河原の岩の上に座っていたら、腰に下げたランディングネットを登る小さな灰色の虫がいました。7mmくらいの小さな虫で可愛らしかったのでよく見ていたら、頭部がまるで蝉のよう。ツートンの薄い羽をしています。横から見ると蛙みたいに見えなくもない。家に帰ってから調べてみたら、蝉の親戚でアワムシ科の"シロオビアワフキ"というのだそうです。幼虫の頃、木や草に白い泡を作り、その中に身を隠しているそうです。そういえば、庭の雑草にも白い泡を見つけたことあるなぁ。カマキリじゃなくてアワフキだったのかな。泡を吹くのは幼虫の頃で大人になってからは吹かないようですから、いくつになっても子供の頃のあだ名で呼ばれているようなもんですね。