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TRAVEL/ BRUGES 2016 ARCHIVES

2016年07月13日

途中下車のゲントからブルージュへ。

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神秘の子羊も見られたし、ゲント駅に戻りコインロッカーからスーツケースを出してブルージュへ。

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駅前には大きなバスターミナルがあって、路線も充実しているようでした。
僕らはマルクト広場から歩いて10分くらいのホテルにしたのですが、スーツケースがあるので出来るだけ歩きたくなく、チケット売り場の女性に聞いて、最寄りのフィスマルクト(魚市場って意味らしい)で止まる路線のバスに乗りました。

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ヤンブリトーというホテル。
オフシーズンのディスカウントで屋根裏部屋がとてもお得になってました(笑
ホテルの方もとても親切で、朝食はホットビュッフェで美味しかったな。
まだ外はほんのり明るいので散策に。

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何でしょうね、この街は。世界遺産だそうです。
ジョルジュ・ロダンバックの小説「死都ブリュージュ 」を読んでから来たからか暗いイメージがあります。北のヴェネツィアという呼び名もなるほど納得。

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しかしヴェネツィアとは違い車が走れるので、水路は生活の中の交通手段というよりは観光に活用されている感じでしょうか。
暗くなってきたからこの写真ではあまり良く見えませんが、
街全体的に石の色をした建物に、赤や緑などワンポイントの色の使い方が巧みな街並みですね。
こりゃ街歩きが楽しそうだ。

ベルギービール研修という名の飲み歩き13/Bierbrasserie Cambrinus

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ブルージュに着いた日の夜、ホテルのチェックイン時にレセプションでレストランというより飲み屋のオススメとして教えてもらったBierbrasserie Cambrinusブラッスリー・カンブリヌスへ向かうことに。
場所はマルクト広場を北に抜けて直ぐのところ。
この広場がブルージュの中心なんですね。
記事のアップが遅くなってしまったけれど、ここに着いたのが2月。オフシーズンということでしょうけど人は少なかったです。ちなみに、ここから駅までのバスが出ているので帰りのバス停のチェックもしておきました。ヒストリウムの真ん前。

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落ち着いたちょっとブリティッシュパブっぽい内装のお店で、ボックスっぽいシートになっていました。居心地いいです。
スタッフの女性にオススメを聞いたら冬限定のデリリウムでした。

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チキンのロースト。

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ブリュッセルで食べて美味しかったのでまたカルボナード。

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冬のブルージュ散策01

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2月の頭のブルージュから半年が過ぎてしまった。
もはや情報としては古いけど、冬のブリュッセル、ゲント、そしてブルージュとアントワープはこんな感じという感じのメモ。

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オフシーズンだから人が少ないです(笑
もちろん世界遺産の街ですから観光客はいますが、クローズしている美術館があったりするので冬のベルギーは下調べが必要ですね。

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北のベネツィア。
水路が印象的ですが、ベネツィアのように水上バスやゴンドラの利用がないのでそれほど運河を活用している感じはないですね。

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それにしても綺麗な街です。
滞在中はそれほど寒くもなく、雨は降るけど雪はありませんでした。

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なんだか童話の中の世界ですね。

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ベギン会修道院 Béguinage de Bruges

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フランドル地方のベギン会修道院群という名称でユネスコ世界遺産に登録されているものの一つ、ブルージュ(ブルッヘ)のベギン会修道院に向かいました。
修道院の敷地の外の水路にはたくさんの鳥たち。

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静かな冬のブルージュの中でも一際静かな場所でした。

ブルージュのベギン会修道院は、1245年にフランドル伯爵夫人のマルガレーテの意志のもと設立された、女性のみによって自身で生計を立て、自立的な生活を営む女性たちのための共同生活の場だったのだそうです。
時代は中世、女性が社会で地位を確保するには、結婚するか尼僧になるかしかない時代です。
ベギン会は他の修道会で見られる入会の誓いのようなものがあまりなく、財産の所有や結婚による脱会も認められていて、生計を立てるために外に出て家庭教師をすることも許されていたそうです。
そんな女性の集まりが北西ヨーロッパで増え、13の施設跡が現在、「フランドル地方のベギン会修道院群」として世界遺産に登録されているそうです。

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現在はベネディクト会女子修道院として使用されています。
今も修道女の方たちが日々祈りと共に静かに生活されている場のため、静かに見学させていただきます。
教会なども見学無料でしたが、寄付制で他言語による説明が置いてありました。
現在、もしくは過去に、この中で過ごされた修道女の中に日本人の方がいらっしゃるようで、日本語による教会内部の説明もありました。
一枚手に取り、ご解説に対する感謝の気持ちとして寄付させていただきました。

ベルギービール研修という名の飲み歩き14/ハルフマーン醸造所 Brouwerij De Halve Maan

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16世紀に創業、19世紀から現在の家族経営が始まり現在ではブルージュ唯一の醸造所だそうです。
レストランを併設していて試飲付きの見学ツアーが人気とのこと。
オフシーズンということもあり、予約はせずに行ってみました。

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黒板の右上にブリュワリーツアーと書いてあります。
3ヶ国語対応になっており、オランダ語、英語、フランス語、でのツアーですが、どの回も英語ならオッケーです。

この通路の先、右側に受付があります。
まずはツアーの申し込みと支払いを済ませチケットを受け取ります。

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ツアーの最後には試飲があります。
予約をすればランチ付きの見学ツアーもあるそうです。
トイレもレストラン横にあるので、ツアーの前に済ませておきましょう。

時間なので集まってみると3組、6名のみでした。
みなさん英語とのことですんなり始まりました。

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ブリュッセルで見学したカンティヨン醸造所に比べるとかなり近代的です。

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ランビックとは違い最初は日本のビール工場と少し近いかな、という印象。

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見学が進むうちにかつての作り方の説明もあるので、昔はランビックのような冷却槽を使っていたのがわかります。
現在は機械化によって合理的て安定した品質のビールを生産しているようです。
昔ながらの面影と近代化の設備の両方を見られるのがいいですね。

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屋上に出ました。
さすが街が世界遺産。外観には近代化があまり見えませんね。

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おおお、見晴らしがいいです。

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雨が降っていて足元が滑りやすく、風も時折吹くのでちょっと怖いです。

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屋根裏スペース。
この蒸留所でも屋根裏でホップの説明を受けました。

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冬のブルージュ散策02

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夕暮れ、ホテルに戻る前にビールを買いに。
ブルージュのマルクト広場の角にカルフールがある。
このスーパーはヨーロッパのどこに行ってもあるんじゃないかくらいに、主要都市で見ないことがない。品揃えも十分だし、大きめの店舗ではいつも鶏の丸焼きがあって、とりあえずそれを買って帰れば腹にもたまる。

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ライトアップされた市庁舎。
地図上でこの広場は、Market Placeと併記してGrote Marktとあります。
Market Placeマルクト広場は、「マルクト」は「市場」だから「市場の広場」。
Grote Marktグロートマルクトは「大きな市場」。
どちらも意味はないですね。

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そういえば、ブリュッセルにある世界遺産のグランプラスも同じような意味だし構成も似てますね。
ブルージュの広場にも市庁舎の横にギルドハウスが見られます。
グランプラスほど賑やかではない。
でも無理に派手に見せようとしてない分、グランプラスよりも佇まいが美しいな。

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鐘楼と空。

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カルフール前から。
景色を愛でているように見えて、気持ちはもうビール、ビール。
ここよりもホテルの近くにBruges Beer Museumというのがありました。
もちろん入ってみました。
種類は多いけどお土産価格で普段使いではないような。

冬のブルージュ散策03

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晴れたり、曇ったり、雨降ったり。
ブリュッセルもブルージュも、冬はいつもなのかどうかはわからないけど、1日のうちに何度も天気が変わって、ダウンジャケットが乾いては濡れての繰り返し。

やっぱり天気がいいと気持ちがいいね。

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雨が上がると、余分に写真撮っちゃうから意味もなく載せてみる。

グルーニング美術館 Groeningemuseum

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初期フランドル絵画が見られる美術館、グルーニング美術館 Groeningemuseumです。
オフシーズンや展示替えなどでブリュッセルとブルージュは見られない美術館が幾つかありました。まさかメムリンク美術館が冬季クローズとは。。(涙
ここはある程度しっかり見られました。フランドル絵画のみならず、600年に渡る南ネーデルランドの絵画を見ることができます。
オランダで準備中の大規模なヒエロニムスボッシュ回顧展にレンタルしている作品以外は....オヨヨ(涙

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ヤン・ファン・エイクの「ファン・デル・バールの聖母子」。
いきなりここの目玉です。非常に濃厚な画面の作品です。
細部に至るまでの精緻な描写と遠近法を使った空間構成とその描写。制作年が1434-36年ですからゴシック後期からルネッサンス初期、これほどの精密な描写は群を抜いてますね。

描かれているのは中央が聖母子、
左にブルージュの守護聖人ドナティアヌス、
右端が聖ゲオルギウス、
白い服を着た戴冠を待つおじさんがこの絵の依頼人であるファン・デル・バールだそうです。

この絵を描く前に、フーベルトとヤンが共作した「ヘントの祭壇画」をセットで見られたのはオフシーズンの不幸中の幸い。
ヘントの祭壇画を完成させたヤンの共通した精密な描写を見ることができます。
やっぱりブルージュ(ブルッへ)とゲント(ヘント)はセットで回るべきなのですね。

それにしてもこの時期の絵画を見ると毎回思うのですが、
依頼人が自分を絵の中に描かせるという、クライアントありきの時代とクライアント無き現代。想像だけではなかなか埋まらない環境の違いを感じますね。

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メムリンクの「モレール家族の三連画」。

ブルージュで制作を続けたドイツ生まれのメムリンク。美術館はクローズだったけど、とりあえずブルージュで見られて良かったです。ご当地作品ですからね。(笑

キリストを背負う者、聖クリストフォロスがイエスを肩に乗せて川を渡るシーンです。
とても軽々と親戚の子供を肩車しているように見えますが、このあとイエスは物凄く重くなっていくんでしょ?
すごいお話です。

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ロヒール・ファン・デル・ウェイデンの「聖母の肖像を描くルカ」
これは本人によるコピーで最初のはボストン美術館にあるそうです。と言ってもここブルージュの作品の方が有名です。
フランドルの画家は複製が多いですよね。

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この時2014年に美術館が購入した版画コレクションを含めた展示がありました。
オランダ語、フランス語、ドイツ語、英語、による表記です。
こんなことでも、ベルギーなんだなって感じする。。

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存じ上げませんでしたが Jules De Bruycker というゲント出身の版画家だそうです。
かなりテクニカル。

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現代の作家の作品展示もありました。
けっこう面白かったです。

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ブリューゲルのコピーもあります。

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聖母教会のミケランジェロの聖母子像

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ブルージュでミケランジェロが見られるというので楽しみして来ました。
聖母教会です。

近くまで行けないのね。。
やはり教会の作品鑑賞には双眼鏡が必須です。
僕は持ってないのでうちの奥さんのを借りて見ました。

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写真はズームしました。
大理石の聖母子像、ミケランジェロにしてはあまり動きがなく全体的にちょっと硬いですね。
慈悲深い表情、という解説が多かったのですが、遠目だからか僕にはどうしてもイエスの受難を暗示しているのかのような暗い表情と佇まいに見えるんです。
何か引っ掛かるんだけど......とか思いながらも、椅子に座りながらじっくり鑑賞させていただきました。

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想像ですけど、これは遠くから見るのではなくて見上げるのがいいんじゃないかと。

もちろんここは美術館ではなく、彼らの祈りの場にあるものですからそう好き勝手言えたものではありませんが。

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ベルギービール研修という名の飲み歩き15/部屋飲み06

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左がルプルス。
スパークリングワインのようにコルク栓のフルボトルです。
爽やかな香りとホップのキレ、ちょっと冷やしていい感じでした。
ホテルに冷蔵庫があって良かった。
このビール、なんと近所のやまやにもありました。やるな、やまや。

中央がセント・ベルナルデュス アブト12。アビィ。
ベルギーに来てから2本めです。

右が日本でもお馴染みのヴェデット。
ちょっと重いビールに疲れてきたので(笑
でもホワイトでなくブロンドにしてみました。

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ホテルの天窓。
冬のブルージュはクローズしている美術館もあって思ったよりものんびり。
まぁ、ブリュッセルで熱出してるので丁度良かったのかも。

2016年07月14日

ベルギーのチョコをチョコっとずつ食べ/GODIVA

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やっぱり観光客はこれを買わないと。

ショップに入ると、
試食で板チョコゴディバが食べられるのはさすがです。
日本ではアウトレットでもそれなりの値段で売ってる正方形の小さい板チョコです。
庶民はそれだけでもプチ感動。

2016年08月29日

ブルージュの小さな魚市場

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ホテルから最寄りのバス停がフィスマルクトVismarktという名で、その前にはちょっとした広場がありました。
その四角い広場には、石造りの柱で屋根つきの柱廊のようなものが四角く建ち、その下には石のカウンターがありました。

翌朝通りかかるとそのカウンターで魚を売っている店が2軒。
そうか魚市場なんだ。フィスVisは魚でマルクトmarktはマーケットとかマルシェと同じ意味じゃないか。ほんのちょっとだけ齧ってきたオランダ語の教本を思い出しながら納得しました。

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ブルージュは海が近いからきっと魚介が美味しいに違いないと思ったけど、平台に乗せられた魚を買ってもホテルの部屋では調理できないよなぁ。
眺めるだけ眺めて、とりあえず諦めてみる。

美術館を十分に見た帰り、広場に戻ると魚屋はほぼ店仕舞い。
広場に面してオープンしている何軒かの店が目に止まりました。
オフシーズンだからかクローズしているところが多いけど、開いている店の1つにちょっとしたシーフードレストランのようなスペースを併設した、魚介の総菜屋さんみたいな店があった。

小綺麗な店内で、持ち帰れそうな惣菜が並んでいる。
ここで幾つか買って帰って、それを肴にビールを飲もう。

店のおばさんに教えてもらいながら幾つか購入。
すぐにホテルに戻りました。

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魚介ってちょっと上がるなぁ〜。
特に殻付きの魚介って、皿に盛っただけで複雑な造形の面白さから視覚が刺激され特別な盛り付け技術がなくてもテーブルが華やかになる。

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名前はわからないけど海老は臭みもなく美味しかった。
手前の小さな巻貝も見た目通りの食感で味付けもシンプルで美味しい。

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この茶色いのはウナギなのだそうだ。
買うときに店のおばさんから何度も、酸っぱいよ、って念をおされた。
食べてみると刺激的に酸っぱかった。ウナギのまわりを透明なゼリーが覆っていたからウナギのゼリー寄せとでも呼ぶんだろうか。
日本だったら砂糖を入れそうなところだけど甘さはない。全くない。
鋭い酸味に僕は途中でギブアップしたけど、お酢好きのうちの奥さんは美味しかったそうだ。

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イワシの何か。
食べた食感はヌルッとしている。
かぶりつくのはちょっと気持ち悪いけど、味は嫌いじゃない。
マリネのような酸味はなく、ナンプラーのような匂いと塩味ががある。オイルサーディンのような加熱した食感はない。とはいえアンチョビのような発酵とも違い調理としての半生感がある。
オニオンのアクセントが絶妙。これは、美味いよ。
一応、店のおばさんにこのまま加熱しないで食べられるのか聞いておいたからこそ、それほど疑問を持たずに食べられたのだろう。
ウナギのゼリー寄せのほうが上品な料理に思えただけ、どうも僕にはこっちのほうが好みのようだった。
いやぁ、酒が進む。
ビールもいいけど、ウイスキーやジンも合いそうだ。
そうだ、ここはベルギーだけどジンの発祥の地オランダの言葉を話すんだから、ジュネバを飲んでも良さそうだ。

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2016年09月04日

ブルージュの風車と城門。

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ブルージュは街じゅうに水路が張り巡らされた中世そのままのような都市で、
その外周をぐるりと丸く大きな運河が囲んでいる。

外周の運河は大きな貨物船がゆっくりと通っていた。
運河に掛けられた橋はその都度上げ下げされる。
僕らの国では最近あまり見かけなくなった踏切と同じ感覚だ。
日常にはない風景だから、そんな彼らの日常を眺めているだけでとても楽しい。

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9世紀、外周の運河にはノルマン人の襲撃に備えて城門が作られた。
水路で作られた城郭都市のようだ。

ホテル近くのバス停からバスに乗り、最寄りの城門まで来た。
城門の先に白い風車が見える。
運河沿いには幾つか風車があるらしい。
この日は、ゆっくり運河沿いを歩きながら風車と城門を見ることにした。

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土手の上を歩いて風車へ。
天気が良くて気持ちがいいな。

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はしごの上のドアは鍵が掛かっていて開けられませんでした。

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土台の構造を見ると、この風車は風向きに合わせて回転できるんですね。

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あっちにも風車が見える。
両方とも運河を背にしているということはどちらも東を向いています。
動いてないから実際にはどうかわかりませんが、東から風が吹いてくるのかな。

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穏やかな運河だな。
魚釣りしてる人がいないから魚はいなんだろうか。

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茶色い風車に到着。
風車にはそれぞれ名前が付けられていて、これは聖ヤンスハイスというらしい。
さっきの白いのはボンヌ・シェールだそうだ。

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澄んだ空気と光。
この日のこの運河沿いの景色が、今回のフランドルで一番心地よいものだったかもしれない。

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晴れた日のフランドルの冬の光って硬質な明るさを感じます。

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2月に咲く桜。
近くにはベンチではうたた寝する老夫婦。

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2016年09月05日

ベルギーのチョコをチョコっとずつ食べ/Pralinette, The Chocolate Line, Godiva.

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この日、ブルージュを散策しながらチョコチョコ買ったチョコレートをビールのつまみに。

左の紙の上に載ってるのがプラリネッテPralinetteのチョコ、
奥がザ・チョコレートラインThe Chocolate Line、
手前のイチゴがゴディバGodivaでの買い食いの残りです。(笑

ピルスナーやホワイト系のビールはちょっときついけど、ダーク系のビールならいけるかも。

チョコレートラインの真っ赤なくちびるのは中からお酒のジンがトロリと出てきます。
他にもシソ味とか変わった味が多くて面白かったな。

どのショコラティエも対面販売で、駄菓子屋さんみたいに気取りのないところもあれば、ブティックや宝石店のように高級感のあるところもあって、買い物していて楽しいですね。
試食にサービスしてくれることも。
2、3個だけでも気軽に買えるし、お土産用にキレイな箱にパッケージもしてくれる。
お土産だったらパッケージデザインで選んじゃうかも。

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2016年09月18日

ブルージュからゲントへ移動

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ヨーロッパって陸続きだけと国によってホテルのモーニングのボリュームが違いますね。
今回のブルージュでのホテルは僕らにしてはお高めだったのですが、オフシーズンでかなりの割引でお得だったので、そこで一番リーズナブルな屋根裏部屋に泊まりました。
ここの朝食はフルホットビュッフェで美味しかったです。

これだけあれば夜ならワイン1本飲めるんだけど、といつも思う(笑

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ヤン・ブリトーJan Britoというホテルなのですが、オフシーズンということでガーラガラ。
3日間の滞在でしたが、スタッフの対応は落ち着いていてフレンドリーで、心地よくのんびりできました。

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もともとは貴族の館だそうで、このレストランも趣があるというか、清潔だけど絶妙にやれていてブルージュの街の印象と被ります。
ブルージュはヴェネツィアよりも退廃的ではないけれど、やっぱり似た雰囲気がありますね。
ということで、また三島由紀夫がヴェネツィアを上手いこと表現した一節を思い出しておこう。

「建物がまた、健全な趣味の簡素な建物ではなく、バロックまがいルネッサンスまがいの装飾過剰のものばかりだから、こうした町の印象は、老貴婦人が、ボロボロのレエス、裾の腐りかけた夜会服を身にまとって、立ったまま死んでゆくのを見るようである」

読み返すに、ヴェネツィアの独特な暗さにはたまらなく魅力を感じます。
それに比べるとブルージュは健全だったな。

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ホテルをチェックアウトし、スーツケースを転がしてマルクト広場へ。

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見納めだなぁ〜。

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マルクト広場のヒストリウム前が駅に向かうバスのバス停です。

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2017年01月10日

レオニダス Leonidas

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ベルギーのあちこちにあって、
日本でも良く見るショコラティエのレオニダスLeonidas。

歩き疲れた時に気軽に入って、1、2個買ってパクッと食べちゃう感じ。
僕の前に並んでいた小さな女の子はお母さんに見守られながら注文していたけど、
そんなちょっと高級な駄菓子屋さんって感じの庶民的なイメージだったな。

世界中にあるから店舗によっては違うんだろうけど、
普段使いな価格と雰囲気がいいね。

これはブルージュにあった店で買ったもの。

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