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プラド美術館を満喫するため国立美術館カードというのを購入してみたのだ。

  
優雅な海外旅行とはちょっと違う 僕らの美術館巡りですから、
旅費は後から働いて返すようなものなので、いかに経済的に美術館を回るか、というのがいつも頭にあるわけです。
とはいえ、スタンプラリーみたいな作品鑑賞では得るものがないわけで。

美術館は国や地域によって、
高かったり安かったり、
時間限定で無料だったりいつでも無料だったり、といろいろですよね。


今回のマドリードの美術館のイメージは、
主要な3大美術館の入場料が ちと高い、
それ以外の美術館の入館料が安い、
曜日や時間指定で入場無料になる美術館が多い、です。


そこで先ず選択肢に上がるパセオ・デル・アルテ Paseo del Arteという主要3大美術館共通チケットなのですが、25.60ユーロで、
・プラド美術館
・ティッセン・ボルネミッサ美術館
・レイナ・ソフィア芸術センター
が1回ずつ入れます。

・プラドが15ユーロ、
・ティセンボルネミッサが12ユーロ、
・レイナソフィアが8ユーロですから
合計35ユーロなところ9.40ユーロもお得なわけです。


しかしプラドなんて1日じゃ回りきれないでしょ。
美術館好きなら2日以上行きたいと思うわけです。(←そんな人 少ないかな?)


ちなみにこの3つの美術館が無料で見られる時間帯は、
・プラド美術館が18時以降無料、
・ティッセンボルネミッサ美術館は月曜無料、
・ソフィア王妃芸術センターは日曜14時以降無料です。

3館との無料の時間帯に合わせれば最もローコストですが、プラドは無料時間の1時間くらい前から行列ができていました。。

じゃ、2回見たい美術館だけ無料の時間帯に行くという手もありますね。


ところが、僕らが選んだのは、
列に並びたくないし何度も美術館に入れる国立美術館カード Tarjeta anual de Museos Estatalesなるものを購入してみることにしました。
ガッツリ美術漬けコースです。

有効期限は1年間で、
・プラド、
・レイナ・ソフィナ、
・国立考古学博物館、
・セラルボ美術館、
・アメリカ美術館、
・衣装博物館、
・ロマン派美術館、
・ソローリャ美術館のほか、
マドリード以外でも行く予定にしていたトレドの
・エルグレコ美術館、
・サファルディ博物館にも入れます。
マドリードに居られるのは1週間なんですけど。。

......あれ、ティッセンボルネミッサが入ってない......そう、そこが玉に瑕なんです。笑

国立美術館カード Tarjeta anual de Museos Estatalesは36.06ユーロ。
微妙に高いけど、プラドに3回も行けば得じゃない?という美術マニアっぽい判断です。笑
これにティッセンボルネミッサが12ユーロで、48.06ユーロ。

終わってみれば、
国立美術館カードで入ったのが、プラドに4回、ソフィアに2回、ソローリャ、エルグレコ、サファルディに1回ずつ行きましたので、もし全て正規料金で入ったとしたら、85ユーロということになります。ティッセンボルネミッサの12ユーロも足すと97ユーロ。

約49ユーロ安くなったということになりますが.........

これが本当にお得なのかどうかは分かりません。笑


国立美術館カードを作るには、旅行者の場合パスポートが必要です。
スペインに住んでる人ならIDがあるそうで、それを記入する欄がパスポート番号になるからです。各美術館に入場する際はパスポートの顔写真との照合が必要になります。ラテンのルーズなイメージとは違って、かなーりしっかりと確認します。

僕らはソフィアの受付でカードを作りました。
受付でこのカードを作りたいと言ったら、何度も本当に良いのか?見るのは一回だけじゃないのか?本当にいいんだな?と確認されました。
カード作成にはちょっと時間が掛かるので、その間、その窓口はクローズ、複数の窓口があったから良かったけど、小心者なのでちょっと申し訳ない気もします。汗

いつもながら、極々一部の人にしか参考にならない情報をお送りしました。

......説明がこんなに長くなるとは思わなんだ。


20180222001.jpg

これが国立美術館カード Tarjeta anual de Museos Estatalesです。


プラド美術館は展示室内撮影禁止ですので、作品の撮影はできませんでした。


20180222002.jpg

大通りに面して聳えるベラスケス先生です。
こちらの入口は閉鎖されていますので、左に進み建物に沿って曲がります。


20180222003.jpg

ゴヤ君です。


20180222004.jpg

ゴヤ君の向かいにチケット売り場があります。
国立美術館カードを持っていても、ここでチケットをもらう必要があります。


20180222005.jpg

チケットを受け取ったらまた左に進み、大通りからみた裏側に入口があります。
午後に来た時は、チケット売り場の上の入口から入りました。

どちらにもセキュリティチェックがありました。


20180222006.jpg

この先に企画展示室。
この時は"Fortuny"フォーチュニー展でした。


ご存知の方も多いと思いますが、
プラド美術館のコレクションは ほぼ絵画です。

展示室内撮影不可なので記録は残せませんでしたが、
ベラスケスのラスメニーナスと、ゴヤのブラックペインティングシリーズは滞在中何度も見ました。

他にもフラアンジェリコの受胎告知や、ボッスの部屋も必見、
ルーベンスやティッツィアーノ、エルグレコにスルバランと見所たっぷりです。

1日目に企画展と一階部分を見ましたが、開館から6時くらいまで見て最後の方は集中力が低下。
2日目に開館から5時くらいまで2階部分と初日の最後のあたりをもう一度。
これでほぼ回れた感じです。
3、4日目は、3時間くらいずつブラックペインティングとラスメニーナスを見ながら他の作品を見る感じで過ごしました。


20180222007.jpg

Museo Nacional del Prado
https://www.museodelprado.es

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2018年03月26日 23:09に投稿されたエントリーのページです。

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