スモーカー、のようなものを作った。
材料は、もう使い道のなさそーな2×6の端材。
以前、アウトドアグッズを売る店で金属製のスモーカーが展示してあったのを、好奇心で飛び跳ねて中を覗いた時のこと。その内側にはタールがべっとり付いて、干からびた鱒だかなんだかがぶら下がっていた。使用を重ねるとこんなんなりますよ、というディスプレイだったのだろうが、カルト教団の雰囲気さえ漂う、実に恐ろしいものであった。
その時からスモーカーを持つなら木製か煉瓦製にしようと決めていた。2×6なら分厚いから、中の温度を管理し易いのではないかと考えた。スモーカーは使い勝手のいいようにバージョンアップさせていくことになるだろうから、まずは端材で充分充分。
中はこんな。鉄棒が2本と網棚。カセットコンロと油受け。
上からも開けられるよ。
名付けてオカモチスモーカー。まいど。
塩漬けにされていた豚バラブロックが冷蔵庫から出所。Sカンを刺し風乾。今回スパイスの類は一切使わず塩だけでトライ。
ついでに鯖の文化干しも風乾、それでもスペースがあまるからプロセスチーズとシシャモも用意。
これらを出来立てのスモーカーに入れて、桜のチップで燻す。
4時間後、こんな感じ。スモークは極々弱めにした。物足りないような気もするがクドイよりはいいかな。