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10年ぶりの大きな地震と映画とかたむいたマーヤ


↑Click pics to enlarge.
 
 
昨夜の福島県沖を震源地とした地震で被害のありました方々には心からお見舞い申し上げます。

また殻々工房にも安全をお気遣いくださったメール等いただき、誠にありがとうございます。優しいお気持ちに感謝しております。
 
 
そういえば2011年の地震の時のカラカラの被害は、グラスなど少し割れたものの酒瓶は無事で、多くの方が余震のなか心配して見に来てくださったにもかかわらず、その被害の少なさに なーんだという少し残念そうな笑みを浮かべていらっしゃいましたが、そうしてお互いに笑えることが日常の楽しさのひとつなんだなと思ったものでした。
 
 
昨夜は新型コロナの時短営業中ということで9時に閉店、11時には酩酊しておりましたので、揺れたところで何もできず、あぁ、これはもしかして10年前よりも大きな......と妄想しながら、そうなったらそうなったで仕方ないか、思いながら、せめてグラスの中の赤ワインは飲み干そうと手を伸ばしました。

その時、たまたまamazonプライムで見ていた映画が、レビュー評価が妙に高くて気になっていたフランスで実写化した映画「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」。原作や日本でのアニメシリーズのファンにはたまらないのでしょうが、いやぁ、くだらない。笑
それはそれで良いのですが.....僕はひょっとしたらこれを見ながら死ぬのかな、と思うと、少し無念だな.....思いました。

揺れが収まるなかで感じた安堵は、人生最後に食べる食事や、映画や、小説などを聞かれることはあっても実際に何だったのかはこうやって決まるんだな、という現実と、僕にはまだ選ぶ時間があるという、今よりも先の時間を感じたことでしょうか。
 

ま、そんなこと気にしながら生きてられませんので、近いうち吹替版も見ちゃおうかなぁー。


朝になり、あらためて被害をチェック。
壊れたものは何もなく、ギャラリーでの展示作品のひとつ、米倉万美さんのマーヤだけが傾いていました。
絵の中のマーヤが枝から落ちてれば、揺れの大きさが推測されそうなものなんだけど。
彼女は見ため子供ですから、気が利かないのは仕方ない。
 
 
まだまだ余震の心配があるそうで、気を引き締めて晩酌の映画を選びたいと思います。
 
 

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2021年02月14日 12:34に投稿されたエントリーのページです。

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