永瀬恭一さん企画の「組立」を見に、新宿のphotographers' galleryへ行ってきた。
この展覧会のコンセプトは変わっている。下記コンセプトは「組立」のサイトから抜粋。
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展覧会を、思考の組立作業として捉え直す試み。
・異なるものが接点を持った状態を「組立」と呼ぶ。
・交流はされない。交渉がされる。
・同意の捏造はされない。違いの分析がされる。
・組立てられたものは解体される。
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表現には個性がある。このコンセプトの表し方もそのうちの1つだろう。
鑑賞者にとって、作品や展示方法から表現の素となるビジョンやコンセプトが見出せないと、それは禅問答のようになる。それを意図的に行う人達もいる。そういう部分が、リアルタイムな美術にはある。
この企画を組み立てる複数の人が得たものが表現に還元されたものを見たい。
組立
http://d.hatena.ne.jp/nagase001/20090122