渓流を釣り上がっていると堰堤にぶつかることが多い。堰堤や滝のように水が落ちている場所は水中の酸素が多く、流下物も多いので魚が集まるポイントになる。でも、僕はこういうポイントで釣れたことはあまりないんだけどね(^_^;)
この堰堤を登らなければ、この川はこれ以上釣り上がる事が出来ない。もっとずっと上流になら車で行けるけど、その間の川がどんな渓相をしていて、どんな魚がいるのか知りたいと思わないかい?流石に僕には鮭や鯉の滝登りのような真似は出来ない。堰堤横の斜面を見ると、ちょっと崩れた跡があるけど、登れそうだ。
あの堰堤の上の世界を見たくて、四つん這いになって斜面を登った。ちょっと滑ったけ大したことはない。もうすぐ堰堤を登りきる。大きな堰堤ではないけど見下ろすと其れ也に迫力があった。
堰堤の上の流れは信じられないくらい静かで穏やかな流れだった。
さっきまでの水が弾ける音ばかりの孤独な世界とは違う。鳥の声だけが聞こえる。木々が立ち込め倒木を跨ぎながら進む薄暗い流れから、ここだけに陽の当たるシークレットガーデンに来たみたいだ。今度はここにおむすびを持ってこよう。釣りも良いけどゆっくりと昼飯を食いたくなった。
川に入ると水中に土煙が立った。流れが緩やかだから、その土煙はいつまでも自分の周りを漂っている。こんな静かな水面を突き破るように魚が飛び出してくれば最高なんだけど、フライを投げても何の反応も無かった。そのちょっと先には、また岩のゴロゴロした流れがあった。その流れ込みでフライに魚の反応があった。こいつらあの堰堤を上って来たんだろうか。よし、今度はこの先の流れから釣り始めてみよう。
Comment(2)
おぉ!
これぞ
行動しない人には見れない景色!
おすそわけごっつあんです(*^_^*)
良い気分転換になります~
最近仕事漬けゆえ(@_@;)
続き
期待してますね~~
Author→ james佐々木 @ 2008年05月24日 01:32
@ 2008年05月24日 01:32
佐々木さん、こんにちは。
こんなエントリーしときながら、急に扁桃腺が腫れて38.8度.......
今は布団のなかです。いやぁ、ワイルドにはなりきれないんだなぁ(^_^;)
病院でいっぱい薬もらったから、それボリボリ食って、夜の仕事までには熱をさげるぞぉ!
Author→ OIL @ 2008年05月24日 14:39
@ 2008年05月24日 14:39