋も清潔、また利用したいホテルとなりました。
オペラを見る前に部屋でシャワーを浴びて、リフレッシュしてからオペラ座へ。
湯冷めする距離じゃないし、昼の疲れを引きずったまま暗いところ行くと眠くなっちゃうから(笑

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もうすぐ開場です。

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2015年07月08日

ナポリ・サンカルロ劇場、でイタリア3大歌劇場制覇なーのだ。

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イタリア3大歌劇場というのがあるらしく、僕はオペラ好きというわけではないのだけど、このナポリのサンカルロ劇場に来たことで3つを制覇したことになったのだ。
その3つとはミラノのスカラ座ローマのオペラ座、そしてここナポリのサンカルロ劇場。
3つ行ったからといって何てことはありません。

サンカルロ劇場のチケットは劇場のホームページから購入、メールに添付されたEチケットをプリントして持って行くだけ。開演まえにチケットオフィスに行く必要もなし。

外観は修復中で梱包されており正面入り口もよくわからず、ぼくらは裏のチケットオフィスから入ったようでこの写真は終演後の正面玄関から帰るときの様子です。

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滞在中の上演スケジュールにオペラがなく、この日はジェフリーテイトのJeffrey Tate / Giuseppe Albaneseと題されたコンサートでした。

白く塗られた壁が美しいです。

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いつも通り、最上階の一番安い席を取りました。
でもこの劇場は最上階でもとても見やすかったです。

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美しいカーブです。

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2015年11月22日

テアトロ・コムナーレのつもりが新オペラ座だったとは。

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フィレンツェでも劇場体験しようと思ってテアトロ・コムナーレで上演されるオペラのチケットを購入したのです。
正確には購入したつもりだったのです。

まずは「Teatro Comunale Florence」と検索しましたら、検索結果のトップにTeatro Comunaleというのが出てきて、マップのポイントもここコムナーレ。
リンクをクリックするとホームページに飛び、上演スケジュールやチケットの購入のページなどもあるのです。
疑いを持たずに滞在中の演目「I PURITANI」のチケットを購入。
ついでに終演が遅いからホテルも劇場の近くがいいや、と思い、コムナーレから歩いてすぐのところにあるホテル・クロッシーニにしたのでした。

フィレンツェに着き、ここがコムナーレかぁ、と思いながら前を通ること2日。
いつも人がいないことに疑問も持たず、きっと公演の日になれば人がドッと来るんだろう、くらいに思っていました。

当日、近いから余裕こいて部屋で休んでから小雨の降るなか劇場へ。

灯りは消えて真っ暗で人もいない。。
あれ? あれ?

とそこに通りかかった男性にチケットを見せて聞いてみると、ここは閉まっていて新しい劇場はあっちだ!と指差して教えてくれたのでした。

トラムの線路を超えた大通りの向こう。
近いと思ってゆっくり出たのが仇となり、これは走らなくては。。
なんだかニースのオペラ座のことを思い出すなぁ。
そんなのんきなのは僕だけのようでうちの奥さまのご機嫌は......

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劇場の移転先が近くて良かったぁ。
築地の中央卸売市場くらい移動してたら間に合わなかったぁ。

夜だからよくわかりませんが現代的な劇場ですね(笑
ここはNuovo teatro dell'operaというそうで2011年にできた新オペラ座なんだそうです。
チケットには書いてあったのかもしれないけど、コムナーレだと信じ込んんでたから会場名とは思わなかったなー。
今ではほとんどの公演が新オペラ座なのだそうです。

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シンプルな劇場です。
安い席だったのですが2階席の最前列。ラッキー。

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簡素な内装の中で、この馬蹄型のスロープが目立ってます。

いやぁ、無事間に合ってよかった、
と小雨のなか小走りして温まったので上着を脱ごうと手袋を外し、スロープの角に手袋を置いて.........
と次の瞬間、スロープに置いた手袋の1つが、スルスルーーーーと音もなく滑り落ちてゆくのでした.........。
スローモーションのようにゆっくりと.......。

も、も、もう時間もないけど、とりあえず1階に取りに行ってみよう(汗
また小走りです。

締め出されては困るので、ドアの外でお喋りしていたスタッフに手袋を落としたことを伝えまして、
冷たい目でリアクションのない女の子と、
それは大変だ、驚いてくれたスタッフの男の子。

一緒に1階に行き、お客さんに声を掛けて聞いてくれたけどあまり協力的ではない御来場の皆さん。
男性スタッフから、時間もないしとりあえず終わってから受付に行って聞くように言われ、自分の席に戻りました。

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ここにものを載せてはいけません。

オペラを楽しんでからインフォメーションに行くとクロークに行くように言われ、
行ってみると、ありました!手袋。
劇場にいたみなさま、お騒がせしてスミマセンでした。
そしてありがとうございましたm(_ _)m

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2017年05月10日

ロンドンでレミゼラブルを見るのだ。

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いやぁ、レミゼですよ。

ヒュー・ジャックマン主演の映画「レ ミゼラブル」を見て、舞台を見て見たくなりまして、ロンドンでミュージカル観る機会があったらレミゼ発祥のクイーンズテアトルで見たいと思っていました。
お馴染みの木版のエミールバヤールのコゼットが大きくはり出されています。

予習として長〜いヴィクトルユゴーも読みました。
角川文庫のはちょっと訳が難しく、岩波文庫のほうが読みやすいようです。

リーアム・ニーソン主演の映画も見ました。
ヒュー・ジャックマンのはミュージカル仕立てですが、こっちはドラマ仕立てなんですね。
原作のジャンバルジャンのイメージだと、リーアムニーソンの方が合ってるように思ったなぁ。

amazonプライムでレ・ミゼラブル25周年記念コンサートが無料だったので、それも2回見ました。さすが、これは気合が入っていて凄いです。
最後はミュージカルの作者や歴代のキャストが出てきて、歴代のジャンバルジャンがみんなで歌ったりします。...........タダね、これでイメージトレーニングしちゃうと、ロンドンのクイーンシアターではこんなに豪華にはならないから、ちょっとショボく見えちゃうかも。笑


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日本からオンラインチケットを取りました。
ロンドンのウエストエンドエリア。たくさんの劇場が近くにあってチャイナも軒を並べとても賑やか。ホールフーズもこの近くにありました。

ちょっと早いけど、劇場に入って待つことにします。

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スコットランドのヘンドリックスジンを一杯。
やっぱり蒸留酒を飲むと落ち着くね。

目の前の階段を下ると一階席で、僕らのチケットは3階席。
いつも通りに安いチケットです。笑


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ここは3階の一番前の席にしました。ネット予約時に座席も選べます。
ここなら手摺に肘をつきながら見られて、全体も見ることができました。


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休憩を挟み、あっという間の3時間でした。
いやー、楽しかったです。

ユゴーの原作を読んでいると特にあっという間に感じるかもしれません。
かなーり長い話を短くしているから、ミュージカルだけ見たら実際のストーリーはわかってないんじゃないかな、くらいに詰め込んだ感がありますね。

また見たいかも。

2017年11月15日

オペラガルニエでのコンサートとエルミタージュ幻想

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パリのオペラ座、オペラガルニエは有料で内部見学ができるけど、折角だからオペラやバレエなどのチケットを取って併せて見学した方がお得だと思います。

オペラやバレエは人気だからオンラインでもチケット取るのが大変.......でもコンサートならリーズナブルだし取りやすいです。
演奏が終わってからの内部見学は出来ないので、早めに行って館内を見学した方がいいかも。
金色に輝く豪華な空間は初めてでなくての口が開いちゃう。笑

安い席を取ったので随分上の方ですが、個室なので落ち着いて聞くことができました。
バスティーユのようなコンサートホールじゃないから、音をきちんと聞くというよりは雰囲気を味わう感じでしょうか。
これで15ユーロは安いと思う。幸せな日曜日の午後でした。

シャガールの天井画、馬蹄型のオペラハウスの雰囲気、このワーグナー以前の来場者が来場者を見るために作られているこの馬蹄形の劇場は人が埋まった時にこそ高揚感が高まります。
iphoneで開演前の動画も撮っていたので、そちらも。

この日、演奏者に日本人の方がいらっしゃいました。

CONCERT CORDES ET VENTS

Richard Strauss
Till Eulenspiegel einmal anders !
Ludwig van Beethoven
Septuor en mi bémol majeur, op. 20

Clarinet/ Jérôme Verhaeghe
Horn/ Misha Cliquennois
Bassoon/ Ludovic Tissus
Violin/ Karine Ato
Viola/ Jonathan Nazet
Cello/ Yoori Lee
Double bass/ Amandine Dehant

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演奏が終わり、促されるように出口へ。

昨年の那須ショートフィルムフェスティバルでのイベント上映作品の中に、長編映画の「エルミタージュ幻想」がありました。

会場でスタッフとして見たのですが、
90分1カットのため冗長に感じる部分もありましたが そのラスト、まさに劇場の観客が出口に向かって流れでるシーンが印象的でした。
それはオペラガルニエに限らず、いろんな劇場の終演後に見る眺め。
映画の中では、玄関の先には海があり、霧が立ち上っている、というラストシーン。
観客は大きな川のように流れ、海に流れ、そして霧となってまた空に昇ってゆくのでしょう。
海という再生のメタファーも重なり、これまで見た幻想の世界はまた繰り返されることをイメージさせてくれる心地よいラストでした。

エルミタージュ幻想のラストを見ながら、
いろんな劇場で終演後に感じる、現実に引き戻されながらも またここでは繰り返される夢の世界、を感じていました。

ふと、思い出しのでメモ。

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