りんどう湖ファミリー牧場にメリーゴーランドがあった。夕方6時過ぎ、薄暗くなってきた湖畔のメリーゴランドが寂しげで美しくiPhotoを取り出して写真を撮った。
この日はお盆の中日だったからだと思う。明かりが灯り回るメリーゴーランドを眺めながら、何となく走馬灯を思い出していた。昨年に祖母と義母が逝き、位牌と一緒に家に帰った時の、薄暗い部屋で回る走馬灯が印象的だった。なんだか華やかで、赤ん坊の上に吊るすガラガラみたいだな、と思った。なのに、この"メリー"ゴーランドが寂しげに映るなんて少し可笑しいや。
走馬灯は昔からコンセントを差し込んで回すものではない。元々は蝋燭の炎により暖められた上昇気流を上部に取り付けられた風車が受けて、2重構造になっている灯籠の内側を回転させるん仕組みになっている。これと似た構造をしたものにスモークジャックがある。
スモークジャック(smoke jack)とは、暖炉の煙道に羽根車を設けて、薪で火を焚いた時の上昇気流を捉えて動力を取り出す装置。中世ヨーロッパの酒場では暖炉で調理中のあぶり肉などを自動で回転させるために使われていたらしい。
以前、写真で見た古いお屋敷の庭の石塀際にバーベキュー台があった。その炉台の上には、ちょうど左の画像の空洞部分のようなダクトが石造りであって、僕はその仕掛けをいつか真似出来ないかと思っている。バーベキューをすると煙に襲われることがある。それに耐えながら焼き続けるより、壁を設けて煙突を作り、煙を背丈より高い所に出してやればいい。その時に、スモークジャックも付けられたら楽しいな。炙り肉というより燻し肉になりそうな気もするけれど、バーベキューに付きものの残り火も有効活用出来そうだ。
Comment(2)
すごい話のとび具合ですね・・・おもしろいですけど(笑)
Author→ sugo @ 2008年08月21日 12:23
@ 2008年08月21日 12:23
すごいでしょ(^_^)v
Author→ OIL @ 2008年08月21日 12:32
@ 2008年08月21日 12:32