ムンクを見に上野の国立西洋美術館に行ってきました。
まだ暗いうちに家を出て高速バスの始発に乗り最終のバスで帰る早割21(3週間前予約で3割引き)日帰り3010円コース。外は寒く薄暗いなか林を抜けてバスに乗りムンクを見に行くなんて、まるで北欧気分です....しかし、寝不足が辛い。
今回の展示のキーワードの1つには"フリーズ"というものがあります。それは僕の良く知るフリーズではなくて"西洋の古典様式建築の柱列の上方にある横長の帯状装飾部分"を指すのだそうです。「生命のフリーズ」と呼ばれる一連の作品は、ムンク自身のアトリエで実験的に装飾性のある展示をされていたそうで、美術館ではその様子を再現するように展示されていました。
ムンクの描く"死"や"愛"に伴う"恐怖"や"不安"に満ちた濃い空間でした。
他にも、マックス・リンデ邸に展示された「リンデ・フリーズ」、ベルリン小劇場での「ラインハルト・フリーズ」、フレイア・チョコレート工場での「フレイア・フリーズ」、オスロ市庁舎の壁画プロジェクト「労働者フリーズ」や、オスロ大学講堂の壁画の習作を含むシリーズなどの再現です。高校の時の教科書にあった「思春期」も見たかったんだけどなぁ、残念。
Comment(4)
私も来週、ムンク展に行ってみたいと思ってます。バスで往復されたんですね。お疲れ様でした。
Author→ yuko @ 2007年12月15日 00:08
@ 2007年12月15日 00:08
yukoさん、こんばんは。
お、yukoさんも行かれるんですね(^^)
作品のテーマがテーマだけにグッと疲れるかもしれませんが、後半のオスロ大学講堂の太陽に救われるますよ、きっと。
Author→ OIL @ 2007年12月15日 00:32
@ 2007年12月15日 00:32
今日行ってきました。
なんだか暗く悲しいイメージでした。
あのうつろな目。別れた男性に巻きついてる女性の長く伸びた髪の毛。労働者。収穫してる少女の後姿。人魚の裸体。横たわってる屍。メランコリックな人たち。
脳裏から離れません。
生きるって、楽しいことばかりじゃないですから、人間は、さまざまな姿を見せるのだと思います。
記念にドロップを買ってきました。^^
Author→ 祐子 @ 2007年12月23日 00:45
@ 2007年12月23日 00:45
祐子さん、どうもです。
>記念にドロップを買って.......
中身がなくなったらサクマのドロップ補充ですね。
Author→ OIL @ 2007年12月24日 21:14
@ 2007年12月24日 21:14