パリの中心地はアスファルトで舗装された道路が多くて、ちょっとオシャレな路地に入ろうものならブランド服のブティックが並んでいたりするから、東京のどこかにいるのとそれほど違わないじゃないの、なんて思ったことがある。その点、たぶんモンマルトルは昔の雰囲気を残した街なんだろうな。見る風景のあちこちが、ユトリロの絵、そのものって感じだった。
かつてたくさんの芸術家が住み、酒を飲み、芸術の生まれた街だ。たくさんの似顔絵描きがいるテアトル広場から、ぶらーり散歩してみた。サティの家の前を通り、ブドウ畑、そして、ピカソ、マティスやモディリアーニ、ドガなどが暮らしていた共同アトリエアトリエ洗濯船跡も通りから眺める。ちょうど100年前、ここで「アヴィニヨンの娘たち」が創られたんだなぁ。ゴッホの家の前にはオーガニック食材屋さんもあったので、ここでもちょっとお買い物(^_^)
これがブドウ畑。
そういえば、パリにいる間、ずっと街中にいたから畑を見たのはこの一度だけだったな....。
今まで絵画のなかで良く見ていた風車(ムーラン)が見られたのも嬉しかった。
ムーラン・ラデとムーラン・ド・ラ・ギャレット。こんなに静かなこの場所も、かつてはルノアールの描いた"ムーラン・ド・ラ・ギャレット"のように賑やかだったんだなぁ。
そして何と言ってもムーラン・ルージュ。
今でも中でショーを見る事が出来るし、そんなツアーもあったけど、お高いから外から見るだけにしときました(^_^;)
ガラス戸の外から覗いてみたりはしたけど(^_^;)