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ウルビーノのヴィーナス展/国立西洋美術館

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国立西洋美術館でのウルビーノのヴィーナス展、最終日の前日に滑り込みセーフ。開館時間よりちょっと早く着いたのに門の前には入場待ちの列が出来ていた。開館後も入口では館内の混乱を避ける為に入場制限を行っていた。
この日、上野公園には学校の旅行らしき制服を着た学生が多かった。グレーの制服を着た小学校低学年らしき女の子がティッツィアーノのヴィーナスのポスターを指差しながら「デブだ!デブだ!」と叫びながらニコニコキャッキャッと走り去った。
君たちにはまだ解るまいなぁ...........
入場待ちの列の中には中学生らしき短髪の男子学生3人組もいた。
彼らならもう理解出来るだろう。もし、彼らの鼻から血液が垂れるようなトラブルが生じれば、僕は、さっき駅でもらったパチンコ屋のティッシュを差し出そうと思う。
僕らもエントランスを通り会場に入った。予想外にもそのトラブルはこの僕に........そんな訳ないでしょ。

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Comment(12)

iGa:

上野の山は修学旅行の生徒達が多かったですね。
今回の展覧会で気になった絵はカラッチの「ヴィーナスとキューピッド」ちょっと中性的なヴィーナスが倒錯的に見えました。(^_^;)

OIL:

確かにカラッチのヴィーナスは逞しく、しかもキューピッドはちょっとオヤジ顔(?)こ、これは........と、思いますよね。
女性の身体と男性の筋肉をミケランジェロによって与えられたカラッチのヴィーナス、善悪の仮面と堕ちた彫像、テーマであろう"愛"に深みを持たせますね(^_^;)

yuko:

前の前の上京のときに、ここに入りました。この当時の女性の体型。顔はちっちゃいけれど、おなかまわりがかなりふっくらしてるなって思いました。

strawberryfields:

えっ、東京でニアミス…でした。

iGa:

それはポントルモ(ヤコポ・カルッチ)の方で、アンニバレ・カラッチの天井画として描かれた絵の方です。16世紀後半でバロックというか、既にロココ的な...感じもする絵です。

OIL:

yukoさん、こんにちは。
いやぁ、この頃の絵画に登場する女性は8〜9頭身ですからねぇ。
もちろんモチーフはローマ神話の神々ですが、実際もそうだったりするのかもしれませんね。

OIL:

strawberryfieldsさん、こんにちは。
杏奴ママから出張のお話ちょっとだけ伺いました。お気をつけて〜 (^_^)/

OIL:

iGaさん、すみません。完全な早とちりでした(^_^;;
あのヴィーナスは美しく倒錯的ですね。バロックに通じる洗練されたアンニバレの古典主義にロココを見るというのはiGaさんの眼力の強さを感じます。

OIL:

strawberryfieldsさんへ
あれ?僕は勝手にstrawberryfieldsさんをあの人だと思い込んでコメントを返したんですが、今、厨房長からどうして分ったの?って聞かれて、何ひとつ根拠がないのに気がつきました。間違ってたらゴメンナサイねm(_ _)m

strawbrryfields:

こちらこそ、ごあいさつもなく突然のコメント失礼いたしました。わたくし、あのースワンタッチの夫人です。

実は同じ日の同じくらいの時間に西洋美術館でニアミス!びっくり。東京にいながら、なぜか最終日に駆け込むことが多いのです。
あれやこれや見たいな~と思いつつ、スケジュールとカレンダーを交互に見つめながら、おーっ終わってしまう…行くぞ!と。中には終わってしまったのかーということも。
でも「よさそうだなー」「行きたいな~」という期間のわくわく感や期待感がまたいいんですね。
だいたい駆け込みで見ることのできた美術展は当たりです。

これからもstrawberryfieldsをよろしくお願いします。
厨房長、気づいてくださってありがとう。

OIL:

strawberryfieldsさん、大変失礼いたしましたm(_ _)m
たしか前回コメントいただいた時カタカナだったような気がして勝手に違う方と......またまた早とちりでした(^_^;;;
厨房長には私からも。

strawberryfields:

そ、そうでした。前回カタカナで…。
私のうっかりでした。m(_ _)m (^_^;;;

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2008年05月20日 10:18に投稿されたエントリーのページです。

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