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TRAVEL/ BRUSSELS 2016 ARCHIVES

2016年01月20日

ヨーロッパまでの2人分のマイル貯まりました。

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コツコツと貯めてきたスカイマイル。
今年はこのマイルでヨーロッパまで行けそうなのです。
カードの会社が変わったり、年間費が上がったり、いろいろありましたが、マイル特典旅行の予約は取れました。
ホントに乗れるのかまだ不安だったりするんですが、紆余曲折っぷりをメモ。
のんびりショッピングマイルを貯めてみようか、とい方の参考になればこれ幸い。

このBLOGのメモによれば、
ショッピングマイルなるものを貯めはじめたのが2007年7月
当時のノースウェスト航空とシティバンクのクレジットカードを作り無期限マイルを貯めはじめたのでした。初年度無料、次年度より年間費10000円。
僕に何の相談もなくノースウェストはデルタと統合、2010年にデルタとシティのカードとなりました。マイルは移行されひと安心。
その後、エコノミーカードがなくなってゴールドカードのみに。
年間費は18000円、やめたくなければゴールドになりな、という....なりました。。
欧州まで往復で1人80000マイルだったのが110000マイルに引き上げ。
この頃からマイル貯めているを忘れてたりします。
ICチップ入ってないけど我慢して使い続けたり。
昨年、シティバンクが日本撤退、三井住友信託銀行になりました。
シティに口座も持っていたのですが、それも三井住友信託銀行に....まだ新しいカード来てませんけど。
そんな幾多の困難を乗り越えての2人分220000マイル。
またいつ改悪されるか分かりませんので使っちまえ〜♪
予約の際に支払う金額は諸々で2人で20500円でした。

ということで、折角だから直行便のないベルギーにしてみました。
目的はフランドル絵画とビールの勉強、チョコっとチョコ。(オヤジダジャレ付き)
調べてて思いましたけど、ベルギーって電車で入国した方が楽かもしれない。。
そして予約直後のテロと警戒態勢、、これは。。ま、いっか。

そして、マイルとカードの年間費でどのくらいお得になったのかというと、、

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2016年02月13日

成田空港の近くに前泊して2週間車止めても無料とは....で、ブリュッセルへ。

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今まで那須から宇都宮まで車で行って成田空港行きの高速バスに乗っていたのですが、出発の1週間前にちょっとした大雪が降りまして、その時の運行状況を電話で問い合わせましたら運休はしなかったものの2時間遅れだったそうで、ちょっと心配。
違う選択肢を検討してみたのでした。

高速バスの場合、片道4000円、駐車料金が1日300円。
今回の日程だと駐車期間は16日なので二人で往復すると20800円。

それより安い方法はあるのかな〜、とネット検索してみると、成田空港から車で15分程度の場所にあるホテル・スカイコート成田で一泊すれば20日間まで駐車場無料で空港までは無料送迎してくれるというのです。
宿泊料金は2人で5890円。安い。
成田空港近くの駐車場に止めた場合の駐車料金くらいじゃなーい。。
夕方に那須を出て、せっかくの節約ついでに高速も使わず下道をゆっくりと......4時間半かかりました。。
部屋は普通のビジネスホテルです。
ラグジュアリー感ゼロですが無料Wifiもあり必要にして十分、こりゃいいや。
送迎バスは1時間に1本。
正午前後は送迎がないので、その時間の発着の場合は要注意。
このサービスいつまであるんでしょうね。

朝、送迎バスで成田空港へ。
ホテル→空港はチェックイン時に予約、帰りの空港→ホテルは予約不要でした。

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今回はデルタのスカイマイルの特典旅行なのでベルギーまではスカイチームのKLMで。
この何年か、トルコ航空やエミレーツなどの中東系を使ってたので久しぶりの北回りです。
デルタのカードを持ちながらいつもスカイチームじゃなかったので、今回やっとラウンジも使えました。わーい。

アムステルダムを経由してブリュッセル国際空港へ。
なんとエンターテイメントシステムのエラーで映画は見られず.......
代わりに2500マイルをもらいました。

ブリュッセルの空港って小さいからそれほど歩くこともなく、
地下の鉄道駅から市内への電車に乗り、中央駅近くのホテルへ。

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ホテルの近くにあったギャルリー・サンテュベール。

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2016年02月14日

ブリュッセルの地下鉄とトラムとバスの回数券 MOBIB basic

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滞在先のホテルの最寄りブリュッセル中央駅に着いたので滞在中の足となる地下鉄とトラムとバス共通の回数券を購入しようかと。
フランスやイタリアみたいな回数券「カルネ」は、昨年、ブリュセルでの販売は終わったそうで、お得な回数券はICチップの入った日本のSUICAのようなカードを購入しなければならないそうです。1回券は自販機でも買えます。

まずはここ、鉄道のチケット売り場では買えませんでした(笑

地下鉄の切符売り場に行かなくてはなりません。
デレーズなどのスーパーでも購入できるそうです。
KIOSKで買えると聞いたので、近くの売店で聞いてみたらメトロに行けと言われました。

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地下鉄の切符売り場に到着。
あ、これがKIOSKなのか。
MOBIB basicの10回分チケットは14ユーロ、1回ずつ買うチケットは2.10ユーロです。お得。
ただ、MOBIBはデポジットで最初に5ユーロ掛かります。
ですが、2人でもシェアできるので1枚あれば大丈夫。

窓口で、モビブくださーい、と言ったら、
照明写真を入れて名前を登録するMOBIBか、回数券のMOBIBbasicか聞かれました。
一ヶ月定期などを買うときは照明写真付きの方だそうです。

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カードを返却すると4ユーロ戻ってくるそうですが......返却しませんでした。
また来る機会あるかなぁ。
ということで、10回分、2人で19ユーロでした。

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2016年02月16日

美術館のまえにLaurent Gerbaud Chocolatierでおめざ。

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今回のブリュッセルでの滞在先スカンディックホテルから中央駅を越えて王立美術館に向かう途中にあるショコラティエでおめざをいただこうかと。
Laurent Gerbaud Chocolatier、ケースに並ぶプラリネの食材にアジアンな雰囲気を感じます。
カフェも付いているので、折角だから飲みものと一緒に。

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金柑のコンポートの入ったチョコと、ホットチョコレート。
さらっとした飲みやすいホットチョコレートでした。

2016年02月18日

ベルギー王立美術館へ、まずはマグリット美術館から。

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ベルギー王立美術館へ。
ブリュッセルに来て、いきなりメインイベントなのです。
王立美術館の中には、古典美術館、近代美術と世紀末の美術館、マグリット美術館があるというので、この日は1日ここに入浸るつもりなのです。

まずはチケットオフィスへ。
共通チケットがあるらしいので、全部の美術館が見たいです、と言ったら、オーケー、コンビチケット、と言われました。
1人13ユーロ。其々だと8ユーロだからお得ですね。
ちなみに有効期限は1日だそうです。

まずはマグリット美術館から見るように言われましたので、言われるがまま。
ひょっとしたらマグリット美術館は入場制限がある時があるのかな。

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古典美術館とそれ以外の間にある通路。
サポーターシステムのアピールトンネル。

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マグリット美術館のみ館内撮影禁止でしたので、これは入り口の写真です。
頭上に見えるのはベルギーのブルージュの北東、海沿いのリゾート地クノック=ヘイストにあるカジノの壁に掛けられているという「魅せられた領域」じゃないですか。
実物はカジノに行かなくちゃ見られないのですが、見たいと思っていたマグリットお馴染みのモチーフ満載のこの作品の装飾に、グッとテンション上がりました。

2009年オープンでまだ出来立て感がありますが、マグリット美術館に限らず、近代、世紀末も等しく現代的な内装とライティング、美しい美術館群です。

内容は、さすが充実の展示です。
年代順に展示されてますので、展示を進むに連れ、技術的な向上に伴う画面の密度と緊張感が増して行きます。

ニューヨークのMOMAやヴェネツィアのペギーグッゲンハイムにもあったマグリットの代表作のひとつ「光の帝国」ですが、ここには2点あり並べて展示されてます。
「アルンハイムの領地」も構図を変えて複数展示されています。
共通したコンセプトを見るのと同時に違った狙いも確認することできるのが嬉しいところです。

初期の「秘められた競技者」から「無謀な企て」、「帰還」、「9月16日」、「黒魔術」、「無知な妖精 または アンヌ・マリー・クロウェの肖像」などなど、満喫できました。

シュールリアリスムの絵画的な試みや、それまでの芸術との思考的な違いを視覚的に楽しむだけでなければ、事前にこちらの書籍を読んでおくとより楽しめます。

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2016年02月21日

ベルギービール研修という名の飲み歩き01/ Le Cirio

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職業柄、ベルギーといえば、まずビールなのです。
今回は、工場見学、ビアカフェ巡り、ホテルで部屋飲み(経費削減)、と様々な角度から、ベルギービールと酒場での酔っぱらい観察からその奥の文化を考察し...........まぁ、いいや、とりあえず飲もう(笑

ビアカフェ巡りのためにグランプラス近くのホテルにしたようなものでもあります。
まずは、そのグランプラスから歩いてすぐの1886年創業の歴史ある Le Cirio ル・シリオです。
ブリュッセルでの1軒目ということもありやや緊張気味。

さすが、ベルギービールはそれぞれに専用ボグラスが.......って、おじちゃん注ぎまちがってますけど(笑
手前の鮮やかな赤いビールはLINDEMANSリンデマンス醸造所のクリーク、さくらんぼ味のランビックビール、
奥はGrimbergenフリンベルヘン修道院のトリプルです。
どちらもベルギーのスーパーでも購入可能なポピュラーな銘柄。
やはりブリュッセルといえばランビック!
ただ、本当にこのブリュッセルでしか飲めないランビックは瓶ではなく、オンタップでもっと酸味のあるタイプなのですが、ここにはないそうなのでまた後ほど。
トリプルはアルコール度数8%。
いろんな生産者がトリプルを作っているので、普通のビールじゃ物足りない、という方にはオススメかも。

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店内はさすがにアンティーク。
キレイですけどそんなに高級感はなく、雑多な感じもあって少し懐かしさに落ち着く系。

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2016年03月09日

ほろ酔いグランプラス

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冬のベルギーは寒いといえば寒いですけど、滞在中は雪ではなくて雨。
晴れたり、曇ったり、雨が降ったり、風が吹いたり、また晴れたり。

カッパ着るほどドッサリは降らないけど、折りたたみ傘は必須ですね。

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1日じゅう王立美術館で過ごしたあと、
ビアカフェで一杯引っ掛けてから雨に濡れて輝くグランプラスを抜けてホテルへ。

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世界遺産のギルドハウス。
想像してたよりもグランプラスって、こじんまりしてる。

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2016年03月28日

ベルギー王立美術館の古典美術館へ

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マグリット美術館から移動して古典美術館 Old Masters へ。
近代・世紀末美術のほうがマグリット美術館と近いのですが古典のほうがゆっくり見たかったので先にこちらへ。

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入ってすぐの大きな吹き抜けの空間には古典ではない近代から現代に近いベルギーの作家の作品が展示されてました。
この美術館のショップにて販売されている森耕治著「ベルギー王立美術館古典美術館名作ガイド」によればコンスタン・モルタルやピエール・アレシンスキーなどはベルギー出身の作家とのこと。
この宇宙飛行士は......載ってなかったなぁ。

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ルーベンスのデッサンなどの小作品部屋です。

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そしてルーベンスの大作の部屋。
ルーベンスの代表作のほか、同時代に活躍したアントニー・ヴァン・ダイク、テオドール・ファン・ローンの作品と一緒に展示されていました。

ルーベンスは楽しみにしていたし、確かにこの作品は素晴らしいのですが、この翌週にアントワープのカテドラルでキリスト昇架とキリスト降架を見たことで古典美術館でのルーベンスの印象が薄くなってしまいました。。

とはいえ、個人的な感想ですが、
ルーブルのマリードメディシスの生涯は圧倒的な作品量とサイズなのに何だか太鼓持ち大河ドラマな感じで厭らしさのようなものを感じてあまり好きじゃないのに対して、ルーベンスの描くキリストというのはグッとくるものがあります。
この写真では殆ど見えませんが、奥のキリストの描写、特に肌の透けたような生々しい感じはアントワープの祭壇画のそれに通じるものがあるように思います。
僕にとってはマリードメディシスもキリストもどちらも物語でしかないのですが、ルーベンスの描写力はキリストの物語の方が似合っていると思っています。

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ダヴィッドのマラーの死です。
僕的にはこれが古典美術館のなかでの目玉のひとつです。

静けさの中に見るフランス革命の雄の暗殺。
抑えられた色での柔らかな描写の神的美しさと、構図の妙。
血のついた手紙、床に落ちたナイフ、ターバンのように巻かれバスタブにも掛けやれた白い布、墓石のようなサイドテーブル、其々が語るドラマチックなストーリーは映画を観ているかのように頭になかで再構築されます。
絵画としての完成度の高さと奥行きの深さに絵の前から離れられない。

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ブリューゲル、長男のピーテルブリューゲルの謝肉祭の争いと四旬節です。
フランドルの絵画として目にしてはいたものの、ブリューゲルについて興味を持ったのはこの三年くらいです。
きっかけはパリのルーブルで見た「足なえたち」、そして翌年カポディモンテ美術館で見た「盲人の寓話」です。
この2つの作品に見た社会性、政治批判がストレートに込められた16世紀の油彩画にちょっと惚れました。ポッ。
ここ王立美術館にはさすがブリューゲルの作品が多い。見応えあります。
このようないかにも「ブルーゲル的」な作品が沢山見られます。そしてその中にも沢山の社会的な寓意が込められていました。

ここで作品解説的に調べながらレポートを書いていると旅のメモが終わらないので止めといて(笑

漠然とブリューゲルの名前しか知らない方が美術館で「ブリューゲル的」な作品を見た時のためのプチ情報。

この絵はピーテルブリューゲルの長男のピーテルブリューゲルによる模写です。
名前が全く同じなので分かりにくいでしょ。
もちろんどちらの作品かはキャプションに表記されてますからタイトルを見れば分かるのですが。。
ちなみに日本語では「ピーテル・ブリューゲル(父)」とか「ピーテル・ブリューゲル(子)」とか表記されます。

長男は父の元で修行して父の作風そっくりに作品を作り、父の模写を沢山残しました。
その沢山の模写が世界中の美術館に展示されています。

僕はルーブルとカポディモンテで絵画に込められた社会性の強いメッセージに、高い芸術性を感じました。ブリューゲルはフランドルの牧歌的な農民を絵を描くだけの画家ではないし、こんなストレートな表現もしたんだ、と。
息子はその模写をして、父の絵と並べて展示されていますし、場合によってはオリジナルように、あ、ブリューゲルだ!と見られます。これは父でこれは息子、と初見で分かるににはかなり深く見てる人じゃないと分からないんじゃないかな。もちろん、僕には出来ませんし、これはどっちの、という情報を構図と色で見分けた記憶と一緒にインプットしているだけです。
「ブリューゲルの作品」と一言でいう時は「ブリューゲル親子の作品」を指している場合があるかもしれませんね。
これって現代ではないですよね。
オリジナリティを求められる現代では息子ピーテルは芸術家というよりも高い技術を持った職人ということになりますが、画家はまだ職人として扱われていたこの時代背景を考えると不思議ではないんだけど、それにしても.......その辺りの息子の考えがきになるので、機会を見て調べてみようと思います。宿題、宿題。

ちなみに、次男のヤンブリューゲルは独自の作品を創りました。
でもヤンブリューゲルの息子もヤンブリューゲルと同じ名前でして、父の影響を強く受けた作品を残しています。。

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2016年03月30日

ベルギー王立美術館の近代&世紀末美術館へ

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マグリット美術館、古典美術館、からの、近代&世紀末美術館です。
そう言えば、朝に入場してから何も食べてません。
このまま最後まで行っちゃいます!

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古典美術館から来るとぐっと現代的、2013年に開館した新しい美術館です。
何気に作品数が多いです。ビックリ。

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アンソールの作品の前で授業中。
ベルギー滞在中、いろんな美術館で子供達が絵の前で先生の話に耳を傾けていましたが、かなりの確率でアンソールでした。やっぱりベルギー出身の画家ですからね。

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ロダンもありました。
他にもゴーギャン、ボナール、スーラ、デルボーなどなど所蔵してます。
ただ、すごいのがあるという感じではなくて幅広く見られるという感じでしょうか。

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やっぱりご当地アーティスト。
ベルギー象徴主義のクノップフのコレクションはいっぱいあり見応えありました。

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学生の頃、東京にクノップフ展が来ていたのを覚えています。
あれはいつだったかな、と今、本棚の図録を探してみたら1990年の渋谷Bunkamuraでした。
120点あったらしいですから凄い数でしたね。
ここベルギー王立美術館からもたくさん日本に来ていたようです。

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2016年03月31日

ベルギービール研修という名の飲み歩き02/部屋飲み01

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ビアカフェで飲んで、部屋で仕上げる。これ定番。
グランプラス近くにあるスーパーは、カルフールとデレーズがありました。
在庫してるビールの種類はカルフールの方が多かったです。
ビアカフェでも瓶ビールの提供は多く、味見だけならスーパーで買って部屋のみでも十分楽しめるかと。
でも現地に来てビアカフェに入らないと飲めない樽出しオンタップのビールや熟成タイプビールも沢山あるので、そこは気張って繰り出さねば、です。

まずは、この日の部屋飲みビール。

左からブッシュのアンバー。
アルコール度数12度しっかりタイプ。ブリュッセルよりも西にあるエノー州(ワロン地方)のディブイッソン醸造所。キャラメルモルトを使用しているそうで色は濃く苦味にの中に甘みを感じます。日本でも買えます。

中央はモールシュビトのホワイトランビック。
ブリュッセルといえばランビックです。僕はランビックが大好きでランビックを飲むためにブリュッセルに来たようなもの。でも瓶のランビックとオンタップの樽出しのランピックと熟成させたランビックは別物です。これはグランプラスのすぐ近くに有名なビアカフェ、モールシュビト発祥のビールです。そこに行くとオンタップのランビックが飲めます。
この瓶のホワイトランビックはフルーティで甘め。しっかりとした味ですが爽やかな香り。

右はリンデマンスのファロ。
これもランビック。ファロは二次発酵時に氷砂糖を加えているそうで爽やかな甘み。酸味よりも甘みとフルーティな香りが特徴です。一日じゅう美術館で頭使った後にはちょうどいいかも。これも日本で購入可能。

ベルギーのスーパーで売ってるビールの多くは日本でも購入可能です。すごい、日本!
やはりベルギービールの日本のインポーターの草分けといえば小西、その素晴らしさをブリュッセルで感じるのです。

2016年04月27日

ベルギービール研修という名の飲み歩き03/部屋飲み02

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この日の部屋飲み。
日本でもお馴染みのヒューガルデン、グランクリュと禁断の果実です。
やっぱりベルギーで買ったほうがお安い♡

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パームも行っときました。
パームロイヤルは秋冬限定なんですって。

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パームのホップセレクト、しっかり苦みありますねー。
でも飲みやすかったです。

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締めのブッシュブロンド。
甘味と苦みのあるどっしりした感じですね。

2016年05月02日

ベルギービール研修という名の飲み歩き04/カンティヨン醸造所

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今回のブリュッセルでの飲食の部分での一番の目的はここランビックビールのカンティヨン醸造所の見学なのです。
ガイドツアーは予約制ですがセルフツアーでしたら予約なしで見学できます。
しかも、受付で日本語の解説プリントを渡してくれます。この解説は日本に於けるベルギービール輸入の草分けである小西酒造株式会社が制作してくれたものだそうです。ありがたいです。
仕事でもいつもお世話になっておりますm(_ _)m

予てから、僕がベルギービールの中で一番好きなのがランビック、そしてこのカンティヨンでした。日本でも買えるけど、ちょっとお高いから日常的には飲めないんですけどね(笑
ビールのシャンパーニュ、麦のワインとも呼ばれる、酸味の効いた自然発酵ビールです。

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倉庫のようなドアの中に入ると、右手にショップを兼ねた見学受付、左には試飲スペース。
ブルワリー見学料金には見学後の試飲2杯分の料金が含まれています。
見学しないでも有料で試飲だけもできるみたいです。

それではレッツラゴー!

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マッシングタンク(糖化槽)です。

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マッシングタンクの上にある粉砕機にかけられた小麦と大麦麦芽がタンクの中に落とされ、タンクの中のプロペラでお湯と混ぜ合わせられます。
45度から72度に高めて2時間。
穀物のデンプンが発酵可能な糖とデキストリンに変わります。これが糖化です。

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糖化したらプロペラを止めて穀物の粕を沈殿させ、液体を(麦汁)をマッシンクタンクの下の容器に落とします。
前日にその作業があったそうで、来週にまたあるから見に来たら?と言われたのですがその頃はもう移動してしまっているので残念ながら。。

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麦汁はポンプで2階に上げられます。
階段で移動しまーす。

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汲み上げられた麦汁はタンクの中で煮沸されます。
この際、3年ものの古いホップを加えるのがランビックの特徴だそうです。
10000リットルの麦汁が7500リットルに減るそうです。
ホップの粕をろ過してから最上階の冷却槽に汲み上げられます。

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2016年05月10日

ベルギービール研修という名の飲み歩き05/部屋飲み03

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外で飲んできてもホテルの部屋できちんと仕上げます。

左から。
キュベデトロールCuvee Des Trolls。
デュブイソン醸造所のブロンドビールです。
頭にホップのヅラを被った(自毛?)ようなトロールがいます。
甘い香りに透明なブロンド、やはりホップ(トロール?)が効いてるみたいで苦味がしっかり。

そして真ん中、
ノートルダム・ド・サン=レミ修道院で作られているトラピストのロシュフォールRochefort。
リッチに10です。アルコール度数11.3%でグッときます。
ダークブラウンで濃厚、フルーティーでもありカカオ、コーヒー、ブランデーのニュアンス。

そして右、
モールシュビトのグーズMort Subite Gueuze。
ブリュッセルでは提供しているレストランも多そうであちこちで見ました。ブリュッセルにある老舗のビアカフェA La Mort Subiteアラモールシュビトの名前をつけたビールです。
それほど酸味がないのでランビック入門にも良さそうな感じ。
翌日ビアカフェのモールシュビトに行く予定なので予習してみました(笑

2016年05月13日

ブリュッセルの南駅近くのマルシェ

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そういえばブリュッセルに来てからマルシェに行ってないなぁ、と思い、ネットで検索して南駅近くにあるMarché des Abattoirsアバトワールのマルシェに行ってみることにしました。

南駅から向かう途中、ゴミが散乱してたりして何となくやれた感じ。
よく調べればブリュッセルの中では割りと治安の良くないエリアらしいです。

とはいえ、パリの北駅あたりに比べればそんなに怖い感じもないような。

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到着!
和気あいあいな笑顔と陽だまりアコーディオンなどはありませんでした(笑
食材は確かに安いですけど、傷んでるものもチラホラ。
選んで買ったほうが良さそうだなぁ。
全体的にアラブ系の方が多いみたいです。

あとはフリマな感じの服や100円ショップのような雑貨などもいっぱい。

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冬だったからかもしれないけど、
あまり目ぼしいものが見つからずスルーしちゃいました。

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2016年05月15日

ベルギービール研修という名の飲み歩き06/ア・ラ・モール・シュビトA La Mort Subite

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飲み歩きのため滞在先のホテルをグランプラス近くにしたので歩いてすぐのところに老舗ア・ラ・モール・シュビトA La Mort Subiteがありました。
いつもいっぱい。

まずは、やはり屋号が名前になったランビックをいただきました。
スーパーで買うのは瓶ですけど、やっぱり樽生が飲みたいですからね。
ホワイトランビックとグーズです。

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歴史と人気のある店には独特な趣がありますよね。

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ベルギービール以外にもいろんなビールがあります。
そういえば、ベルギービールといえば上面発酵の香りとコクの豊かなビールを思い浮かべますが、ベルギー国内の消費量で一番多いのは日本と同じピルスナーらしいですね。
やっぱり喉越しがいいと量いっちゃうのかな。

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おつまみメニューは殆どありませんが、チーズオムレツを注文しました。
美味しいわけではないし、お腹にたまるわけでもない。
いい感じです。いい飲み屋です。

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2016年05月17日

ベルギービール研修という名の飲み歩き07/部屋飲み04

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この日もブリュッセルのビアカフェからカルフール経由でホテル部屋飲みです。
左から、オブロンシュフのIPAトリペル。
フランス語でオブロンはホップのことらしいですね。
シュフはこの小人のような妖精のことだそうです。
名前からして苦そうでしょ。しかもトリペルだからグッときそう。予想通りの爽快な苦味とキレ、フルーティな甘み、トリペル なのでアルコール度数は高めで9%。

真ん中は、リンデマンのアップル。
シュフの後に飲むとジュースな感じ。デザートですね♪

右は、日本でもお馴染みウエストマールトラピストのトリペル。
ビアカフェ帰りのほろ酔いビール選びなので、締めな感じでちょっと度数高めのセレクトになりがちでした。(笑

どちらも日本で購入できるアイテムです。

2016年05月19日

オルタ美術館

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この時のブリュッセルは雨が降ったり止んだりで、
ずぶ濡れになりながら行ったオルタ美術館、まさかの休館。

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ガーーーン(@o@;

展示替えなのだそうで......残念。

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いいや、お昼ご飯食べに行こっと。

2016年05月22日

ル・ショ・ド・ブリュッセル Le Chou de Bruxelles

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雨に濡れながら向かったオルタ美術館が休館ということで気を取り直しランチへ。
ル・ショ・ド・ブリュッセル Le Chou de Bruxellesでランチコース。
これがお得でとても美味しくお店の方も親切、満足なお店でした。

前菜に選んだ魚介のスープです。
これが想像以上にアツアツで旨みたっぷりで素晴らしく美味しい。
雨で冷えた体が一気につま先まで温まりました。
ワインはもちろんボトルでいっときます!

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妻はそんなにお腹すいてないからコース全部は食べらられないかも、というので前菜もう一つも僕が選びました(笑
牛肉のカルパッチョ。
スライスされた若いコンテのようなベルギーチーズとハーブ、ソースのバランスが丁寧に整えられてる感じで牛を食べるというよりもサラダを食べている感じ。前菜として良いですね。

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ムール貝のランビックビール(グース)蒸しです。
レオンなどと同じように大きなポットで出てきます。
コースでない場合は、これを単品でというのもオッケーみたいです。
ムール貝といえばレオンが有名ですが、パリのレオンに行った時にそんなに身がぷりっぷりじゃなかったという記憶があっただけで何となく本店にも行く気がせず、こちらのお店を見つけた次第。
いやぁ、ぷりっぷりですよ。
セロリもたっぷり入っていてランビックビールの酸味がまた爽やかで、美味しい一皿でした。
もちろんフライドポテト付きです。
ムール貝のアレンジだけでたくさんメニューがありました。

妻はメインに鴨のローストをオーダーしました。
こちらも上品な酸味のソースと鴨の相性が良く表面は香ばしくとても美味しかったです。

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デザートは甘いものが苦手な妻用にチーズを。
もちろん僕の方に置かれました(笑
結構ボリュームありますね。

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もう一つのデザートはベルギーワッフルにしました。
そういえばベルギーに来て初めてのワッフル。
このあとベルギー滞在中に4個くらい食べましたが、ワッフル生地自体はここのが一番しっとり柔らかく周りはこんがりで美味しかったように思います。

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2016年05月27日

ノートルダム・デュ・サブロン教会

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ランチでワイン開けてきたのでブラブラ散策......というかビアカフェに行く前の酔いさまし。

この教会の横にあるグランサブロン広場にはアンティークのお店ばかりが集まった市場がありました。アンティーク市っていつも何か買う気で、ビビビーン!と来るのを期待しながら見て回るんですけど、まだ一度も買い物したことがないんです。
そのうち......いつかは......。

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このバロックな教会、立派なものですが観光客が少なく空いてました。

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ほろ酔いで巡った場所って名前も忘れがちだけど記憶の中でぼんやりと残っているから、あれ何処だっけ?ってことがよくあります。
ですのでこれは備忘録。

2016年06月12日

ベルギービール研修という名の飲み歩き08/La Fleur en Papier Dore 

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この日はランチをしてから飲み歩き、カフェ・ラ・フルール・アン・パピエ・ドレ La Fleur en Papier Doreへ。

ベルギーシュルリアリズムの頃の雰囲気を残したビアカフェで、当時マグリットたちの溜まり場になっていたそうだ。メセンス、ユーゴー・クラウス、ジャン・デュビュフェ、アルシンスキーなども良く訪れていたらしいです。

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このカーテンのすぐ裏にドアがあります。
入りにくいけど、開けたらすぐ客室なので外気が入らないように風除室の代わりですかね。

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店内ほぼ満席。
2人だけど、、って言ったら、店の若い男性が、奥が空いてるよ、と教えてくれました。
メニューを見ながら、どれがオンタップ?って聞いたら4種類くらいあったので、その中から選びました。ラトラッペ La TrappeとドゥラセーヌBrasserie de la Senne。ナッツは無料。
何処から来たの?と聞かれたので、日本だと答えたら、すごい!日本に行きたいんだ!と言っていました。何でなのかは分からずビールを飲んでいたら、彼がiphoneを持って帰って来て、iPhoneの自動音声曰く「ワタシハ、フジサンニ、ノボリタインデス」と。
おお、素晴らしい!是非来てね。

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さすが趣きのある店内です。
通路を挟んだ向かいの席にいた、孫を連れたおじさんから話しかけられました。
何処から来たんだ?というから、日本、と。
おー、うんうん、と良くわからないけど好意的なリアクション。
何を飲んでる?と。
ラトラッペとドゥラセーヌです。
ラ・トラッペはおじさんも飲んでいたみたいで、このトラピストビールは素晴らしいと言っていました。オランダの修道院で作られているんだ、と。
あれ?ベルギーじゃないの?と思いましたが、オランダで作っているトラピスト会認定のトラピストビールなんですね。
今では修道士の高齢化による人手不足でオランダの民間企業と契約して作ってるみたいです。

孫を連れたおじさん、というか、ビールを飲むおじさんに付き合ってる孫、という感じでした。
孫の隣に座ってきたカップルが徐にチュパチュパし始めたので少し困惑気味の様子でもありました(笑

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壁には絵が一杯です。
ベルギーシュルリアリスムを想わせる妄想タイム。

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狭い店内にお客さんがいっぱい。
でもこの時は比較的静かでした。

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ベルギービール研修という名の飲み歩き09/デリリウムカフェ

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この日は何軒かはしごして〆のデリリウムカフェ。
このタップの数は圧巻ですね。
お客さんの年齢層は低めで店内も賑やか。
いつもなのかは分からないけど、カウンターの中でスタッフのみんながショットグラスでウォッカを煽ってました。
イエーィ(^o^)/って感じで盛り上がってる〜♪

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ここ他にも席があって店内は結構広いです。

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落ち着かないので、窪まった狭い場所に陣取りました(笑

飲むのはもちろんオンタップのデリリウムですよね。
ノクトゥルムとアルゲンタムにしました。

メリーのショコラショー

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ブリュッセルでのホテル近くの大きなショッピングアーケード、ギャルリー・サンテュベールの中で寄ったメリー。
初代王室御用達だそうです。

チョコはみんな少しお高めだったんですけど、
鍋で保温しているショコラショーがあったので無性に飲みたくなって買ってみました。

とてもシンプルで上品なショコラショーでした。
じつは僕はショコラショーが大好きなんですよね。
ここのショコラショーは今までで一番美味しかったなぁ。
しかも4ユーロ、お安い♪

2016年06月13日

ブリュッセルのダンドアで焼きたてワッフルお持ち帰り。

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ブリュッセルのダンドアに寄ってワッフルでも食べようかと。
じつはこの直前に、街のあちこちにある1ユーロワッフルを立ち食いしたばかりですが。
(ストロベリーアイスとかトッピングしちゃったから全然1ユーロじゃなかったけど・笑)

なぜ中で食べずに持ち帰るかというと、うちの奥さんは甘いものが好きじゃないのでね。
テイクアウェイなら食べやすいし、割安だし。

ここは四角いブリュッセルワッフルと、丸いリエージュワッフルがあるというので、
リエージュには行かないからリエージュワッフルを食べておこうかと。

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普通に美味しかったです。

店内の雰囲気が落ち着いてていいね。

'T Kelderke テゥ・ケルデルク

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グランプラスに面した地下のお店。
じつは熱を出しちゃったので直前までホテルで寝てました。
寝起きのビールは格別です。

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窓のない地下の雰囲気はいいですね。
ちょっとクリプトを思い出しちゃうけど。

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ここはクラシカルなベルギー料理が美味しいという評判でした。
ベルギーといえばカルボナードだというので、食べてみたかったんです。
日本語で言えば、牛肉のビール煮だそうです。
写真はもう真っ黒になっちゃったように見えますけど、実物も真っ黒でした。
ソースだけかなり煮込んでるんですね。
お肉は柔らかくて、味はかなりしっかりしていて、これは美味い。
付け合せの野菜入りクタクタマッシュポテトはさっぱりしていて、これも美味しかったです。
いやぁ、熱出しても来て良かった。

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これもベルギー料理、ワーテルゾーイ。
魚のワーテルゾーイが元祖なのだそうですが、これはチキンのワーテルゾーイにしました。
さっぱりしていて非常に食べやすい、すごいシンプルな料理ですね。
さっぱりしているけど、若鶏半身が入っているので味に奥行きがありました。

思ったよりもシンプルな田舎料理って感じで美味しいな、ベルギー。

フリットランドFritland

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フライドポテトってベルギー発祥の食べものなんですよね。

ベルギーでの呼び名はフリッツ。
細切りのカットポテトに何種類もソースがあって好みのソースで食べるそうで。

以前、フランスとベルギーの国境近くの街ランスにあるルーブル美術館の別館に行った時に、駅前の店でビール飲んでた時のこと。
フリッテリアと書いてあったし、おすすめはフリッツだとメニューにあったので注文してみたらすごく美味しくてビックリしたのです。
その時覚えたのがサムライソース。
ライムジュース入りピリ辛マヨネーズでこれが店の男の子のオススメでした。

今回は熱があるのでプレーンにしときました。
熱出してても揚げ物食べられるのは僕の特技です。

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雨降ってる中、テラス席でフリッツ食べる病人。
いや、それでも美味いよ。
外はカリッと、中はふっくら、ポテトの甘みもしっかりあって。

この店はブリュッセルで美味しいフリッツが食べられる店として有名らしいです。
Fritlandフリットランドと言って、フリッツをバケットに挟んだフリッツサンドも人気らしいです。.....炭水化物に炭水化物.......焼きそばパンとかマカロニサンド、みたいな。

この国にいたらビールとフリッツで間違いなく太る。

ベルギービール研修という名の飲み歩き10/À la Bécasseア・ラ・ベカス

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ブリュッセルはビール好きにはたまりませんね。
この日の飲み歩き、次は、ア・ラ・べカス。
お、行列ができている、と思ったらお隣のお店でした。
ベカスは通りから奥に入ったところにありました。

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タイル貼りの細い通路。
ちょっと不安になりますが、ベカス(ヤマシギ)の絵があるので誘い込まれますね。

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通路の突き当たりがベカスでした。
日本でもこういう細い通路を潜った先にあるバーってありますよね。
飲み屋としては好きなロケーションだなぁ。

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玄関の前にメニューがあります。

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ほぼ満席でしたが座れました。ラッキー。
ここはブリュッセルにしかないランビックの飲める数少ない店のひとつです。
奥で欠伸している店員さんは修道士の格好をしています。

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4種飲み比べプレートを注文しました!

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ティママン醸造所で作られているランビックから3種類。
奥からランビックに黒砂糖を加えたティママン・ドゥ ランビックTIMMERMANS Doux Lambicus、右に移動してホワイトランビックのティママン・ブランシュ ランビックTIMMERMANS Blanche Lambicus、手前がさくらんぼを加えたティママン・クリーク ランビックTIMMERMANS Kriek Lambicus。
そして左側にある、ティママン醸造所と同じくジョンマーティンス傘下で、ティママンのランビックにブラウンエールをブレンドしてオーク樽熟成させたBourgogne des Flangres、の4種類です。
トレーの紙に書いてあるからわかりやすいですね(^_^
飲む順番も書いてあります。

カンティヨンのランビックが飲みにくい人もこの4種類なら飲みやすいと思います。

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ベルギービール研修という名の飲み歩き11/部屋飲み05

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ホテルに帰るときは必ずスーパーでビールを仕入れてから。

左からレフブロンド。
定番のアビィです。
日本でもお馴染みで、今はアサヒビールがインポーターですね。
フランスではレストランのオンタップで良く見掛けます。

真ん中がセント・ベルナルデュス アブト12。
こちらもアビィ。しっかりとしたトースト香と、苦味とレーズンのような甘み。
度数が高めなのでグッと飲むと喉が少し温かくなりました。

右がヘレケート。「地獄の釜」という意味だそうです。予想外にフルーティで甘い香りと後味。
もっとどろっとした凄い味を勝手に想像してました。
やっぱり見た目で判断しちゃダメね。

ブリュッセル最終日、次はゲントを経由したブルージュへ向かいます。

小便小僧はやっぱり小さかった。

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ブリュッセルといえば小便小僧なのだそうで。
見た人は口を揃えて、小さかった、小さかったと........うん、小さいね。

2016年06月22日

プラネットショコラ Planète Chocolat

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日本への出店はないショコラティエだそうで、ブリュッセルの小便小僧の近くにありました。
店の奥にある工房で作られているそうで、週末には体験やセミナーなども開催されているそうです。

プラリネをアソートで2箱やカカオニブやオランジェットなどいろいろ買ったら、アソートを一箱おまけしてくれました。

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新鮮な素材にこだわっているように説明がありました。
全体的に、素朴でレトロな印象、落ち着く感じが良かったです。

Planète Chocolat
http://www.planetechocolat.com/fr/

2016年08月15日

ラギオールとライヨールと なんちゃって。


先日、「ラギオールと、なんちゃってラギオール」という記事を書いたのです。

内容は、シャトーラギオールのソムリエナイフと同じメーカーだと思い込んでパリで買ったステーキナイフと、それとそっくりなベルギーのステーキナイフとの比較でした。
いつも通りfacebookにもシェアして、いつも通りに泥酔してから就寝、翌朝エントリー中の拡大写真を見直したら、これラギオールじゃないんじゃない? 疑惑が自分の中で浮上。

調べてみると、今までラギオールだと思っていたステーキナイフはライヨールなのだと判明。

.....しもうた、こりゃいかん! 嘘の情報を流してしまった!

とエントリーを非公開にし、お盆のドタバタを過ぎ、やっと書き直した次第です。
facebookに、いいね、やコメントしてくださった皆さま、ゴメンナサイ。

どうして間違ったのかというと自分の無知と不注意によるものですが、
トレードマークが似ていることと、スペルが同じなことも原因なのだと言い訳しておきましょう。(笑

これです。

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ステーキナイフが自立しながったのでソムリエナイフでサンドしてみました。
両横がシャトー・ラギオールのソムリエナイフで、中央がジャンデュボ・ライヨールのステーキナイフです。

似てるでしょ?
サイズも一緒だし。

ラギオールとライヨールのスペルはどちらでも「LAGUIOLE」です。
この読み方の違いは方言のようなものだと説明されているサイトがありました。
ちなみに、ソムリエナイフでシャトーラギオールと共に有名なライヨールはフォルジュ・ドゥ・ライヨール。
これまた違うメーカーでこれまたよく似たステーキナイフを作っています。
どちらも同じ産地でラギオール村近郊の村、ティエールだそうです。

詳しくは画像入りで説明されているこちらのサイトをご参照ください。
”ラギオール?ライオール?”世界中がラブコールのテーブルナイフって?/ キナリノ

ラギオールナイフって特許がないからいろんな会社が作っていて、そっくりなものを作ったとしても訴えられることがないってことでしょうか。

さてここで改めて先日の記事を振り返ります。

まずは、これです。

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上のナイフがパリのホームセンター「BHV」の冬のセールで6本50ユーロくらいで売ってたジャンデュボ社のライヨール。
3年くらい使ってます。
日に日に切れ味は落ちてゆきますが、はじめは切れ味が鋭すぎて、触っただけで何度指に傷を作ったことか。先日までは、さすがラギオール!と呟いておりました(笑

下のナイフはベルギーにあったオランダ発のホームセンター、というかニトリのような生活雑貨チェーン店の「HEMA」のセール品、6本セットで6ユーロだったステーキナイフ。


これまたそっくりでしょ(笑
見事なパクリっぷりに持ち帰って見比べたりなり思わず買っちゃったのでした。

しかし、1ユーロにしちゃかなり良く切れるんですよ。
っていうか1ユーロには見えないし。
半額セールだったので一応定価は2ユーロ、ということは230円くらい.........ん?半額処分ってことは230円でも売れ残ったってことです。

試しに半年くらい店で使ってみてますけど使用感は全く問題ないようで、むしろ、このナイフ良く切れる〜♪ なんて耳にした時にたまたまHEMAだったりするんです。
ニトリで買ったなんて言えない。(←いや、ニトリじゃないけど。)

HEMAのにはハチのマークはありませんし、刃のギザギザの深さも違います。
(上の画像をクリックすると拡大します。)

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とはいえ、フォルジュ・ドゥ・ライヨールのソムリエナイフの背にもハチの彫りはありませんから、これはフォルジュ・ドゥ・ライヨールな感じにしたってことなの?

元々ラギオールって本物も偽物もないと思えば、だんだんとどうでも良くなってきたり。
とはいえ手に持った時の硬質な感じは明らかに違うんですけどね。

ダイソーだったらこれいくらで作れるんだろう(笑

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