水戸の茨城県近代美術館で「眼をとじてー"見ること"の現在ー」展を見て来ました。この日は入場無料ということで、ラッキー♪
河口龍夫の「闇の中のドローイング」体験は面白かったな。河口龍夫作品と同じように暗闇の中で鉛筆でドローイングしてみるのだ。
線を引いていると鉛筆を握っている指から紙までの距離が分からなくて、今こんな線を引いていると、いう実感がないから何だか不安だった。面を作ってみる。色の濃淡を指先だけで感じながら描いているととてもセクシー。気持ちがいい。点を打ってみる。線に比べると、1回の行為に掛かる責任が少ないだけ気が楽。打撃による振動が指先に作っている実感を与え安心する。点で線を作ってみる。線を引いた時よりも描いているもののイメージが頭に浮かんでくる。イメージは実物と同じではないけど。
紙全面に大きく描かず、チマチマ描いていたけれど、自分の触覚を確認しながらの作業は面白かった。
しかし、この体験のコンセプトは、目に見える自分の描いた線に束縛されずに自由に気持ちよく絵を描くことにあるように思う。でもそれって僕には慣れるまでちょっと辛い作業。それが束縛なのかな。
この展覧会のテーマは以下、HPより抜粋。
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これは「見ること」を問い直す展覧会です。
私たちの眼は、日ごろ、見えるものにとらわれ過ぎてはいないでしょうか。見えないもの、見ることができないものがあることを意識して見るとき、視覚体験は見るものをこえて豊かに開かれていくことでしょう。それは単純に想像の世界というものでもありません。視覚の束縛をこえて、世界を「見る」ことを追求した12人の近代、現代の作家を紹介します。
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Comment(2)
お休みはよく美術館に行くようですね☆
素敵です、さすがです、工房長!
こないだブログにのってた森美術館へいこうとしましたが・・・
前日にちょうど終わってました。。。残念
なので初!歌舞伎(一幕見)と原美術館に行ってきましたよー♪
Author→ むー。 @ 2009年11月17日 22:03
@ 2009年11月17日 22:03
むー。さん、どもです!
原美術館いいですねぇ♪あそこに行くとお茶したくなっちゃう(^^;
そういえば原美術館のコレクションにもアイウェイウェイがあったような.....随分行ってないなぁ〜。
Author→ karakara @ 2009年11月18日 12:42
@ 2009年11月18日 12:42