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肉屋の惣菜

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ドラクロワ記念館を出て次なる目的地に向かおうという時に、通りでは魅惑的な香りを放ちながら肉の塊が回っていた。これは精肉店の店先に置かれた電気オーブン。丸鶏を回転させながら焼きつつ、滴り落ちる肉汁と油を下のトレイに敷かれたポテトが染込みながら焼かれている。なんて合理的な料理方法であると同時に視覚的にインパクトのある宣伝効果。他にもパック詰めされた美味しそうな惣菜がショーケースに並んでいたので見とれていたら「よ、ムッシュ、何にする?」と店員が寄って来た。このあとまだ美術館にも行くから惣菜は買えないなぁ....と思い、一度は断るも、やはり誘惑には勝てず鶏もも肉のローストを2個だけ買ってしまった(^_^;)
ちょっと小振りだから、と少し安くまでしてくれた。この後、この店先の路上で二人、鶏の脚に齧り付いたのでした。ガルルルルゥ........

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Comment(2)

昔は日本もこうでした~
こんなに芸術点は高くないけど
風情のある回転ロースターなど使っていましたね・・
今は何でもかんでも無駄を省き
効率化で無味乾燥・・
フランス人のほうが人生の味わいをまだまだタイセツにしていますね、映画で見たフランスがまだ健在で嬉しいです。

路上でかぶりつくお二人はきっと絵になっていたでしょうね~
ブレッソン風にモノクロで撮りたいものです。

OIL:

佐々木さん、どうもです(^^)
いやぁ、あれはきっと獣ですよ。たぶん猿。骨しゃぶっちゃってるんですから、道端で(^_^;)

話は逸れますが、都内のある美術館に行くとき、いつも通る商店街があるんですけど、そこには焼き鳥屋があって、ガラス戸の中に並んだやつを注文すると焼き直して渡してくれるんですよ。真夏の炎天下には中国産だとおもうんですけど鰻もあって200円か300円だったかな。浅黒く焼けた恰幅の良いおばちゃんがじっとりと汗をかきながら漏れるような声で「暑いねぇ.....」って言いながら鰻を火の上で転がしてくれるんですけどね、それが何だか良い眺めでもあるんですよね。で、また炎天下の路上の鰻が美味い。

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2009年02月09日 22:18に投稿されたエントリーのページです。

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