渋谷のBunkamuraで"アンドリュー・ワイエスー創造への道程ー"を見てきました。作品が完成するまでに試される幾つかの技法、ドローイング、水彩、テンペラなどが一箇所に展示され、対象に対する想いが、どの技法で表現するのが最も適しているのか、というワイエスの思惑が伝わる、いのうえさん仰る通りのコンセプチュアルな良い展示でした(^_^)
現在95歳にして創作意欲の衰えないワイエス、いつまでも元気でいて頂きたいと思う。
僕が高校生の頃だから20年くらい前、茨城の田舎から世田谷美術館で催されていたワイエス親子3代を展示したワイエス展を見たくて学校を休んで電車に乗ったことがある。当時の僕にとって世田谷美術館って遠かった。手にしたチラシの最寄りの下車がバス停だったからバスにも乗った。着いてみたら休館日だった......手の中で小さくなったチラシにも確かにそう書いてあった。
その後のワイエス展も見逃していたから、今回、観られてとても嬉しいのでした。
やはり、「クリスティーナの世界」を観るには、MoMAに行かなきゃいけないようだ。
Comment(6)
行ってきましたよ♪
ブラブラ歩いて、朝早い渋谷は空いてました。
なぜか、習作が妙に気になる私です・・・・・
テンペラの完成より、途中経過が素晴らしいのだわ
Author→ mariana @ 2008年12月11日 15:54
@ 2008年12月11日 15:54
毎回楽しく拝見しております。
同郷だったんですね!
いよいよ来週から安定期を迎えます。
また伺いに参ります。
またもや我が家の『ごじゃっぺ』も一緒ですが、何卒宜しくお願いいたします。
Author→ まえだ @ 2008年12月11日 17:26
@ 2008年12月11日 17:26
marianaさん、こんにちは。
習作には完成された作品にはない魅力もありますよね。
あのような展示は、ワイエスが表現しようとしている世界を自分勝手に解釈するのではなく理解しやすくさせてくれて、ワイエスとの距離が近くなる感が良いのかもしれませんね。
Author→ OIL @ 2008年12月12日 08:24
@ 2008年12月12日 08:24
まえださん、こんにちは。
久しぶりに聞きました、ごじゃっぺ!
高校時代、英語の教員が授業で、誤りを訂正する表現の訳などの最後に押し並べて「.....、そんなのちっくらっぽだよ〜、という意味です」と付け加えていたのを思い出します。
お待ちしてますm(_ _)m
Author→ OIL @ 2008年12月12日 08:42
@ 2008年12月12日 08:42
こんにちは〜 TR有難うございました。長年の想いが叶ってのワイエス展観賞だったのですね。有名な作品の原画が来ていないのは確かに残念だったですが 今まで知らなかった作品(ドアベルなど)の隠された構成力に感心しました。まとにかくすごい画家ですよね〜
Author→ いのうえ @ 2008年12月12日 14:57
@ 2008年12月12日 14:57
いのうえさん、こんにちは。
今回はいのうえさんのエントリーのお陰で勢いがついて渋谷まで行けたような気がしますm(_ _)m
たしかに、すごい画家だと思います。
Author→ OIL @ 2008年12月12日 23:50
@ 2008年12月12日 23:50