昨日の午後から降りはじめた雪は20センチちかく積もった。
気温が低いからサラッサラで、握っても固まらず掌から溢れ落ちてしまう。
朝陽は澄んで眩しく、
不規則に吹く那須山からの強風に雪煙が立ち、それが陽光に照らされてパラフィンのようにキラキラ輝く。
眺めているに飽きることない光景だった。
雪かきはしなくっちゃいけない。
でも、何年か前から使っている固いプラスチックで出来た雪かきスコップが割れてしまった。
ホームセンターに行ってみるも、この雪で売り切れ。
ま、いいか。今日は。
辺りが薄暗くなりはじめた頃、また雪が降り出した。
きのうよりも少し大粒の。大量の。
降り止まないんじゃないかと思わせる。
この圧倒的で、どうしようもない自然の力がいい。