
宇都宮美術館から移動して栃木県立美術館の「光あれ!光と闇の表現者たち」展へ。
栃木県在住の現代の作家の作品を、昨年の震災の前後を意識させながらの展示。
面白かったのは無料の音声ガイドがそれぞれ作家本人へのインタビュー形式によるものだったこと。作家は解説者ではないので美術関係者でない人に話すことを想定して分かりやすい言葉を選ぶとは限らない。自分の作品を言葉で説明しなれている人もいるけど、美術で表現しようとしたことを美術よりも巧みでない言語で表現しようとして余計に分かり難くなる人もいるだろう。あまりにぶっちゃけた話も魅力的な作品のイメージを半減させることがあるかもしれない。
いずれにせよ、インタビュアーとの会話を聞きながらの鑑賞は、作品だけよりも印象に残りやすく、知り合いの作家の展示を見た後に喫茶店で話しているような感じでもあった。
柄澤齋さんの「この星の名は苦文(にがよもぎ)といふ」は、地震の前にも何度か見たことがあったけど、以前とは印象の重さが違う。これが鑑賞者である自分の変化なんだな、と思った。
クワクボリョウタさん、荒井経さんの作品、よかったな。
帰ろうと思ったらドシャ降りの雨。