伊香保から沼田を経由して金精峠を越え日光へ。
戦場ヶ原はいつも車で通り過ぎるだけでしたが、コロナ禍で息苦しい日常、ゆっくり歩いてみたくなりました。
あまり山歩きの服装じゃないので、日光湯元ビジターセンターおすすめハイキングコースにすることにして、赤沼の駐車場に車を止め赤沼自然情報センターでコースを確認。
美しい景色で目の保養と新鮮な空気の補充です。
掲示されたマップをスマホで撮って行くのを推奨とのこと。
確かに印刷するよりその方がエコだわ。
小田代橋から小滝までの木道が通行止めだそうで、土の道の迂回路を通って小滝を見てから湯滝を登って湯ノ湖を回ってみることにしました。
帰りはバスで赤沼まで戻って来れば楽ちんジャン。
トイレを済ませてレッツラドン!
うちの辺りも一応日光国定公園ですが、やっぱり標高違うしこっちはまだ新緑です。
ここが赤沼分岐点か。
今はとても人が少ないけど、人気の日光だけあってハイカーが多いのでしょう。
全体的にとても歩きやすいですね。
ズミの花が咲きはじめだそうです。
湯川に沿って歩くので、川が好きな人にも嬉しいですね。
川のあちこちでフライフィッシャーを見かけます。
ラムサール条約に登録された湿原は倒木もそのまま自然として扱われて、枯れてゆくものと新しい命のつながりが見えます。それでいて混沌としていない美しさがあるので枯れることにも清々しさを感じました。
戦場ヶ原はワタスゲが咲いていました。
近くにいらしたハイカーの話では例年よりも早いそうです。
みんなマスクをして歩いていますが、たまにズラして新鮮な空気を吸っているようです。
そろそろ戦場ヶ原も終わり。
パノラマで撮ってみた。
あちこちでズミの花が咲いていました。
木道の先、左にあるのもズミの木です。
泉門池から迂回路に入りました。
泉門池で引き返す方もちらほら。
ここから国道に出れば光徳入口のバス停ですね。
木道が終わり けもの道へ。
あ、熊鈴持ってきてないや。
ということで鐘を鳴らします。
なんとなくロッキーを思い出してやる気が出る。
小滝到着。
ここで釣りしてる方々は、魚を釣ることよりも毛鉤を流しているのを楽しんでいるように見えますね。ガツガツしてないというか。
湯滝到着。
いやー、きれいだな〜。
湯滝の横の階段を登ります。
湯滝の落ち口。
登り切ったら湯ノ湖が広がりました。
湖の西側をぐるっと歩くことにしました。
紫色のレンゲツツジが咲いています。
シャクナゲも少し見られましたが終わりっぽいです。
湯元に到着しました。
赤沼から3時間ちょっと。
湯元ビジターセンターでバス停と時刻表を見たらちょっと時間があったので足湯でバス待ち。
こりゃいいわ〜♨︎
湯元が始発の東武バスに乗って赤沼まで。430円。
せっかくの連休だし、日光で1泊することにしました。
温泉にも入りたいし、、、と楽天トラベルで検索して中禅寺金谷ホテルの栃木県民限定割引プランを発見。
そうだ、貯めた楽天ポイントを大放出してしまえ。
ダムの放水のように。
頭の中で放流のサイレンが響きます。
山小屋や山荘を想わせる素敵なホテルです。
フロントも柔和で落ち着いた雰囲気で広すぎないのがまた心地よくもありました。
部屋についてるバルコニーがいいですね。
食前、食後に1杯やりました。
温泉は離れにあって湯元の硫黄泉の源泉掛け流しというのがとても嬉しい。
露天がとても気持ちよかったです。
内湯のほうがとろっとした手触りでした。
居心地のいいレストランです。
夕食はお肉のコースと日光の鱒を使った魚のコースから選べたので、魚のコースにしました。
前菜一皿め。
コース全体が奇を衒わずクラシカルな印象です。
猪のテリーヌとバルサミコのソース。
ナスと長ネギがスープを吸っていて美味しかったです。
湯葉のゆず味噌ソース。さすが日光。
奥にはレンコンのムースでした。
ポタージュのような香りに蓮根のシャキシャキした触感。
かぼちゃのポタージュ 珈琲風味。
パンとバターと白ワインが美味しくてボトルが空いちゃいそう。
鱒重 金谷ホテルスタイル。と、メニューにありました。
鱒の香りを残しながら蒲焼のような鱒の下には、タレを纏ったお米があります。
強めの山椒の香り。
付け合わせのエシャレットのフライがアクセントになって美味しかったです。
そういえば、フレンチのコースでお米を食べるのって久しぶり。
フレンチのコースにお米が使われるのて日本っぽいというか、大正、昭和っぽいというか。日光の持ってるクラシカルなイメージとよく合います。
デザートもいただき久しぶりにゆっくりさせていただきました。
朝食はオムレツ。
早めにチェックして東照宮へ。
GoogleMapだと、あちこちに駐車場があって何処が良いのか分からないので、ホテルのフロントで東照宮近くのおすすめの駐車場を教えてもらいました。
さすがコンシェルジュ。バッチリです。
ありがとうございました。
ぜひまた泊まりたいホテルと戦場ヶ原トレッキングでした。