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Midgeミッジ

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今日は黙々とミッジを巻いたのだ。春の川に飛び交う虫はまだとても小さい。フライフィッシング用品の店などでは、この5mmにも満たない小さな虫の事を「ミッジ」と呼び、解禁直後の春の川釣りはミッジングから始まることも少なくない。こんな小さなフライだから投げている本人がフライを見失うこともしばしば。フライが枝に引っ掛かって無くなってたって気づかずキャスティングしていたりする。リーダーを針に通すのもひと苦労で、風が少し冷たい日などは指がかじかんでしまうと、もう糸を通せない。それでも今年の春はミッジで行ってみようと思う。
で、ミッジって何だ?「Midge(ミッジ)」を翻訳ソフトで和訳すると「ユスリカ」と出た。しかし、ユスリカは「Chironomidae」と書くようだ。wikipediaでの「Midge」を見たら「双翅目の幾つか」をミッジと呼ぶと書いてあり、「ユスリカ」や「ブユ」ハエの仲間などがあった(頁にある画像はブユがお腹いっぱいに血(?)を吸っているところ.........いやぁ、恐ろしい)。と、言うことで、分類学的にはカゲロウ(蜉蝣目)やトビケラ(毛翅目)の極小サイズは「Midge」ではないが、フライフィッシング的には「ミッジ」と呼ぶ、ということになっているんだと思う。

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Comment(4)

yuko:

Midge Ure かと思って、飛んできました。Midge Ure は、ウルトラヴォックス Ultravoxのボーカルです。フィッシング用語では、虫なんですね。

OIL:

yukoさん、どうもです。
フィッシング用語である前に、Midgeは虫の一部を指す言葉のようです。
Midge Ureっていうアーティストがいるんですね、ほほぉー。(←おじいさんだなぁ、これじゃ(^^;)

arrow:

僕がフライから渋々、ルアーに転向したのは、視力の低下でこのミッジが見えなくなったからでした。渓流の季節がまたやってきましたね。最近は海ばかりで・・・今年はまた山へ行ってみようかな。

OIL:

arrowさん、こんにちは。
そうなんですよね。ドライのミッジングは視力があるうちでないと...というのもあって今のうちに存分にやっておこうと思っています。もし那珂川水系に見える事があったらぜひご連絡下さいね(^^)

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2008年03月25日 11:55に投稿されたエントリーのページです。

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