モナコのガルニエとミモザ
コートダジュールの一画にある世界で2番目に小さい国、モナコ公国。
折角だから途中下車して、シャルル・ガルニエ設計のカジノの外観でも見つつ、その小さい国をぶらっとしてみよう。一度見ていればモナコグランプリを見る時に(テレビ見ないからほとんど見たことないけど)映像を肴にひと晩おいしく酒を呑めるんじゃないか、くらいに思ってみる。
駅は山の斜面にあり、プラットフォームはトンネルのなか。裸電球を使っただけのシンプルな素材なのにゴージャスにみえる。
駅を出ると坂を下る。海までずっと斜面になっていて、その斜面にはブティックや邸宅、マンション、ホテルが所狭しと立ち並んでいる。この国の住人の80%くらいは外国からのお金持ちらしい。個人に所得税を課さないというこの国のルールが彼らを招いているんだろうか。港にはクルーザーがぎっしりと泊まり、カジノ前には高級車が止まっていた。
ゴミが落ちてないし、落書きもない。
物価は高いが犯罪が少なく夜でも安全なのだそうだ。