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TRAVEL/ BARCELONA 2014 ARCHIVES

2014年01月29日

パリ、そしてバルセロナへ。

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通信教育の大学の全科履修生として入学してから1年半。
芸術史・芸術理論などと並行して受けている外国語科目、いまいちな成績ではありますがやらないよりは身に付いているのではないかいな。
習うより慣れろで、またパリに行ってから今回はバルセロナに行ってみます。
はじめてのスペイン上陸作戦。
円安の向かい風のなか、教会の見学料も含め物価も上がるバルセロナ。
サグラダファミリアって20ユーロくらいするらしい。作りかけなのに。
全15課中、4課の途中までしかやってないスペイン語は使いものになるのか。
うーん、むり。でも出来るだけ多くのことを吸収したい。
さて、夜のフライトなのでそろそろ荷造りして行ってきます。
facebookにはたまーにupできるかな。
帰ったら自分のための復習を兼ねてブログに書きます。
それでは、ガリアからヒスパニアへ、レッツらドン。

2014年03月31日

パリからバルセロナへ、そしてアパート借りてみた。

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パリのオルリー空港からバルセロナへ。はじめてのバルセロナなのだ。
滞在先はホテルでなくアパートメントにしてみました。
日本からインターネットで予約して、何日か前に到着時間予定などをメール、到着の30分前に電話してアパートの前でオーナーと待ち合わせ、部屋に入りいろいろ説明を聞いて支払いを済ませ鍵を預かる、という流れ。
チェックアウトはクリーニングの人が朝10時に来るからその人に鍵を渡せば完了なのだ。以前、ロンドンでもアパートを借りたことがあったけど似たようなものですね。

この手の短期アパートの良いところは滞在中気軽だし自炊できるし安いホテルよりも割りと広いところで、面倒があるとすれば、初日の受け渡し時に電気や水道を節約しろという説明を聞くことと、お湯が出なかったりというトラブルあったりするところ。

ロンドンでもそうだったけど、ここもボイラーが不調みたいで長い時間シャワーを使っているとお湯が温くなっちゃうってことかな。
それ以外は特に問題なく快適に過ごせました。

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広くてキレイな部屋でした。
小さいバルコニーもあったけど裏路地沿いだからそこでワインを、ってことはできなかったなー。
宿泊予約サイトのディスカウントもあって7泊で308ユーロだったから一泊2人で44ユーロくらい。

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2014年04月01日

アパート近くの散策と久しぶりの自炊

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アパートメントの支払いを済ませ鍵をもらい、ひと安心したので手ぶらで散歩にでてみる。
まずは旧市街を海まで抜ける目抜き通り、ランブラス通りへ。
やっぱり地中海沿岸は光が違うなあ。この光、大好きだ。

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海に向かって歩いてみる。

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2014年04月02日

モンセラットで山登り

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モンセラットに行くにはカタルニア鉄道とケーブルカーかロープウェイを使って行くのがポピュラーみたいだけど、スペイン国鉄サンツ駅に隣接する国際バスターミナルからでるバスでも行けるらしいので時間とお金の節約のためバスにしてみました。バスは片道5ユーロくらい、鉄道とロープウェイのセットチケットは往復27ユーロくらい。バスは9時過ぎにサンツを出て帰りは夕方、の1往復だけらしい。バスに揺られること1時間。

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モンセラット到着。

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じゅうぶん高いわー。

モンセラート修道院で黒いマリアやエスコラニア少年合唱団を見るというのがこれまた一般的みたいだけど、とりあえず素通りしてここから更に山を登ります。

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2014年04月03日

モンセラート修道院と黒いマリア

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山歩きを終え修道院へ。
それにしてもすごいインパクトのある場所だな。キリスト教の聖地なのだそうだ。
モンセラートMontserratとは「ギザギザな山(のこぎり山)」という意味らしい。
ガウディのサグラダファミリアのイメージはここから来てるらしいと読んだけど、たしかに似ているね。

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修道院入口の中庭のファサード。
十二使徒が彫られてますね。

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2014年04月04日

サグラダ・ファミリア Temple Expiatori de la Sagrada Família

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バルセロナでの旅の計画中、サグラダファミリア行く?って聞いたら、当たり前でしょ!世界遺産だし、と即答されましたので、そりゃそうだ、と行くことになりました。ガウディが嫌いというわけではないのですが、何となく。
並ばずに入るにはインターネット予約がおすすめだそうで、日本からインターネット予約しようとしたら学割は窓口のみとのこと。折角ぼくらは大学生なので列にならんで学割で入ることにした。
それにしても面白い形してるなー。

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まー、それにしてもいい陽射し。

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2014年04月05日

街を散策しながらカサミラへ

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サグラダ・ファミリアから散策しながらカサミラの外観だけ見て行こうかなーとふらふら。光の美しさに歩いているだけで気持ちがいいです。

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変わった建物が多いね、バルセロナ。
一応、ガイドブックに載ってた建築散策マップを見ながらオリエンテーションみたいに歩きました。あの建物かなー?くらいなゆるいものです。

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2014年04月06日

Cerveceria Catalana

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店はキレイで、つまみは美味しいし、リーズナブル。
滞在中、もう一回来てもいいなと思ったけど一度しか行けなかったセルベッセリア・カタラナCerveceria Catalana。

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まずは生ビール。
独禁法違反なんじゃないの、ってくらいにどこに行ってもEstrella Dammエストレージャ・ダム。スーパーでもエストレージャ・ダムを買ってアパートで飲んでたからいったい何リットル飲んだんだろ。
日本人好みのピルスナーでスッキリサッパリほんのりフルーティ。

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2014年04月07日

Caixa Forumカイシャフォーラムでコルビジェ展

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スペイン全土に支店をもつ大きな銀行La caixaラ・カイシャによる文化施設で、プッチ・イ・カダファルク設計の繊維工場だった建物を改築して作られたものだそうです。
複数あるギャラリーのうちの1つの企画展、ル・コルビジェの"Le Corbusier. Un atlas de paisajes modernos"を見ることができました。しかも入場無料という。
ぃよっ!太っ腹銀行。翌日、この銀行のATMでお金引き出しました。
手数料は入場料の代わりに取っときな。ふふ。

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このエントランス周りは磯崎新デザインなのだそうだ。

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2014年04月08日

ミースファンデルローエ記念館 Barcelona Pavilion

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見学時間前に着いちゃったのでベンチでオレンジたべながら待つのこと。
そう、旅行中、僕のバッグにはいつもオレンジが入ってる。

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開いたー。
通称 Barcelona Pavilionバルセロナパビリオンらしいけど元ドイツパビリオン。
ガウディもいいけど、こっちのほうが脳がドキドキしているよ。

いやー、かっこいい。っていうか、どうやって立ってるんですかね、これ。

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2014年04月10日

Museu Nacional d'Art de Catalunya カタルニア美術館

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モンジュイックの丘にあるカタルニア美術館、丘の下から見上げながら近づくからより大きく見えるなぁ。
中世から近代、現代までのカタルニアの美術を中心としたコレクション。

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2014年04月11日

la Fundació Joan Miró ミロ美術館

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モンジュイックの丘にあるカタルニア美術館から歩いてミロ美術館へ。
近代以降の美術ファンにはオススメの美術館。
撮影禁止なので写真は取れませんでしたが、思った以上にコンテンポラリーな美術館で、ミロコレクション以外の展示もそれだけで現代美術館の常設として成立する作品数とコンセプチュアルな展示方法を取っていておもしろいです。
そもそもここはミロの構想から生まれた美術館で開館時ミロは役員の一人となり、建物の設計はコルビジェの下にいたホセ・ルイ・セルトが無償で請け負い、初代館長はミロの親友で写真家でもあるジョアキン・ゴミス、14000点を越えるというミロコレクションは自身からの寄贈であり、また若い現代美術作家への実験の場を提供したいという想いからEspai13というスペースも作られた。ミロの死後、たくさんの作家から彼に捧げられ美術館に寄贈されたというTribute to Joan Miróという展示もある。増築により講堂と図書館も作られている。
カタルニア美術館のあとに来たので閉館まで1時間ちょとしか時間がなかったのが残念だった。作品を見るのが割りと早い僕でも2、3時間は時間を取りたい美術館だったと思う。
ミロのデッサンやタブローから現代美術に入るという流れがとてもナチュラルで心地よくもあった。もし、また機会があれば、天気のいい昼にゆっくりと時間を取って来たい美術館。

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2014年04月13日

やっぱり冬の海はつめたいね。

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砂浜ですな。
海のない山に暮らしているからたまに海を見るととても嬉しいです。

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ちょっとだけ。
靴と靴下を脱いで、足だけ海に入ってみる。
いやぁ、この濡れた砂の感触・・・つ、つめたい。
トイレがまんしてたので、もう無理。

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2014年04月14日

ピカソの壁画とカタルーニャの生産者市

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バルセロナのカテドラル前の広場に面してあるピカソの壁画。
この建物は「カタルーニャ地方およびバレアレス諸島建築家協会」の建物で壁画はカタルーニャ地方の民族舞踊サルダーナの様子が描かれているとのこと。
建物は何やら工事中ですね。

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カテドラル前の広場ではカタルーニャ地方の伝統的生産者によるマーケットがひらかれていました。
真っ黒くて小さくカットされたリコリスキャンディみたいなの買いました。
ナチュラルとミントの2種類があってミント味を購入。目が覚める苦さでした。

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2014年04月15日

サラマンカでパエージャ

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バルセロナで借りたアパートメントのオーナーおすすめの店、Restaurante Salamancaサラマンカ
彼曰く、地元の人なら誰でも知ってるそうだ。他の店は工場で作ったのを出したりするけど、ここは違う、安くて美味しい、とのこと。
海のすぐ近く。なるほど人気の店らしくランチタイムを過ぎようという時間なのにほぼ満席。でも待たずに座れてラッキー。

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歩いて1分くらいの場所に2号店もあるらしい。
ここ1号店で作った料理が通りを挟んだ2号店に運ばれて行く。
みんなスゴい忙しそう。
僕らは1杯引っ掛けたあとなのでビールとシーフードパエージャだけ注文しました。ちなみにパエージャは2人前から。

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2014年04月16日

バルセロナのカテドラル

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ゴシック地区をブラブラ。
やっぱりカテドラルには行っときますか!ということで、ピカソの壁画を見て産直市で買ったおやつを舐めながらカテドラルへ。

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中に入ったときの厳粛な空気は外観からの想像以上のものですね。

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2014年04月17日

El Xampanyetで立ち飲み

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ゴシック地区の路地を歩いていたら店から客が溢れている飲み屋があった。
見ていたマップには自家製カヴァの店と一言書いてあった。カウンター周りに立ち飲みの人影が見えた。立ち飲み出来るということは席がない代わりに、席がないからお帰り下さいと言われることもないということだ。
どれどれ、混んでるけど入ってみよ〜っと、と人の隙間から、パルドン、パルドン、と入り込んだ。
カウンターに辿り着き、カヴァを2つ下さい、と言った。
2種類あるらしい。
どっちにするか聞かれたから一瞬考えると、カウンターで立ち飲みしている人たちが、チャンバイエだ、チャンバイエだ、とぼくに言う。じゃ、チャンバイエ2つ!と注文した。
冷蔵後から取り出したガラス瓶から酒がグラスに注がれているあいだ男のうちの1人が教えてくれたことには、背の高いグラスに注がれるあっちのカヴァは普通のカヴァで、背の低いこのグラスに注がれるチャンバイエはこの店でしか呑めないと教えてくれた。
ぼくが飲もうとしていたのはまさにそれじゃないか。ムイビエン!ありがとう、と言った。
注がれたグラスを取ってひと口飲む。
ライトな微炭酸白ワインという感じでとてもスッキリしたものだった。

カウンターの中から何か食べるか?と聞かれたので、ガラスケースに入っていたハモンとチョリソーのタパスを、指差しながら、コレと、コレ下さい、言った。
どこで食べると聞かれたから、近くにあった冷蔵庫の上を指差して、あそこいい?と聞いたら、ニコリとされた。

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2人だからか2個ずつきた。美味しい。
フランスのバゲットに比べて歯切れにいいスペインのバゲットは立ち飲みに向いてると思った。イタリアのバーカロで飲んでるような気分だ。
気分がいいからお替わりしよう。

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2014年04月18日

Temple d'August アウグストゥス神殿遺跡

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バルセロナ、ゴシック地区にローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの神殿の柱4本のみが残っているというので見に行きました。
かつてのローマ属州ヒスパニアの頃。個人的には初代皇帝アウグストゥスよりも共和制ローマを帝政に導き若きアウグストゥスを後継者に選んだカエサルに魅力を感じるけれど、これは内戦の頃よりもパクスロマーナの街の記憶ということですね。

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込み入った路地を進み、あそこかな。

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2014年04月20日

酔っぱらいの木

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バルセロナの海岸沿いに変な木が生えていた。
たくさん実をつけたその木の肌といい形といい、なんだか妙な形をしている。灰色の木肌にはトゲがあり、下のほうがぷっくりと太い。実が爆ぜると中には綿のようなものぎっしり詰まり種が入っている。
日本に帰ってから調べてみると、この木は南アメリカ中部が原産で日本語名は、トックリキワタというらしい。

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2014年04月22日

絞りたてのオレンジジュース

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ぼくはオレンジジュースには、砂糖入れない派です。
バルセロナ、朝のカフェにて。

2014年04月27日

ピカソ美術館とバルセロナの学割

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旧市街のピカソ美術館、たくさんの作品が見られますが、何といってもピカソの上手すぎる幼少期の作品が多数見られる美術館です。
なかは撮影禁止なので見に行くしかないのですが、残念なのは一部展示室が見られなかったこと。その代わりといっては何ですが、と、料金もディスカウントされ、入口で今日はこの部屋は見られないので料金はこの価格になります、という説明がありました。
ふむふむ、と聞いた後で、学生証を出したら、なーんだって顔されて無料だと言われました。
普通に入ると14ユーロ、見られない部屋があるからと半額くらいになって、学生は無料とな。
あとで分かったのですが、見られないのはこの美術館の目玉でもあるピカソのキュビズムベラスケスシリーズでした。まぁ、しょうがないねー。

美術館や博物館の学割には年齢制限のあるところがあり、フランスでは国際学生証を持っていても26歳以上はあまり使えませんが、バルセロナは殆どの場所で学割してもらいました。特に公示されてなくても、取りあえず見えてみたら安くなっちゃったみたいな。

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2014年05月03日

リセウ劇場 Gran Teatre del Liceu

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バルセロナでも劇場体験を!ということで、まずはリセウ劇場 Gran Teatre del Liceuのチケットを取ってみました。予約は公式ホームページから。

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一番安い6階席(5F)で1席12ユーロとコミッションが1.9ユーロ、1人13.9ユーロでオペラが見られる。これは安いね。でも劇場体験とはいえ、折角安いんだからもうちょっと良い席でも良かったかな(笑

この日の上演はベッリーニの"La sonnambula 夢遊病の女"でした。
いつも天井桟敷から見る僕がいう話だからあてになりませんが、この劇場のサイズと会場の熱気は心地好いものがありました。

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2014年05月08日

サンパウ病院 Hospital de Sant Pau

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1997年に、世界遺産にカタルーニャ音楽堂とセットで登録されたドメネク・モンタネ設計のサンパウ病院に行ってみた。
「芸術には人を癒す力がある」とモンタネが言ったという。
ある意味病院は人が死に一番近い場所でもある。その場所を無機質な箱にするのではなく、美しい空間にしようとしたらどうなるのだろうか、という興味があって行く気になった。

2009年までは実際に病院として機能していたらしいけれど、現在は老朽化のため閉鎖され、修復工事をしながら作業していない部分のみ見学できるようになっていて、一日に数回のみガイド付きで見ることが出来る。数回といってもその回によって、スペイン語、フランス語、英語などに分かれているので、比較的聞き取り可能な言語を選ばなくてはならない。

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見学の受付はプレハブの現場事務所といった感じだった。
とりあえず英語の回に集合場所に行ってみたら僕ら2人だけだった…...ずっと話しかけられ続けているので、それはそれで少ししんどかったな。たぶん、ガイドさんも(笑

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2014年05月26日

カタルーニャ音楽堂 Palau de la Música Catalana

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サンパウ病院を見学した日の夜、たまたまカタルーニャ音楽堂のチケットも取ってました。
モンタネーの世界遺産はしごです。この日はドメネク・モンタネーデーだわ。
有料で内部見学もできるけど、どうせお金払うんだったら公演をみたい、ということで、チケットの予約は公式ホームページから。
カタルーニャの民族舞踏っぽいのを選んでみました。Esbart Dansaire de RubíのDansa XXI.cat - 90th anniversaryとある。これは理屈抜きに楽しめそうだ。
チケットも1人18ユーロ+コミッション2ユーロとお安い。

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建物の内部も見たいので早めに音楽堂へ。
開場はまだなのでロビーをぶーらぶーら。

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2014年07月14日

コロニア・グエル教会地下聖堂 Colonia Güell

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バルセロナのエスパーニャ駅からカタルーニャ鉄道に乗って郊外にあるコロニア・グエルへ。
教会の最寄りはコロニア・グエル駅だけど、その駅からZONE2なのだそうで、その手前のモリ・ノウで下車すればZONE1、余計にお金を払わなくて済むのだそうだ。
たまたま電車で乗り合わせた青年2人がモリ・ノウで降りずそのまま電車に乗っていたが、コロニア・グエル教会にほぼ同時に着いた。ということは所要時間としては同じみたいだ。

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何もないなー。

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誰もいないなー。

ちなみに、コロニア・グエルに行くにはこの歩道橋を渡ってはいけない。駅構内から地上に降り、線路に沿った大きな通りを進む。

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道路沿いは廃墟のような家が多かった。
田舎の国道沿いを歩いているような感じ。
お腹が空いたけど店もない。

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そんなこんなで、繊維工場を中心としたコロニア・グエルの敷地に到着、住宅地を抜け教会に着いた。
見学にはチケットが必要で、近くのインフォメーションでチケットを購入。
国際学生証を出してみたらすんなり学割してもらえた。5.5ユーロ。

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いかにも作りかけだけど、サグラダファミリアのように工事中ではない。
ここはガウディのパトロンでもあるグエルの繊維工場のために作られた街、コロニーの中に済む住人のための教会として作られようとした。1914年のバルセロナの財政危機によりグエル家がガウディに工事資金出資の断ち切りを通告、この教会の建設は中断されガウディは建設から手を引く。翌年にこの半地下の部分のみ完成していたのでバルセロナ司教の祝福を受けて「地下礼拝堂」と呼ばれるようになり、別の建築家により上階の壁と屋根が作られ現在の形となる。1918年にはグエルが死去。
かつての産業の遺産といった雰囲気が漂っているこの街にあまり活気は感じられないが、区画整理された閑静な住宅地には今も人が住んでいます。

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2014年07月19日

コロニア・グエルのパン屋さん

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コロニア・グエル教会を見たあと、お腹が空いたので何かを食べられる店を探して散策。
車が止まってるし、家はどこも小綺麗にしているから、人は住んでるんだろうけど気配がない。
教会を見学しているとき、遠くのほうから子供達の声がしたから学校があるんだと思った。グエルの工場の不景気で、この街の教会の建設は中断されたけれど、今でもコミュニティがあるということはきっとどこかに店もあるんだろう。
地図をみて広場のような場所に向かって歩いてみる。
カフェがあったけど、時間が早いのか、やってるのかやってないのか分からなかった。
窓際にパンを置いてある店があった。
店だと思ったけど、看板がない。レースのカーテンに阻まれて中もあまり見えない。
玄関らしいガラスドアからお菓子が並んでいるのが見えた。
ここは店に違いない、入ってみよう。
4m×4mくらいの小さな店の右奥にパンの置かれたカウンターがあり、その手前に注文しているおばさんが一人、カウンターの先にはお店の人らしきおばさんが一人。
僕がパンを買っているおばさんの後ろに並ぶと、店のおばさんは僕をチラッと見て少し戸惑っような困ったような顔をした。
ここに来る時に降りたモリ・ノウ駅で思ったことがある。
自動改札でチケットを入れる時、「ここに入れて下さい」であろう表示の一部が、バルセロナの大きな駅ではpor favorのところが 、ここではカタルーニャ語の, si us plau.と見えた。ここはカタルーニャ語の街なんだと思った。
隣りでどのパンにしようか迷っているうちの奥さんの言葉聞きながら、頭のなかでは一昨日まえに覚えた数少ないカタルーニャ語をいつでも取り出せるように並べておいた。
地元の人らしきおじさんとおばさんも入って来て、僕らの後ろに並んだ。
さぁ、僕の番だ。
パン屋のおばさんの僕を見る目が泳いでいるのなんて気にせず、笑顔でボンディア!と言ってみた。頭の中で順番に並べたカードの1枚目だ。
おばさんの硬い表情がほぐれ、ホッとしたような笑顔でボンディア、と返された。
やった。
一言の挨拶でこんなに状況は変わるんだ。そして、これでパンも買える。
あとはスペイン語の授業で覚えた数の数え方のあとにパンに付いた札の名前を読んで、最後にスペイン語のポルファボルの代わりに頭の中の2枚目のカード、スィゥスプラウをくっ付けた。
お会計を済ませ、お礼を言って、アデウ!と挨拶した。これがぼくの最後のカード。
振り返ると列に並んだオジさんたちからもアデウ!とアディオス!と言われたので挨拶をして外に出た。

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パン3つで、2.5ユーロ。安い。
塩味が効いていて粉の旨味もあってとても美味しい。
頭の中に並べた3枚のカードが有効に使えていたがどうかは分からないし、スペイン語が話せる人ならスペイン語で通じたに違いない。

飲みものを買い忘れたから少し喉につかえたけど、へへへへ、と、にやけながら駅に向かう道を歩き、おばさんのパンを平らげた。

2014年07月25日

El Vaso de Oro

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バルセロナの海岸をひとりブラブラしていたら、教えてもらってチェックしていたバルの前を通りがかったのでちょいと1杯。1つ空いてたカウンターに滑り込む。店の人はみんな船員さんみたいな格好で活気あるわ。

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ビール、ビール♡

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2014年08月13日

Cal PEP

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バルセロナ市内をブラブラしてランチタイムも終わろうという頃。
港から旧市街に向かった辺り、マップにマークしてあった店の前を通ったら空いていたので入ってみた。あとで知ったけど、いつもは観光客に人気で並ばないと入れなかったりするらしい。

注文したビールがきたところで何を食べるか聞かれたので、メニューを頼んだらメニューがないという。好みを言えばおすすめのものを教えてくれるというので、なんだかんだ言いながら、小魚のフリットと、あさり、トルティージャ、を注文。ここはトルティージャが美味しいと、うちの奥さんのメモにあったらしい。

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小魚のフリット。
セルベッセリア・カタラーナもそうだったけど、半熟タマゴのせになっていて、タマゴを崩す前の状態を見せてから店の人がタマゴを混ぜて置いてくれる。
いったいどうやったら小魚一匹ずつをこんなにカリッとふっくらにフリットにできるんだろう。とても美味しい。

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ランチの片付けムードの漂う店内。
カウンターの奥にはテーブル席があり、そっちは石壁の落ち着いたレストランな雰囲気のようだ。カウンターは地元の飲み屋のような気取りのない感じ。

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