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ELEKTRA MINI VERTICALE SEMIAUTOMATICAの内部

20071028600.jpg店のエスプレッソマシンの調子が悪い。
電源を入れても圧力(温度が)上がらなくなってしまった。ネットでいろいろ調べてみると消耗品であるパッキンの劣化によるエアーの漏れが原因で圧力不足になることがあるようだ。うちのマシンは購入から約5年。消耗品の劣化だとしたらその部品を調べて注文しよう。
パッキンを手で触ってみると結構しっかりしているからパッキンでない可能性もある。マシンの内部に興味もあるし、まずはマシンの分解かな。
うちのマシンはイタリアのELEKTRA社のMINI VERTICALE SEMIAUTOMATICA、家庭用100Vで使えるタイプのエスプレッソマシンです。

20071028301.jpg20071028302.jpg20071028303.jpg
薄暗い店内での作業だから見え難くてスミマセン。
このマシンの組み立てに使われているネジは全て"ー"(マイナス)。マイナスドライバーを用意しましょう。全体を覆う金属のカバーは前面と背面の2枚。それを両側面の化粧帯のようなものの上からネジで固定しています。背面下に1箇所と側面のネジ全てを外しました。背面カバーは取り外せますが、前面はスイッチなど電気コードが付いているので簡単には外せそうにありません。取りあえずズラす程度。

20071028305.jpgこれが背面です。
温度設定のつまみがあり"100"に設定されてました。目に見えて断線や焼けた跡は見られませんでした。

20071028306.jpg前面を少しズリ下ろした隙間から見た内部、ペンライトで照らして見ました。
タンクに付いている部品の1つに赤い小さなボタンが付いたものが見えました。
これ、知ってる、サーモだ。
これは知人から借りたpavoniの手動エスプレッソマシンの内部にも付いていて、温度が上がり過ぎると自動的にボタンが上がってマシンは動かなくなるのでした。それと全く同じボタンです。見るとボタンは上がっていました。故障じゃなくて、原因はこれか。
ボタンを押し、組み立てて電源を入れると、順調に温度が上昇、復活です。
MINI VERTICALEの取扱説明書を見ても、このボタンのことは書いてないようです(外国語なので良くは分かりませんが)。修理に出す前にチェックしておきたい部分だと思います。

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2007年10月29日 00:40に投稿されたエントリーのページです。

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