安斎重男の”私(パーソナル)・写(フォト)・録(アーカイブス)”1970-2006を見に六本木の国立新美術館2F企画展示室に行って来ました。
安斎重男は1970年からの現代美術作品、美術展、制作の現場、パフォーマンス、イベント、そして作家自身を撮影、記録し続けている写真家です。ウォーホル、ボイス、パイク、イサム・ノグチなどなどなどなど夥しい数の作家のポートレートと、音楽や演劇等しくパフォーマンスやインスタレーションといったその時間にしか存在しないアートの記録がたくさん展示されています。
1970年からというと僕が生まれてからの時間とほぼ等しく、入口から年代順に並べられたポートレートを見ながら歩くことは、自分が生まれてからのアートの時間を歩くことでした。また、それは時系列でもあり、これからのアートを予測させるものでもあるように思えます。この展示は22日(月)までです。