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ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ

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ロンドン中心部のピカデリーにある国立芸術学校The Royal Academy of Artsロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ(王立芸術院)に行って来ました。中庭に立っている絵筆を持った銅像は初代校長のサー・ジョシュア・レイノルズなのだそうだ。
ここの企画展は評判が高く、今まで注目の展覧会情報を見るとロイヤルアカデミーだったりすることは少なくなかった。人気のある企画展のチケットは当日並んでも購入出来ないことがあるくらいらしい。
イギリスの国営の美術館や博物館は無料だけどここの企画展は有料。このロイヤルアカデミーは王立と和訳されているけれど国王や政府からの援助を受けていないそうで、こういった企画展も収入源のひとつになっているのだそうだ。
この時の企画展は"Pioneering Painters: The Glasgow Boys 1880 – 1900"と今も開催中の"Modern British Sculpture"の2つ。グラスゴーボーイズを見たいと思ってインターネットから予約しようと思ったんだけど、住所を入力する際に日本の郵便番号だとエラーが出ちゃって上手く予約する事が出来なかった。平日のチケットは残ってたけど週末は完売に近かった。当日行ってみて、チケットがあれば見るか!と、運頼みにしてみた。
当日、モダンブリティッシュスカルプチャは並ばずに買えるみたいだったけど、グラスゴーボーイズはチケット待ちの行列が出来ていた。でも20分くらい並んだけで当日券を買う事が出来た。よかった、よかった(^_^)
会場は想像した通りの人集りだった。
グラスゴーボーイズと呼ばれるスコットランドのグラススゴーに集まった若い画家達による、牧歌的で穏やかな風景と繊細な人物描写は特に高い年齢層に人気のようだった。共同制作の作品は、上手く表現の個性がコラボレートされていて印象に残った。それぞれに個性はあるけれど、影響し合い夫々どこか似ているのか、一枚の作品に違和感を持たせず、いい感じで複雑味を増しているように思った。
田舎の風景の中で可愛らしい子供を描いた作品の前に立っていると、隣りや後ろから、オー!ラブリー、オー!ラブリー、と聞こえて来た。
会場で僕も真似して、オー!ラブリー、と言ってみようかと思ったけど止めておき、このあとに寄ったパブで出されたビールの前で呟いてみた。スルーされたけどね。

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2011年02月23日 18:16に投稿されたエントリーのページです。

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