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サフランの物置栽培

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物置のドアを開けると微かに爽やかな香りがした。
食材のストックルームだから何かの香辛料だと思っていたんだけど、薄紫色の花がクラッカーの空き箱から顔を出しているのに気がついた。物を取りにきた時に電気を付けるだけの窓もない真っ暗な部屋。そんななかで咲いている花に驚いた。もちろん、この花には心当たりがある。秋に幾つか球根を買ってクラッカーの空き箱に入れたまますっかり忘れてしまっていたサフランだ。サフランはまるでクラッカーの箱の風呂桶に浸っているようにも見えるが、捨て猫がダンボール箱から顔を出している様にも見える。

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箱の中はサフランだけじゃない。フリージアと青森のにんにく。フリージアも少しだけ芽を出しているけどサフランほどじゃなかった。

サフランの説明書を読むと、植え時は7月〜9月、開花時期は9月〜10月と書いてある。植え方は鉢植え、花壇植え、プランター、水栽培。日陰栽培というのは書いてないが、不可能ではないのは実証済みだ。さて、この時期に庭に植えたらやはり枯れてしまうだろうか。これだけ開花時期を遅らせてしまったのは僕の責任だから、鉢植えにして屋内で育てることにしようかな。
花には真っ赤な雌蕊がついている。これが料理に使うサフラン。買うと高いから育てようと思ったんだった。
サフランの雌蕊って一輪の花に3本付いてたんだね。

サフラン
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=サフラン&oldid=16399809

前からちょっと疑問に思っていたのだけれど、売れ残った球根ってどうしてるんだろう?

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Comment(6)

yuko:

こんばんは。物置の暗いところで、人知れず、すくすく成長してる花の姿。けなげでいいですね。今度は、屋内のプランターのおうちに引越しですね。いきなり明るくなって、サフランは、どんどん生長しちゃうかも。

OIL:

yukoさん、こんばんは。
そうですね、どんどん大きくなって、どんどん増えたりしたら、僕はサフラン長者になれるかもしれませんね。
忘れたお詫び優しくしてあげようと思います(^^;

shin:

ごぶさたです
サフランで反応しました。ずいぶん前ですが78年一人旅行で最後はスペイン、サフランライスの味が忘れられなく種を買って帰り、成田でつかまりました。没収です。その時は生ハムもとられました。翌年防疫から取り返してまたヨーロッパに持って行きハムは食べました。種はどうしたかな...公園にでも蒔いたかもしれません。執念でした。

kass:

私はにんにくで反応しました。
にんにくは育ちませんか?
自家栽培したいなぁと思っているのですが、関東ではなかなか難しいみたいですね。昨年は特に暖かかったので、私の周囲の家庭菜園家はみな「失敗」したそうです。那須はどうでしょうね?

OIL:

shinさん、どうもです。
翌年取り返す、というのは執念ですね。すごい!
知人がイタリアに同行した人も、やはり生ハムで止められたそうです。その人はその場でビニールを破いて一本丸かじりしたそうですよ....こちらも執念ですね(^^;


OIL:

kassさん、どうもです。
那須はにんにくいけるかもしれません。知り合いの農家さんも何軒か作られてるし、直売所でも買ったことがあります。夏には切り口から水分が瑞々しく溢れるにんにくを手にし感動しました。
うちで育つかどうかは別の話ですけどね・・・。

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2007年12月12日 14:39に投稿されたエントリーのページです。

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