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jomonの鯛

20080516001.jpg
尾鷲のjomonの平山夫妻からjomonオリジナルの干し鯛を戴いた。
jomonカフェといえば野草と縄文鍋を使った土器料理、というのは去年までの話のようだ。今では縄文料理に加え、今年、三重県のバイオトレジャー(生物知財)発見事業の活用プラン部門で優秀プランに選定されたjomonの「生ハム作りシート」によって作られた生ハムや鯛ハムはもちろん、熊野灘の漁港に水揚げされる魚たちを塩漬け、乾燥、熟成させた保存食まで開発されている。保存食....もはや、ただの縄文ではない。
尾鷲の食材を尾鷲の海洋深層水で包み生ハムを作る。とてもシンプルで素晴らしい。製塩する途中段階の海洋深層水にjomonガーデンの野草の香りを加えれば「jomonソミュール液」も出来そうだし、これからの広がりも期待させるメニューだと思う。
今回頂いた鯛は全長34cmの立派なものだ。おそらく製法としては「鮭とば」に近く、食感と旨味は干しカワハギに近い。熟成香も上品で程よくこれはかなりの珍味だと思う。これを干し鱈のように水で戻してリゾットを作っても贅沢で旨いものが出来そうだなぁ。
今日はこの鯛で一杯頂きます。ありがとうございましたm(_ _)m

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Comment(2)

一時間以上、那須karakara写真館の鯛を眺めながら、思いを巡らせていました。そうだ!いやいや、なるほど!野草の香りを加えたjomonソミュール液を作ってみよう。

日本列島の海、山、川、都会にもいろんな食材があります。その土地、人々、伝統の「保存食」に応用できます。出来上がったnew「干し○○」や「△△漬け」の物々交換ができたら、面白いこと間違いなしです。

材料はそろってるし善は急げです。過分なお褒めの言葉ありがとうございました。

OIL:

jomon人さん、こんにちは。
さすが理系のjomon人さんだけあって開発へのエネルギーは刺激になります。
これからがまた楽しみですね(^_^)

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2008年05月16日 23:40に投稿されたエントリーのページです。

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