宇都宮美術館で"ノリタケデザイン100年の歴史・オールドノリタケからディナーウェアまで"を見てきました。それほど興味があった訳ではないのですが見てみると思っていたよりも面白かったです。展示された古いデザイン画の多くは花などの植物なのですが、実際には立体になる筈の壷のシルエットが枠として紙の上に抜かれ、そのなかに精密なボタニカルアートのような描写がありました。奥行きも豊か、装飾というよりもそれは絵画で、僕には立体と平面の妙なアンバランスがあるように感じてそれが面白かったです。帝国ホテルのフランク・ロイド・ライトデザインのカップ&ソーサーもいいですね。値段も手頃だし、ほしいなぁ。