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屋根の上で転寝

20081107002.jpg20081107001.jpg張り終わった屋根の上に寝っ転がった。
まだ2時を回ったばかりだから夕方の寒さはまだない。波打ったトタン板もほんのり温かだった。

5、6歳の頃だったと思う。真夏に下関のおじいちゃんちに行った。
たぶん、家の中を走ったりして煩かったのだろう。おばあちゃんから「お昼寝しなさい」と言われたように思う。当時、僕の実家にはなかったクーラーがその家にはあった。ガラス戸で仕切られた一部屋だけが、嘘のように涼しかった。電気を消した薄暗いその部屋の畳の上におじいちゃんと寝っ転がった。僕が普通に横になったのを見て、おじいちゃんは「手と足を広げて大の字になりなさい」と言った。僕は大の字になった。そんなふうに横になったのは初めてのような気がした。解き放たれたような開放感があった。気持ちよかった。
今でも、たまに大の字になるとその時の事を思い出す。屋根の上で大の字になりながらそんなことを思い出していたら、少しウトウトしてしまった。たぶん、このところの寝不足があったのだろう。気がつくと冷えはじめた風に顔が少し冷えていた。おっと、いけね。
起きようとした時、屋根の上にいるのを思い出した。
斑に塗られた屋根のトタンと高さに目が眩み、へっぴり腰になりながら梯子を降りた。

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Comment(2)

ろじゃーす:

雪が来る前に完成させんとなぁ~~~

先週は店に寄る時間無かったわい。

OIL:

ろじゃーすさん、こんにちは。
いかん、屋根張ったらホッとしちゃってました...壁と窓がまだだったー。
朝は、もう茶臼の上は白いです。。

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2008年11月10日 11:00に投稿されたエントリーのページです。

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