夏には南国を想わせるような花を咲かせるムクゲ。
那須みたいに冬寒い場所でも毎年大きくなっている。
そもそもこのムクゲ、那須に越してくる前の借家の庭に生えて来たやつなんだ。
何でいきなりこんな木が生えて来たんだか。
箒を逆さにしたような枝っぷり。
その先に何か付いている。
低い枝にも付いてるから顔を近づけて、見る。
放射状にぱっかり割れている。
種を飛ばした後のさやみたい。
こいつ、種飛ばすのか。
だから庭にいきなり生えて来たんだ。
手に持っていたiPhoneでムクゲの種をネット検索をして種の画像を見る。
風に乗り易くするためか種に毛が付いてる。
なかなかおもしろい形。
毛とツルツルっていうのはパンクだな。
思い出した。
今年はなかなか寒くならなかったから、ムクゲはいつまでも花を咲かせていたんだ。
急に冷え込み、葉は落ち、青い蕾だけが残った。ように思っていた。
あれは枯れた蕾じゃなくて実だったんだ。
つぎの秋は実を観察しよう。