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TRAVEL/ EDINBURGH 2017 ARCHIVES

2017年02月18日

ロンドンからスコットランドのエディンバラへ。


今回はアシアナ航空を使って韓国仁川経由でロンドンへ。
帰りはパリから仁川経由というチケット。
これが諸経費・税込みで破格の55000円。
ありがたい、ありがたい。

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ロンドンに夕方着、空港からキングスクロスへ。
駅なのに空港みたいな空間だなぁ。
翌朝早くにエディンバラに向かうので駅近くのB&Bで一泊しました。

キングスクロス駅ってのはハリー・ポッターのホグワーツ特急の始発駅でもあるらしいね。そっち乗っちゃおうかな。

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エディンバラ行きのチケットはネット予約しました。
いつもは公式サイトから購入することが多いのですが、エディンバラ行きはレイルヨーロッパからの方が手数料払っても安いみたいだったので予約のみ、駅にて発券。
当日バタバタするのが嫌なので、前日に発券しました。

で、すんなり乗れまして、走ること4時間ちょい。
途中から海沿いを走ったりして眺めは良いのですが、ちょっと長い。

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そんなこんなで、エディンバラのウェイバリー駅に到着です。
ガラス天井の明るいコンコースですね。

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コンコース内に道路が通ってておもしろーい。

この駅の北に新市街、南に旧市街があって、
線路はその間の谷の下、
新市街へは駅舎からショップを見ながらエスカレーターで只管登って道路に出ました。
面白い造りになっています。

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待合スペース。

僕らは新市街側の駅の目の前にホテルを取りました。
エスカレーターで登り道路に出てすぐ。
坂と階段の多い街だから助かりました。

ホテルにチェックインしてWifiが繋がったら翌日行く予定のウィスキー蒸留所のツアーからキャンセルのメールが来ていてビックリ。
参加人数が少ないのでウィスキーは取り止め、ネス湖のクルージングにしないか、という。
慌てて他の現地ツアーを探したり、
ホテルのレセプションでお勧めを聞いたりして、
結果的には最初よりも良いツアーになったからよかったけど、それが目的だったりしたのでちょっと焦ったわ。
ネッシーもビックリよ。

一安心したところでちょっいと散策。

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エディンバラって落ち着いてるし、綺麗だし、安全そうだし、いい街ですね。
パブも多いし。笑

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翌日から天気が崩れる予報だったので、
晴れてるうちに街の一番高いところにあるエディンバラ城に向かってみました。
線路を越えて旧市街方面へ。
坂と階段が多くて絵になります。

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すんなり到着。
小さい街だから散歩しやすいな。
でもお城はちょうど閉館時間でした。笑

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すぐ向こうに海が見えます。
さーて、飲みに行こうかな。

2017年02月19日

THE LAST DROP ザ・ラストドロップ/ エジンバラ

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スコットランドに着いて1件目のパブ。
エジンバラ城から旧市街に下ったGrass Marketグラスマーケットにあるラストドロップに入りました。

通りに掲げられているパブ看板はどう見ても首吊りの縄ですよね。

このパブの前はかつて広場で、絞首刑の処刑場でもあったのだそうです。

ラストドロップが処刑台から滴る最後の血の一滴なのか、
死刑囚から最後に飲むビールの一滴だったかのかはわかりませんが。

簡単に調べてみると、エジンバラには3つの処刑場があったようで、この広場はそのうちの一つのようです。当時は見世物に近い娯楽のような雰囲気もあったようで、死刑執行の日は周りから人が集まって来たようです。魔女狩りで処刑された女性の慰霊碑もエジンバラ城の方にはあるみたい。

今は広場というよりここだけちょっと道が広い、という具合で、
昔からありそうなパブやレストランが多いエリア、といった感じです。
ホテルのレセプションのお兄さんに、地元で個人的に飲みに行くならどこ?って聞いたらこのエリアを薦めれました。

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ちょっとお腹も空いていたのでテーブル席へ。

この前日がバーンズナイトだったので、フードメニューにはまだバーンズナイトセットメニューがありました。前菜とメイン、もしくはメインとデザートという簡単なもの。もしくは3つ選んでコースにする、というのもありました。
バーンズナイトセットを1つとステーキサンド&チップスを注文しました。

まずはエールをパイントで。
エディンバラにあるスチュワートブリュワリーの、Jack Back Pale AleジャックバックとHolyrood Pale Aleホーリールード。
ジャックバックはホップが効いていてとても爽やか。度数も低めで飲みやすくグレープフルーツの香り。
ホーリールードの方が少ししっかりとしていますが、こちらもシトラスのフレーバーを持った爽やかなエールでした。

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バーンズセットの前菜に選んだ、スコティッシュサーモン。
ポテトサラダとショートブレッド付き。
サーモンは臭みがなくて美味しかったです。

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ステーキサンドとチップス。
普通に美味しい。
いや、チップスが美味しい。笑

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バーンズセットメインに選んだハギス。
癖がなくてとても食べやすいハギスでした。
手前がマッシュポテト、右が人参とカリフラワーみたいなののクタクタしたもの、奥がハギス。
グレービーソースが添えられているので、たっぷり掛け混ぜながら食べました。

なんか、、、これってほとんど、液体だよね。

割りとお腹に貯まるというか、食べ飽きるというか。笑

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Orkney Dark Islandオークニーダークアイランドというダークスコティッシュビールにしました。
ローストしたモルトの香り、カカオ感があり、味はフルーティ。

もう一杯、BrewDog Brewery Punk IPA。
ちょっとトロピカルなフルーツの香り。やっぱりホップが強いのでグレープフルーツのような爽やかさがあります。
エディンバラのパブではどこにでもIPAインディアンペールエールがありました。

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いやあ、すっかり夜になって。
旧市街は坂と階段が多くて、細い路地もたくさん。趣がありますね。

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あの赤い照明のあたりにホテルがあります。
連日ほろ酔いでお散歩ですわ。

2017年02月22日

スコッチウィスキー蒸留所見学/ グレンゴインGLENGOYNE

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エディンバラからウイスキー蒸留所を回るバスツアーに参加してグレンゴイン蒸留所に到着。
この蒸留所へはグラスゴーからの方が近いみたい。

建物の奥にあるごろっとしたジャガイモのような山が印象的。

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創業1833年、仕込み水を引いた小川が流れていた丘の名前がダムゴインというそうで、かつてはダムゴイン蒸留所と名乗っていたそうだ。ダムゴインは鍛冶屋の丘、グレンゴインは鍛冶屋の谷、という意味なのだそうだ。

周りには何もない静かな場所に佇む美しい蒸留所でした。

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まずはビジター用のレセプションで見学受付。
2杯分のテイスティン付きガイドツアーが10ポンド。

そこからゲストハウスへ。

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まずはウェルカムドリンクとしてグレンゴインの10年。
日本から来たということで日本語の解説をいただきました。気持ちが嬉しいです。

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奥に小さく見える滝から流れる水を貯め蒸留後に冷却水にしているそうです。
この蒸留所はスコットランドを南北に分けるハイランドとローランドの境界線上にあります。仕込み水がハイランドから流れ出ているため、分類としてハイランドモルトとなっているそうです。

ここから先、実際にウイスキーを作っている建物の内部は撮影禁止とのこと。
ガイドの説明を聞きながら蒸留の手順をなぞります。

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ポットスチルのある部屋から外に出たところで、
このドアの外からなら写真を撮ってもいいですよ、とのこと。

一番左の大きな蒸留機と、その右に一回り小さい再蒸留機が3つ並んでいました。

蒸留までの現場から見学者用の場所に移動します。

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樽熟成について分かりやすく作られています。
ヨーロピアンオークやアメリカンオークなど、
どの木を使った、どのサイズの樽で、どのくらい熟成させると、どうなるのか、ということです。

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ピートを焚かない分、この樽熟成によるアロマが活きてくる。
ピートを焚かない、ということにこだわりを持っているように思います。

麦の甘みと樽の香りにこだわりをもつグレンゴインに愛着を持ちました。

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天使の分け前ですね。
あ、グレンゴインの17年。
かつては日本でも見ましたが今は終売で買えない銘柄ですね。
まさに、飛んでいっちゃった。笑

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ショップに移動して2度目の試飲。
グレンゴインの12年だったかな。
それほど特別な試飲ではありませんでしたが、記念になります。

ここでは蒸留所の樽から目の前で直接瓶詰めしたものを購入できます。
樽は決まっているようで、この日はバーボンバレル。
所謂カスクストレングスですから度数は55度くらい。
お値段、1本85ポンドでした。

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ちょっと時間があったので、最初に見た滝の近くまで......あ、バスが出ちゃう。
バスツアーっていうのは、時間の使い方が不自由ですね。
でも自分で運転してくると試飲させてくれないし、道にも迷わないし。
午後は違う蒸留所へ。

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とても美しい蒸留所でした。

今、カラカラでは、ゴレンゴインの10年、12年、21年を期間限定のお土産価格で提供しています。グラスに注ぐ度に蒸留所の風景を思い出しながら。

2017年02月23日

ロッホローモンドの湖の畔り、バルマハの店。

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国定公園のロッホローモンドの湖の畔りにある店。
店の奥がレストランになっていて手前にカフェとパブがあるログハウス。
ここでスコットランドにあるベルハーヴェンブルワリーのエールを注文した。

この店に限らず、多くの店が注文前に試飲ができるみたいだ。
カウンターに並ぶタップの前で説明を聞いていると、飲んでみる?と聞かれてちょっとだけ注いでくれる。
もちろん、注文する前提なのだと思うけど。
奥がIPAのようなホップの聞いた爽やかなエール。
手前が店のお兄さんのお気に入りという、ギネスのようなクリーミーな泡とコクとキレのあるビールでした。

余談ですが、お兄さんは日本のビールではサッポロが好きらしい。
気のせいか、エジンバラ市内よりもパイントの料金が安いような気がする。
ロンドンでもそうだったけど、スコットランドも都市部は少し高いのかな。

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実はこの時間、
ハイランドモルト蒸留所を見学するバスツアーがランチ休憩を取っている。

予約時に受け取ったメールに、ランチはレストランを紹介できるけど自分の好みのランチを持参するのもおすすめ、と書いてあるように思ったから、朝カフェでサンドイッチを買ってきたのだけど、このツアーはランチ付き(別料金)だったらしい。

僕らはガイドにことわって、湖の水際まで行ってベンチに座りサンドイッチを食べてたんだけど、冷えてきたのでここで暖を取っているというわけだ。

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店の中には魚釣りの写真がたくさん貼られていた。
さっき湖に行ったら何かを養殖している柵があったから、
きっとこの店のオススメ料理はマスのフィッシュ&チップスなんだろうな、と勝手に想像してみた。
スコットランドにはいつか釣りしに来たいな。

2017年02月24日

スコッチウィスキー蒸留所見学/ ディーンストンDEANSTON

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ティース川の畔りに建つ、ハイランドモルトのディーンストン蒸留所です。
日本ではディーンストンはあまりメジャーではありませんよね。
ウィスキー蒸留所としての創業は1965年、1972年にインヴァーゴードンが買収した後しばらく創業停止となり、1991年にバーンスチュワートが新しいオーナーとなり創業再開となったそうで、建物の雰囲気の割には歴史のまだ少ない蒸留所だからなのかもしれません。

しかし、ここがウイスキーを作る前は1785年創業の歴史ある紡績工場でした。
設計はリチャードアークライト、産業革命の父だそうで、水力自動紡績機を発明した発明家でもあり、この建物は産業遺産として意味のある建物でもあります。
現在、この5階建てはウイスキーの貯蔵庫になっています。

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蒸留所の目の前を流れるティース川です。
紡績にもウイスキー作りにも大量の水が必要という共通点から、
1950年代に閉鎖されたこの紡績工場のオーナーとグラスゴーの蒸留業者によって蒸留所に改造されたそうです。

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あの白い泡のあたりポイントじゃない?
蒸留所内の掲示板に釣りイベントの告知があったから、春になるとこの川にも釣り人が入るのかな。

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工場スタッフのガイドによるツアーです。
はじめに映像で蒸留所の歴史が紹介されました。

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まずは樽の説明から。
ディーンストンはとてもシンプルな作りかたをしている印象を持ちました。

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いい眺め。

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それにしても渋い建物です。

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マッシングタンクです。ほぼ満タン。
ステンレス製ではなくスチール製でフルオープンというのが素敵。
ステンレス槽に比べて一回の量が少なくなるそうで、時間もゆっくりなのだそうです。
でもその方がクリアなものができるみたいです。

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発酵槽。
僕は日本酒をあまり飲まないのですが、共通した香りですよね。

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グレンゴイン蒸留所では撮影禁止だったのですが、
これは記憶を整理する上でとてもありがたいです。

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樽詰め完了。

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2017年02月26日

エディンバラからウイスキー蒸留所見学のできる日帰りバスツアー

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今回、エディンバラから蒸留所へのアクセスとして自力も考えたのだけど、試飲することも考えてバスツアーを選択しました。

日本を発つ前にインターネットから予約したツアーが、グレイラインGray Line ScotlandのHIGHLAND WHISKY EXPERIENCEという観光名所を通りながらグレンタレット蒸留所へ行くツアーだったのですが、
予定日の前日にメールにて参加人数が少ないので中止となったので、ネス湖のクルージングに無料でアップグレードできるけどどうしますか?という案内が来ました。
オンシーズンならこんなことはないのかもしれないけれど。

HIGHLAND WHISKY EXPERIENCE
http://www.graylinetours.com/tours/highland-whisky-experience/

で、お断りしたら直ぐにカードに返金されそれまで。
ちなみに、こちらのツアーは日本語でも紹介されているツアーと同じものなので、こちらも同じことがありそうです。(日本語のツアーサイトには人数が少ない場合は中止になるという説明があります)

スコッチウィスキー蒸留所探訪☆ハイランド日帰りツアー<エジンバラ発>VELTRA
https://www.veltra.com/jp/europe/uk/scotland/a/13951


ホテルにチェックインした時に繋がったWifiでメールを受け取ったので、そのままホテルで他のバツスアーを探してみるも上手く見つからず、レセプションに相談してみると、このツアーがベストだよ、と勧めてくれたのが、rabbie'sツアーでした。

Discover Malt Whisky
https://www.rabbies.com/en/scotland-tours/from-edinburgh/day-tours/discover-malt-whisky-day-tour

エディンバラだけでなくグラスゴーからのツアーもあります。
出発地を選んぶと1日、2−4日、5−6日、8−17日、とツアーがカテゴライズされています。
日数の余裕があればアイラ島に行くツアーもあるみたいです。

もし現地ツアーを探している方がいらっしゃればご参考まで。

ただこのバスツアー、移動中のバスの中では終始ドライバーの方が車窓から見える風景やスコットランドの歴史などについて軽快にそして熱心に教えてくれます。時には名指しで質問されます。笑
丁寧に答えを聞いてくれますが基本英語のみですので、ヒアリングだけじゃない辺りにハードルがあるかな、と。汗

僕などはスコットランドの歴史についてほとんど知らなかったので、
説明を聞いていても取っ掛かりになる個人名や地名、戦争の歴史などのキーワードが見つけられずに、かなり内容がわかりませんでした。。
ガイドさんは運転しながら年数まできっちりと教えてくれているので ちょっと申し訳なく感じたり。

とはいえ、あまり深く考えても仕方ないので、参照までにツアーの内容をメモしておきます。


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ツアーの集合場所は駅近くにあるrabbie's cafe前です。
ちょっと早めに来てモーニングを食べました。
店内には駅のような大きな電光掲示板があり、ツアー出発情報が掲示されています。
こんなビジネスがあるんだなぁ。

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サンドイッチとキッシュ。
お昼用のサンドイッチもここで買いました。

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スコットランドカラーのベンツのマイクロバスで出発です!

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あ、馬だ。

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スコットランドは想像以上に草原と羊だらけでした。笑

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スターリングキャッスル前で停車。
ここまでの道のりでこのお城についての説明がありました。
みんなで降りて記念写真を撮ります。
解説で耳によく残っているのは、ピューリタン、アーガイル、ジェームス。
学校の授業が英語のヒアリングだけだったら落ちこぼれるよ。

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1月下旬、寒いです。

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山の上に街があるんですね。

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グレンゴイン蒸留所に到着です。

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敷地内を仕込み水が流れています。

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とても美しい蒸留所でした。

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ロック・ロモンド & ザ・トロサックス国立公園の眺め。
バスを路駐してバスから降りました。

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のんびりした雰囲気ですが、
たまに通る車は、みんなけっこう飛ばしてます。

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あの山がハイランドとローランドの境界だそうです。

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2017年02月27日

Milnes Bar / エディンバラ

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蒸留所バスツアーを終えてホテルへの帰途で、自主反省会。
新市街にあるMilnes Barに入ってみました。

週末の19時ということもあり鮨詰め、
奥にはテーブル席がありそっちの方が人気みたい。
ブレックファストやランチもあるみたいで、どうやらフィッシュ&チップスが売りらしい。

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ま、ビールだけいただいて。笑

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冬のスコットランドってもっと寒くて活気がないのかと思ったけど、
思ったより寒くないし、いろんな言語の旅行者が来ていて、人気の観光地なのだと知りました。

そういえば僕らはロンドンから4時間ちょっとかけて鉄道で来たけど、
飛行機ならロンドンから1時間ちょい、
パリからだって2時間弱、
ドイツからは2時間ちょい。
早いね。

2017年02月28日

スコットランド国立美術館 National Gallery of Scotland

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いい感じに烟り小雨もいいものです。
ちょっと寒いけど。

天気予報では滞在中ずっと雨の予報だったのですが、
この日を除いては毎日晴れててラッキー、だったエディンバラ。

こんな日は美術館でしょう!
.....いや、降ってないくても来るけど。笑

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新古典主義な建物です。

国立の美術館が無料なのはイギリスの素晴らしいところです。
駅からも近いスコットランド国立美術館、滞在中のホテルから旧市街に飲みにいくとき毎回横を通りました。
立派な建物なのですが、
個人的には、どっしりとはしていない印象があるんです。
この場所、鉄道の線路のある谷の上に作られた人工的な丘というか、橋のようなところの上に建っているので、地図上は線路の上の位置します。

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じっくりゆっくり見て半日。
休日の午後などを過ごすには、質、量、共にとても丁度良いサイズだと思いました。

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土曜日ですが、人も多すぎずいい感じです。

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フランツハルスの、顎の骨を持つ男の肖像です。

ロンドンをはじめ、イギリスにはフランドルの作家の作品がたくさんあります。
ルーベンスの外交の功績かもしれません。
彼の弟子のヴァンダイクはルーベンスの紹介によりイギリスの王室御用達の肖像作家となり、代表作でもある、英国王チャールズ1世の肖像(ルーブル美術館蔵)をはじめ、たくさんの肖像画を残しました。

当時のイギリスは肖像画や風景画、静物画を得意とするフランドルの作家にとって、需要のある貴重なマーケットでもあったのだと思います。

ちなみに、ルーベンス自身の代表作のなかの、パリスの裁判、戦争と平和、サムソンとデリアはロンドンナショナルギャラリーにあります。

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お、ベルニーニ。

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展示はそれぞれの地域や時代にカテゴライズされて展示されています。
イタリア、ルネサンスなどの展示スペースです。

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フェルメールがありました。
知らなかったので、びっくり。

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ルーベンス、その奥にフランドル絵画のスペースです。

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もちろんヴァンダイクの作品もあります。
彼の代表作のひとつ、ロメリーニ家の肖像です。

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美術を学ぶと出てくる話ですが、
当時は絵画ヒエラルキーあり、上位から、歴史画→肖像画→風俗画→風景画→動物画→静物画、となっていました。
歴史画というのは宗教や神話などのエピソードを描いたものです。
16世紀後半になると宗教改革が起こり、ヨーロッパ各地にカトリックからプロテスタントへの分離が広がるのと同時に偶像破壊運動が起こります。
プロテスタントの地においては歴史画のオーダーがなくなります。
そこで肖像画や動物画、静物画の需要が高まります。
これは注文主が、教会から個人へ移行したことにも由ります。

画家によってはヒエラルキーの上位にある歴史が描けないということに歯痒さを感じることもあったかもしれないですよね。
植えつけられた認識はなかなか抜けませんからね。
そうなると、飲み屋でクダ巻くわけですよ、
俺だって、マグダラ描きてえよぉ!、とかね。


...激しく脱線。

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期間限定の展示、ターナーの旅の水彩画は大人気でした。

室内の人数が多くなると入室制限が掛かり、
ある程度人数が減るまで入口で入室待ちになります。

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ターナーのスケッチがたっぷり。
上手いなぁ。

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ロココ。
このトマスゲインズバラや、ウィリアムホガースの登場はそれまでのヴァンダイクのような外国人画家が宮廷画家を勤めていたイギリス人画家不在の時代を終わらせた、ある意味、イギリス人画家が誕生した時代でもあるのかもしれませんね。

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からの、コンスタブル。
イギリス美術の歴史を学ぶ教科書のような美術館ですね。

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近代絵画まで見ることができます。

エジンバラ郊外に国立現代美術館があるので、現代美術はそちらで。
便利な巡回バスがありました。
それはまた後ほど。

2017年03月12日

Deacon Brodies Tavern/ エディンバラ

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エディンバラ城からまっすぐ坂を下った交差点にあるディーコンブロディタバーンDeacon Brodies Tavern。
エディンバラでも有名なパブだそうで、ぜひ行ってみたいと思っていたうちの1軒です。

パブは屋号にその場所の歴史や、物語などが込められているものが多いのが楽しいところで、またその看板がそれを表しているので見ても楽しめるのが魅力のひとつでもあります。

ここのディーコン ブロディとは実在したウィリアム ブロディWilliam Brodieのこと。
家具メーカーであり、石工ギルドの組合長(ディーコン)、エディンバラ市議会議員でもあったブロディ、そんな実業家としての彼は昼の顔で、夜は盗賊として18年間に数十件の盗みを働いていたのだそうです。
最後はスコットランド間接税務局本部の襲撃計画が露見して1788年に処刑。
この話は、ロバート・ルイス・スティーヴンソンとウィリアム・ヘンリーによって戯曲化され、その後、スティーヴンソンの代表作の一つとなった「ジキル博士とハイド氏」にアレンジされ出版されました。

このパブの屋号が、ジキルとハイドのモデルになったウィリアム ブロディに由来することは、ここでビールを飲んでいるときには知りませんでした。
この看板が気になって後で調べて知ったこと。

パブ看板にはその組合長と盗賊の2つの顔が描かれているのが見事です。

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さすが人気のパブだけあって混んでましたが、いい感じ。
ビールを注いでくれたパブの方も感じが良かったです。

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このパブの向かいにはDeacon's House Cafeというのがありました。
ビールよりも紅茶、という方にはそっちかな?

2017年03月23日

スコッチウィスキーエクスペリエンス The Scotch Whisky Experience

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エディンバラ城のすぐ近くにあるスコッチウイスキーのミュージアム、
スコッチウィスキーエクスペリエンスThe Scotch Whisky Experience。

試飲付きツアーが2種類、モルト1杯つきのシルバーと5杯つきのゴールド。
他にもレストランでの食事付きなど選べるようで、オンライン予約もあります。

5杯つきのゴールドにしようと思ったのですが、
この日は急な冷え込みで雪がちらついてきたこともあったのか、とても混んでいて、シルバーのみの受付とのことでした。
飲みたい人はツアーの最後にバーがあるので、そこでテイスティングセットを注文できるとのこと。
トータルの代金は変わらないみたいです。
よくわかりませんがシルバーチケットを購入して、いざ!

先ずはアトラクションのような電動のゴンドラに乗って、多言語対応の音声ガイドを聴きながらウイスキー作りの基本的な説明を聞きます。

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このアトラクションのようなゴンドラの部分のみ日本語対応ありでした。
流されながらの解説を聞くのであっという間に終わります。

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順路に沿って進みます。
ウイスキー蒸留所には猫ですよね。
穀物保管の敵、ネズミを捕まえてくれますからね。

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世界中で飲まれているスコッチウイスキーについて、
ガイドの説明を聞きてから、
その香りや個性、産地による特徴などをイメージさせる動画を見ました。
30人くらいで満席となり入室制限がありました。
終わると次の部屋へ全員で移動します。

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試飲の部屋です。
スコッチの産地別の香りの特徴を表すカードとグラスが配られました。
カードには、スペイサイド、ハイランド、ローランド、アイラ、キャンベルタウンに色分けされた丸があり、それを擦ると香りがします。
自分の好みの香りの色と同じ色(産地)のライトの下にグラスを置くように言われました。
レインボーカラーはブレンデッドです。
僕はアイラが飲みたい気分だったので、アイラの場所に置きました。
スタッフの方がグラスにそれぞれのウイスキーを注いでいきます。

ウイスキーの入ったグラスを持って、全員で次の部屋へ移動します。

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このツアーの見どころのひとつ、ウイスキーコレクションです。
ここでグラスに注がれたウイスキーが明かされます。
アイラはカリラでした。

ここには4000本近いウイスキーがあるそうです。
ウイスキー好きならここでゆっくりしたいところですが、次のグループが来るので早く出るよう促されます。笑

この部屋を出たところのバーコーナーでツアー終了。
まだ飲みたい人はここで飲んでね、という感じです。

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テイスティングセットをいただきました。
スペイがベンリアック、ハイランドがオールドプルトニー、アイラがラフロイグのセレクト、ローランドがキンチーでした。

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カフェ的な明るい空間です。
みんな楽しそう。

日本人のウイスキーファンは割りとマニアックですから、ここですごいレアなものが飲めるという印象はありませんが、疲れててもウィスキー飲むと生き返るよね。笑

この部屋を出ると併設されたウイスキーショップに出ます。
もちろん免税手続きしてくれるようです。
公式サイトにオンランショップもあるので、そこで大体の在庫が見られます。
実際は、エジンバラでウイスキーを買うより日本で買ったほうが何故か安いので何も買いませんでしたが、日本には一時的な並行輸入しかされなかったエドラダワークリームとかまだ普通に売ってるので、お土産にはそういうのも喜ばれるかも。

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2017年04月01日

The Halfway House ハーフウェイ ハウス

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エディンバラの駅近く、
長く細い階段の途中にあるThe Halfway House ハーフウェイハウス。

旧市街は路地という路地にパブがあって、それぞれに個性や歴史がありそうだ。

ここはすごく小さいし、すごく入りにくい。
でもこういうパブって独りだと逆に入りやすいんだよね。

ふたりで初めて入る店だと稀に、
え、本当に入るの?すごい入りにくいんですけど、、
とか言われたりするんですよね。笑

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入ると小さいカウンターが満席。
テーブルも4つくらいあるけど塞がってました。

まぁ、いいや。
ビールたのもう。

店の女性はとても柔和でオーダーしやすい。
でも席がないので立ち飲みかなぁ、と思ってみたけど、
店が狭い上に立ち飲みしてる人がいないと、どうも落ち着かない。

テーブルに一人で座っているおじさんがいたので、
ここ、誰か来ます? って聞いたら、
ないない、どうぞどうぞ、と相席させてくれました。

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ポテチの袋は おじさんの。

ここはホントはおつまみも評判らしい。
でもオーダーしにくいし、ビールだけでいいか。

おじさんに話しかけてみる。

毎日来るの?
毎日は来ないよ、病院行ってるから。

それでもビール飲んでるし、酒飲みっぽくて話しやすい。

今日は雪降ってたけどいつもこんな寒いの?
何日か前はもっと降ったよ、鉄道や空港も動かなかった。

そうなんだ、うちらはラッキーだったな。

相席させてくれたお礼に、と、
うちの奥さんが、持っていたホッカイロをおじさんにプレゼントした。
使い方を説明しようとしたら、すぐにハンドウォーマーだとわかったみたい。

じゃ、もうホテルに帰るよ。
というと、おじさんは、
もうか?まだ早いよ!と袖をめくって時計を見る仕草をさいた。
長袖のセーターの下には腕時計の代わりに黒いタトゥーが肌着のようにびっちり入っていた。
反射的に、時計ないじゃん!ってツッコミながら一緒に笑ったけど、
それ以上の展開ができない語学力が虚しかった。

握手して店を出る。
やっぱり飲み屋は楽しいな。

うちの奥さんには付き合わせちゃったから、
ちょっと疲れたみたい。

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さて、また細い階段で帰りますか。

ザ ボウ バー The Bow Bar

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エジンバラ城から旧市街のTHE LAST DROP ザ・ラストドロップに行く途中にあるThe Bow Bar ザ・ボウ・バー です。
ブルーと金文字が落ち着いた雰囲気を出していますね。
ちょっと高いのかな、と思って一度素通りしてしましました。

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中は普通に落ち着いたパブでした。
タップの並ぶエールがオススメのようですが、300種類を超えるウィスキーを在庫しているそうです。この絵面ではそうは見えないですよね。

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とりあえずビールだけ飲んで帰っちゃいました。。
このテーブルが変わっていて、奥行き30センチくらいの細長い形。
グラスしか置けないって感じで、潔い。
参考になります。

2017年04月11日

スコットランド現代美術館 Scottish National Gallery of Modern Art

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スコットランド現代美術館 Scottish National Gallery of Modern Artに行くのに、エディンバラにある3つの国立美術館、ナショナルギャラリーとモダンアートギャラリーとポートレートギャラリーを巡回しているバスを使ってみました。
1区間1ポンドとリーズナブル。
これ、いいね。
本数は多くはないけど、モダンアートギャラリー(現代美術館)はちょっと離れたところにあるからとっても便利。

前日にナショナルは見たので、この日はナショナルの前にあるバス停からモダンへ。
ちなみに、帰りはポートレートは見ないけどポートレートギャラリー行きに乗りました。
新市街にあるので、ナショナルから歩いてもそう遠くない場所にあります。

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現代美術館Scottish National Gallery of Modern Artは道路を挟んで2つあります。
バスの運転手さんが教えてくれました。
バス停のある建物だけ見て帰っちゃう人もいるんでしょうね。

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Joan Eardley の"A Sense of Place"という企画展でした。
有料じゃいいかな、思っていたのですが、特にチケットを買うこともなく見られちゃいまして....っていうか、チケット求められるタイミングもなく.....。
さっき、公式サイトを見たら9ポンドって書いてあるから、やっぱり有料だったのかな。。

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Eduardo Paolozziのスタジオだそうです。

ここが2つある現代術館のうちのバス停のある方のModern Two、
次はModern Oneへ向かいます。

道路を渡って。

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Modern Oneの方が見応えありました。

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一階では企画展示。
菅木志雄とKarla Blackによる「Karla Black and Kishio Suga / A New Order」という企画でした。菅木志雄にとってはイギリスで初のメジャーな展覧会という説明がありました。

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Karla Blackはグラスゴー在住の作家で2011年のヴェネツィアビエンナーレのスコットランド代表だそうです。
彼女のインスタレーションに使われている素材は、紙、布、石膏、チョークのほか、メイクアップで使うリップなど。

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菅木志雄作品は1970年くらいに日本で展示されたインスタレーションの再現。
モノ派は世界的に注目されるなか、その先端で制作していた菅木志雄の作品の再現とその頃生まれたKarla Blackのやはり素材を見せる制作との対比。

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菅木志雄作品がたくさんあって、かなり見応えがありました。
東京都現代美術館制作の菅木志雄へのインタビューも流されていました。

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2階に移動すると、コレクションです。
バルテュスだわ。
レジェにマイヨール。

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