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パスキン、エコール・ド・パリの「リベルタン」/宇都宮美術館

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パスキン、エコール・ド・パリの「リベルタン」を見に宇都宮美術館に行ってきました。
パスキンを見るのは、たぶん版画科に通ってた時以来だし、これだけたくさんのパスキン作品を一度に見るのは初めてな気がするなぁ。やっぱり、パスキンって巧い。
向かいの展示室では河口龍夫の「無限への立ち位置−河口龍夫の1970年代」が展示されていた。奥の展示室には「関係―エネルギー」も展開している。河口龍夫の個展を見ると毎回、いつのまにか頭をフル回転させられている。僕の生まれた年に作られた「関係ーエネルギー」は36年経っても僕に御題を与えているようだ。
河口作品に耽っていると会場が俄に騒がしくなった。館長の作品説明を聞きながら足早に作品を見ている人がいる.......あ、見たことあるぞ、あの人......

厚生労働大臣だ。お付きの方が5人位いて、SPだったり、カメラでパシャパシャ撮っている人だったり、なかなか賑やかだった。彼らが去ったあと、イベントでもあるのかと会場の学芸員に聞いたら、何でもパスキンが大好きなんだそうでお忍びでいらしたそうですよ、とのこと....に、しては派手なものだ。プライベートもあんなじゃストレスたまりそうだ、可哀想だなぁ。
会場を出てるとエントランスにもSPが2人立っていて、玄関を抜けると黒いセダンが2台と黒いワンボックスが1台止まっていた。
ここの駐車場は公園の先にあってみんなそこから歩いてくるんだけど、彼らはそうじゃなさそうだ。この日は暑くもないのにアイドリングしているから、アイドリングは止めた方がいいですよ、注意した。もうすぐ出てきますんで、とお付きの方に流された。たぶん、そう直ぐには出てこないよ、さっき、レストランでコーヒー飲んでたもん、そう思ったけど止めといた。
山の中に住んで、テレビも見ずに川の中に立って居たりするからなのか、そんな風景が異様に思える。
うちの奥さんと並んで遊歩道を歩いた。
公園の反対側の道路を黒い車達が走っていった。

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Comment(6)

KARAKARAさんの文章には爽やかさやせつなさがあって、自分の中でしばらく失っていたなにかを蘇らせてくれました。
玉井さん流に・・・ サンキュ!!

OIL:

玉井さ...違った。いのうえさん、こんにちは。
お役に立てたとしたらBlogやってて良かったです(^_^) こちらこそ、ありがとうございます。

お付の人め!

流したな~^^;

ドイツでは
PAやSAの真冬でも
アイドルストップ注意しあうのに・・・

寂しいですね・・

OIL:

佐々木さん、こんにちは。
待人から、いいよ、僕が来てからエンジン掛ければ、って言われれば運転手さんたちもそれまで公園の木陰で休めるのかもしれませんね(^_^;)

運転手さんが
アイドルストップを進言し
『よくぞ言ってくれた!』とほめられる
日本希望です(^_^;)

OIL:

なるほど、それは生産者が消費者の安く早くという我がままに答えず、無農薬を提唱することにも似てますね。
それでも一部の消費者のニーズは時としてモラルを持った生産者へのプレッシャーやストレスになる事はあるだろう、と、この前、いのちの食べ方を見て思いました(^_^;)

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2008年07月17日 00:31に投稿されたエントリーのページです。

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