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SAKI ASAKURA EXHIBITION

朝倉咲 個展 "Flat intention" -フラットな意図-

2023年03月28日(火)ー 05月30日(火)


3月28日から朝倉咲 個展 “Flat intention” -フラットな意図- がスタートしました。

一木から掘り出す木彫半身像を中心に、木彫による顔(マスク)の作品やデッサンも含め、人の表情と向き合う彫刻家の作品展です。
美大などの美術教育を受けずに独学で削り、ざくざくとした粗さの中に見える穏やかな表情、その魅力をぜひ直に感じていただけたら幸いです。

県からの新型コロナに対する感染予防要請も峠を過ぎ、入店時のアルコール消毒のほかはマスク着用も自由となりました。
那須高原もすっかり新緑の季節、これまでよりも少しリラックスした気持ちでご来店いただけたら嬉しいです。


営業時間は午後4時ー23時(L.o22時)にて営業しております。
作品観覧のみのご来店も大歓迎です。ぜひお気軽にお立ち寄りください。

作品観覧のみが目的の場合は、開店直後の早めの時間帯がおすすめです。
テーブルに御着席のお客さまのいらっしゃる近くの作品は、近くで見られない場合がございますので予めご了承ください。

営業時間等の変更の可能性もありますので、遠方よりお越しの際は最新の情報をHPかSNSでご確認いただくが、店舗にお問合せの上お出掛けいただけたら安心です。


彼女の作品を初めて拝見したのは、那須塩原市の旧戸田小学校の廃校利用した「北風と太陽」内にあるギャラリースペースによる2021年の初個展でした。

会場にいらした朝倉咲さんとお話しているうちに、美大を卒業したての方なのかと思っていたのが美大には行かずに独学なのだということに驚き、また作品に宿る何かに惹かれ記憶に留めていたのですが、その直後に会った共通の知人の助力もあってそれから2年後、カラカラでの初個展を迎えることになりました。


全くの独学かと言えばそうでもなく、朝倉咲さんの父の朝倉二美さんは木彫で生活を営む仏師で、やはり一木から掘り出すその仏像は大変人気でいつも注文が途切れないのだそうです。
二美氏の工房に居るのが小さい頃から大好きだったことから木材と彫刻に触れ合う環境もあって素養が育まれたのでしょうし、人体の構造を確認するため都内でのクロッキーやデッサン会にも参加することがあるそうで、少しずつ自分のペースで確実に自分の興味を形にしようとしている作家だと思います。



今回のインターネットギャラリーではショップサイトでのネット販売はお休みとなります。

作品が大型のものもありますし、写真と実物のイメージが異なる可能性があるため少しの写真だけでのご購入は危険かなぁ、という判断なのですが、 小さな作品については配送可能な作品もございます。
梱包と箱代が別途掛かりますが、気になる作品がありましたらぜひお気軽にご相談ください。

場所によっては納品も可能です。気軽にお問い合わせください。


こちらの壁掛けの作品は表情のみを掘り出したマスクのシリーズです。

木彫のみのものとアクリル絵具で着彩されたものがあり、素材もクスノキであったりヒノキが使われています。



半身像よりも細やかな表現が見て取れます。

掘り進めているうちに木の脈が現れてきて顔に傷のように見える部分もあって、誤解を恐れずに言えば、独特な怖さと不気味さがあります。 この怖さも意図的なものとそうでないものがあって、これが朝倉作品の魅力の1つにもなっていると思います。
怖さや不気味さというのは現実の世界にそもそも存在しているものですから、作品に反映される、若しくは反映することができているという印象の方が強いです。


こちらも一木から掘り出されています。
「手」の作品は向かって左のタイトルが「左手同士」、右が「左手と左手」、どちらも左手です。




こちらは鉛筆による表情のデッサンをインスタレーションとして展示してあります。


1点ずつバラ売りしております(@3500円)ので、気に入った一枚がありましたらお声掛けください。



こちらは消しゴムはんこシリーズで「ふたばさん」(@800円)です。



作品へのお問合せは電話やSNSなどで承ります。
ご連絡いただければ様々な角度から撮影した写真や動画をお送りすることが可能で、ご売約も承ります。

店頭受渡しの場合のみ、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済各種OKです。



【お問い合わせ】

Bar+Artgallery 殻々工房 カラカラコウボウ

phone: 0287781100 (pm16:00-23:00)
email: karakarafactory@gmail.com
sns:
facebook https://www.facebook.com/karakarakoubou
twitter https://twitter.com/karakarakobo
instagram https://instagram.com/karakarakobo/













 

「 待つ 」

2023
W200 H330 D250

クスノキ





「 あした 」

2023
W390 H540 D260

クスノキ、アクリル絵具(白)




 

「 ひろげる 」

2021
W280 H470 D230

クスノキ、アクリル絵具(白、赤)





「 ほほえみ 」

2021
W300 H550 D240

クスノキ、アクリル絵具(白、赤)




 

「 またね 」

2023
W130 H200 D90

クスノキ、アクリル絵具(白)





「 おつきさま 」

2023
W140 H185 D90

ヒノキ、アクリル絵具(赤)




 

「 想う 」

2023
W120 H190 D75

ヒノキ、アクリル絵具(グレー、ピンク、赤)





「 すえる 」

2023
W125 H300 D100

クスノキ、アクリル絵具(白)




 

「 つよく 」

2023
W130 H190 D90

ヒノキ





「 左手同士 」

2017
W165 H330 D120

ヒノキ




 

「 すすむ 」

2019
本体 W140 H550 D100
台座 W275 H150 D170

クスノキ





「 左手と左手 」

2017
W300 H380 D175

ヒノキ





 

「 しましま 」

2023
W90 H210 D60

ヒノキ、アクリル(白)












朝倉咲 SAKI ASAKURA


1992年千葉県生まれ 那須塩原市育ち
木彫で家を支える父 朝倉二美の
仕事場兼自宅で育つ。
高専卒業後 自らも木彫に従事することを
決意した。
2021年出身校の廃校後にオープンした
北風と太陽にて初個展が叶った。


2023年4月現在